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介護老人福祉施設の防災対策!避難訓練は義務でマニュアル誘導から失敗してるのが感想よね

投稿日:2019年6月22日 更新日:


[ 身を守り連携して助かるベシ(*^▽^*) ]

はじめに

9月1日は防災の日。

今日は介護老人福祉施設の防災対策について考えてみました。

施設には要介護3~5の重度な障害やご病気を抱える高齢者さんがたくさん…。

いったい地震や火災などから、どうやって身を防ぐのでしょう?

東南海地震が近い将来あると言われていますので、本記事に辿りついた皆様、これを機に備えのあり方を見直してみませんか?

介護老人福祉節の防災対策!避難訓練は義務ですが形だけになる

実際に災害が起こりでもしなければ、鬼気迫る表情や迅速な動き…なんてものにはなりません。

それに、不用意に警報音を鳴らして施設の雰囲気を高めますと、それだけで入居されている高齢者さんの心身への負担は大きくなってしまうものです。

訓練は義務だから…。

そして結局は形だけになってしまいます。

消防署からも立ち合いいただいて、辛口評価をいただきつつ…防災訓練終了…。

という施設様がほとんどでしょう。

もちろん、辛口評価も形だけですから…。

ただ…避難訓練を形式的に行うだけに留まってしまうのはナンセンスです。

東南海地震も近年発生すると言われる喫緊の課題です。

形式に留まらない実利を模索していきましょう!

介護老人福祉施設の防災対策!マニュアルで誘導するのはもう古い!

そもそもマニュアルで訓練を行おう!という点からして失敗です。

仮に地震や火災が起きたとして、園長に報告!とマニュアルで定めていても園長自身がいない…なんて事態から始まってしまうかもしれません。

いざ、災害となれば園長がいようがいまいが関係なく現場の状況や災害の移ろいは続いていくものです。

ここのマニュアルを改訂するとしたら、
『 園長自ら動き、指示を出しながら現場を把握・巡回する! 』
これが正解になります。

椅子に座って悠長に構えてもらっては困ります。

ですから、現場で災害時にまず起こすべきアクションは、
□ 『 通信機器の確保 』
□ 『 現状把握 』
□ 『 フロア人員の生命確認 』

全員が余すことなく機動的に動くこと!

これが大事です。

組織は上から下への連絡経路を辿りがちですが、災害時は下から上に情報が集まって欲しいと思いがち。

スムーズに集まり、指示が上から下に進む。

これは日常的な動き。

災害時は逆転して上も機動的に動きつつ、指示を出しつつ慌ただしく動かねばなりません。

1人1人が、自分と高齢者さんの命を守る!

そんな使命感と役割を果たせることが重要です。

それは万事、備えと心構えから成せる業を言えるでしょう。

介護老人福祉施設の防災対策!失敗談はあれこれ感想あるけどこうしてみたら?

避難訓練が形骸化していて、あんまり意味がない。

マニュアルを偏重することは無駄や失敗の原因になります…。

じゃあ、どうしたらいいのさ?というところですが、
□ 準備…設備や環境
□ 心構え…日々の研修や業務のあり方
この辺りを追及しておくと良いのではないでしょうか。

施設敷地内全域の設備を見直しておこう!

設備は大中小の視点で見直してみましょう。
□ 大きな設備
・ 建物から間取り。
・ 食料の備蓄
・ 地域からの避難者の受け入れ場所の安全や設備の確保など…。

日頃から、建物や敷地、施設の持てる細かい設備について、理解を深めておきましょう。

耐震設計上、崩れやすい危険な部屋…。

瓦礫で埋まる廊下や部屋はないか…。

そんな視点で館内や敷地内を点検して回りましょう。

□ 中規模の設備
・ 倒れやすい家具や設備はないか…。
・ 館内外に設置されている機器類や棚などの点検です。
・ もちろん何がどこにあるのか?
・ どのくらいの数?
・ 災害時にどう活用できるのか?

安全点検と共に、こうした業務と違う状況で活用する方法などを検証しておき、理解を深めておくことで、いざという時に機転が働きやすくなります。

□ 小規模の設備
入居者様や職員の生命こそ優先して確保すべき課題です。

地震、火事と災害で燃えやすい物や倒れやすいものの分類をしたり、部屋の一角でも安全性を担保出来る場所を見出だしておくと一時避難にとても有効です。

特殊寝台の下…ゴミ溜めになってませんよね?

いざという時の一時的な避難場所にもなりますよね。

非常灯や蛍光誘導ラインなど電源が無くても、作動する設備も大事です。

日々の研修や業務のあり方を見直しておこう!

多少、前項で研修の内容にもなりそうな部分を挙げております。

定期的に委員会などで、日常的な高齢者さんの処遇や介護・医療知識を深めるなど慌ただしい中、苦情対応以外のリスクマネジメントも重要な位置に設定しておくべきでしょう。

もちろん、形骸化しては意味がないので、実践的な研修をプログラムにしておきましょう。

さて業務の中に災害対策を上手く盛り込んでおきましょう。
□ 避難経路の周知
□ 生命確保の理解
最低限、この2つは盛り込みましょう。

日々の入居者様の気分転換のお散歩コースは避難経路を必ず辿るようにしましょう。

入居者さんご自身にも、災害時の経路を日常的に体感的にご理解しておいていただくわけです。

もちろん、A地点では〇〇、B地点では△△、C地点では□□という具合に環境と災害知識を組み合わせてインプットいただきます。

毎日やる必要もありませんが、日常的にはクイズっぽく、楽しみながら、時には真剣に散歩中の話題として混ぜていくのが良いでしょう。

災害時に煙や有毒ガスなどに備え、対策は身近な大型ビニール袋で頭をすっぽり覆って避難することが最適と言われています。

各入居者様の特殊寝台の一角や棚の中など2カ所程度に常設しておいても備えになります。

もちろん、普段は汚物入れ用の袋にしたり、衣類をまとめて入れる袋になったりと常設ではなくて入れ替えて新しいものが常に側にある状態を維持していきます。

まとめ

特養の避難対策…いかがでしたか?

きっと災害が一度、起こりますと大慌てになることは間違いありません。

職員全員への一斉呼び出しメールをしてみたり、市役所や近郊施設へ応援要請をしてみたり…多重的な慌ただしさに見舞われます。

1つ1つの備えが少しずつのゆとりと安全を産むことは確かです。

他にも、
□ 入居者さんの一覧表
□ ご病気の既往歴一覧表
□ 内服リスト
□ 傷や怪我の処置リスト
これらについても、定期的に潰れない金庫などで保管することも大切ですよね。

考えだしたらキリがない防災の世界…。

考えるだけでは遅く、備えて初めて、いざという時の防波堤になりますので…。

心身を健やかに…災害を乗り切る知恵を蓄積していきましょう(*^▽^*)

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