昔話の金太郎をご存じ?歌も話のあらすじも子どもの日に読み聞かせたい!伝説が満載ですよね
はじめに
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誰でも知ってる『 金太郎 』の日本昔話…。
赤い腹掛けに『 金 』マーク。
最近のどこぞのコマーシャルでも採用されていますし、日本人にはとっては昔から馴染み深い昔話の1つです。
今日は、金太郎の話題をもとに記事を書いてみました(*^▽^*)
昔話の金太郎の歌をご存じ?
まさかりかついだ きんたろう
くまにまたがり おうまのけいこ
はいしどうどうはいどうどう
はいしどうどうはいどうどう
あしがらやまの やまおくで
けだものあつめて すもうのけいこ
はっけよいよいのこった
はっけよいよいのこった
2番まである優れものです。
1番も2番も、どちらも金太郎の幼少期をテーマに選んだ歌ですね。
昔話で語られるワンシーンをリズミカルな歌にして表した誰もが知る歌ですよね。
この歌が作られて世に広まったのは、1900年頃のこと…。
もう100年以上も歌われている歌なんですね。
さて、歌から見れるのは、
・力持ち
・練習熱心
・異文化交流が得意?
人のお友だちが登場しないのは現代では少し寂しいかもしれませんが、言葉の通じない動物たちに好かれるほどの心安らかな人物であることが伺えますよね。
そして、人から見て、とても特別な人に見えます。
昔話の金太郎のあらすじは?
よく昔話になる部分のお話
□ 赤ちゃんの頃から、とても元気で大きく育って欲しい母の願いを込めて腹掛けをあげた。
↓
□ 大きくなるにつれて、山の動物たちと友だちになって相撲をして遊んだ。
↓
□ 腹掛けがぴったりになる頃に、お母さんは鉞 ( まさかり ) をプレゼント。
↓
□ 仲間たちと栗拾いに出掛けた金太郎。壊れて渡れない橋に倒木して橋がけを達成!
↓
□ 栗拾いに夢中になっているところに暴れん坊の熊が登場して、相撲で勝負!そしてお友だちに。
幼少期の昔話になるお話はこのような流れです。
山の動物たちと仲良く楽しく成長していく金太郎の武勇伝ですよね。
金太郎は実在したと言われているので…
お話の前段階、出生についての逸話も残っています。
金太郎は天暦10年( 956年 ) 5月の生まれと一説に語り継がれています。
足柄山にほど近い静岡県の小山町で誕生したと言われ、金時神社にはゆかりが多く残されています。
母は彫り物師十兵衛の娘八重桐と言われています。
父は坂田蔵人という都の役人で、母が都に昇って結ばれた子が金太郎。
里帰り出産をして、いざ都にという段で坂田蔵人が亡くなってしまったので足柄山で育てることになったとも…。
その後、20歳になる976年に武家の源頼光に見初められ、彼の四天王として近侍し、都に上ります。
丹波に住む鬼・酒呑童子を退治したという逸話に名を連ねます。
そして静岡、滋賀、京都、兵庫あたりに足跡を残しているようです。
この辺りは出世頭としてあやかろうという商売根性もあいまってですが、
□ 金太郎飴
□ 五月人形のモデルに前掛けが採用
じつは金太郎の子どもである坂田金平は『 きんぴらごぼう 』のモデルになったのだとか…。
優しい逞しき男子・金太郎は、こうして1000年以上語り継がれる偉人になっていくわけですね。
昔話の金太郎を子どもたちに読み聞かせる時に…
さて、子どもの日。
金太郎をテーマに腹掛けと家族相撲大会!を開催してみても楽しいかもしれませんね。
親族で節句祝いを兼ねてお祝いしてみますと、子どもの日の菖蒲・尚武・勝負!とかけて縁起ものでもあります。
実際に地方ではそのような相撲大会を企画されているところもありますからね。
大会とまでいかなくても、ご家庭やご親族、ご近所で楽しく遊んであげることも、子どもにとって印象深い1日になるのではないでしょうか。
さて、いつもの如く、昔話とテーマに置きつつ、細かいところを省略したあらすじを掲載しておきましたし、関連記事も合わせて併載しました。
眠る前のお子さまに読み聞かせる時、本をそのまま読むのはつまらない。
読み聞かせるお父さん、お母さんのアレンジ、抑揚、オリジナリティーを足してみましょう。
□ 山の動物たちはいろんな動物にアレンジできます。
□ 生まれから鬼退治まで桃太郎なみに昔話にしても楽しいでしょう。
□ 八重桐さんを山姥と結びつけた怖さ満点の異端金太郎伝も世にはあるので、その向きでアレンジしてみるのも…。
※そっちの怖い系へアレンジする向きは少しだけ、軽くだけにするようにしましょう。
親子で読み聞かせを楽しむ時間、子どもは布団に入りながらワクワクと…。
大人は早く寝てくれぃ…となってはいけません。
全力で読み聞かせますと、興奮して疲れた子は結果、意外に早く寝落ちしてくれるものですから。
是非、親子揃って、読み聞かせは全力で楽しんでみてくださいね(*^▽^*)
まとめ
金太郎をテーマに子どもの日も掠りつつ、何とか記事に出来ました。
私は子育てで子どもに前掛けをかけたことがなかったですが、今から思えば1枚くらい写真を残したかったような気がします…残念。
五月人形のモデルとして採用される金太郎の前掛け。
思い出の1つになりますから、華美な五月人形と合わせて、是非、楽しんでみてくださいね。
金太郎の昔話のあらすじを掲載しましたが、一般的な童話ではこのような流れでした。
実際に調べてみますと、同じ金太郎をテーマにしながら、怖い系から長い系、横流れ系といろいろな昔話のお話があって、どれも筆者さんにより、微妙な差があります。
もちろん文才の差もあるのでしょうけど…。
だったら、どんなものか程度で把握されて、ご家庭流にアレンジして楽しく伝えるのが正解だろうなぁと思い3章を書いてみました。
楽しい子どもの日の前夜に楽しんでみてくださいね(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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