ありがとうをカタチにする日~母の日のはじまりとちいさな心の贈り物

[ 5月の記事 ]

はじめに…その手はだれのために?

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お母さんって、どうしてあんなに朝早く起きて、夜遅くまで起きてるんでしょう?

気づいたらごはんができていて、気づいたら洗濯物がたたまれていて、気づいたら「はやくしなさーい!」って叫ばれていて(笑)

気づくのが遅くなるくらい、当たり前みたいな顔してがんばってる存在。

それが「母」という人です。

5月の第2日曜日、なんでもないような日が、急にちょっと特別な日になる…。

それが“母の日”というイベント。

でもね、この日がどうして生まれたのか? なぜ花を贈るのか?

そう聞かれたら、大人でも「えっと…」ってなること、ありませんか?

実は、母の日って、ちょっと感動するエピソードから始まったのです。

保育園のちびっ子たちにも「ありがとう」を届ける心を育ててほしい。

そんな想いから、母の日の始まりや込められた意味を、楽しく、やさしくお届けします🩷。

さぁ、ちょっとだけタイムスリップしてみましょう。

ヒントは「カーネーション」と「白」と「赤」と…あと、ちょっとの勇気。

お母さんの笑顔を引き出すためのヒミツ、こっそり教えちゃいますね。

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第1章…アメリカの教会に咲いた白い花の意味


その昔、アメリカという遠い国に「アン・ジャービスさん」というとてもがんばり屋のお母さんがいました。

けれど彼女は、家でのんびりしていたわけではなくて、なんと“戦争中のけが人たち”を助ける活動をしていたんです。

敵も味方も関係なく「困ってる人は助ける!」と動き続けていたお母さんたちのチームを作ったのが、彼女だったんですね。

そのアンさんが亡くなった時、娘のアンナ・ジャービスさんは、お母さんに「ありがとう」を届けたくて、白いカーネーションを教会のお墓にそっと手向けました。

これが、のちに「母の日」と呼ばれるようになるイベントのきっかけとなったのです。

ちなみに、このお花、白いのは「亡くなったお母さん」へ。

生きてるお母さんには赤いカーネーションを…という風習ができたんですね。

えっ?ピンクとか黄色でもいいの?…もちろん大丈夫!

気持ちがこもっていれば、お花の色は好きな色でOKです。

今では「ママが好きな花を選んで贈ろう!」というスタイルも増えていて、バラやガーベラが登場することもあるんですよ。

ところで、母の日は世界中でやってるんでしょうか?

答えは…「うん、だいたいやってる!」でも、日にちはちょっとバラバラで、5月じゃない国もあるんです。

4月に祝う国もあれば、6月にお祝いする地域もあって、「母を想う心」は世界共通だけど、「祝う日」は文化によって違うんですね。

日本でこの風習が広まったのは、アンナさんの活動を知った青山学院大学ががんばったからなんですって。

そして、昔は昭和天皇の奥様(香淳皇后さま)の誕生日である3月6日を「母の日」としていた時期もあったのですが、最終的に今の「5月の第2日曜日」に落ち着いたというわけです。

ここだけの話、母の日が人気になった理由には、フラワーショップさんやデパートの涙ぐましい営業努力もあったんだとか…。

そう、宣伝って大事です(笑)

そんな風に、母の日ってただのイベントじゃなくて、「ありがとう」が世界中をぐるっと巡って形になった日🩷。

なんて尊い…いや、尊くてちょっと泣けるけど、お花屋さんのポスターを見てるとなんだかお財布が泣きそうになる…そんな不思議な日なんです(^-^)

第2章…何を贈るかよりもどう届けるか


母の日って聞くと、「何あげる?」「カーネーション?」「プレゼントいるよね?」って、ついつい“モノ選び”に全力投球しがち。

でも、本当に大切なのはそこじゃないんです。

贈るモノよりも、その中に入ってる“気持ちの中身”。

そう、お母さんが欲しいのは、ブランドでも豪華でもなくて、「わたしのこと、ちゃんと見てくれてるんだ」っていう気持ちの証

「ありがとう」って言葉はタダなんだけど、実は最強なんです。

でも、ただ言えばいいってわけでもなくて、言い方やタイミングもけっこう重要だったりします。

恥ずかしそうにモジモジしながら言うのもかわいいし、全力のハグ付きなら、もうそれだけでお母さんは泣きそうになります。

あと、意外と「手作り」が最強説。

お絵かきでも、折り紙でも、ちょっと曲がったクッキーでも…子どもの手から生まれたものって、世界にひとつだけ。

保育園でよく作る「おかあさんの顔」を描いた紙の工作、あれ、目が3つあっても、鼻が逆さでも、めちゃくちゃ喜ばれるんです。

なぜならそこには、「お母さんを思いながら作った」という証がぎゅうぎゅうに詰まっているから。

でもここでひとつ、大事な視点を忘れずに。

母の日の“本当の意味”って、過去のありがとうだけじゃないんです。

今日のありがとう、明日のありがとう、そして「これからもよろしくね」の気持ちを伝えることなんです。

つまり、過去も未来もまるっと抱きしめて「感謝」を届けるイベント。

それともう一つ、「自分は愛されて育ったんだなぁ」って子どもが実感できる日でもあるんです。

お母さんにありがとうを言うことで、実は子ども自身も幸せを感じる仕組みになってるんですよ。

ちょっと不思議だけど、これが心のやりとりの面白いところ。

そして最後に、声を大にして言いたいのは…プレゼントがなくてもぜんぜんOK!

大事なのは、思い出に残ること。

たとえ何も贈らなくても、にこっと笑って「ありがとう」って言われたら、それだけで“ごちそう”です。

お財布にやさしく、心にはどーんと届く🩷。

そんな母の日が、いちばんいい日なのかもしれませんね。

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第3章…きもちって…じっとしてたら伝わらないよ


保育園の子どもたちに、「母の日ってなに?」って聞くと、まず最初に「ママにお花あげる日!」って返ってきます。

もうそれだけで100点満点です。

でもね、もうちょっとだけ、そのお花に“きもち”が乗っかるようにするにはどうしたらいいんでしょう?

まず、子どもたちは大人のマネっこが大好き。

おうちで「ありがとう」「助かるよ〜」「いつも頑張ってるね」なんて言葉が飛び交っていると、それが自然と心にしみ込んで、自分も同じように言えるようになっていくんです。

つまり、母の日って、子どもの“まねっこ力”が本領発揮される日でもあるんですね。

でも現実問題、「ママ、いつもありがとう」ってセリフ、照れくさくてなかなか言えない子もいます。

だって、普段は“お腹すいた〜”とか“ママ来て〜”って呼ぶ側だから…。

そんなときは、“ありがとう”を絵にしたり、歌にしたり、保育園で作った工作に託すのがとってもいいアイデアです。

ぎこちない折り紙のハートでも、クレヨンで描いたママの顔がちょっとホラーでも、それはもう、ママのハートにズドンと刺さる最高のギフト。

先生方もここぞとばかりに活躍してくださいます。

子どもたちがママの好きな色を思い出してカーネーションを選んだり、「お母さんってどんな人?」とインタビューして“ママ新聞”を作ってくれたり。あの一連の制作時間…ほんとに神回です。

保育園児が全力で取り組む姿には、だれも勝てません。

でもね、忘れちゃいけないのは、母の日って“ママにありがとうを届ける日”であると同時に、“自分が大事にされていることを再確認する日”でもあるということ。

子どもは、自分の“ありがとう”がママを笑顔にできた瞬間、「あ、ぼくって誰かの役に立てるんだ!」って初めて知るんです。

これって、将来どんな大人になるかにもつながる、とっても大事な経験です。

だからこそ、母の日は“練習の日”でもあります。

心の中のあたたかいきもちを、ちゃんと外に出して、届ける練習。

それがカーネーションでも、お絵かきでも、おにぎり1個でも、やってみることに意味があるんです。

…あ、ちなみに「お手紙書こうね!」と保育園で言うと、「かけたー!」って自信満々で渡されるお手紙が、全部ひらがなで「まままままままま」だったりします(笑)

でも、それでもいいんです。

そこに“ままがすき”っていう気持ちがある限り、それは世界にひとつの感謝状!🩷

第4章…お母さんは何が好き?


さて、母の日って「何かあげなきゃいけない日」って思われがちなんですが、実はプレゼントよりも前に、もっと大事なことがあります。

それは、“お母さんのことをちゃんと知ってるか?”という問い。

「え?知ってるよ、ママでしょ!」って思ったあなた、じゃあ…ママの好きな色、言えますか?

好きな食べ物は?

好きなテレビ番組は?

え…まさか「知らない…」ってこと、ないですよね?(ドキッ)

母の日に贈るプレゼントが、どんなに高級でも、趣味に合ってなかったら大変なことに。

昔、ある子が“ママにネイルシールをあげたら”「仕事で使えないじゃん…」と悲しまれたという伝説もあります。

でもご安心を。

子どもたちは、世界で一番素直なリサーチャー。

好きなごはんや、いつも見てる服の色、おかあさんが買い物の時につい立ち止まるコーナーをちゃんと見ています。

そう、ヒントは日常の中にゴロゴロ転がってるんです。

だからこそ、母の日は家族みんなで「ママのこと、ちょっと調べてみよう!」の日にしてみるのがおすすめ。

家族会議で「ママってどんな人?」をテーマにすると、意外と知らなかった一面が出てくるかもしれません。

お兄ちゃん「うちのママ、辛いもの苦手なのにカレー作ってくれるよね」

お父さん「寝る前にこっそりYouTubeで柴犬見てるの知ってるよ」

妹ちゃん「ママね、私のほっぺ触るのが趣味なんだって!」

…ほら、こんなふうに、“知ること”が“愛すること”に変わっていくんです。

そして一歩進んで、お母さん自身も「わたし、これが好きなの!」って言ってみてください。

「いつもありがとう」って言われる側にも、ちょっとした“自己紹介の機会”があってもいいじゃないですか。

家族のために一生懸命動いている毎日だからこそ、母の日は“お母さんらしさ”をちょっと前に出してみるチャンスでもあるんです。

ちなみに、最近では「母の日に自分の好きなご飯だけ作る」っていう自己表現スタイルもじわじわ人気。

ポテサラだけの夕食?最高じゃないですか!

母の日のメニューは、食べる側より作る側が決めていい!

それこそが、感謝をカタチにする新しい一歩かもしれませんね🩷。

第5章…大人も子どもも“伝える力”を育てよう


母の日の絵本を読んで、ほっこりした気持ちになったそのあと…。

子どもたちはお絵かきに没頭したり、カーネーションの形に切った色紙と格闘したり、ちいさな手で一生懸命がんばります。

これってただの制作活動…じゃないんですよ。

実は「ありがとう」を届ける練習、つまり“心の使い方”のトレーニングになっているんです。

保育園や幼稚園では、年齢に応じた言葉や方法で「母の日の意味」や「感謝する心の大切さ」を教えてくれます。

でも、感謝ってね、「教えられてもすぐできる」ってものじゃないんです。

だってそれは、靴ひもを結ぶみたいに、何度も何度も経験して覚えるものだから。

だからこそ、母の日のように“ありがとうのきっかけ”をくれるイベントは、本当に貴重です。

子どもがママのために作った手紙に、ハートが逆さまに貼ってあったっていいんです。

「すき」と書くつもりが「すきき」になってても、それが気持ちの始まり。

大人だって、最初からうまく伝えられないこと、たくさんありますよね?

しかも、「伝える」って、けっこう体力がいるんです。

勇気も使います。

でも、ちゃんと伝わったときのママの笑顔は、それをぜーんぶ吹き飛ばすぐらいのごほうび。

だから子どもたちは来年も、再来年も、ちょっとずつ“ありがとうの伝え方”が上手になっていくんですね。

大人になると、「感謝の気持ちはあるけど、言うタイミングがない」ってつい後回しにしがち。

でも、子どものころに“ありがとうってちゃんと育てるものなんだ”って体験していたら、大人になってからもそれが自然にできる人になります。

それってすごく、幸せなこと。

だからこそ、母の日は「何かをあげる日」というより、「自分の気持ちを相手に届ける練習日」。

その日一日、上手じゃなくてもいいから、素直な気持ちをまっすぐに伝える。

失敗しても、ちょっとずれてても、それでも「ありがとう」を自分の言葉で届けたら、それがいちばん価値のあるギフトになります。

たとえば保育園で、先生が「今日はママの顔を描こうね」と言ったとき、子どもたちは“世界で一番がんばってる人”の顔を一生懸命思い出します。

その時点で、もう立派な“心の表現者🩷”。

感謝の気持ちって、ほんとは教えられるより、感じさせてもらって育つものなんです。


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まとめ…ありがとうを言うだけで世界がちょっとやさしくなる


母の日って、気づけば「毎年来るイベント」のひとつになってるかもしれません。

けれど、年に一度でも“ありがとう”を意識して伝える日があるって、実はとっても贅沢なことなんです。

白いカーネーションに込められた、亡き母を想う娘のまっすぐな気持ち。

そこから広がっていった「母の日」というあたたかな風習は、今や世界中で誰かの心をじんわり温めています。

子どもたちにとっては、お母さんの顔を描いたり、折り紙のカーネーションを作ったり、ちょっとしたお手伝いをしてみたり…その全部が、“人を想う気持ち”の練習です。

大人にとっても、「母の日だからって、何かしなきゃ…」じゃなくて、「伝えられてなかった気持ち、今年こそはちゃんと伝えてみようかな」と立ち止まるきっかけになります。

でもね、本当は母の日って、たとえば“ふつうの月曜日”に「ありがとう」って言ってもいいし、洗濯物を畳んでるママの背中に「おつかれさま〜」って声をかけるだけでもいい。

そういう“日常の中にある母の日”を見つけていけたら、もうそれって立派な感謝のプロ。

そして、子どもにとってのお手本は、やっぱり近くにいる大人たちです。

パートナーがパートナーに「ありがとう」「助かるよ」を交わしている家庭は、子どもの心に自然と優しさが根づきます。

つまり母の日って、“母だけの日”じゃないんです。家族がちょっとだけ立ち止まって、お互いを思い合える“気づきの日”。

出費がどうとか、予定が合わないとか、ちょっと体調が…とか、いろいろあります。

でも、たとえ忙しくても、言葉ひとつで誰かの心がふわっと軽くなること、きっとあるはず。

「ありがとう」は、持ち運び自由・消費期限なし・軽くて温かい万能ギフト🩷。

今日だけで終わらせずに、明日もちょこっと渡してみませんか?

ということで…最後に一言、せーのでいきましょうか。

せーのっ、「ママ、いつもありがとう〜!」

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