5月5のこどもの日に母はどこへ?介護職ママたちの奮闘記!

[ 5月の記事 ]

はじめに…

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こどもの日、お母さんと一緒に遊べるよね?」

そう聞かれて、一瞬、言葉に詰まる介護職ママたち。

世間ではゴールデンウィークの真っ只中。

子どもたちはワクワク🩷しているのに、母はというと… 職場にいる。

そう、介護施設は祝日でも通常営業。むしろ、ご家族の面会が増える分、いつも以上に忙しくなるのだ。

「子どものための祝日なのに、母はいない。」

そんな矛盾が、介護職の現実として横たわる。

果たして、母親たちはこどもの日に休めるのか?

仕事と家庭の狭間で奮闘するママたちの姿を、明るく楽しく、でもリアルに描いてみよう。

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ママは仕事で子どもはお休み?こどもの日ミステリー


「ママー、こどもの日って何する日ー?」

「え?えーっと……」

子どもの無邪気な質問に、一瞬フリーズする母親。

心の中では「えっと、それは…子どものための祝日だけど…お母さん、仕事なんだよね…」と、答えに詰まる。

こどもの日とは、本来、子どもの健やかな成長を祝う日。

ところが、介護施設で働く母たちにとっては、「出勤しなければならない日」。

つまり、「子どものための祝日」と言いながら、子どもを置いて仕事に行かざるを得ない日でもあるのだ。

なんという矛盾!

子どもたちは期待に満ちた目で「今日は何するの?」とワクワクしている。

ゴールデンウイークにしかないイベントもたくさんある…

しかし、ママたちのスケジュールには「こいのぼりを見に行く」「兜をかぶる」「柏餅を食べる」といった楽しい予定はなく、あるのは「出勤」「利用者様の整容」「ご家族対応」「戦場のような祝日シフト」…。

「なんでママはこどもの日にいないの?」

その疑問はまさに正論である。

しかし、現実は「お母さんの職場、祝日は戦場だから!」としか答えようがない。

幼稚園や学校は休み。

保育園は「お休みの方はお家で過ごしましょうね~」という空気。

ファミリー向けの商業施設は「こどもの日イベント開催中!」と派手に盛り上がる。

しかし、そこにママたちの姿はない。

なぜなら、彼女たちは介護施設という別世界で、汗だくになりながら高齢者の支度を整え、ご家族の来訪に備えて大奮闘しているからである。

「今日はこどもの日🍀だよね?」

「うん…ママはね、大人の日だから仕事行ってくるね…」

こんな会話、全国の介護職ママたちの家庭で交わされているのではないだろうか?

こうして、こどもの日は「家族みんなで楽しむ日」ではなく、「母がいない日」になってしまうのであった…。

(つづく)

戦場と化す介護施設!?祝日シフトのカオス


「おはようございまーす!」

元気に出勤したはずなのに、施設の空気を察した瞬間、足が止まる。

今日のフロア、何かがおかしい。

いや、何かが足りない……。

「……あれ?人が少なくない?」

そう、今日はこどもの日。

世間はゴールデンウィークの真っ最中。

介護職ママたちの多くは「子どもがいるので」とパートをお休みし、その分、正社員がカバーすることになる

つまり――

「今日の戦力、いつもの半分以下です」

「え、嘘でしょ?面会予約、いつもより多いよね?」

「ええ。祝日だから、ご家族の来訪ラッシュですね」

「……うん、もう笑うしかないね!😹」

そう、祝日には特有の「介護職あるある」が発動する。

利用者さんのご家族は、「せっかくの休みだから、久しぶりに親の顔を見に行こう!」と考え、普段より面会が増えるのだ。

しかも、家族が来るとなれば、利用者さんの身支度を整えるのは必須。

「〇〇さんのご家族、11時に来るので髪を整えておいてください!」

「△△さんの息子さん、久々の面会なので、少しおしゃれな服に着替えます!」

「〇〇さん、朝ごはんのあとヒゲ剃りをお願いします!」

……いや、ちょっと待って!?

普段の業務だけでもてんてこまいなのに、今日は祝日仕様の「+αの身支度対応」が追加されている。

しかも、戦力は半分。

これはもう、詰んでいるのでは?

「ちょっと!〇〇さん、せっかく着替えたのに、『やっぱりこの服イヤ』って脱いじゃったんだけど!」

「えっ、△△さん、セットした髪を気に入らなくて、また水で濡らしちゃいました!」

「〇〇さん、ご家族と話したいって張り切りすぎて、廊下を歩き回ってるんだけど!」

「もう、お願いだから落ち着いてー!!!」

朝から走り回る介護スタッフたち。

しかし、タイムスケジュールは待ってくれない。

そんな中、「あれ、〇〇さんのご家族、来るって言ってたのに時間過ぎても来てない…?」という事態も発生。

「すみません、ちょっと遅れるそうです!」

「……早く言って!今、全力で準備したのに!」

ご家族の到着タイミングがズレると、準備していた利用者さんは待ちくたびれ、スタッフは予定を組み直し…。

もう、てんやわんやの大騒ぎである。

そして、午後になり――

「なんとか乗り切った…」

とホッとしたのも束の間、今度は帰宅ラッシュ。

「お母さん、また来るね!」

「またすぐ来ますからね!」

ご家族が帰ると、利用者さんの中には「寂しくなっちゃった…」と落ち込む方もいる。

「お孫さん、帰っちゃったのね…」

「私もそろそろ家に帰る準備を…」

「えっと…ここがご自宅です…!」

そんなやり取りを繰り返しながら、日が暮れていく。

「……あれ、こどもの日だったよね?」

家に帰れば、子どもたちが「ママ、今日こどもの日だったのに、どこ行ってたの?」と純粋な瞳で聞いてくる。

「……あのね、ママは今日、大きい子どもたち(※ご利用者様)のお世話してたの…!」

こうして、介護職ママたちの「こどもの日」は、戦場のような一日として幕を閉じるのであった。

(つづく)

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「お母さんに休みを!」と叫ぶ前に…現実的な打開策を考える


「ママ、こどもの日はお休み?」

「……ごめんね、ママ、お仕事なの」

この何気ないやり取りの中に、介護職ママの悲痛な現実が詰まっている。

世間の「ゴールデンウィーク!」という浮かれムードを横目に、介護施設は今日も通常運転

いや、むしろ通常より忙しい。

パートさんの「子どもがいるのでお休みします」は理解できる。

が、その結果、正社員の母親たちは「出勤しないと現場が回らない」という責任を背負わされる。

希望休?そんなものは「シフトの都合」で消える運命。

土日祝?有給?それって美味しいの?状態。

「ねぇ、シフト組む人、こどもの日がどんな日か知ってる?」

この疑問がふと湧き上がる。

――「子どもの日」なのに、母が働いているのは、なんかおかしくない?

もちろん、みんなが休めるわけじゃないのは分かる。

でも、「子育てしている母親が優先的に休めるシステム」くらい、考えられないのか?

だが、現実は「業務が優先」。

「職員全員の公平性」なんて言われたら、もう何も言えなくなる。

いやいやいや、ちょっと待て。

「希望休のシステムが破綻してるのがそもそもおかしいんじゃない?」

たとえば、希望休を入れるにしても、シフトの調整が「早い者勝ち」だったり、「運」で決まったりしてしまうこともある。

上司の依怙贔屓なんて論外だが陰湿な対応も隠れてあったりする…

子どものイベントがある時期は競争率が高すぎて、取れなかった時のショックは計り知れない。

「しかも、授業参観とか運動会とか、子どもの行事が前後にあるから、希望休をこどもの日まで温存できない!」

つまり、希望休が「一回こっきりのボーナス券」みたいになってしまうと、「ああ、もう私には休む権利なんてないんだな」と諦めるしかなくなる。

一方、シフトを組む管理者側の言い分はこうだ。

「いや、施設だってギリギリの人数で回してるし、全員に希望休を通してたら現場が回らないでしょ?」

はい、これ、完全に「利用者を盾にして従業員の権利を潰すやり方」です。

もちろん、利用者さんを大事にするのは当然。

けど、「利用者のために」って言葉を使って、従業員のプライベートや子どもとの時間を犠牲にするのは、違うんじゃない?

だって、このままじゃ「仕事を辞めるしかない」って人が増えるだけ。

で、結局は「人がいないから休めない」という負のループが完成する。

この状況を変えるにはどうすればいいのか?

まず、シフトを組む人に「祝日に働くのが誰か?」を見える化してもらうこと。

「毎回、正社員の母親ばかりが犠牲になっていないか?」

「希望休を取れる人と取れない人に偏りはないか?」

こうしたデータを出せば、少なくとも「なんとなく母親が出勤する流れ」は改善できる。

それから、「固定観念を壊すこと」も大事。

たとえば、「子どものいない職員なら休みを譲れるでしょ?」なんて簡単に言うのはNG。

独身だって、推しのライブや友人との旅行、大事な予定があるかもしれない。

お互いの生活を尊重しながら、シフトを公平にするための仕組みが必要だ。

そして、施設の経営者や管理者が「祝日=忙しい」ことを前提にして、最初から「祝日専用の人員確保」をするのも重要。

例えば、契約社員やスポットバイトを入れる仕組みを作っておけば、正社員だけが無理をしなくて済む。

結局、解決策は「みんなが少しずつ動けば実現できることばかり📌」なのだ。

介護職のママたちが、「こどもの日くらいは子どもと一緒に過ごせる」社会になる日は来るのか?

その未来をつくるために、声を上げていくしかない――。

(おわり)


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まとめ こどもの日に母はどこへ? 介護職ママたちの奮闘は続く…!


こどもの日🎏。

世間の親たちは「今日は子どもと何しようかな?」と考え、公園やイベント、レジャー施設へと繰り出す。

しかし、一部の母親たちは、違う戦場に向かっていた―― 介護施設という名の最前線へ。

こどもの日は、もはや「子どもが親を独占できる日」ではなく、介護職ママにとっては 「いつも以上に働かなければならない日」になっているのが現実だ。

パートのママたちは「子どもがいるので」と当然のようにお休みし、シフトの穴は正社員のママたちが埋める。

そして、その結果、「こどもの日なのに、子どもと過ごせない」という本末転倒な矛盾が生まれる。

「いやいや、誰か気づいて! こどもの日なのに、母はどこ?」

しかし、施設のシフト担当者や管理者は「うん、それで?」という顔をしている。

これが特に介護職ママの癇に障る

そして脱力と諦めである

――「仕方ないよね、仕事だし」

その一言で片付けられてしまうのが、介護業界の悲しき祝日シフトの現実である。

でも、本当に「仕方ない」だけで終わらせていいのか?

希望休が取りづらく、気づけば正社員の母親ばかりが犠牲になっているこの現状。

これを 「仕方ない」から「なんとかしよう」 へと変えることはできないのか?

シフト管理の見直し、祝日人員の確保、偏りをなくすデータ化。

ほんの少しの工夫で、介護職ママたちが 「こどもの日くらいは子どもと一緒にいられる」 環境は作れるはず。

こどもの日は 「子どもが親と過ごせる日」 であってほしい。

そのためには、 「仕事だから仕方ない」ではなく、「どうしたら休めるのか?」を考える社会 にしていくことが大切なのだ。

今日も介護施設のどこかで、母親たちが 「いってきます」 と出勤し、「ただいま」と帰る頃には、子どもはもう夢の中。

そんなこどもの日が、少しずつでも変わっていく未来を願って―― 介護職ママたちの奮闘は、まだまだ続く!

(おわり)

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