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認知症は脳に発生する病気で、脳の毛細血管が詰まり、詰まった先に血液が届かないことでその先の血管が壊死を起こすことで周辺の脳が活動できなくなるという仕組みがあります。
この壊死は、誰でも日常的に体のどこかで起こっているものです。
認知症になるならないの境界線はどこにあるのか?最たる危険因子は何にあるのだろうか?と考えてまとめた記事です(*^▽^*)
記憶障害という中核症状から、被害妄想や徘徊といった周辺症状が起こると言われます。
この辺りは初期から中等度くらいまでの症状です。
その後、重度化すると無気力で寝たきりになって末期を迎えると言われます。
そう言われているんですけども…私はこの辺りがとても疑問に思いましてね。
初期から中等度、重度へ移行するのは本当に病気の進行だけに寄るものなのか?
単に統計データがないだけではないだろうか…。
むしろ悪化させているのは周辺に生活する人の理解がなくて認知症を抱える患者さんの心が崩壊するだけではないのか?
と、いろんな介護現場での場面、ご家庭での様子を見る中で思う機会があったわけです。
あ、お医者様ではありませんので、私の理解とお断りしておきますが、お医者様に尋ねていただいたとしても、確実性の高いことだと思います。
まず、認知症になる人の特徴…。
( 1 ) 喫煙者 旧式農業者 煙のある工場などにお勤めの方 車の排気ガスに常に近い方
( 2 ) 飲酒常飲の方 薬事法など違反の方
( 3 ) ギャンブルなど快楽に弱く熱中される方
1は、煙系統を常に肺に入れる方は、肺に異物を入れるので、異物で肺が機能しなくなる。
酸素が十分に取り込めないことで、脳に十分な酸素が行き渡らないので認知症になるリスクが高い。
特に煙草については、手足をサーモグラフィーで測定しますと喫煙後に熱感がなくなるほどに血液が行き届かず冷感を伴う様子を見たことがあると思います。
手先足先ですら血流を阻害するのですから、脳の毛細血管にはより大きな影響が生じていることは疑いようもありません。
またヘモグロビンとニコチンが癒着して血液を運ぶ構図になるので、禁煙をしてニコチンが不足するとたちまち血流が悪くなるとも言われています。
その辺りが常習化する理由ですが、確実に認知症予備軍の仲間入りでもあります。
他の工場の煙やPM2.5、車の排気ガス、旧式農業による野焼や焼却の煙も煙草に勝るとも劣らぬ有害性があることは最近ではあんまり言われませんけど…あるものです。
これらも呼吸器からの酸素供給不足を起こし、認知症に向かうリスクに繋がります。
アルコールや薬物は麻酔と同様に脳の正常な機能を麻痺させるものです。
麻痺が断続的であれ、常態化であれ、脳の微細な1本の血管の壊死が認知症を引き起こすキーにもなりかねませんし、正常に脳が活動できない狂わせるような作用は避ける方が無難です。
最後に快楽に身を委ね興じる傾向のある人は脳の中で特殊な分泌液により興奮状態を高めると言われています。
これも常と異なる状態ですから、習慣化、常態化はもちろん避ける必要があります。
1つに先の予防の見地を守ること。
次に全身運動。
3つめに食生活。
4つめにリラクゼーション、睡眠ですね。
この4つをバランス良く保つことが大切です。
特に糖尿病や高血圧など血管や血液の病気を抱える状態ですと認知症の発症や進行のリスクはとても高まりますので、早期に受診して治療を受けることも大切です。
バランスの取り方はこれだけ多様化した社会ですので、いろいろな点や角度で解説できます。
2点目の運動のバランスは年齢によっても差異がありますし、一概にコレと呼べるものはありませんが、瞬発力、持久力のバランスを取りながら、最後のリラクゼーションで翌日には回復出来て疲れを残さない方法でバランスを摂る境地が望ましいと思います。
食事面では油の摂り過ぎ、調味料過多、カロリー過多などに着目するとバランスを整えることが出来ます。
肉類を減らして野菜類を増やすことも工夫の一つになりますね。
最後のリラクゼーションですが、翌日に疲れが残らないように枕や布団、肌触りなどに注目することや温度、湿度、アロマの香りなどで工夫することで深く良質なリラクゼーションにつなげることもできます(*^▽^*)
バランス良い生活を整えることで、認知症は防げるのか?
本人の中での課題は少なくとも解消できるんじゃないかなと思います。
ただ認知症はある意味、周囲が作り上げるところもあるのです。
例えばうっかりミスをした人に揶揄い半分で、『ボケてきたんじゃない?』などと言うドラマやテレビや近所の人を見かけたことないですか?
気軽な挨拶程度の言葉でも人の心には残りやすく、積もると心因性の鬱症状も伴い、活動不活発に連鎖して、とうとう本格的な認知症が始まる…という流れも珍しくはないものです(*^▽^*)