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二十四節気シリーズです。
今日は暦の上で夏の到来を告げる立夏について解説です。
例の如く…食べ物に偏りがちな私のブログですが…。
やはり旬や栄養も、常に心掛けて、何より美味しく楽しい食事の機会を持ちたいです。
立夏には『 こんな食べ物はいかが? 』というネタも含めてご紹介です。
立夏 ( りっか ) は1年を二十四等分した二十四節気の7番目。
夏の始まりを告げる暦になります。
立夏の日、5月5日頃から、立秋 ( りっしゅう ) ( 8月7日頃 ) の前日までが夏と呼ばれます。
気象の加減では、6月~8月が夏と報道されるので混同しがちですが、暦では半月ほど早く季節が進むことになります。
二十四節気では、立夏の次の小満が5月21日頃に始まりますので、それまでの間を立夏の期間と呼びます。
気温は高くなり、半袖でも過ごせる気候になりますが、大気は乾燥しているので、とても爽やかな時候になります。
日本の北の地域では、ようやく桜も咲き始める頃。
とても外出が気持ち良い頃です。
ただ…空気の乾燥と温度の上昇…ウイルスが猛威を奮いやすいです。
栄養をしっかり摂って、先の梅雨や夏の猛暑に備えたり、気持ち良く外出して疲れ過ぎて病気になったりも…。
遊びなど楽しいことには、つい…うっかり…が、憑き物です。
適度なリラクゼーションやストレッチを忘れないようにしましょう。
立夏は二十四節気、1年を二十四等分した暦です。
さらに3つに分けた七十二候があります。
立夏の期間にある七十二候は…。
… かはずはじめてなく
… 蛙 ( かえる ) が鳴き始める頃という意味。
… みみずいづる
… 蚯蚓 ( ミミズ ) が出てくる頃という意味。
… たけのこしゃうず
… 筍 ( たけのこ ) が生えてくる頃という意味。
と、このようになっています。
蛙が鳴き始めたり、ミミズが土中から出てくる頃合い。
旬の食べ物として筍が楽しめる時期ということです。
記事中で登場した蛙と筍はよく食べられます。
蛙は鶏肉に似て、さっぱりとした風味の弾力性ある肉質が現在でも人気です。
居酒屋さんなんかでは、わりとメジャーなお肉ではないでしょうか。
唐揚げにして、よく登場します。
筍は芽が出た若芽であれば、お刺身でも楽しめます。
育っても育ち過ぎなければアク抜きの手間はありますが、旬の食材として楽しめます。
さて、昔はこの他に、季節柄、5月5日の節句のちまきや柏餅もよく食べられたようです。
鯉料理もそうです…。
そうそう5月2日頃に迎える八十八夜の新茶も忘れてはいけません。
気候によって収穫できるのは実際には前後しますので、この頃合いの新茶も捨てがたいものです。
さらに初鰹に鰤…菖蒲酒も…。
節句の後でも健康に良いことは変わりありません。
もちろん、過ぎたるは及ばざるが如しですので、健康に良いからと欲張っては、かえって健康を損なう原因になりかねません。
さて、歳時記では昔の農作業と気候から現代に伝わる風習…ということで食べ物を書きますと上記のような食べ物が前後のイベントから並びます。
昔の話ですから。
昔にはなくて現代にあるものもあります。
そう!
これ大事!
美容と健康をマスターしたい方の必須食材!
イチゴ!苺、いちご!
いちご狩りが最盛期になるのもゴールデンウィーク後の立夏のシーズンです。
…ハウス物の管理されたいちごが年中、出回るわけですけど…。
それでも旬を考えますと5月が自然系です。
ついでに、いちごが美容の友に良いわけですが、注意点を…。
いちごを洗う時は、ヘタをとらずに、切らずに洗う!
いちごに含まれるビタミンは水溶性なので切ったりすると流れてしまってもったいないわけです。
食べる前に、ヘタを取って食べましょう。
あなたもこれで夏バテ予防のプロになれるかもしれません。
美容と健康の話題に逸れて終わった記事ですが…。
最後にもう1つ。
ゴールデンウィークの頃は気候も、とても清々しくて薄着になりますし、気持ちいい。
ついつい、外出を楽しみたくなるというもの。
ですが、紫外線対策もしっかりしましょう。
夏バテしない体力を持てても、表皮のダメージが体力をごっそり持って行ってしまう…なんて事態になりかねません。
日焼けして肌が火照ると、夜の睡眠も阻害されてしまいますから…。
シミやそばかすの原因になるだけでなくて、リラックスや体力回復の阻害要因にもなってしまいかねません。
5月上旬~9月末までは特に紫外線に注意する季節になります。
立夏だ!
梅雨の6月!
猛暑の7月!
こう考えてみますと、季節の変動が激しいスタートになりそうです。
海だ!山だ!花火大会だ!と、これから楽しいことが目白押しのシーズンです。
予算はあっても…夏バテで…と、ならないように…。
しっかりと健康を養うことに注意して、是非、健やかに夏のバケーションを楽しんでください。
次の二十四節気は☟です。