夏限定ケアプランのメニューはどう組む?お菓子と食べ物と化粧水に特化だ!

はじめに

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介護保険のケアプランの話題。

夏の限定ケアプランを作ってみませんか?

『 えぇーーーー忙しいのにぃーーー無理ーーーっ 』

と、ケアマネージャーさんの悲鳴が聞こえてきそうな本企画。

どのプランを見ても、同じでカオナシになってマンネリ化してませんか?

暑さで体調を葛やすい危険な頃だからこそ、夏限定ケアプランが生きてくるというのもです。

是非、挑戦してみてくださいね(*^▽^*)



夏限定ケアプランのメニューはどう組んでみる?

こういう季節限定ケアプランの意義から書かないといけませんね。

□ 季節変動に追い付けない方
□ 体調が変動しやすい持病をお持ちの方
□ ご自分でご自分の体を理解できていない方

このような方に季節限定のケアプランは生きてきます。

あ、施設…は、今回論外。

施設内では季節行事や健康管理面など、建物全体で一定のシステム化がされていますからね。

ケアプランまで期間限定や短期間にしますと、施設全体が狂う原因になるからです。

施設はまずはカオナシケアプランを脱却されている事業所さんであれば、個別メニューとして夏限定を1つ入れて挑戦するところから始めてみてはいかがしょう?

もちろんアセスメントからケアプラン化、月のモニタリングまで、ケアマネージャーがしっかりと全て書面化を担当するようにしましょう。

介護職さんに全部、押し付けている…なんて古い事業所さんは…もうないですよね?

舵取りと調和を担うのに一元化は大事ですからね。

え?まだ現場任せ?

利用者さんやサービスチームは逃げずに、いつも側におられますからね。

居宅介護支援に比べて、移動時間もないですし…。

ご自身で立案して、管理してまとめる…。

これが慣れてきた頃に期間限定ケアプランに、是非、チャレンジしてみてくださいね。

さて、在宅介護担当のケアマネージャーさん。

居宅介護支援で担当するご利用者様全員の顔写真を並べて、じっくり考えてみてくださいね。

自立に近い方から重度な寝たきりの方までおられますよね。

どの人に何が欠けていて、どうサポートすべきか?

夏は暑くて誰もがしんどい憂鬱な気分を抱えやすい…という平板なイメージの一端があります。

まぁ、一般常識でも、そのイメージになりますよね。

そこから、その方なりの生活でどうケアプランを組み立てていくのか?

□ 運動や動作訓練、リハビリに繋がる目標
□ 不足するであろう行動や物、時間を補う目標
□ 達成感と翌日の意欲につなぐ十分な休息を得る目標

小難しく書くと、この辺りが夏限定ケアプランの重要なポイントになるのではないでしょうか?

夏限定ケアプランのメニューにお菓子や食べ物を盛り込んでみませんか?

はぃ!お菓子!大好き!私!

もちろん高齢者さんも大好きです。

嚥下の問題で食べにくい方も大好きです。

そう嚥下しにくくなった方に、美味しく食べていただけるお菓子を提供する。

楽しんでいただくというのもプラン化してみても良いのではないでしょうか?

□ 買い物→適度な運動
□ 調理→精密作業訓練
□ 飲食→リフレッシュと水分補給と栄養補給

このように細分化してサービス内容が書けますよね。

長期目標には、『 1週間に1回、お菓子を調理して楽しむ        』
短期目標には、『 調理材料を自分で選んで新しく購入できる機会を持つ  』
       『 飲料の種類を選定して手元に5種類以上用意できる   』
『 外出経路に毎日、打ち水を13時に10分、自力で行う 』
と、このように具体的な回数をケアプランに盛り込んで、お菓子や食べ物クッキングが成立しやすくしていきます。

打ち水は外出しやすくなるように経路を整えてみるなど、暑い時間帯の涼味を得ていただくことや適度な運動になるように盛り込んでみました。

テーブルのセッティングや飾りつけの時間と自宅内での活動に替えると、食べて楽しむにつながって、より良くなるでしょう。

調理と飲食に結びつけるのに、運動が大事ですが運動し過ぎると疲れがたまりやすくなります。

日常動作で大事な動作訓練を強調して盛り込むと自然体として運動できるようにもなるでしょう。

併せて、リフレッシュやくつろぎの項目を忘れないように並列していきましょう。

ちょっと余談ですが、お菓子。

例年、新しいお菓子が登場します。

お取り寄せも購入の1つ。

まずは買って食べてみて、材料を考えて自分で作ってみて美味しく試行錯誤して食べてみる…なんて、研究的なおやつ調理を楽しむことが出来るようになると生活が豊かになりますよね。

お菓子作りの本を読んで実践!なんてこともサポートのし甲斐があります。

もちろん、抱えておられる悩みや障害は皆様それぞれです。

1人1人の利用者さんに合わせて、ケアプランでサポートのあり方を考えていきましょう。

夏限定ケアプランのメニューに化粧水を入れてみるのは…意外と大事!

2章はサービス内容と担当事業所を見るにボランティアさんや地域の婦人会、シルバー人材センターといったインフォーマル資源、そして介護保険では訪問介護のヘルパーさんが該当しそうですよね。

さて、ヘルパーさんに生活援助に続き、身体介護でも挑戦していただきたいのが、この3章です。

化粧水と書きますと、女性特有…となりがちですが男性も高齢者になりますとお肌のケアが大事です。

日焼けしまくると、肌がヒリヒリして夜も眠れない…といった悲惨な状態になりかねません。

また藪蚊や蜂に刺されて…腫れて痛い…お医者さんや看護師さんのお世話も必要かもしれません。

こんな時にですね、反応する局地的な部位だけでは、けっして治まらないものです。

体のあちこちが連鎖して反応してしまい、ストレスにつながりがちです。

とはいえ、患部に塗布するのは薬ですから、全身に塗布するのは違いますよね。

化粧水で肌の汗でのベタつきや埃を伴う軽い炎症を鎮める!

お化粧にはスキンケアという分野があります。

ここに注力して肌トラブルを防ぎ、良質な睡眠や回復機会を得ていただいて日々の活力を産んでいただくのも大切な事柄です。

長期目標には、『 毎日、お風呂に浸かる 』
短期目標には、『 肌トラブルをゼロで過ごせる 』
       『 肌着・寝具の保清を毎日点検対応する 』
        『 就寝前に露出する部位のスキンケアを毎日行う 』

汚れや埃の上から、化粧水を塗っても効果は半減ですから、お風呂後になりますよね。

もちろんサービス内容で、お風呂の湯温にも注意しましょう。

ご病気によっては半身浴でなければいけないなどの条件もありますから、主治医意見書と医師助言を丁寧に聞き取りしておきましょう。

まとめ

長期目標と短期目標を少し掲載しましたが、モニタリングを忘れてはいけません。

簡単な手法として○×式で毎日、ご利用者さんに記録いただいてはいかがでしょう?

だってケアマネージャーが毎日通って、ケアプランを実践できたかどうか、確認できるわけじゃないですし、出来たら出来たで毎日通われる利用者さんの生活の支障になりかねませんからね…。

利用者さんの月間を理解するのに、チェックシートをご利用者さん自身に記録していただけると評価とそこからの対策が煮詰めていけるのは明確な導線ですよね。

そのモニタリングを次月に活かす…より見やすく分かりやすい相談援助になっていくことは確実です。

1つ1つを達成しつつ、モニタリングで次月をより豊かに…。

その反復の果てに…、
□ 今月は頑張ったなぁ…。
□ 来月はこうしてみよう!
□ 3ヵ月後には秋だからこれがしたい!
段階的に意欲が引き上げられ、健康と生活の豊かな循環をサポートできれば大成功です。

ケアプランの作成…テンプレートや惰性の管理に陥らずに、利用者さんの生活の質の向上を着々と築くことが肝要です。

本記事を最後まで閲覧いただいた皆様、ご利用者と共にケアマネージャーとして達成感を満喫してみてくださいね(*^▽^*)

管理人
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niiro makoto