高齢者レクリエーション!4月は清明の日の外出を企画して効果をねらいましょう!

1はじめに

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4月5日頃の清明の日。

清く明るいと書く日です。

春の澄んだ大気と温かく感じ始める。

そんな頃合いの陽光…。

とても気持ち良いです。

今日は高齢者のレクリエーションで
外出の効果のねらいまで
まとめてみました。




2高齢者のレクリエーション!4月の清明の日ってご存じですか?


清明の日は4月5日頃。

二十四節気の1つで、
暦の上の時候を表す言葉です。

詳しくは次の記事を参照してみてください。

さて、清明節として中国では祝日、
沖縄でも大切にされている日です。

この日は墓参をしてお掃除をして
親族で宴席を囲む日。

日本では直前のお彼岸と重なる趣きがあります。

ですが、お彼岸頃よりも清明頃になると
日差しの温かさも一段と増します。

そうピクニックに最適な日和になり、
外出を一層、楽しみたい心持ちになれます。

3高齢者のレクリエーション!清明の日は外出を企画してみませんか?


単純に外出して陽射しを浴びて、
施設や病院などの建物外の空気を満喫する!

これが一番の目的になります。

これだけでは高齢者さんのレクリエーションとして
利用者さんにとって、どんな良い影響が出たのか判然としません。

もちろん、単なる気分転換であったり、
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感に影響して楽しめる。

日光浴や散策そのもので活用する運動量など効果は
抜群と言えるでしょう。

気持ち良い中、運動もたくさん出来てしまいます。

レクリエーションでは
結果は他人が分かるように累積して積み上げて、
次回の開催時にはより効果的に向上できるように
記録を意識せねばなりません。

何はともあれ、介護保険…お金を出す保険者が
ルールですから仕方がありません…。

4高齢者のレクリエーション!清明の日の効果のねらいはどうすべき?


では清明の日の外出レクリエーションをどのように企画する?

1 対象となる高齢者さんの人数の把握

1対1で外出する場合、
高齢者さんのお墓参りをして
温かい飲み物とお菓子を食べて
帰所するコースが出来ます。

高齢者さんと職員の対比が
多対少となるような大勢での行動になりますと、
身内の集まりではありませんから
墓参の意図が崩れてしまうので注意します。

2 墓参とピクニック要素の選択

清明の日の意図するところは
墓参とピクニックの要素です。

個別対応をしてお墓のお掃除が出来ましたら、
効果はとても高くなることは必然です。

集団対応の場合、宗旨の違いやご家族の有無などのご事情から、
共通点を見出す作業がとても大変になります。

バラバラですと、当然、墓参は成立しません。

このような場合は
ピクニック要素を優先せねばならなくなります。

施設や病院では
お彼岸で墓参できなかった人を対象に
外出にお誘いしても良いでしょう
POINT

3 清明の日の効果をねらう

季節や暦に合わせて
何かしらの行事を行うことに意義があります。

人によって記憶や感情に残る要素は
程度も含めて異なるわけです。

多くの意図するねらいを込めることで、
対象となる高齢者さんのそれぞれの記憶や感情に
確実に残る場面を演出します。

もちろん写真や動画を撮影して
振り返りや思い出に浸ることも
時として大切な要素です。

行事に参加して、いつでも様子が写真や動画で振り返れる
となれば、記憶や感情が曖昧で忘れてしまうという
要素を減少することが出来ます。

つまり、施設内に図書館のように
個人別に振り返ることが出来る場所が出来てしまうと
効果はとても高いものが狙えることになります。

その図書館に向けて、ご家族様や一般の方が来訪して、
くつろぎながら楽しめましたら、とても喜ばれます。

4 清明の日の具体的なビジョン

文字にすると単純ですが…。

出発→墓参→軽食→散歩→帰所の流れです。

寒暖など気候変化に注意して、
付き添いの人数など事故が起きないように十分な注意をしましょう。

準備物以外にも、おトイレや段差など
リスク検証をして現場の事前下見
職員とご家族で行っておくことも必須です。

下見は多職種共同で。
様々な視点を想定しながら行うと
日常的な勉強にもなります
POINT

5 清明の行事に最大限の効果をねらうとしたら?

図書館作りも大きな事業の1つになりますが、
お手軽なところでは本サイトのようなブログにして
パスワードを設定してアクセスできるようにする
といった工夫も出来るでしょう。

さて、インターネットのブログでも、
会社の記録でも同様なのですが…。

公的な記録は証明することに活用します。

介護現場では、介護の実績を記録すること

引き出した効果を後に分析出来ること。

図書館にしろ、ブログにしろ、
そこは最終の視点であり、
現実には日々の写真や動画の撮影や編集、書類への記載が
最も大事なのは言うまでもありません。

まずはそこからです。

□ 参加者全員を表にして、レ点式で実施の有無を細かく記録する書類を用いる。
□ パソコンでデータの処理が、円滑に進むシステムを作る。
□ その上でデータを引き出しながら、活用する仕組みを作る。

行事に参加された方はもちろん、
参加されていないご家族でも
詳細に状況を知ることが出来るように、
情報が届くように整えます。

葉書や封書などの郵便の活用や
制作物がお手元に届くように…
など効果的な工夫は様々にあると言えるでしょう。

その結果もまたデータとして収集して、
より良い形でご家庭へ届ける仕組み作りまで
大切になることは言うまでもありません。

5まとめ


講釈ばかりで長くなりました…。

清明の日…いろいろと由来もあるし、
行事にも活かせるところです。

大事なのは高齢者さん、
その背景にあるご家族様、事業者としての記録と
効果検証の視点を持ちながら
導入して実践を積み上げることが大事です…。

日々のお食事やお風呂、排泄といった
基礎的な生活に気配りをしながら、
精神面や季節の時候を捉えて
生活の向上を図る視点を
並行して継続することは、
大人数になるほど容易ではないでしょう。

是非、一歩ずつ着実に
取り組みを混ぜられるように
頑張ってみてください。

管理人
本記事の閲覧、
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
是非、お寄せくださいましたら幸いです。


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