夏越の祓!介護施設の掃除はどこからする?意味を考えてマニュアルを見直そう!

1はじめに

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夏越の祓は1年のちょうど半分。

梅雨の真っ只中の頃です。

半年分の厄災を祓い、年の後半を豊かに過ごそうという神事です。

時期的にも介護施設での大掃除を考える機会に最適だと思った次第です。

梅雨時分に夏の大イベントに向けて、普段では出来ない大掃除!

是非、施設を徹底リフレッシュしてみましょう!




2夏越の祓に介護施設の大掃除はどこからする?


夏越の祓は6月30日を目安に神社で行われるお祓いの儀式です。

介護施設もお祓いして浄めておきたいところです。

これから夏を越す…。

入居者さんの体調が安定して安心して夏を乗り越えてほしいものです。

大掃除だ!

となりますと、特養なんかですと介護職員さんは1日中、三大介護と呼ばれる食事、排泄、清潔の3つに追われて時間がない…なんて声も聞こえてきます。

過酷な職場なので、慢性的に人員不足でもありますから…。

三大介護ですら、提供が難しくなっている…なんて事態もあるかもしれません。

コロナウイルス感染症の影響でボランティアさんやご家族様がシャットダウン…。

子持ちのパートさんが育児のために撤収…。

生活が様変わりして体調不良で休む職員…。

そんな悪循環を起こしていませんか?

施設の中をぐるりと見渡してみれば漫然と積み上げられたシーツやおむつなどの備品…。

無造作に置かれたストレッチャーに車椅子…。

テレビでも報道されたコロナウイルス感染症のクラスターが発生した事業所の惨状でした。

で、あなたの施設の現状ではどうでしょうか?


3夏越の祓に介護施設の掃除をする意味は?


夏越の祓を持ちだしますと厄災を祓うという意味が強くなります。

夏を無事に越すために必要な厄災祓いをする。

施設内の厄災といえば、ウイルス・雑菌。

ウイルスや雑菌を祓う、大掃除!となるわけです。

もちろん環境整備や細かい細部のゴミも雑菌の温床につながるので、大掃除をやるなら徹底的にやっちゃいましょう。

終わるとスッキリです。

病気が蔓延する以外のリスクもたくさんですから…。

□ ボランティアさんやご家族が来苑するようになったら?
□ 面会が自由にできるようになったら?
□ ゴミだらけで乱雑だったら?

クレーマーのクレームの嵐に遭遇しかねません。

施設の地域における評判もダダ下がり…。

お給料もない袖は振れぬ…となっては目も当てられませんから。


4夏越しの祓に介護施設の掃除をマニュアル改訂してみよう!

マニュアル化

まずはマニュアルの見直しや点検をしましょう。

全員で同じところを不十分に掃除していても仕方ないですから。

場所や担当、時間、流れを決めて取り掛かりましょう。

まず、フロアを分けます。
□ 共有フロア
□ 居室
□ スタッフルーム
□ 調理・台所

次に、換気できる窓に向けて扇風機を用意!

お掃除は上から下へ。

まずはエアコン掃除からです。

晴れた日にパーツを外へ出して丸洗いと殺菌。

下に落ちる雑菌やゴミを扇風機で外に追いやるわけです。

次は棚やテーブルと降りていきますが、扇風機を回したまま多少の時間を空けるのがコツです。

また各居室や他の多目的部屋などへの導線上の扉は締めておくこともコツです。

上から下、空気の流れは外がポイントです。

□ 掃き掃除
□ 拭き掃除
□ 消毒掃除

この3行程で完了したら次へ。

目線位置での掃除に移行しましたら、忘れてはいけないのが、

□ 車椅子
□ ベッド
□ リハビリなどの機器類

これら道具の整備も丁寧に行いましょう。

全ての物を動かして隅々まで徹底しちゃいましょう!

道具類を活用しやすくしておきますと、介護職員さんの労力も軽減できますから。

この段階では、
□ 掃き掃除
□ 拭き掃除
□ ガムテープでゴミ取り
□ 消毒
□ 空気入れや背張り調整など機器メンテナンス
5行程をしましょう。

各居室も順番に…。

全部終わる頃には丸1日が経過しちゃいます…。


5まとめ


さて、夏越の祓の仕上げ。

神社の神主さんにご来苑いただいて、最後に祈祷をしてもらいましょう。

予算があればですが…。

掃き浄めて、庭に祭壇を設けて御祈祷いただくと立派な行事の1つになるでしょう。

大掃除の間の高齢者さんはどうしましょう?

掃除場所から少し離れたところで大掃除の奮闘を観戦いただいて、応援してもらってはいかがでしょう?

え?三大介護?

もちろん同時進行しないといけませんが、担当やスケジュールなどの予定を組んでおくことが重要になってきます。

コツは1人はフリーさんを用意してあちこちのヘルプ回りができるようにしておくことです。

何事も計画通りとはいきませんから。

不測の事態に備えておくことも大切です。

皆様が無事に暑い夏を乗り越えられますように…。

管理人
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