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五月人形はインテリアか儀式か?三段飾りも鯉のぼりも飾って映える家族の物語!

はじめに…「飾ってなんぼ」と言われる人形たち!飾ることで家の中に“物語”が生まれる五月人形

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気がつけば春の訪れとともに、街のあちこちでキラリと光る兜たちが顔を出し始めます。

えっ、まだ2月なのに!?と驚くのも束の間、そう、五月人形の季節がやってくるのです。

ひな人形の華やかさとは一味違い、ドシンと構えるその勇ましさ。

まるで「我が家の玄関、今日から戦国時代入りまーす!」という宣言のようにも見えますね。

「どれがいいの?」「どこに置くの?」「どうやって飾るの?」と、はじめての方はもちろん、毎年出すたびに悩むベテラン勢も多いことでしょう。

五月人形には三段飾りや五段飾り、兜飾りに鎧飾り…と種類も豊富🩷。

飾る場所や方角にも何やらご利益がありそうで、なんとなく気になる…。

そんな“五月人形迷宮”に迷い込んだあなたのために、この記事では飾り方の基本から、こだわり派の豆知識、ちょっと笑えるアレンジ方法まで、まるっとご紹介しちゃいます。

「飾るのが面倒」と思っていた人も、「これは毎年の楽しみにしても良いかも」と思えるようになるかもしれません。

さあ今年は、あなたの家の五月人形にスポットライトを!いざ、飾り道を極めんっ!

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第1章…その兜は誰モデル?武将ブームに乗っかる我が家の鎧選び


五月人形と一口に言っても、その世界は意外と奥深く、何を選ぶかによって家の空気すら変わってしまう…そんな気配すらあります。

まず基本の選択肢として登場するのが「兜飾り」か「鎧飾り」か。

そしてそれをひとまとめに展示する「三段飾り」や「五段飾り」などのスタイルもあれば、あえてシンプルに兜だけをガラスケースに飾るというミニマリスト路線も

でも、最近とくに人気があるのは“武将モデル”。

伊達政宗の三日月型の前立てがピカーッと輝けば、そこはもう仙台の風。

直江兼続の「愛」の文字がどーんと鎮座すれば、リビングが一瞬で義と愛の戦場に早変わり。

まるで「戦国無双 in 我が家」。

なぜ武将モデルが人気かといえば、その背景にある“人物ストーリー”が男の子の成長に重なるからかもしれません。

「困難にも負けず、信念を貫く子に育ってほしい」「誰かのために立ち上がる優しさと強さを持っていてほしい」──そんな願いが込められた甲冑選びは、もはや“名付け”に匹敵する真剣勝負なのです。

ただ、忘れてはいけないのは「どれを選んでも正解」ということ。

自分が惹かれるもの、見た瞬間に「おっ、かっこいい」と感じたその直感を信じてOKです。

だって五月人形は“家の守り神”ですから。

自分の家に一番合った表情をしているものを選ぶのが、何よりも意味があるんです。

戦国時代の有名武将がズラリと並ぶ中、「うちの子にはこの人!」という一騎討ちのような選定作業を経て迎え入れた鎧兜は、それだけでもう家族の一員🩷。

飾るたびに「今年もよろしく頼みます」と心で手を合わせたくなりますよね。

お雛様が華やかなお姫様の舞台なら、五月人形は家族を背負って立つ“小さな大将”のステージなのです。

第2章…三段飾りの舞台裏!主役はどこ?脇役が光る配置のコツ


さて、五月人形を選び終わったら、いよいよお楽しみの「飾り付けタイム」です。

なかでも人気なのは三段飾り。

あの小さなステージに、いかにドラマを詰め込むか…。

まさに“戦国インテリア演出家”の腕の見せどころですね。

まず最上段、ここはまさに主役の座。兜や太刀、弓矢といった武具が並び、背後には金屏風がぴっかり。

両脇には篝火が添えられて、すでにここだけで映画のクライマックス感。

もはや「静かなる出陣式」。

次に二段目。

ここには軍扇や陣太鼓、陣傘など、いかにも軍師が「作戦を練ってます」的なアイテムたちが控えます。

脇役と思いきや、この小物たちがあるからこそ、兜の存在がグッと引き立つのです。

戦(いくさ)は準備がすべて、なんて言いますもんね。

そして三段目。

左には風に舞う吹き流し、右には元気な鯉のぼり。

中央には八足台に載った菖蒲酒、その横には柏餅とちまきが並びます。

ここは「食と季節の祭壇」といったところでしょうか。

見た目も彩り鮮やかで、まさに食いしん坊の目にも優しい配列です。

でもね、ここからが本番。

見栄えを左右するのは「配置と角度」。

正面から眺めて、ちょっとでも傾いていたり、高低差のバランスが崩れると、あら不思議、主役感がどこかへ行ってしまいます。

おまけに太刀が変な方向を向いていたり、鯉のぼりが逆風だったりすると、なぜか全体が“残念な空気”に…。

そう、五月人形の飾り付けはまるで「ミニチュア舞台監督」。

配役と立ち位置を整えながら、光の当たり具合まで意識してこそ完成度が高まるのです。

加えて「予算に余裕がある方」は小道具のグレードアップもおすすめ。

素材や装飾の精巧さで、まるで本物の甲冑か!?と見紛うような雰囲気に包まれます。

とはいえ、こだわればキリがない世界でもありますから、楽しみの範囲で、無理なく無駄なく取り入れていくのが理想ですね。

結局のところ、この飾り付けという時間そのものが家族の大切な思い出になるのです。

飾り終わってふと眺めたその瞬間、「あ、今年も始まったなぁ…」としみじみ感じる。

五月人形の三段飾りとは、見栄えだけでなく、春から初夏への気持ちの切り替えを彩る、小さな大舞台なのです🩷。

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第3章…湿気と向きが命取り!?五月人形が語る「風水と生存戦略」


さあ、無事に飾り終わった…と思ったら、ここからが本当の勝負どころ。

五月人形をただ並べて終わり、ではありません。

油断していると、あっという間に「金の兜がくすんで茶色に…」なんて悲劇が待っています。

そう、敵は湿気。

侮れないのです。

飾る時期としては、早すぎても遅すぎてもご利益が逃げていきそうな気がしてしまいますが、実のところ、「◯月◯日から飾るべし!」なんて厳密なルールはありません。

ただし、子どもの日=5月5日がピークですので、だいたいその1〜2週間前には出しておくと、「あっ、この家、ちゃんとしてる感」が漂ってきます。

そして終わったら、なるべく早めに片付けましょう。

理由?

それは、梅雨です。

湿気の大群が空気の鎧を破って、あなたの大切な五月人形にしれっと侵入してくるからです。

さらに盲点になりがちなのが「飾る方角」。

床の間があるお家ならラッキーですが、最近では床の間のない現代住宅も多いですよね。

そんなときは、通気性のよい場所を優先しましょう。

ちなみに北向きは「鬼門」と呼ばれて縁起が悪いという話もありますが、これも気にしすぎなくてOK。

でも、直射日光と湿気だけは、本当に兜にとっての“天敵”なので、避けてあげてくださいね。

ピカピカの銀がくすんでガッカリ…なんてことになれば、子ども以上に大人の心が曇ります。

じゃあ収納はどうするの?という話ですが、これはもう「風通しのいい晴れた日」に限ります。

うっかり梅雨の湿った日に片付けた日には、次に開けたときにまさかの「カビ兜」がお出ましになるかも…。

その姿に「え?これ、戦場から無事に帰ってこれなかった感じ?」と心が折れる前に、風と太陽に助けてもらいましょう。

収納場所も押し入れの奥底よりは、すこしでも空気が流れる場所が理想。

できれば湿気取りシートなんかも入れて、未来の自分に「ナイス防湿」と褒められる備えを。

そして極めつけは、「飾る意味を忘れないこと」。

ただの飾りじゃなくて、厄を祓い、健やかな成長を願う守り人🩷。

だからこそ、毎年の「出して飾って、しまう」までが一連の大切な儀式なんですね。

インスタ映えも大切だけど、兜だって“長生き”したいのです。

第4章…子どもが着たら映え確定!?思い出づくりに欠かせない演出術


さて、ここまできたら「飾るだけで満足していませんか?」と問いかけたくなるのが親心。

せっかくの勇ましい五月人形。

どうせなら記念日らしい盛り上がりを演出して、カメラのシャッター音が止まらない1日にしてしまいましょう。

最近では、兜や鎧の“着用可能”なモデルが販売されていたり、スタジオ撮影で本格的に甲冑体験ができる場所も増えています。

「着せたら壊れそう…」と心配してしまう気持ちはわかりますが、むしろちょっとしたイベント感を持たせることで、記憶にも記録にも残るんですよね。

実際、我が子に兜をのせてみると…あら不思議、途端に“将軍の風格”が出るから驚きです。

小さな顔に大きな前立て。

見ているこっちは感動と笑いが混ざって、スマホを構える手が震えるほど。

そして横に本物の五月人形が一緒に並べば、その姿はもう家族の歴史書に記されるべきワンシーン。

まさに「武者と弟子の対面」といったところでしょうか。

しかも、菖蒲酒や柏餅、ちまきを添えてテーブルを華やかにすれば、さらに“節句らしさ”が増します。

お母さんがちょっとがんばって和柄のランチョンマットなんか敷いた日には、もはや立派なインスタ映え会場。

光の角度を調整しながら、鯉のぼりを背景にたなびかせれば、完璧なワンショットです。

「#子どもの日 #うちの将軍 #柏餅より強い」など、ハッシュタグのセンスが問われる時間も楽しみのひとつ。

こうして毎年同じ場所で同じ人形と一緒に撮る“節句の定点観測”は、成長記録としても最高です。

柱に身長を刻む代わりに、毎年の五月人形ショットをアルバムに並べていけば、ページをめくるだけで小さな大将がどれだけ逞しくなったかが一目瞭然。

「あれ?去年はこんなに兜が大きかったのに…」なんて驚きと感動が混じって、大人たちがしみじみすること請け合いです。

さらに最近では、飾り方そのものを“おしゃれ空間化”する人も増えています。

台座にライトを仕込んだり、背景に和紙アートを飾ったり、ガーランドで名前を添えたり。

伝統と現代の融合も、もはやアリ中のアリ。

大切なのは“気持ちを込めて飾ること”ですから、あなたのセンスで「世界に一つの節句演出🩷」を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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まとめ…柏餅の香りに包まれながら鎧の前でピシッと撮る家族の成長アルバム!


五月人形と聞くと、「兜を出して並べるだけでしょ?」なんて思われがち。

でも実際に飾ってみると、そこには細やかな手順と想いが込められていて、毎年同じ場所に同じように並べながらも、不思議と少しずつ、風景も気持ちも変わっていくのです。

豪華な三段飾りも、小さなガラスケースの兜も、それぞれが「その家だけの物語」を紡ぎます。

飾る場所、向き、配置の美しさや、鯉のぼりのたなびく方向にさえ、小さなこだわりと願いが込められているのです。

さらに、湿気との仁義なき戦い、光加減と風通しの調整といった、地味だけどとても大事な“裏方作業”こそ、五月人形が長く愛される秘訣でもあります。

子どもに兜を被せて笑ったあの日。

菖蒲酒と柏餅で乾杯して、写真を撮ったその瞬間。

兄弟でちまきをかじりながら、背比べをした柱の前での一枚。

──そんな家族の記憶が、一年に一度、鎧の前でそっと再生されるのです。

「今年も元気に育ちました」と報告するように、「また1年、守ってくださいね」と願いをこめて。

飾って眺めて、しまってまた来年。

そうやって何度も繰り返されるその時間こそが、五月人形の本当の意味なのかもしれません。

さあ、今年はどんな飾り方で、どんな写真を撮りましょうか?

ひとりの小さな大将のために、家族みんなでつくる、たったひとつの節句の物語。

あなたの家庭だけの“飾り方”を、どうぞ楽しんでみてくださいね🩷。

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niiro makoto

View Comments

  • こんにちは。
    五月人形は、お雛様と違って力強いですね。
    端午の節句のお祝い膳などに走りがちですね(;^ω^)
    応援ポチ。

    • コメントありがとうございますm(__)m

      お雛様も五月人形も飾りとして歴史がありますよね。
      どちらも、歴史の重みと共に子どもたちの健やかな成長への願いが込められています。

      祝い膳もこだわって賑やかにお祝いしたいですよね。
      きっと子どもたちに親が子を想う心が伝わると思います。

      私…絆を深める機会は多いほど良いんじゃないかなと思うので…。

      是非、今日、この祝いの日は今日だけという思いで、1日1日の充実を実感して過ごしたいところですよね。