燃料が落ち着く新年に福祉用具はどこまで優しくなれるのか?
目次
はじめに…何故今に道具作りの話をしておきたいのか?
今年の空気をよくよく眺めてみると、物を運ぶためのお金や手間が、少しだけ軽くなりそうだという話題が増えています。どこか遠くの政策を語らなくても、ガソリン代が少し落ち着くと、トラックでも宅配でも「この大きさなら送ってもいいか」「もう1回分、部品を回しておこうか」という判断が取りやすくなります。これは、普段は後回しになりがちな福祉用具にとって、じつはとても大きな出来事です。
何故なら、福祉用具は品物そのものの値段が高いからではなく、家まで運んで、置いて、説明して、必要なら回収して……という一連の流れにお金が乗っていく仕組みだからです。しかも介護の世界では「全国ではこのくらいの値段で貸し出されています」という目安が一度決まると、驚くほど長く続きます。10年前とたいして変わらない、と感じておられる方もいるでしょう。道具そのものはどんどん改良されているのに、利用者さんの目から見ると「あまり安くなっていない」「前よりグッと便利になっている感じがしない」という、もったいない状態が続いてきました。
ところが、運ぶための負担が軽くなるなら話は別です。材料を少し良いものに変えても、折り畳みやすい構造にしても、地域の工房に組み立てをお願いしても、最終的にご本人のところへ届けるコストが抑えられるなら、これまで「いいけれど高くつくから辞めよう」と棚上げされてきた案を、もう一度テーブルに戻せます。特に在宅で暮らす高齢者さんの場合、家の造りや身長、利き手、介護する家族の体力など、一人分の事情がとても細かく出ます。こうした“個別の暮らし”に寄せた用具を作るには、まさに今のように運搬の負担が和らぐタイミングが一番向いています。
本稿では、介護保険の単価を下げなさいという話はしません。そうではなくて、「運ぶのが楽になる年だからこそ、同じ予算感のままでここまで丁寧な品物が作れる」さらに「後ろに回りがちな施設の備品の更新も、今年なら少し前に出られる」という前向きな見立てを描いてみます。福祉用具の分野が本当に“福祉らしく”感じられるようになるには、値段をいじるだけでは足りません。本人の尊厳や暮らし方に相応しい形で、なおかつ家族にも扱いやすい形で、そして事業所側にとっても運びやすい形で──この三つが揃って初めて、「あ、今年は優しくなったな」と実感できるはずです。
[広告]第1章…運ぶお金が軽くなると道具の発想が一段変わる
燃料代が落ち着くと、一番先に変わるのは「この大きさなら届けても大丈夫そうだ」という現場の気持ちです。福祉用具はどうしても形が揃いません。手すり、移乗の補助具、幅広の歩行器、浴室の台、どれも箱に入れるとそれなりの大きさになります。これまでは「このサイズを個別の家に1台ずつ運んでいたら利益が残りにくい」と考えて、同じ形のものを全国で回していました。ところが、運ぶ負担が軽くなるなら話が変わります。少し大きめでも送れる、分割式でも送れる、注文を受けてからでも送れる。ここでようやく、生活に合わせて細かく作る方向に頭を向けられるようになります。
特に在宅の介護は、住んでいる家ごとに条件が違います。玄関が狭い、階段が急、浴室の入口だけ段差がある、和室が多くて床が柔らかい、持ち込んだベッドが想定より低い…。こうした「たったひと家族の事情」は、これまでは運搬のことを考えて後ろに回されがちでした。でも、届ける時のお金と手間が下がるなら、その1件のために高さを変えたり、固定金具を付け替えたり、板を1枚多く送ったりすることができます。つまり、持ち主に合わせて道具の方を動かす余裕が出てくるのです。
もう1つ大きいのは、組み立て場所を分けられることです。今までは「工場で全部組んでから送るから高くなる」という流れでしたが、運ぶ負担が軽くなるなら、柱やベースだけを先に送り、現場で組み立てるというやり方が取りやすくなります。こうしておけば、万が一合わなかったときにも1部品だけ交換すれば済みます。交換品を送るのも、以前よりお財布に優しくなっているので、使う人にとっても事業所にとっても気が楽になります。
さらに、地域の中で作ることにも意味が出てきます。これまでは「作るところと使うところが離れているから、どうしても高くなる」と言われてきました。けれど、運搬の負担が和らぐ年なら、町工場や木工所が作った小さなロットの福祉用具を、そのまま近くのケアマネ事業所やデイサービスへと届けやすくなります。地元の家のサイズに合った道具を、地元で回す動きがやっと現実味を帯びるわけです。
もちろん、介護保険で扱う物には一定の決まりがありますし、すぐに全国一律で値段が変わるわけではありません。それでも、「運ぶところが軽くなったのだから、道具の方ももう少し丁寧に作ってみよう」と言いやすくなる。この順番の変化はとても大事です。これまで「いいけど高いからまた今度ね」で止まっていた案が、今年は「じゃあやってみようか」に進化する。福祉用具が本当に親切になる瞬間はこうした小さな判断の積み重ねから生まれます。
第2章…素材・構造を入れ替えても“介護の顔”を崩さない作り方
福祉用具は、ちょっとした改良をしてもすぐに「本当に安全なのか」「介護現場で使い回せるのか」と問われます。これは悪いことではなくて、長く使う人と、毎日お手伝いする人と、点検する人の三者が揃っている世界だからこそ起きる慎重さです。ですから、素材を替えるにしても、構造を軽くするにしても、「見た目はこれまでの用具と同じ安心感を保つ」ことが先に来ます。ここを外すと、どれだけ軽くても受け入れが遅くなります。
今年のように運搬の負担が和らぐなら、素材の組み合わせを一段細かくできます。例えば、床に触れるベース部分だけはこれまでどおり頑丈な金属で作り、手で触れるグリップだけを柔らかい樹脂にするとか、浴室で使う部分は水に強い板材にして、支える柱だけアルミにするといった方法です。重いところと軽くしたいところを分けておけば、利用者さんが見た時には“いつもの用具”に見えますし、事業所側も「これは〇〇に似た形です」と説明しやすい。つまり、素材の刷新と安心感を同時に立てられるわけです。
構造についても同じです。従来品はひと続きで作ってあるものが多く、輸送の段階からどうしても体積を取っていました。ここを2分割、3分割にしておいて、現場で最後の1本を差し込む形にすれば、箱は小さく、設営は柔らかくできます。しかも、途中のパーツが傷んだ時に、そこだけを差し替えられるようにしておけば、全体を買い替えなくても長く使えます。今年のように届ける時のお金が下がるなら、交換用のパーツも以前より送りやすくなるので、こうした分割設計は現実的になります。
もう1つ忘れてはいけないのが、“介護の顔”です。色、太さ、手を掛ける位置、固定する感じが大きく変わると、高齢者さんは別物として受け取ります。いくら軽く、安く、便利に作れても、使う人が「これは病院の器具っぽい」「自分の家に置くと浮く」と感じたら動きません。そこで、見える部分だけは従来品と似た色調にしておく、グリップの太さを変えない、床との接地面を大きめにして安心感を残す、といった工夫をします。中身は新しい、でも見た目は前と同じ──こうしておけば、ケアマネさんも「今までの〇〇の改良版ですよ」と言いやすく、家族も受け入れやすいのです。
この手の改良を公の場に載せるには、やはり認定や登録の手順を通る必要があります。けれど、素材や構造の考え方が従来品に近ければ近いほど、説明は楽になります。「従来の△△を軽量化したものです」「固定方法は既存機種と同じです」という説明ができれば、自治体も事業所もイメージしやすくなります。逆に言えば、ここで大きく形を変え過ぎると、制度の方が止まり、せっかくの輸送コスト減が活かせません。
つまり、今年やるべきなのは、奇抜な見た目の新製品ではなく、「中身だけ今年に入れ替えた定番」の方です。ベースは見慣れた福祉用具のままで、材質と分割の仕組みだけを今の物流に合わせる。そうすると、家に置いた時も施設に持ち込んだ時も違和感がなく、しかも後から部品だけ足せる。こんな作り方なら、利用者さんの懐にも、事業者の懐にも、優しい形で広げていけます。
第3章…在宅の細かい困りごとに差し込める新しい道具たち
在宅で介護をしていると、「ここだけ何とかならないかな」という場所がいくつも出てきます。玄関のちょっとした段差、押し入れ下の低いスペース、脱衣所にタオルを掛ける場所がない、ベッドを寄せたら窓が開けづらくなった──どれも大がかりな工事をするほどではないのに、毎日そこで立ち止まることになります。しかも、家によって高さも幅も向きも違うので、既製品をそのまま並べてもピタリとはまらない。これまでこうした“こまごま領域”が後回しになってきたのは、1軒分のために特注品を運ぶとすぐ高くなってしまったからです。
ところが、届ける時の負担が軽くなる年なら、こうした小さな不便に向けて用具を作る意味が一気に高まります。例えば、家の中を移動する時だけ使う超短尺の手すり。今までは「それなら歩行器で」とまとめられてしまった場面でも、設置したい高さに合わせて部品を1本足して送ることができます。送り返してもらうにしても費用が膨らみにくいので、「この高さはちょっと違った」「もう少し壁から離したい」といった再調整にも応じやすくなります。こういう“やり直しやすさ”が出た時に、在宅の用具は本当に生活に寄り添い始めます。
お風呂や洗面周りでも同じことが言えます。日本の住宅はユニットバスのサイズが似ているようでいて、入口の向きや開き方が微妙に違います。既製の入浴用イスやバスボードが僅かに合わないと、結局は家族が手で支えることになり、そのたびに腰を痛めます。ここに、座面だけ現場サイズに合わせられるようにした補助具を送る、固定金具だけを替えて再配送する、といった細い対応ができれば、毎日のお風呂が急に安全になります。運搬の負担が下がっているからこそ、こうした「パーツだけのやり取り」が現実のものになるのです。
さらに、在宅ならではの悩みとして、家族の生活動線と利用者さんの動線がぶつかる問題があります。食卓の傍に杖や歩行器を置くと通れない、ベッド横に酸素の機械を置いたら掃除機がかけられない、といった場面です。ここにも、折り畳み幅を僅かに狭くした歩行補助具や、キャスター付きでクルッと方向転換できる小ぶりのストッカーがあれば解決します。輸送が軽くなるなら、向きの違うキャスターを2種類入れておく、日常使い用と夜間用で持ち手の長さを変えておく、といった“ちょっとした贅沢”を最初から用意できます。こうした気の利き方があるだけで、利用者さんも家族も「これは我が家のための道具だ」と感じやすくなります。
特養などの施設では、こうした個別仕様はどうしても後ろに回されます。共有で使う、洗浄して他の人にも回す、耐久性を同じにしておく、といった事情があるからです。だからこそ、在宅が先に走る意味があります。家ごとに違う不便を拾い上げて、「これなら他のお宅でも使える」「小さな施設にも置ける」という形に整えてから、ゆっくりと事業所側に広げていけばいいのです。届ける時の負担が和らいでいる今なら、1件分の試作のために送ることも、改良版をもう一度送ることも、以前よりずっと現実的になっています。福祉用具が本当にやさしく見えるのは、こうした“小さな困りごと”を先に片づけてくれた時です。
第4章…なぜ施設の方が後から動くのか──現場の事情をほどく
在宅なら「今日届いたから今日から使おう」で済むことが、施設になると急に時間がかかります。これは施設の人がのんびりしているからではなく、使う人が多くて、責任を持たないといけない相手も多いからです。一人のお年寄りのために用具を替えたつもりでも、同じ廊下を別の方が通りますし、夜勤の職員も使いますし、理学療法士や看護師も触ります。つまり、誰か一人が「これ良かったよ」と言っただけでは採用できないのです。
もう1つ大きいのは、施設には「壊れた時どうするか」の台帳があって、そこに書ける物しか置きづらいという点です。家庭なら壊れたら買い替えで終わりますが、施設では「どこから買ったのか」「何年使っているか」「次はどこに頼めばいいか」をはっきりさせておく必要があります。運ぶお金が軽くなって、地域の工房が便利な用具を持ち込んでくれる年だとしても、これらの記録が付けられないと現場は動きません。だから、施設側はまず「型番があるか」「耐荷重が示されているか」「取り扱い説明が残るか」を見ます。ここが在宅との一番の違いです。
さらに、施設は“ほかのフロアにも置けるか”をとても気にします。1階の男性利用者さんだけに合う高さのものは、本当はすぐにでも入れたいのですが、その1台のために職員全員に説明会をして、事故報告の手順も変えて、夜勤用のメモも書き直す……となると、現場から「もう少し汎用性の高い物にして欲しいです」と声が上がります。こうして、せっかくの個別性が丸くなってしまう。だから「施設は遅れる」と感じるのです。遅れているのではなく、巻き込む人数が最初から多いのです。
この事情を知っておくと、話の筋が通ります。つまり、今年はまず在宅で細かく作っておいて、その中から「これはサイズを固定すれば施設でもいける」「これはユニットバス用に型を1つにすれば採用しやすい」という物を後から渡す、という順番です。運ぶお金が軽くなっているので、在宅で試した型をもう一度施設に送ることが出来ますし、施設の方でも「在宅で実績があるなら」と言いやすくなります。最初から施設に合わせて大きく作るのではなく、在宅で成功した“小さめの正解”を広げていく。これは今年だから出来る流れです。
介護の世界は、本当は施設よりも家庭の方が先に悩みが出ます。家族が躓いたところ、手を痛めたところ、物をどかしたところに、次に施設が学べる素材があります。だから、施設がゆっくりなのは悪いことではありません。利用者さんが少なくて、家の形が決まっていて、届ける費用も軽くなる今年こそ、家庭側が先に一歩進んでおく。そうしておけば、来年、施設が「ではうちでも」となった時に、すぐに現物を渡せます。福祉用具が本当に広がるのは、こうした“家庭での先行”と“施設での追従”がうまく噛み合った時です。
第5章…貸与の外側で先に形にしておくという考え方
ここまで見てきたように、今動きやすいのは「制度が価格を決める前に、現場の方で形を作ってしまう」やり方です。介護保険に乗ると安心は大きいのですが、そのぶん手続きも多く、値段の幅も狭くなります。しかも一度「全国ではこのくらいです」と示されると、実情が変わってもすぐには直りません。だから今年のように運ぶための負担が軽くなる時は、敢えて貸与のど真ん中に入らず、在宅・地域・自費の方で小さく回し、良い物だけを後から制度に寄せていく流れが理にかなっています。
このやり方には利点がいくつかあります。まず、家の事情にどこまでも寄せられること。玄関の高さが合わなかったらもう1段送り、持ち手の色が強過ぎたら落ち着いた色を送り直す、といった細かい手直しが、今年なら実現しやすいのです。貸与の中に入ってしまうと、同じ商品を他の人にも回さなければならず、こうした小さな融通が利きにくくなります。外側で試しておけば、「これはこの町の住宅には本当によく合った」「この材質なら冬場でも冷たくなり過ぎない」といった手触りの情報が、実際の利用者さんの声として残ります。これが後で制度に乗せる時の一番強い根拠になります。
さらに、貸与の外側で先に回しておくと、事業所同士でのやり取りがすぐに出来ます。ある居宅で使ってみて好評だった物を、近くのデイサービスや小規模多機能にそのまま持っていく。運搬の負担が下がっている年なら、こうした“ご近所同士の回覧”がしやすくなります。これを何件分か積み上げておけば、「この地域ではこう使われています」という実績としてまとまり、自治体や団体に話を持って行った時に説得が出来ます。制度より先に現物が動き、制度の方が後から追い付く形です。
もちろん、最終的には介護保険の世界に入れておいた方が長く広く使われます。けれど、そこに届くまで何年も待ってしまうと、せっかく材料や構造を見直したのに、他の製品に埋もれてしまいます。今年のように“届けやすい年”には、完成度が7割でもいったん世に出してみて、在宅からの声で残りを詰める方が、結果として高齢者さんにも優しい形になります。価格を下げなさいと言うのではなく、届けるところと使うところで無駄を無くしていく。その姿を先に見せておけば、制度も「それなら取り込める」と言いやすくなるのです。
貸与の外側で動く、というと何か特別なことをするように聞こえますが、実際はとても素朴な考え方です。運ぶのが楽になった年に、まずは一番困っている家に届ける。そこで使い心地を確かめる。評判が良ければ近くにも回す。手直しが見つかったら部品だけ送り直す。こうした小さな循環を重ねておけば、介護保険の書類に落とし込む時にも「このやり方なら既に地域で動いています」と胸を張れます。福祉用具が本当に“福祉らしい”と感じられるかどうかは、この最初の一歩を誰が踏み出すかにかかっています。届けやすい今だからこそ、現場側が先に形にしてしまいましょう。
[広告]まとめ…お金と機能がそろって“ようやく福祉らしい”と言える年へ
今年起きそうなのは、とても静かな変化です。目立って制度が変わるわけでもなく、急に価格表が書き換わるわけでもありません。それでも、ガソリン代が落ち着くと「このサイズでも届けられる」「部品だけでも送り直せる」「地域で作ったものをそのまま回せる」という、ごく日常の判断が軽くなります。福祉用具の世界は、じつはこの“日常の判断”が積み重なって形になっているので、ここが軽くなるだけで、利用者さんに届く品物は一段とやさしくなります。
今回お話ししたように、素材を入れ替えても、分割式にしても、見た目さえこれまでと同じ安心感を保っていれば、在宅のご家庭はすぐに使ってくれます。先に家庭で回しておき、その中から施設でも使えそうなものを時間をかけて渡す。この順番なら、慎重な現場ともぶつかりませんし、地域の事業所が持っている工夫も無駄になりません。貸与のど真ん中で「安くしろ」と叫ぶよりも、外側で静かに出来上がったものを並べていく方が、今年の流れには合っています。
何より大事なのは、「福祉らしくない匂い」を薄めることです。届けるお金が下がるなら、その分を利用者さんの暮らしに寄せた仕様に回す。家族が納得できる色や手触りに回す。壊れた時にすぐ取り替えられるように回す。そうしておけば、介護保険の数字はそのままでも“体験としての福祉”は豊かになります。記事としては、今年~来年を「道具が人に合わせやすくなる年」として描き、在宅での具体例を添えておけば、読んだ人が自分の家の場面に重ねやすくなるでしょう。
穏やかに見えて、実は動きやすい年です。制度が大きく揺れる前に、現場から“やさしくなった福祉用具”を先に並べてしまいましょう。そうすれば、後から来る人たちが「これならうちでも」と言いやすくなりますし、日本の高齢者の生活がほんの少しだけ、今より身軽になります。
今日も閲覧ありがとうございましたm(__)m
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