夏の星座の代表的なものは?有名な名前や神話はどんなもの?
はじめに
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夏の星座について、まとめてみました。
梅雨だったり、気候の変わり目だったりで見れないこともある星座ですけど、小学生の夏休みの宿題レベルのまとめ記事をご用意しました。
夏の夜の風情を楽しむのも、オツなものですよね(*^▽^*)
夏の星座の代表格は何でしょう?
夏の星座の代表格で誰もが思い浮かべるのは七夕の星まつりではないでしょうか?
織姫星は 『 こと座 』 の 『 ベガ 』 のことで彦星は 『 わし座 』 の 『 アルタイル 』のことです。
天の川を挟むようにして向かい合うように位置しています。
実際には光の速さで15年もかかる距離ですので、ロマンチックなデート…とはいかないようです。
古代中国の人はたらいに水を張って、2つの星を映して、水をかき交ぜて、光を一つにしてあげたそうです。
風情あるやさしさの滲むエピソードですよね。
ちなみにこの2つの星と『 白鳥座 』 の 『 デネブ 』を加えて、三角形に結んだラインが『 夏の大三角 』と呼ばれています。
また同じ白鳥座のくちばしにあたるアルピレオという星は1つに見えて、望遠鏡でよく見ると2つに見える星として有名です。
夏の星座の有名な名前は?
□ いて座
… 天の川の水を掬うティースプーンとも言われる。また北斗に対して南斗六星としても知られる。
□ いるか座
… 日本では 『 菱星 』 とも呼ばれています。
□ おおかみ座
… 古代ギリシャではケンタウロス座の一部ともされていました。
□ かんむり座
… 日本では 『 車星 』 、 『 太鼓星 』 『 首飾り星 』 『 馬のわらじ 』 などなど多くの名前で呼ばれていた星座。
□ こぎつね座
… 日本では 『 きつね座 』 と呼ばれる。
□ こと座 ☆
… 七夕の織姫星ベガが含まれています。
□ さそり座 ☆
… 赤色の 『 アンタレス 』 という1等星を含む星座。
□ たて座
… 17世紀にオスマントルコ帝国を破ったポーランド王ソビエスキーを讃えて作られた星座。実在の人物がモデルになった珍しい星座。
□ てんびん座
… 元々はさそり座の一部でハサミの部分だったのではないかと…。誰が分けたかも謎。
□ はくちょう座 ☆
… 全天に21あるとされる1等星の1つデネブを含む。とっても大きき白色超巨星。
□ へび座
… 元々はへびつかい座の一部だったとされる。
□ へびつかい座
… 1054年に観測されたかに星雲の元となった超新星爆発と1987年の大マゼラン雲の超新星、へびつかい座のゲプラーの星と呼ばれる超新星爆発の3つの爆発が記録されている。
□ ヘルクレス座
… 全天で5番目に大きい星座。
□ みなみのかんむり座
… 日本では南の低い空にしか見えないのでとても見にくい星座の1つ。
□ やぎ座
… きわめて古い星座だということが分かっている。
□ りゅう座
… 日本では『 りょう座 』と戦時中まで呼ばれていた。
□ わし座 ☆
… 七夕の彦星 『 アルタイル 』 が含まれています。
☆印は1等星を含むので見つけやすいですよ。
そんな夏の星座の神話数々を簡単にご紹介
□ いて座
… アルテミスから弓術を学んだケンタウロスのケイローンが弓を引く姿と言われる。ヘラクレスの放った毒矢に苦しむところをゼウスが救い、天に昇って星座となったと言われています。
□ いるか座
… 海の神ポセイドンの妻アムピトリーテ―をイルカが連れ戻した功績を讃えたとも…。アリオンという詩人が持つ財宝に海賊が目を奪われて襲ったが、イルカが助け、その功績が讃えられたとも言われる。
□ おおかみ座
… 日本ではケンタウロスに掴まえられる寸前の狼を模しているとされている。リュカオンが加味との宴で人肉を捧げ、ゼウスに罰せられておおかみ座となったとも言われる。
□ かんむり座
… 勇者テセウスがミノタウロスをアリアドネ―と共に退治した。その後、二人は離れ離れになり、悲しむアリアドネ―を妻に向かえたディオニューソスが彼女に贈った冠が星座となったと言われる。
□ こぎつね座
… 『 小さなきつねとガチョウ 』 『 ガチョウをくわえた小さなきつね 』と呼ばれ、1687年に認定されたので特に由来がない。
□ こと座
… オルペウスが冥界のハーデスに妻を返してもらいに行き、『 振り返るな 』という約束を破り、失敗。オルペウスも身を投げて亡くなり、川を流れていた琴をゼウスが星座とした。
□ さそり座
… 傲慢だったオリオンに向けて放たれた刺客のサソリが成功した功を認められ星座となったという。サソリ座が消える頃、安心したオリオン座が昇ると言われる。
□ たて座
… 1687年に作られた星座で由来がない…。
□ てんびん座
… ギリシャ神話では正義と天文の神アストライアーが持つ正義を図る天秤だと言われる。
□ はくちょう座 ☆
… 最も有名なのはゼウスが化けた鳥の説。
□ へび座
… へびつかい座の一部だったので由来がない…。
□ へびつかい座
… アスクレピオスという名医が蛇が仲間に薬草を与え死者を蘇らせる様子から、ハーデスの怒りを買い、依頼されたゼウスにより暗殺される。怒ったアポロンが後に星座にしたのだとか…複雑な事情があるお話が伝わっている。
□ ヘルクレス座
… ゼウスとアルクメーネーの子ヘルクレス。ゼウスに嫉妬したヘラの邪魔に遭いつつ、12の冒険を成し遂げて星座の仲間入りをしたと言われる。
□ みなみのかんむり座
… 近くに射手座があるので、ケンタウルスの冠とも呼ばれる。デュオニューソスが母セメレーを冥界から救出した功績で天に上り星座になったとも伝わる。
□ やぎ座
… ヤギ頭の牧神アイギパーンが驚いて川に飛び込んだところ、下半身が魚になり、ゼウスがその姿を星座にしちゃったという話。
□ りゅう座
… ヘルクレスの11番目の冒険に黄金の林檎を採取するイベントがある。100の頭を持つ龍がりゅう座となったと言われている。
□ わし座 ☆
… トロメイアの王子ガニュメーデスが美男子だったのでゼウスが給仕させようと鷲を使いにしたとか、自らが鷲に変化して迎えに行ったとも…。
その鷲が星座になったという。
星座の新しいものは当然、由来や神話が付いて来ないんですけど、古いものは物語になっています。
是非、詳細を一つずつ追ってみてくださいね。
それも奥深いお話が1つ1つにあるものです。
まとめ
夏の代表的な星座と神話を本当にざっくりですが、記事にしてみました。
他にも夏といえばペルセウス座流星群など流れ星も綺麗です。
夏休みの自由研究にもなりますし、一般豆知識としても活用できますよね。
老人ホームなどのレクリェーションでもクイズ式にしても活用できそうです。
暑い夏ですから、少しでもいろんな風情を感じて豊かに過ごして乗り越えていただければと思います。
誠にありがとうございました。
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