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何度もピークを越えてはブリ返すコロナウイルス感染症。
施設内はとても息苦しいままじゃありませんか?
感染対策は、厳しい水準のまま…。
施設の入退院の患者さんのために大病院を日々、駆け回っている職員さんもいることでしょう。
まだまだ気を抜けない…そうニュースや数字は語る…。
大きく深呼吸とリラックスがしたい今日この頃です…。
介護認定の調査員さんが、ごっそり引き上げて、認定期間が無作為に1年も2年も延長されちゃいました。
医療保険に次いで介護保険も報酬倍増!なんて声も聞こえますけど、元が赤字財政なのに、いろいろと破綻しちゃってそうです。
10万円の定額給付金もそうですが、あらゆるものの立て直しに税金が膨れ上がっちゃうのではないでしょうか?
その辺りの国政の数字は見ても私には分かりませんけども…。
1章では身近に起こった介護保険とコロナの課題を1つご紹介です。
それはケアマネージャーさんと田舎と行政の課題。
コロナウイルス感染症に罹患した!
県や市町村のホームページで、行動記録やなんかがざっくりと連日、紹介されます。
都会だと誰だとは特定するのが難しいものですが、田舎だと数日内に名前と顔と住まいまで市町村の広域で割れてしまいます。
次に、ご家族が介護を受けていた…となるとケアマネージャーさんが公表しなかったとしても、ケアマネージャーさんの作る利用票や提供票から、どの事業所さんを利用しているのかが割れてしまいます。
感染対策の名の下に、漏れなく『 サービスのご利用お断り… 』となってしまいます。
さらにクラスターとまではいかなくても、従業員が罹患した場合などの影響は甚大です。
経営者さんは、頭痛がするどころの話ではなかったことでしょう。
事業所に受け入れてもらえなかった高齢者さんは、結局は家族介護に委ねられ、ご家族はとても大変だったはずです。
小学校や中学校、高校、大学の学生も学校に行けず、外出も出来ずに苦しかったことでしょう。
そんな日々も終わり、緊急事態宣言も宣言と解除が繰り返されるわけですが…。
大都市ではやはり人数が増える。
しかし民衆の空気は自由を求め、全面往来OKって気配です。
これって、中小企業保護や商店街保護の商業思想か、もともと本能的に人間が閉じ込められて過ごすことに忌避感があるとか…我慢の限界を表してると思うのです。
いずれにしましても、我慢の限界が近くて、強力なウイルスであるほど拡散の時期は近いんじゃないかなと肌身で感じています。
施設では、外部からウイルスを持ち込まれないように、かつ、過酷な現場で耐える職員を守るためにも感染症対策の介助になかなか踏み切れません。
デイサービスやショートステイなど外部からの持ち込み要因があっても、お金の魔力に緊急事態宣言下でも停止しない市町村もたくさんありましたから…。
働く従業員のストレスは鰻登りですし…。
受け入れを渋られる利用者さんのご家族とのせめぎ合いでした…。
しかし、よくよく考えていただくとコロナウイルス感染症のニュースは、マスコミが視聴率とスポンサー保護のために連日、報道して情報を流し続けています。
一方で、夏休みなどのレジャー期間を想定して、バケーションをいかに過ごすかというスポンサー番組も同時進行です。
子どもたちは夏休みが縮小とは言え、あるわけで、ひと夏の思い出作りを用意してあげたいのが親心ですから、親たちはリサーチに余念がありません。
航空産業、海運業、いろいろな事業所が疲弊する中、お金は多く、あちこちで必要とされている。
それはそのまま政治団体に圧力としてのしかかり、必要な政策を歪めてしまう。
小難しいところはこのくらいにしまして…。
ストレスは鰻登りという話題。
緊急事態宣言が解除だから、ホッと一息ついて、医療も介護も羽を伸ばす。
従来ある地域交流や家族との団欒をモチーフにした介護に戻す方向性に向かいがちです。
でも、一番苦しい中に一番の課題が内在する。
クラスターが発生したとしたら、施設は原因を徹底して究明しなくてはならない。
それがAさんのご家族だと分かったら?
窓口で検温や手洗いを推奨していると思いますが、本当に罹患されて保菌された方が窓口に来訪されて職員は安全なのでしょうか?
手洗い場や検温場に来るまでに接するスタッフの罹患はないのか?
ないわけないでしょう…。
滅菌室で完全防護で面会して、何とか感染しないレベルを想定していたのですから。
感染していることに目に見えて気付かないというケースもあるので、まさに疑心暗鬼になります。
見えざるものを恐れる…お化けを恐れるような荒唐無稽と捉えるか…。
国や行政はその辺りをどう捉えているのだろう?
全国民の検査を徹底して、初めて安全宣言が出せるのではないだろうか…。
コロナウイルス感染症騒動の中、医療業界や介護業界に勤める人に給付金が支給されるなんて閣議決定があったものの…。
正直、コロナの影響で辞めたいと思う介護職員さんはとても多い。
表面化するのはこれからである。
賞与を前に、支給と同時に退職を狙うからである。
…さらに頑張れる?
インフルエンザでもノロウイルスでも…ワクチン出来たり、大したことないと言われても、毎年罹患しちゃう人もいます…。
コロナウイルス感染症のワクチンが出来て、効能が高い…なんてレベルでなければ離職者の波は抑えられないでしょう。
だって、最後には我が身と我が家族が大事に至りますから…。
次々と辞めていく介護職員。
早期に見切りをつけた職員の余波は、残る職員に残業と単純な肉体労働というシワ寄せを残すことは明白です。
失業者がどれだけ増えても、求人の多い介護業界に向かう人はとても少ない。
誰もが忍耐と体力の消費が著しい業界であることを知っているから…。
人が人を支える素晴らしいお仕事とは思ってみても、単純な体力勝負の場面があったり、排泄介助などの苦痛を伴う誰もが嫌う支援があるからです。
と、ネガティブな意見ばかりを描いても仕方ないです。
ちょっと思い出してみてください。
コロナウイルス感染症が始まる前の年末までと年明け以降、明らかに異なる数字はないですか?
転倒や病気入院などは変わらないか微増で済んでいます。
明らかに減ったのは…クレーマーの苦情!
そうクレーマーも少しだけ自重したのです。
…この背景は、国や市町村揃って自粛ムードを作り上げたから…、
衣食住を決まった定額でお世話するというシステム。
10分の1システムの結果、人の労力や努力が見えなくなった世界。
お金を払っているのだから…と慢心してしまう世界の完成です。
そうではなくて、自分が介護を出来ないからこそ、頼んでいるという感謝を忘れてはいけない。
介護を生業に努力が現場では否応なしに、日々積み重ねられる。
もちろん、経営者や経営陣の思惑に沿ってではあるものの、従業員は板挟みであるがゆえに切実に勤勉である…。
さらに負荷を掛ける愉快犯のようなクレーマーは今後、減少していくだろう。
経営陣がお金しか見えず、クレーマーがお金と娯楽のレベルのこじ付けを行う世界は、少しずつ淘汰されてしかるべきです。
介護職員の皆さん、自分の胸の内に秘めた熱い介護熱…。
いつの日にか報われる芽が少し見えたのではないでしょうか?
苦しい労働の中の一定の光。
人の調和を尊ぶ精神とコツコツの忍耐…様々なご事情でお仕事場を去るとしても、あなたの尊い活動の軌跡は残ります。
人間心理の1つを見つめたあなたの将来はきっと希望ある信念に基づいていることを祈っています。
よく分からない記事になっちゃいました。
コロナウイルス感染症がとても怖いと流布されていますが、毎年、肺炎で亡くなる方も大勢おられます。
肺炎そのものはとても身近です。
肺炎球菌ワクチンが大人気で希少価値を産み、高騰するのだとか…。
健康保険料が増額するのだとか…。
コロナウイルス感染症がもたらした影響は大きいものです。
しかし、介護現場で働いていますと、想像の範囲では特別なものではないように思えてしまいます。
若年層や中高年、身近に肺炎患者を見たことがない人にとってはパニック以外の何物でもない。
昔は、複合家族で自宅で看取りをした世の中だったのが核家族になって、家族を見送る風習を無くしてしまった結果かもしれません。
人は誰もが老いて亡くなるまで、全力で生きるもの。
社会で支え合い、活路を見出すものです。
今一度、人の調和と生活のあり方を見直す時期かもしれません。