高齢者のおやつ!秋の食材の楽しみを提供してみませんか?

[ ☆ 秋 Autumn ☆彡 ]

はじめに

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おやつは『お八つ』と書き、昔の時間の数え方で八つ時に食べる間食の習慣。

今も昔もお八つの意味は間食を楽しむことは同じです。

間食を必要とした昔と飽食の現代では、摂取する意味が違います。

現代では栄養素を補うよりも、より楽しみとしての意義が勝ります。

高齢者施設や保育園などでも定着しているおやつ。

そんなおやつの充実を記事にしました。




高齢者のおやつに秋に出したいメニューは?

今回のテーマは秋のおやつです。

秋は美味しいものが、たくさん並ぶ季節です。

定番の芋・栗・南京を使ったお菓子…と漢字で書くと、雰囲気を壊しますでしょうか…。

サツマイモ、マロン、パンプキン…。

お月見の白玉団子に、お彼岸の粒餡や漉し餡、きな粉のおはぎに、栗きんとん…わらび餅に寒天ゼリー。

スイートポテトにマロングラッセ、パンプキンケーキにパンプキンプリン…。

いずれも世に知れた定番なおやつなわけですが…。

漢字と片仮名の印象ってだけですが、だいぶ違って感じてしまいます。

ここで豆知識をご提供です。

漢字のメニューに日本人は、深い歴史を感じとりやすいです。

片仮名のものは、西洋文化の到来した明治以降です…
いや、それよりも後の戦後のイメージが付きやすいです。

古い物は、歳時記などでも紹介され、
古来から伝わる風習と結びついているもので漢字や仮名になります。

格式と伝統と舶来文化の違いです。

平安時代の和紙が出来た時代の頃から、
記録が始まって、少しずつ記録が残されて、
現代にまで伝わり、残ったものが伝統と格式ですよね。

一方、片仮名のメニュー、舶来品は外来語を含めて比較すると、
新しいものと言えるでしょう。

とはいえ、現代の高齢者さんにはいずれにしても、
一度は召し上がられたことのあるメニューでしょう。

おやつに対して、少しでも新鮮味を持って臨んでいただくか、
昔の思い出を懐かしみながら食べていただくか、
イメージの持って行きようがメニュー1つにでも込めることができるという話。

高齢者のおやつの施設やデイサービスで見出す楽しみとは?

高齢者施設やデイサービスでのおやつは、最早、定番です。

先ほどの新旧文化で捉えるような視点で見ていきますと、
談話のネタにしてレクリエーションへも転換できますし、
そんな会話を弾ませながら、おやつを楽しむことも
生活を豊かにするという視点として活用出来そうです。

漢字メニューは日本文化と結びついているので、穏やかさや懐かしさ、
日本人には、とてもしっくりとくる感覚を実感させてくれることでしょう。

一方の片仮名メニューは華やかさ、賑やかさに結びつき、
冒険心に似た新しい物に触れるような心弾ませる効果が期待できそうです。

おやつは皆でいただくことにも心弾む効果が期待できます

家で一人で食べるおやつよりも、
皆で会話を楽しみながらいただくような団欒のおやつの方が、
より大きな楽しみを期待できます。

昔ながらのものから新しいものまで、
高齢者施設や保育園など集団生活の場では、
皆で手作りをして食べるまでをレクリェーションにしてみましても、
より楽しめることでしょう。

最初に挙げたおやつは、
旬の食材を用いたメニューなんですけど、
旬はその時によく採れる、味や栄養素が充実するといった効果があります。

もちろん、旬という言葉を聞いた時に、
意識がまとまりやすい、イメージしやすいという効果もあります。

各家庭でも、昔ほど自宅で、それぞれのご家庭の味が作られたものです。

同じおはぎや栗きんとんの味の組み立てや隠し味も、
各ご家庭を比較してみますと、
それぞれで微妙な違いが喜ばれたことでしょう。

持ち寄って、井戸端会議をしながら、
微妙な味の違いを比べて楽しんだり、
各ご家庭の今後の発展に結びついたかもしれません。

さて、祖父母の味、父母の味という具合に、
昔の話題を弾ませてみることも記憶を確かにする効果が期待できそうです。

レシピ本にあるような革新的な味や画一的なクッキングではなくて、
各ご家庭の個別の味にまで、完成して到達できるレクリェーションにまで昇華してこそ、
皆で食べ比べて持ち帰る…あるいは、お土産を用意してみるといったところまで、
楽しめる要素になるかもしれません。

もちろん、一口の違いを実感できますと、口福につながることは言うまでもありませんね。

で、持ち帰っていただくとなると、衛生上、食中毒などの責任問題~!
と、騒がれる昨今の事例もありますので、
利用者さんのご家庭から、『了承』の一筆もらった形を整えた上で、
あくまでも企画・計画ありきで、実施してみてください。

こんな高齢者のおやつの提供の仕方はいかがでしょう?

さて、秋とは限らないご提案なのですけど…。

現代の最先端介護を地で行く介護職員の皆様へ、新機軸のレクリェーションのご提案を致します。

施設やデイサービスでは、稀にバスドライブを企画されませんか?

それを地域に存在する名店巡りへと転用してみてはいかがでしょう?

介護保険施設では、おやつは高齢者さんの実費ですから、
高齢者さんのお好きなお菓子を、季節ごとに地域で巡るツアーを開催するというのはどうでしょう?

和洋中の地域のお菓子屋さん、近隣都心部のデパ地下巡り…。
この辺りをバスドライブで企画・導入すると、とても大きな効果があります。

保育園などでは、親御様の了承をいただいて、お買い物の練習を兼ねることもできます。

それに、旬や地域事情に精通して学ぶ貴重な機会にも発展できます。

そう最先端のおやつ類に、高齢者さんや子どもたち、対象となるご自身が巡り逢う喜びを味わっていただく…。
あるいは思い出していただいたり、現在と過去、そして未来を想像することまで
比較して体感いただくわけです。

もちろん毎日なんて、介護職員や保育士さんがサポートしたからといって実践できませんし、
計画的に全利用者さんが同一に満足していただかないといけません。

利用者さんには、介護職員が企画を丁寧に行うほど、実践後の効果として得られる感動は、大きなものになると思います。

職員さんの事前のリサーチや獲得情報量・聞き出す能力が、レクリエーションを実践した当日の成功の鍵となるのは間違いないです。

さらに職員さんの若さならではの技術を活かしましょう!

インターネットで、この記事を見ていただいている介護職員のあなた様。

インターネットは、日本や世界に進出した和菓子から、
世界中のそれぞれの地元が愛する洋菓子まで、
幅広く検索してくれます。

Excelで、その検索結果をリスト化しておき、
毎月別に一覧表にしておいて、
利用者さんに選択いただくという提供のあり方はいかがでしょう?

もちろんバスドライブとは違い、多少日持ちのするお菓子に変わってしまうという残念さが残りますけど。

毎月、決まった日に設定して、心待ちにする楽しみの日を作ることも、
とても有意義ですし、介護職員の腕の見せ所でもあります。

まとめ

私の体験や見聞では、
実際に全国からスイーツを取り寄せて提供している事業所さんには巡り逢いましたが、
一週間、『 スペシャルスイーツウィーク 』として常のおやつ料金で頑張られていました。

※もちろん、100円程度が理想…。
※ですが、スペシャルウイークは300円や500円に設定しても…事前説明と了承をいただけば可能なことです。

…お金と経営が天秤にかかるところが、現代チックで寂しさを感じる由縁の1つでもあります…。

ちなみにスペシャルウィークの事例の事業所さんでは、飲み物付きで250円と、
ちょっと高級感を器から準備して感じていただけるように工夫されていました…。

取り寄せる送料だったり、期間内の保存庫など事前の調整がとても大事です。

この辺りまで考えてみますと、一概に高額とは言えません…。

でも、その日の利用者さんは、朝から運動などメニューに励み、目の色が違って成果も高かったように見えました…。

管理人
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本記事の閲覧、
誠にありがとうございました。
お気づきのご感想を
是非、お寄せくださいましたら幸いです。


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