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母の日は5月の第2日曜日です。
お子様が誕生されて初めて母になる…。
誕生するまでは親を想う立場の子です。
母の日のお祝いは、丁寧に忘れずに大事にしたいもの…。
今あるのは母の懸命な育児の情熱と愛情あってのこと…。
今日は、そんな母の日の由来に触れ、保育園児にその意味を知ってもらうことは大事かもしれないです!という記事。
20世紀初頭、1900年代に、アン・ジャービスさんという女性活動家がアメリカにおられました。
その頃のアメリカは南北戦争の真っ最中でして、『 母の仕事の日 』という日を作って敵味方関係なく負傷兵を治療して回ったそうです。
もちろん、アンさんの主導で主婦が集まり、皆で活動したわけです。
そのアンさんが亡くなったのが1905年5月12日、その2年後、娘のアンナ・ジャービスさんが教会の墓前に白いカーネーションをお供えした…。
これが母の日の由来で起源の1つとして日本に伝わり定着しています。
母親の死後で白いカーネーションを贈り、
母親がご存命の場合には赤いカーネーションを贈る習慣です。
もちろん、習慣ですのでお好きな花、例えば誕生花などから選んで贈られても問題はないです。
さて、このアメリカ発の由来。
戦争が産んだ悲劇の中から生まれたものとも言えますが、お母さんを慕い墓前に手向けたお花という部分…。
世界中でも当然、母を慕う由来はありそうです。
そして5月1週目だったり、4月だったり、6月だったり、国によって、文化によって母の日は微妙に違う。
アレンジやニュアンスで誕生して母の日がそれぞれで定着している向きもあります。
日本では、アンナ・ジャービスさんからのメッセージをもらった青山学院大学が普及に頑張りました。
そして昭和天皇の奥様・香淳皇后の誕生日の
3月6日に設定してみたりもしました。
母の日の普及に乗り出す婦人会もあったようです。
…一般的に5月第2日曜日として母の日が認知されたのはいずれにしましても戦後のことです。
世界の宗教や祝日でも母の存在は大きく、大切にされているところです。
母は偉大なり!
人生で一度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?
母親の胎内で十月十日を過ごす赤ちゃんは母子一体として過ごして分かれて誕生します。
泣いて怒って…いろいろな顔や行動を見せてくれる赤ちゃん。
ですが、基本的にはお母さんにベッタリ…です。
今回のテーマによる保育園児にしてもまだベッタリなのは変わりがありません。
親離れ?小学生や中学生の頃合いでしょうか…。
完全な自立は大人になっても出来る人と出来ない人がいますし、環境の差、周囲の人や教育、育ちの違いということもあるでしょう。
まぁ、いくつになっても親は親、子は子と言いますから、無理に親離れを加速しなくても良いのかもしれません。
母の日のエピソードから見る隠された意味の1つは、親は亡くなった後も大切ということです。
そして感謝を物に込めて表現して届けることも大切な点でしょう。
百の言葉を重ねるよりも、見える1点の品物の方が、想いが伝わりやすいこともあります。
そして大事な点、3つめ。
行動を起こすことでしょう。
想いは誰しもが抱えているけども、言わない、何もしないでは伝わりません。
アクションを起こすことが、人と人のつながりを深めることになります。
身近なお母さんに対して、祝い、ねぎらうアクション…。
恥ずかしいと言って出来ない、当たり前と思い何もしない。
行動することに意義があり、行動に伴う労力や手間をいかに相手に伝えるのか、その工夫の機会を大切にする生活を過ごすべき…。
そのような意味もあると思うのです。
世の中のお母さん、しっかり祝ってもらいましょう。
…と、お祝いを催促するだけではいけません。
女性の権利が飛躍的に高まるこの時代です。
お母さんから祝って!と言うわけではないのですが、自己発言、自己発信を強化してみてはどうでしょう?
先に大切な意味として、
1親を大切にする
2品物で表現する
3行動で伝える
…の3点が意味として大切とお伝えしました。
お母さんのことを夫や子供に伝えておられますか?
好きな食べ物、好きな色、好きな服、どんな旅行や観光が好きなのか?
日頃、ご家族のためにお料理やお掃除、お洗濯を頑張り、皆の生活が過ごしやすいように整えています。
中にはもちろん、ご自身の過ごしやすいようにという思いも含まれます。
家族のために整える家事に勤しむ時、母の日のこの日は自分の好きなこと、好きな想いをお料理や環境に織り交ぜて成立させてみてはいかがでしょう?
母の日に家族に向けて、お母さんはこんな人!
こう知ってもらうだけでも、家族の絆は一層深まります。
さて、保育園の子どもに伝える眼目。
ズバリ!想いは行動せねば伝わらない!
母の日、父の日、敬老の日などなどいろんな日にいろんなことを振り返りつつ、想いを込めてアクションを起こす。
毎年来る…この全ての記念日は想いを伝える練習の日。
親子の絆と子どもの将来が花咲く…、きっかけ作りのような1日になると貴重な1日になります。
立派に相手を思いやって行動できる子になって欲しい、それは母なる者の真の喜びでもありますから。
母の日、贈り物とかけますと出費が…痛い。
何でも現金に直結しがちな現代社会。
はたまたパート、正社員、母と言えども父と変わらず、お仕事三昧の日々でしょうか…。
かくいう私も働いておりますが…。
育児の時間はとても大切だと思ってはいるのですが、如何せんお金が付いてこない側面もございまして…。
母の日もきっと働いております…。
…最近、再就職したのですよ…。
そっちの話はまた別記事でお届けすることにしまして…。
今回は母の日がテーマ。
活動家の皆様は、知名度と成果と喧伝を上手く広げる。
もちろん好きとか情熱がないことには続かないです…。
そこはともかく、一般家庭で親子で絆を深める母の日のイベント。
大事にしたいものです。
単なるイベントデーですけども、イベントを意識するだけで親子の絆や幸福を考える一時を持つことが出来ます。
どうやって深めるのか?
考える機会を意識して持つことがとても大切なわけで…。
機会が多いほど、お子様はやさしく思いやりのある大人へと階段を昇っていく素地が出来ると言えるでしょう。
弛まぬ努力は、必ず実を結ぶ…。
努力一辺倒で軌道修正できなくて失敗することもありますが、想いは必ず伝わるものだと思います。
適度な軌道修正の柔軟性を持ちつつ、振り返り、研鑽を積む果てには必ず成果が伴うのは勉学の世界でも共通する理論です。
母の日の1日、母の慈愛あふれる想いに包まれる1日を母自らも演出してみましょう。