高齢者のレクリエーション!7月の小暑の頃にうちわとタオルでリラックスできる運動はいかがでしょう?

はじめに

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7月の小暑とは7日~22日の頃合いを指します。
梅雨の終わり頃になりますので、天候が変わりやすくて雨も時に激しく降ります。

高齢者施設でのレクリエーションも自ずと室内遊びになりやすいですよね。

今回は室内で夏らしく…かつ爽やかに楽しめる企画を考えてみました。

是非、参考にしてくださいね(*^▽^*)



高齢者のレクリエーション!7月の小暑の頃にどうする?

7月7日は七夕祭りを開催して盛り上がってますよね。

お願い事を短冊に捧げて、いろいろと心新たにされたことでしょう。

流しそうめんで楽しまれたでしょうか?

そんな七夕が終わってしまいますと、介護職員さんは、次に海の日のイベントや夏休みイベントを企画されているところでしょうか?

ここから先、大型イベントが満載ですよね。

□ 海の日
□ 花火大会
□ 納涼祭
□ 夕涼み会
□ 盆踊り・地蔵盆

などなど…。

もちろん地域での活動もたくさんありますから、レクリエーションネタは外出を含めて何かしら実践できますよね。

さて、大掛かりなところはどもかくとして、今回は手軽に効果的なレクリエーションをご提案しようかなと思います。

前回、↓でご紹介した記事。

この変則版を今回はご紹介します。

高齢者のレクリエーション!ご用意いただくのはうちわとタオルを人数分!

車椅子や椅子を輪にして並べます。

中央は職員さんが立ちます。

高齢者さんが持つタオルはご自身の目隠しに…。

また全員の片手にはうちわをしっかりと握っていただきます。

これで準備は一応、完了です。

さて、中央の職員さんが合図をしたら、高齢者さんにはご自身をうちわで扇いでいただきます。

それだけだとバタバタとうるさくて苛立つだけですよね。

中央で立つ職員さんはタオルにアロマの香りを染みこませて、よく絞った状態のものをサッとひと凪してもらいます。

香りを替えることで、
□ 香りを当てるゲーム
□ 爽やかな香りのそよ風を体感すること

と、いろいろな工夫になりますよね。

今回の高齢者のレクリエーションの眼目は?

1つは鼻、嗅覚の刺激です。

香りを鍛えることで食欲も増しますし、味覚に作用して美味しく食事や水分摂取が出来るようになります。

鼻の中のお掃除をしてから、レクリエーションに臨んでくださいね。

次に脳への刺激。

次々と変わる香りに影響されて、目まぐるしく脳の活性化を図ることが…出来たらいいなぁと…。

まぁ、刺激には間違いなくなります。

寝たきりの方にも、鼻が通れば通じるものがあるかもしれませんよね?

最後に、うちわを自分に向けて時に激しく、時にそよ風と一定時間持続することで手首の訓練になります。

スプーンを口元に運び、自力で摂取できる能力の維持のための訓練になりますよね。

いわゆる手首の返しの訓練です。

高齢者のレクリエーション!さらなる昇華はリラックス運動!

グッと伸びて、脱力。

体のあちこちの筋肉や筋をご自身の能力の範囲で伸ばして脱力。

これを繰り返すと脱力の瞬間にリラックスを感じますよね。

単純に体操をしても良いのですが…。

2章のレクリエーションに組み込んでみましょう。

高齢者さん同士の輪を広げます。

ご自身を扇ぐことから他人様に向けて香りをお届けする形にしてみます。

猛烈に扇ぎますと香りは明後日の方角に霧散してしまいますので、そよ風で手首のスナップを効かせてねらいをつけなければいけませんね。

相手にそっと届ける姿勢と気遣い…。

終わると心身でホッとリラックスを感じられるのではないでしょうか?

工夫のポイント

□ 除湿器の効いた部屋で行う。
□ 扇風機で香りを刷新する。

他にもですね…。

□ レクリエーション前の水分補給はホットで行い、軽く発汗いただく。
□ あるいは霧吹きで顔や手足など露出部を軽く濡らす ( ボトボトにしてはいけません )

さらにですね…。

□ 香り+イメージ画像
… これは職員さんが躍って演出しても良いかもしれませんが…疲れます。
□ 花びらを扇ぐなどしますとまた一興。
… 掃除が大変ですけど、楽しい後の名残りですから、転倒事故にならない程度ならば、ゆっくり明日にでも片付けましょう。

またまたさらに…。

□最初の水分補給や後のアイスの水分補給で、一口の妙味でアロマで体感した類いの水分を提供しますとイメージがある分、しっかり摂取いただけるようです。

と、いろいろな方向性がありますが、介護職員さんはなるべく介護に体力を向け、レクリエーションの労力は大型イベントに向けましょう。

日常的には、小規模で目的意識を備えつつ、一緒に楽しむことを心掛けてくださいね(*^▽^*)

まとめ

小暑にはリラックスが大事。

これからの夏本番に向けてしっかりと水分補給と栄養補給を心掛けていただきたい。

夏の外気温に合わせて体温調節が出来るように、高齢者さんには1人1本、うちわを毎日持参いただいても良いかもしれません。

エアコンがある?

クーラーがある?

扇風機がある?

その辺りじゃ、夏らしい風情がないですもん。

それに機械は加減や融通が利かない。

窓を開け放ち、外気と共に過ごす…これがやはり一番、自然ではないですか?

たらいに水を張り、足浴をしながら爽やかに楽しまれてみても楽しいレクリエーションの時間になると思いますよ(*^▽^*)

管理人
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