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はぃ…タイトル意味不明と…。
父の日の高齢者のレクリエーションに最適なのは何かなぁと考えました。
夏の先取りをテーマに考えるとしっくりする!
なぜ、先取り?
そりゃ、高齢者さんも夏にはお祭りを体験してきましたし、本番前に先取りもありかなぁと記事にしてみました。
是非、参照してみてください。
6月は梅雨です…。
父の日も晴れるとは限らず、むしろ雨のことが多いかも…。
月間を通じて祝日もなければ平日続きの30日間。
お休みの楽しみもありません。
著名な記念日も父の日くらいでしょうか…。
夏のボーナス前の働き時…。
田植えシーズン…。
さて、施設に通う高齢者さん、あるいは入居されている高齢者さんの心情は…。
『 つまらない 』
…ここに落ち着くのではないかなと思います。
先述したように、ご家族はお仕事や家業に多忙ですし、家族団欒の時間も少なくなりがちです。
忙しそうな家族をよそに施設で介護を受ける身…。
ご病気や障害があってのことですから、仕方がないとはいえ、それでもつまらないと、思う心は避けられません。
中には五月病を引きずって、天候と共に不機嫌だったり、体調を悪くされたり、塞ぎがちになられることも…。
まさに『 病は気から 』という言葉が当てはまる頃合いと言えるでしょう。
中でも、お元気な頃はお仕事をされて大黒柱として働き頭を努めてきた男性の思いは、より強く出がちです。
父の日をテーマにして、高齢者でも男性を軸に企画することには意義があると思います。
さて、気分転換していただくのに、方向性としては3つあると思います。
□ 日々、なごやかに笑いで吹き飛ばしていただく!
□ その方自身の才能を活かして、熱意に燃えて目覚めていただく!
□ 将来の先々のビジョンを思い浮かべて、目標に突き進んでいただく!
今回は、父の日をテーマに1つめを採用しつつ、3つめを話題に取り込みつつ楽しんでいただくそんな方向性で考えてみました。
2つめ?
その辺りはケアマネージャーさんや介護職員さんが日々、熱意を注いでおられる分野なので、語るのは野暮ということで省略しました。
縁日の企画を何故、6月に?
縁日は日本中を見ますと年中あちこちで開催されています。
誰もが思い浮かべるイメージとしては盆踊りなどお盆の頃、夏のイメージが先行するのが一般的です。
ただ雨天が多い梅雨の6月ですから、準備をガチガチに大掛かりにセットを作って…となると雨に泣くことになりかねません。
デイサービスでも入居施設でも年中行事で7月は七夕だったり、8月には盆踊りや夏祭り、納涼祭などで、お祭りの雰囲気を出すのに、縁日をセットに企画しますでしょう?
ですから、その予行演習的な性格も含めて、規模は小さく実施すると良いと思います。
梅雨のジメジメ感に縁日の活気をプラスしますと、気分が晴れやかになるでしょう?
さらに父の日にセッティングすることで、
□ 少ない男性を主役に出来る!
□ ご家族の来訪支援を見込む!
ということが可能になります。
大事なのは規模は小さく、穏やかさと雰囲気作り。
予行練習で疲れ果ててはいけませんし、趣旨が伝わらないと失敗になってしまいます。
そこで重視するのは先取りするところにメリットを添えることです。
□ 夏に向けた予行練習イベント
□ 父の日を祝うイベント
これを先の父の日で両立させて+縁日の雰囲気ですから…。
ティーパーティー、おやつ大会、お茶会…。
この辺りをレクリエーションとしてセッティングしてみてはいかがでしょう?
新茶も多く出回っておりますし、日本中からお取り寄せしてみる?
和洋中の世界のお茶を集めてみます?
お茶菓子も同じことができます。
縁日らしく、たこやきや焼きそば、わたあめ、リンゴ飴、クレープ大会…なんてものも食事と合わせますと楽しむことが出来ます。
ご家族が来訪される際には、むしろこちらを主軸にされると縁日風になります。
また父の日のお祝いムードには垂れ幕を添えて、ささやかな色紙や雑貨などのプレゼントも添え忘れがないようにしましょう。
…さて、こうして開催するイベントなんですが、メリットは?
ここまでを沿って企画いただきますだけで、概ね成功できます。
成功した場合、水分量と摂取量は常よりも多くなりがちなはずです。
むしろ過食からの腸閉塞に至らないように食事中の観察と声かけが大切になります。
イベント会場となる施設内は空調管理が出来ている空間です。
□ 外気を一時的に、締め切りで、食前に調理の匂いで包む!
□ 各テーブル単位で目の前で飲み物を調理する!
□ 調理中はバックミュージックを消す!
□ 父の日イベントですから、ご本人様もしくはご家族様から一言、感想をいただく機会を作る。
あと排泄介助や入浴介助など通常スケジュールは同時に進めてみますとダメなようで意外に盛り上がる場合があります。
いつものお風呂ですが、『 お父さん!楽しんできてね 』と、父の日らしい一言が添えられますとお風呂が楽しく感じられます。
すると高齢者さんの表情もいつもと違う…やわらかいものとなってきます。
イベントは楽しく!
理由は何でも良いのです。
何をしても効果は見込める!
それぞれの人を日替わりで主役に!
父の日には、たくさん食べて、飲んで、楽しんで…夏バテのリスクをがっつり下げていくようにしましょう。
父の日のレクリエーションです。
夏バテ防止に縁日気分を混ぜつつ、水分量と食事量を上げる工夫をしてみようという記事でした。
夏の先取りとなる父の日レクリエーションですが、熱中症予防にもなる大事な視点があったのではないかと思います。
介護職員さんだけでは、実践はとても難しいです。
是非、ご家族や事務員さんなど施設スタッフも全員含めて、皆で父の日を楽しむようにしましょう。