二十四節気の1つ霜降とはどんな季節?風邪予防になる食べ物って何?

はじめに

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霜降り肉…、
世界で日本人だけが愛好するお肉と呼ばれることもありますが…
美味しいです。

今日は、二十四節気のお話です。

秋の最後となる第18番目の霜降 ( そうこう ) についての話題です。

晩秋、冬の一歩前。

どんな季節なの?

風邪をひきやすいって?

美味しく食べておくお料理は、どんなものが良い?

この辺りをテーマにしたお話です。




二十四節気の霜降とはどんな季節?

二十四節気も18番目。

秋の暦の最後を飾るのは、霜降です。

この頃合いになりますと、朝方に道端の土に霜が降りて、
薄っすらと白く光って見えるようになります。

土や草と朝晩の温度差が霜となって、光が反射して光って見える現象です。

温度差は、朝方の冷え込みが最低気温で…
寒さをとても実感しやすくなる頃です。

さて、二十四節気をさらに3分割した七十二候を見てみましょう。

□ 霜始降
… しもはじめてふる …
10月23日頃~27日頃
… 霜が降り始める頃という意味。
□ 霎時施
… こさめときどきふる …
28日頃~11月1日頃
… 小雨がときどき降る頃という意味。
□ 楓蔦黄
… もみぢつたきばむ …
11月2日頃~6日頃
… もみじや蔦が色づく頃という意味。

霜降の頃をイメージ出来ましたでしょうか?

もみじに蔦…もみじは楓 ( かえで ) とも読めます。

有名な、
♪あきのゆうひに てるやま もみじ~♪
と続く秋の代表曲、小学校唱歌の1つは、七十二候を元に作られたんでしょう。

作曲者さんの豊かな作風と、深い文化への造詣が伺われるところです。

二十四節気の霜降は風邪を引きやすい頃?

霜降の頃は朝方に、冷え込みが感じられるようになる頃。

そして雨がときどき降るので、
油断して体を濡らしてしまい、
冷えた結果、風邪を引きかねません。

一方で、寒さの恩恵を受けて、
紅葉がグッと深まり秋の景観を賑わせるので、
日中はお出掛けやレジャーに最適となります…。

こんな様子が目に浮かんできます。

あれ?と私が思ったのは、
霜降の頃って秋冬の入れ替え、季節の変わり目だし…
七十二候も全部、風邪に注意ってことではないか…ということです。

朝の冷え込みで風邪を引きやすく、
雨に濡れて体を冷やしやすい、
お出掛けすると、大気の乾燥し始めた爽やかさに、
つい楽しくて疲れを溜めてしまったり…。

ほら、やはり風邪を引く要素が、満載の頃合いでしょう?

霜降の頃は、

□ うがいと手洗いをしっかり!⇒喉に潤いが必須!バイキンに注意!
□ 靴を保温性の高いものに替えて冷やさないように!⇒疲れは最小限に!
□ 布団を厚手の物へ替えましょう!⇒睡眠はとても大事!
□ 夜中と朝方に温かい飲み物を摂ってみましょう!⇒水分は健康の源!
□ お風呂を少しずつゆったり浸かるようにしましょう!⇒筋肉の疲れも取り除いて!
□ 睡眠時間を少し長めにしましょう!⇒しっかり翌日に備えて!
□ 秋の味覚と冬の味覚、どっちもがっつり楽しみましょう!⇒栄養俸給は必須!

この辺りが風邪予防に合致するのではないでしょうか?

寝込んでしまっては、せっかくの行楽のシーズンの楽しみが台無しです。

健康あっての娯楽!

晩秋を是非、満喫してみてください。

二十四節気の霜降におすすめのお料理や食材など食べ物は?

今回も最終の3章はおすすめお料理や食材、食べ物の話題です。

風邪予防や疲労回復、胃腸闊達をテーマにしますと…、
何故か、お正月の七草粥が浮かんできませんか?

身近な食材だらけで、健康に良いお粥です。

そんなわけで、今回は数あるお料理の中でも 『 お粥 』 をおすすめに採用です。

お粥にもいろいろと種類があります。

□ 白粥
□ 茶粥
□ 抹茶粥
□ 卵粥
□ 七草粥
□ 梅粥
□ 芋粥
さらに炊き込んで具材を足しますと雑炊です。
□ 鯛雑炊
□ すっぽん雑炊
□ ふぐ雑炊
□ 鮭雑炊
□ 蟹雑炊
□ ニラ雑炊
□ 鳥雑炊
この辺りが市販もされていてポピュラーなところです。
□ リゾット
□ チャウダー
□ 中華粥

洋風・中華のお粥も食生活を豊かにしてくれることでしょう。

さて、風邪予防にはこうした温かい汁気を含むお粥が最適なのです。

風邪になってから摂るのではなくて、
その前に楽しんで、いろいろと工夫して食べることで、
予防してしまおうという発想です。

白粥で単純な味わいを楽しみつつ、
トッピングをしつつ、味を追加しながら
雑炊の複雑な味まで幅広く楽しんで食べる方法も試してみましょう。

その方法の1つとして風味、薬膳系を加味することで、
より深く楽しめますし、効果的になります。

□ わさび
□ しょうが
□ ねぎ
□ ごま
□ 海苔
□ ハーブ

普段はお薬の材料にもなっていますが、自然な食物から摂取したいところです。

是非、パラパラとふりかけにして、
1口ずつ変化ある口福を楽しんでみてはいかがでしょう?

最後に健康を増進するのに、意識したいのがビタミン類の摂取です。

おすすめの食材は柿、みかん、りんご。

□ カットしてそのまま!
□ ジュースに!
□ お料理の隠し味として!

是非、いろいろと果物も摂取して、風邪を引きにくい体質へ整えてみてください。

まとめ

二十四節気、秋の暦の最後は霜降。

霜降ですが、霜降り肉に向かわないように…。

秋から冬の季節の変わり目ですから、風邪に十分に注意してください。

今回はお粥をおすすめしましたが、
ポイントは汁気と熱を一緒に摂り入れることで、
胃腸の働きを整えて吸収力を上げることにあります。

もちろん旬の素材を多く摂り込み、豊かな栄養を吸収しやすくすることにもつながります。

是非、健康を維持して積極的に秋冬の境界を満喫してください。

あと適度な運動で、栄養を全身に行き渡らせて、
体調を維持するという眼目もお忘れなく。

管理人
本記事の閲覧、
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
是非、お寄せくださいましたら幸いです。


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niiro makoto