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12月24日はクリスマスイブ…。
12月25日はクリスマスですね…。
クリスマスと言えば、サンタクロースですよね。
トナカイさんのソリに乗って子どもたちの家を巡り、煙突から入って枕元の靴下にプレゼントを入れて去っていく…。
クリスマスにそんな物語と重要な役割を担うサンタクロース…。
クリスマスにおける子どもたちの最大の楽しみです。
今日は、サンタクロースとはどんな存在?
モデルは?
プレゼントの由来は何だったのか?
…を記事にしてみました(*^▽^*)
サンタクロースがクリスマスに現れる…。
とても夢のある出来事ですよね。
クリスマスそのものは12月24日のイブと当日25日の2日間ですよね。
この日はイエス・キリストの降誕祭ですよね。
紀元前4年12月25日がお誕生日です。
彼の歩んだ人生は死後も含めて、その教えをまとめてキリスト教という宗教になりました。
この辺りの由縁はクリスマス飾りによく表されているところです。
キリスト様が、赤い衣装で登場…とは聞いたことがないですね。
立派な白髪のご老人ということもないですよね…。
じつはキリスト教の中ではクリスマスの時期にもう1つの儀式があるのです。
12月6日もしくは12月19日に祀られる聖ニコラウスの日です。
西暦240年頃~352年頃の人物で、その人生はキリスト教の司教として、巡礼と数々の奇跡に彩られています。
この2つの宗教日が重なり、混ざって日本に伝わって現在のようなクリスマスになったと言われています。
サンタクロースの正体…。
結論から言いますと複数のモデルの集合体ということですね。
聖ニコラウスという方は、肖像画でも白髪とお髭です。
恰幅が良いわけではありませんけども…。
クリスマスにおけるカラー。
赤はキリストの血の象徴で愛と贈り物を意味します。
白は雪を象徴して純潔や清らかさを象徴していきます。
そしてですね、1823年12月23日にアメリカの童話が新聞で公表されるのですが、原文タイトルは『 聖ニコライの来訪 』です。
後に題名は『 クリスマスの前の晩 』 として出版されています。
この辺りからも、聖ニコラウスがサンタクロースのモデル説が有力ですよね。
聖ニコラウスをオランダ語にしますと、
『 シンタクラース 』
言葉と共に伝播してサンタクロースとなったという話もあります…。
本当のところは、いろいろ混ぜて、現代風にアレンジしてまとまった姿なのでしょうね。
サンタクロースのモデルである聖ニコラウス…。
彼の奇跡の伝説は多くあります。
クリスマスのサンタクロースに繋がるエピソードを紹介しますね。
聖ニコラウスの伝承として…。
裕福な家に生まれたニコラウスは、貧しい家にふらりと夜に現れて、金貨を投げ入れて救って回ったと言われます。
後にこの金貨が偶然、暖炉のそばにあった靴下に飛び込んだというエピソードへつながったと言われます。
この辺りがクリスマスのプレゼントの伝承に発展したようですね。
捉われた子どもを救出して、体を治したという奇跡が伝わっています。
これを合わせて子どもを喜ばせるプレゼントに結びつくようですね。
日本にクリスマスが伝わった辺りから、プレゼントの事情はちょっと変わっているようです。
諸外国ではクリスマスは本来、聖なる日ですから、お店も飲食店も休店することが多く、家族で、心穏やかに過ごし、祈りを捧げる日なんですよね。
出掛けてもお店が休んでいるのでは…仕方ないかもしれませんね。
プレゼントは元々は靴下に金貨が飛び込んだというもの。
子どもに現金を入れて渡す風習は元からなくて、主流はお菓子でした。
現代のクリスマスプレゼント事情って、おかしいですよね?
恋人とのデートだったりの外食や高価なプレゼントをする勝負デーの意味合いですし…。
子どもたちも高額なおもちゃをねだって願う日なんですもん。
1年に1度ですけど、クリスマスの由来に思いを馳せて過ごすのも風情があって良いと私は思うのですが…(*^▽^*)
聖ニコラウスの伝承は本当はもっと細かく詳細を書きたかったのですが…。
当時の文献は聖書や教会記録になるので、現代の表現ではちょっと道徳的にそぐわない記述になるので簡素化しています。
サンタクロースの伝承はアメリカなどヨーロッパ諸国系の逸話と、対抗したロシア系の伝承があります。
白雪姫などに登場する雪の精の伝承です。
ロシア版サンタクロースもなかなか味わい深い風情があります。
またヨーロッパの中でも国々によって伝承が違うので、サンタクロース1つを簡単に述べることも、じつはとても難しいものですよ(*^▽^*)