五月人形は三段飾りなどいろいろあるけど飾り方は方角とおしゃれに注意すればOK!
はじめに
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早いところでは2月も半ばから、店頭に並び始める五月人形。
五月人形には、いろんな種類もあって、どれにしようか悩みますよね。
どれでもお気に入りを購入されるのが正解です。
今日は五月人形をテーマに記事にしてみました(*^▽^*)
五月人形の種類は三段飾りなどいろいろです
武家が誕生しましてから、華やかな戦場の衣装は様々なタイプが作られるようになり、勇ましさと共に世に伝わり、残されてきました。
そんな偉人にあやかっての五月人形という側面と、古来から人形に込められた願いというものがあります。
ひな祭りのお雛さまもそうですが人形は、人の災いを本人の代わりに引き受け、身代わりになってくれるという風習があります。
五月人形は勇ましさから厄災を成敗してくださる…と言えるでしょうか。
強く逞しく子どもが成長できるようにと願いを込めて飾ります。
昨今の歴史ブームなどで伊達政宗や直江兼続、本多忠勝などの戦国時代を代表する武者の甲冑も人気があるようですね。
この辺りの兜や鎧の選び方は、皆様お一人お一人の趣向です。
どれを購入されても正解です。
五月人形の基本的な三段飾りの飾り方は?
一般的に多く飾られるのは三段飾りでしょうか。
お雛様では七段飾りもありますが…。
五月人形の五段飾りの基本的な飾り方
最上段から、正面に見て左から右に並べていきます。
最上段 … 奥 弓矢・太刀 最背面に屏風
前面 左右に篝火
二段目 … 軍扇 陣太鼓 陣傘
三段目 … 左に吹き流し 右に鯉のぼり
中央に八足台に載せた菖蒲酒、菖蒲酒の左右に柏餅とちまき
これが基本的な並べ方ですが、正面から見て、それぞれのパーツの向き、角度を見栄えよく整えなければいけませんね。
また1つ1つの部品にこだわりだしますと、コストも高くなりますが見栄えはどんどん向上しますよね。
こだわりは際限がありませんが、興味や趣味の行き先の1つとしては、伝統文化を肌で感じられる有意義な世界かもしれません。
五月人形の飾り方で注意するのは?
お雛様にも共通する課題もありますが、注意点をまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
飾る時期は?
5月5日がメインとなる子どもの日の飾りですから、1~2週間前に飾り、5月5日が過ぎましたら、晴れた通気性の良い日に片付けをしましょう。
この辺りも厳しく、いつからいつまでといった決まりは特にないので、自由です。
でも、年中飾りっぱなしにするのも世間体が悪いですし…。
梅雨になりますと、湿気で鎧兜は痛みやすくなりますので…やはり片付けは早々にした方が良さそうです。
場所と向きが大切?
床の間に飾るのが一般的な飾り方ですが、床の間がないご家庭も昨今はよくあります。
先項で少し触れましたが、五月人形は湿気やカビで、とても早く痛みやすいので、通気性が良い場所で、直射日光を避けて色あせたり、風化しないように場所取りを考える必要があります。
それから、北向きは鬼門と言いまして避けた方が良いともされています。
いろいろと保管・保存のあり方が、長く五月人形を活用できる工夫なのですね。
おしゃれに飾る?
せっかく買った五月人形。
ちょこっと子供に着せて記念撮影!!
このくらいは、お子様の年齢と鎧兜のサイズによって、十分に楽しめるポイントかもしれません。
まぁ、五月人形の役割のほとんどは、観賞用に鎮座いただいて、お祀りする意味になっていきますよね。
光の加減や鎧兜の角度、太刀や弓矢の位置や向き…。
1つ1つに決まりはないので、インスタ映えするように、採光や品々の角度を調節されてみても良いかもしれません。
ご家族揃って、そんな飾り1つ1つを会話を楽しみながら飾りつけする1日も有意義な1日になりますよね(*^▽^*)
まとめ
五月人形って、金銀鉄、赤青黄緑白の五色と並び、艶やかではありますが、雛飾りと異なり勇壮ですよね。
男の子の節句を代表するにふさわしい雰囲気です。
飾り物を並べる…。飾り方を独自に工夫する…。伝統を重んじながら現代風に、自分の家庭流にアレンジして飾りましょう。
ご家族、一家団欒の1日の楽しみにされてみると豊かな風情ある1日になるのではないでしょうか。
…柏餅にちまき、鯉料理…。お目出度いの鯛料理。
お父さんは菖蒲酒も添えて…。
ご馳走に早々と移ってしまいがちな節句の当日…。
一家、正装して記念撮影に臨むのも乙なものです。
そう、鯉のぼりの歌に並んで節句の歌として知られる歌の中に、ちまきを食べながら、背を測り、記録する兄弟の歌がありますよね。
記念撮影と柱に刻む成長の記録…五月人形を横に並べて記録しますと一枚の絵として最高の思い出になるのではないでしょうか。
是非、5月5日の節句の1日1日、毎年の記録を楽しんでみてくださいね(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
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コメント ( 2 )
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こんにちは。
五月人形は、お雛様と違って力強いですね。
端午の節句のお祝い膳などに走りがちですね(;^ω^)
応援ポチ。
コメントありがとうございますm(__)m
お雛様も五月人形も飾りとして歴史がありますよね。
どちらも、歴史の重みと共に子どもたちの健やかな成長への願いが込められています。
祝い膳もこだわって賑やかにお祝いしたいですよね。
きっと子どもたちに親が子を想う心が伝わると思います。
私…絆を深める機会は多いほど良いんじゃないかなと思うので…。
是非、今日、この祝いの日は今日だけという思いで、1日1日の充実を実感して過ごしたいところですよね。