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春――それは、1年に一度だけ訪れる、やさしく心がほどける季節です。
なかでも、3月下旬から見頃を迎える桜🌸は、日本人にとって特別な存在。
お花見は、ただ桜を見るだけでなく、心を通わせる大切な時間でもありますね。
そんなお花見に欠かせないのが、お花見弁当や花見団子。
美味しいものを囲みながら、桜にまつわる話をぽつりぽつりと交わす――
そんなひとときが、場をいっそう和やかにしてくれます。
今回は、お花見の席でもちょっとした話題になる「桜にちなんだ言葉」や「四字熟語・ことわざ」を、やさしくご紹介します。
知っているようで意外と知らない桜の表現、あなたはいくつご存じですか?
春の風物詩といえば、やっぱり「桜」。
日本人の心に根づくこの花には、たくさんの言葉や名前が結びついています。
たとえば、満開の桜が空を覆う様子を「桜雲(おううん)」、こぼれ落ちるように花びらが舞う姿を「こぼれ桜」と呼んだり。
桜の花そのものを指す「桜花(おうか)」や、桜の木の皮を乾かして薬にする「桜皮(おうひ)」なんて言葉もあるんですよ。
実は咳止めに使われることもあるそうです。
他にも、春を告げる「寒桜(かんざくら)」、ピンク色の花が垂れ下がる「枝垂桜(しだれざくら)」、ふわっと重なった花びらが特徴の「八重桜(やえざくら)」など、桜の種類もさまざまです。
そして、お花見で目にする「桜餅🍡」や「桜湯」、春の風物詩としてニュースでも耳にする「桜前線」など、私たちの暮らしの中にもたくさん「桜」が息づいています。
中には、「西行桜」や「義経千本桜」といった、日本の伝統芸能にも登場する桜もありますよ。
ちなみに、桜の学術的な分類は「バラ科モモ亜科スモモ属」。
名前だけ聞くと「バラ?モモ?スモモ?」と少し不思議な気持ちになりますが、それだけ桜は広く植物の仲間として認識されているということなんですね。
また、「桜」という字を使わなくても、「花冷え」や「花吹雪」など、“花”という言葉が桜を指している表現もたくさんあります。
日本では、花=桜と捉える文化が根づいているんです。
そして品種に目を向けてみると、日本で最もポピュラーなのは「ソメイヨシノ」ですが、実は国内外を合わせると、200種類以上の桜が存在していて、今も新しい品種が次々と生み出されているそうです。
お花見といえば定番の場所に行きがちですが、品種に注目してお花見を楽しむのも、きっと素敵な体験になりますよ。
桜は、その美しさや儚さから、昔からことわざや比喩の中でもよく使われてきました。
今回は、そんな桜にちなんだ代表的なことわざを、4つご紹介します。
(あすありとおもう こころのあだざくら)
「仇桜(あだざくら)」とは、すぐに散ってしまう儚い桜のこと。
今日も咲いているから、明日も見られるだろう――
そんなふうに思っていたら、翌日にはもう散ってしまっていた…ということ、ありますよね。
このことわざは、「今あることは、当たり前じゃない。明日はどうなるか分からない」という、人生のはかなさを教えてくれる言葉です。
物事は「今」のうちに大切にしよう、という教訓が込められています。
(さくらきるばか、うめきらぬばか)
これは庭木の手入れに関することわざですが、実は深い意味があります。
梅の木は、不要な枝を切ることでよく実がなるため「ちゃんと剪定(せんてい)しないとダメ」という意味で「切らぬ馬鹿」。
逆に桜は、枝を切ったり傷つけると弱ってしまうことがあるため「切るのは馬鹿」というわけです。
ここから転じて、「物事には適したやり方がある。何でも同じように扱うと失敗するよ」という教訓にもなっています。
(はなはさくらぎ、ひとはぶし)
「花の中では桜が一番美しく、人の中では武士が最も立派である」――そんな誇りを表す言葉です。
満開に咲き、潔く散る桜の姿は、武士の生きざまや死にざまに重ねられてきました。
一瞬の美しさ、潔さ、そして誇り高さ。
それが、桜と武士に共通する“美徳”とされたのです。
現代では「自分らしく、潔く生きたい」と願う人の背中をそっと押してくれる、そんな言葉かもしれません。
(よのなかは みっかみぬまの さくらかな)
「たった三日、外を見ないうちに、桜が満開になっていた!」
この句は、俳人・松尾芭蕉の弟子である井原西鶴などの作としても知られています。
移ろいやすい桜の様子を通して、「世の中の変化は本当に早い」ということを表しています。
人の心や世間の流れも、気づかないうちに大きく変わっているかもしれませんね。
桜にまつわることわざは、ただの季節の言葉ではなく、人生の教訓や、時代の価値観を映し出しているものが多いです。
お花見の席で、こうした言葉をふと口にしてみるのも、粋な楽しみ方💡かもしれません。
桜を題材にした言葉はたくさんあるのに、四字熟語となると、意外にも数が少ないようです。
その中でも代表的なのが、こちらの2つ。
(おうからんまん)
満開の桜が、まるで咲き誇るように咲き乱れている様子をあらわした言葉です。
風にそよぎ、春の光を浴びながら華やかに咲く桜を思い浮かべると、ぴったりですね。
(おうばいとうり)
桜、梅、桃、李(すもも)。
それぞれに花の美しさや実のなる時期が違いますが、どれもがそのままで素晴らしい――
そんな意味を込めた熟語です。
「人もそれぞれに良さがある」という教えにも通じていて、個性や多様性を認め合う大切さを、自然の姿に重ねているんですね。
いろいろと調べてみましたが、「桜」をダイレクトに使った四字熟語は、意外と限られているようです。
ですが、日本語の中には「花」と表現しながら、実は桜を意味している言葉がたくさんあります。
たとえば、「花明かり」「花吹雪」「花冷え」など、どれも“桜のある春🍀”を想像させますよね。
このように、はっきりと桜とは書かなくても、その情景や心情をふんわりとにじませる――そんな“奥ゆかしさ”が、日本語の魅力でもあります。
きっと、日本人が大切にしてきた「美徳」や「気遣い」が、桜の言葉ひとつにも、しっかりと表れているのでしょう。
3月27日は「さくらの日」。
これは、1992年に日本さくらの会が制定した記念日です。
語呂合わせも見事で、「桜が“咲く”」の“さく”を3×9=27として、3月27日に設定されたのだとか。
季節もちょうど桜の開花時期に重なっていて、うまく咲きそろっていますね。
いやぁ、センスが光ってます。まさにビンゴ!
そしてちょっとした余談ですが――
介護や医療の現場でも「桜」が登場することがあるんです。
たとえば、認知症の状態をチェックする**長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)**では、「桜・猫🐱・電車」という3つの単語を覚えて、数分後に思い出せるかを確認する項目があります。
どれも私たちの身近な言葉だけれど、関係性がないからこそ、記憶力を測るのにちょうど良いと言われているんですね。
「桜」は、記憶の世界でも春の訪れを告げているのかもしれません。
――さて。
知識を深めたら、あとは**“お花見本番”**です!
お気に入りのお花見スポットで、風に舞う花びらを眺めながら、お花見弁当や花見団子、春スイーツを楽しむひととき。
そんな一日が、今年の春を特別にしてくれるはずです。
桜の言葉には、季節の美しさとともに、日本人の心の奥深くが息づいています。
どうぞこの春も、あなたらしい桜時間を、心ゆくまで楽しんでくださいね。
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