高齢者レクリエーション!霜降の頃には足底刺激からの皮膚マッサージが大事?
はじめに
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霜降とは、二十四節気の18番目の時候になります。
暦では、10月23日頃~11月6日頃の季節を指しています。
そんな頃合いに、こんなレクリエーションはいかがでしょう?
初霜の時候です。
本格的な冬の冷え込みに備えて、体を慣らしていきましょう。
足裏から足、足首、腰から背中へ意識を向けたセルフレクリエーションのご提案です。
高齢者レクリエーション!霜降の頃って?
霜降の頃合いは、比較的、気候も穏やかで過ごしやすいです。
間のイベントには『ハロウィン』と『文化の日』がありますよね。
10月最終日がハロウィンです。
そして次の11月7日頃からは次の二十四節気・立冬の頃合い。
いよいよ冬に突入です。
その前の霜降ですので、朝晩に冷え込んで霜が降りる日も出始めるというのが霜降の期間です。
高齢者さんって夏でも冬でも寒さにとても敏感で、
冷え性?と思うほどに、寒さ嫌いの方が多いのではないでしょうか?
立冬を前にしますと、秋も終わって次は冬かぁ…と思って気が滅入ってしまう高齢者さんもおられます…。
そこで、温かさが残る昼間に収穫祭をしてみて、景気付けをしてみるのも良いことだと思います。
そこまで大々的でなくとも、焼き芋、焼き栗パーティーもほっこりしていただけます。
え?レクリエーションっぽくない?
いえいえ、落ち葉を竹箒でチリトリに集めて、焚火に当たる。
焼き芋に焼き栗を楽しむ。
秋の風情を満喫できますし、体もしっかり使います。
落ち葉の準備から火の管理、後片付けまで、高齢者さんを含めて皆で楽しめますと立派なレクリエーションの企画になります。
集合写真でにっこり笑顔が揃えば、意義もあります。
高齢者レクリエーション!霜降に足底は安直な発想ですが…
さて、霜降は霜が降りるシーズン。
早い時間を選んで、道端に出来た霜を踏み潰して回る…。
足底に感じる霜柱を崩す感覚…。
小学校の頃、通学路の道端でひたすら潰して楽しんだ記憶が…ございませんでしょうか?
あ…私だけでしょうか?
昔は怒られた記憶はないのですが、
大人になった今では他人の畑に不法侵入して荒らして回ると
きっとお叱りを受ける時代です…。
と、余談でしたが、足踏み。
足底をしっかりと踏みこみ、刺激を入れることはとても重要です。
霜は力加減で均一に踏み込み切ることは、じつは難しいです。
足踏み運動を行進のように丁寧に行うことで、
手先足先の毛細血管まで、しっかりと血流を促すことができます。
日常的にしっかりと歩行されている高齢者さんであれば問題ありませんが、
ご病気や障害で歩けない高齢者さんは特に足底に血を巡らせる刺激を大切にしてみましょう。
元々は体重を支えていた足と足底。
その刺激がないことには、全身の血流の流れに変化をもたらしますし、
動きの悪い部分は冷え性の原因にもなります。
□ 足踏みをしっかりする。
□ 踏みしめた地面を観察する。
□ 足踏みの強弱、角度を修正する。
□ 足浴で温める。
□ 足の数ある関節をこまめに動かす。
この辺りが重要になります。
昔に流行した青竹踏みなんかも、健康法としてはこの辺りを意識して作られた物ですよね。
高齢者レクリエーション!足底刺激から皮膚マッサージとセルフケアを促す!
椅子に座って、青竹を踏み踏みしながら、歌に手拍子に…全身でリズム体操…
としてみても、認知症予防にもなりますし、四肢を活用して活性化できるので効果的ですよね。
とはいえ、今回は霜降で霜からの冷え対策を念頭に足にこだわってみましょう。
さらに、簡単ですぐに出来て、効果的。
青竹踏みにプラスを考案してみました。
ペットボトル500mℓ。
飲み口を持って棍棒のように扱い、膝下を叩く。
満タンに水を入れますと多少、重いのと遠距離を叩くので腕力強化にもなります。
足先から太ももまでトントントンと…。
両手が使える方は両手で…片手がご不自由な方は片手で両足と麻痺側の腕に刺激を入れましょう。
青アザが出来るほど無茶をしてはいけません。
適度適切に実践してみてくださいね。
実践するほどに体が温まります。
なにせ、皮膚マッサージですし、ご自身でセルフケアをしていただくわけですから。
□ 前後屈の運動で胃腸の刺激になる。
□ 表皮刺激で血流を改善。
□ 重りを支える筋力強化。
このような効果があります。
あと、介護職の皆さん。
寝たきりの高齢者さんには、理学療法士さんに施術いただくか、足浴の提供に切り替えるようにしましょう。
低刺激でも他人がしますと、青アザが簡単に出来てしまったりして、
事故報告書を書かなきゃいけなくなる…なんてこともあります。
あくまで高齢者さんご自身に、健康法として身に付けて実践いただくようにしましょう。
だってですよ、この方法を用いても、暖房器具をいろいろ投入しても、寒いと感じるのは高齢者さんご自身。
温まったと実感できるのも高齢者さんご自身。
24時間、ベッタリくっついて温めて差し上げることなんてことは出来ません。
ご自愛いただいて、高齢者さんご本人様に自らを温めてもらう工夫をお伝えしておくのが今回のレクリエーションの眼目です。
まとめ
楽しい音楽。
手軽な体操や運動。
介護職や作業療法士が主となって努めるインストラクター。
このような形式でのレクリエーションの場合、
皆で何かをして達成したり、楽しむという一体感もあっておすすめです。
一方、デイサービスなどでよくあるのが、帰宅後のご家庭で得られる何かしらのプラスを持ち帰っていただくという発想。
レクリエーションが指導風になるとたちまち詰まらないものに替わってしまいますし、
高齢者さんの誰もが家に帰ってまで、やってみようとは思っていただけません。
簡単で、手軽で、効果的…、そして実感ができて覚えられたことだけが持ち帰れる効果につながります。
使えても使えなくても、大事な体の一部です。
しかも敏感な足裏。
是非、積極的に霜降から冬を意識して冷え対策を準備してみてください。
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
是非、お寄せくださいましたら幸いです。
応援をよろしくお願いします]
こんにちは!
霜降りに足底の刺激は、とてもいい事だと思います。
私も毎晩、足底から膝上までマッサージをしています。
怪我をしてから膝が悪くなったので、将来歩けなくなるのを防ぐためです。
とても参考になりました。
また、のぞきにきます。
こんにちは。
今年はコロナにインフルエンザと大変な頃合いですよね。
ご自愛くださいね。
温かくして過ごしましょうね(*^▽^*)