Menu
高齢者施設の面会はどうしてますか?
禁止したりして施設側から拒否してますか?
いくらコロナウイルス感染症対策だからと伝えても、何カ月も入居している高齢者さんに会えないご家族…。
また会いたい高齢者さん。
気持ちは分かりますよね…。
でも、コロナウイルス感染症で面会1つ、とても難しくなりました…。
今日はその辺りの話題です(*^▽^*)
高齢者施設…。
特別養護老人ホームとか老人保健施設とか…。
いろいろな種類の施設がたくさんありますけど、コロナウイルス感染症でクラスターを発生させないために、面会自粛を訴え、日夜、感染対策に追われていますよね。
面会自粛…禁止、リモートといろいろな方法をとられていますが…。
じつは高齢者さん自身の保護と働く職員のコロナウイルス感染症からの保護を兼ねています。
だって企業として、顧客と従業員を守るのは当然ですからね。
罹患したら、たちまちクラスターを引き起こしかねないですからね。
クラスターになったら、従業員1人辺り20万円の支給があるとはいえ…、ならなくても5万円が支給されるとはいえ…。
呼吸器に関わる疾患で顧客や従業員を失うリスクの方が大きいです。
保障なんて、ごく軽微なものですから…。
さて、高齢者さんと従業員の両方の保護…。
従業員は日常、地域や自宅で生活して通うので、高齢者さんのご親族が面会に来たとて、立場は一見すると同じです。
ウイルスは目に見えませんからね。
専門職とて、看護師さんやお医者さんですら罹患されてますもの…。
あんまり保護になっていない…。
夏の賞与も業績悪化で減額…なんて頑張った上に被る被害もあったことでしょう。
では、どういうことを意味するのか…。
つまりは顧客ファーストのみ。
従業員保護は二の次です。
特に賞与をカットした大型施設ほど顕著だと言えるでしょう。
とはいえ、従業員が会社を支えるのは間違いないので二の次と評したわけです。
従業員はコロナウイルス感染症でクラスターを引き起こす原因になりやすく、一方でクラスターが引き起こされやすいというリスク下で懸命に働いています。
従業員無くして顧客のいる現場は成り立たず。
だからこその保護なわけです。
既にお子様のおられるパートさん…。
自宅で身内を介護されているパートさん…。
特にパートさんの撤収・退職が激しいです。
また賞与を得て、一区切りを付け、他業種に転職する職員さん…。
面会禁止で逼塞する空気の施設内…。
感染対策で掃除ばかりが時間を締め、マスクにフェイスガードに防護眼鏡…。
息苦しいですし、元々、肉体労働で重労働ですからね。
縦割り専門性の課題もあって複雑化し過ぎて柔軟な対応にもなりませんし…。
とにかく物理的にも心理的にも息苦しいのが今の福祉や医療の現場…。
そこへご家族の望む面会はどう映るのか?
面会場所を設定する場合、ご家族に、
□ 面会前に予約をしていただく。
□ 面会前に面会環境を整備…。
□ 手洗いうがい検温を勧め、行程のご案内。
□ 高齢者さんご自身を面会場所へ誘導したり戻したり…。
□ 面会中の注意事項もお伝えしなきゃいけません。
□ 面会時間を制限するなら、時計も意識しておかねばいけませんね。
□ 面会後はあちこち再び掃除です。
細分化してお仕事を考えますと、たくさん過程がありますよね。
介護や医療の現場で四苦八苦する中、会いたい一心で面会に来訪されるご家族様…。
職員は少ない人数で現場での介護が行き渡るように努力しています。
面会制限より面会禁止にして現場の介護を優先したい!
そう思う現場は少なくないはずです…。
さて、介護・医療企業の本音に触れたところで、ご家族様。
実際に面会にどのくらい施設へ赴かれていますか?
面会できるとして、赴いて毎日。面会するという方は100床あって1人か2人でしょう。
面会を予約制にして記録をとってみますと特定の方ばかりが、頻繁に面会をしている構図が見えてきます。
面会を自由にしてみて1ヶ月に一体、どのくらいのご家族が来苑されるのか?
全体の10~30%くらいである。
ご家族様にもご事情がおありなのでしょう。
コロナウイルス感染症対策といえばそうですが、施設の壁…。
□ 着替えて身嗜みを整えるのが手間…。
□ お仕事が忙しい。
□ ご家族も高齢で面会に出掛けるのも一苦労…。
□ 高齢者さんの帰宅願望に火が点く…。
□ 家で孫の世話をしなきゃ…。
などなど、いろいろなご事情がある様子です。
忙しい現代社会…それぞれの方にそれぞれの役割が生活にはちりばめられているものです。
面会が出来ても出来なくても、一部のご家族の生活には関わりない側面もあるようです。
タブレット端末でつないで別室同士の映像と音声をつなぐリモート面会。
ラインアプリをつかって自宅と苑をつないでの面会。
施設での面会も間接面会で工夫されていますか?
お手紙や携帯電話の持ち込みも増えたのではないでしょうか?
しかし…。
特養で間接面会出来る高齢者さん、1割くらいじゃないですか?
□ 難聴で聞こえない。
□ 画面が見えない
□ ちゃんと自分を映せない。
□ ちゃんと言葉を届けられない。
□ 機器を扱えない。
このような結果になってしまいます。
デジタルカメラで手ぶれ補正機能付きのものが主になってますけど、自分側の映り具合や音声の届き方なんかも自動で補正してくれたら…とても助かるのに…と思いませんか?
そうです。
施設で高齢者さんにリモートを実施いただく時間中、どうしてもサポートするスタッフの手がとられちゃうんですよね。
べったり付いてサポートしなくちゃ疎通が出来ないわけです。
それが10%の人々だとしても、重なったら2人3人と手を取られて現場が回らなくなってしまいます。
ちなみに予約制でズラして重ならないようにしても、面会時間を5分に制限してみても…確実に付き添う職員の手が取られてしまう。
最低、職員1名分の労働力…。
施設内でのリモートである場合は受付にも人手が必要なので2名分…。
慢性的な人手不足ですし、施設側にとっては痛いところです。
ご家族様には自分の家族しか見えないですし、考えられませんから…。
自由に来苑してもらって、自由に居室やフロアに入ってもらって面会いただけるようになると、とても職員は介護に専念しやすくなるんですけどね…。
コロナウイルス感染症の流行する中ではクラスターの原因になっちゃいます…。
自由な時間と日々よ、戻ってきておくれ…そう願わずにはいられませんね(*^▽^*)
コロナウイルス感染症の影響って現在進行形ですが、とても大きい爪痕を刻んでます。
個人でも企業でも変化は著しいです。
家族と施設で暮らす高齢者さんの生活も例外ではありません。
直接面会やリモート面会の様子も導入されましたが、お手紙やメールで動画を送るといった方法も増えてきました。
もちろん、職員が再生して高齢者さんに付いてサポートするのは、お決まりでもあるのですが…。
機器類の把握から活用…介護の職員さんの持つべき技能の幅が増えまくっているような…。
お給料は変わらないのに…。
お仕事が忙しく多様化してきています職員さん。
お体をご自愛いただいて、頑張ってくださいね(*^▽^*)
View Comments