大雪の頃に冬は本気を出し始める~二十四節気と七十二候でほどく静かな季節案内~

[ 12月の記事 ]

はじめに…冬の入り口をもう一歩進んだら~大雪が教えてくれる寒さとのつきあい方~

冬の足音がはっきりしてくるのが「大雪(たいせつ)」の頃です。二十四節気では、ここから先は「本格的に寒くなりますよ」という合図になっていて、暦の上では雪がしっかり積もるほどの季節だとされています。実際には地域によって雪の量も気温も全然違いますが、それでも空気の透明感や、朝の白い息、夕方の暗くなる早さなど、「ああ、冬に入ったな」と感じる小さな場面が増えてくるのがこの時期です。

この「大雪」をやさしく紹介したいのは、難しい歴史を並べるためではなくて、「今外で起きていること」と「昔の人が名付けた季節の言葉」を繋げて楽しんで欲しいからです。二十四節気は1年を大まかに分けたものですが、その中をさらに3つに分けた七十二候になると、空を渡る鳥、水辺の凍り方、動物のふるまい、といった細かい変化まで目を向けてくれます。つまりこの時期は、ただ寒いだけじゃなくて、自然が静かに「冬の形」にチューニングしていく時間なのです。

今回は介護やケアの場面からは少し離れて、家庭や施設の外でも中でも楽しめる冬の過ごし方をたくさん拾っていきます。12月はどうしても行事に気持ちが持っていかれがちですが、「大雪」という名前が教えてくれるのは、慌ただしさの前にいったん呼吸をして、冷たい風や冬の食べもの、飾りの色、温かい灯りを味わっておきましょう、ということです。

この記事では、まず「大雪っていつのこと?」を丁寧に押さえてから、七十二候の小さな季節の動きを見て、この時期ならではの食べる・飾る・温まる楽しみまで広げていきます。冬を待つ時間を言葉にしておくと、次の節気が来た時にもちゃんと使えます。どうぞ肩の力を抜いて読んでくださいね。

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第1章…二十四節気の大雪を丁寧に眺める~いつからいつまで?どう過ごす?~

「大雪(たいせつ)」は、二十四節気の中で本格的な冬の入り口を知らせる段階です。毎年概ね12月7日頃に当たっていて、その年の暦によって1日ほど前後します。言葉の通り「雪が大変に多くなるころ」という意味ですが、日本は南北に長いので、実際にこの時期に積もる地域もあれば、まだ紅葉が残っている地域もあります。ですから、ここで大事なのは「必ず雪が降る」というよりも、「これから先は寒さが主役になりますよ」という目印として受け止めることです。

二十四節気は、1年を春夏秋冬の4つだけでなく、もっと細かく季節を感じられるように並べたものです。立冬で「冬に入りましたよ」と合図をして、小雪で「少しずつ白いものがちらつき始めました」、そして大雪で「山は雪、里も寒さが深まります」と段階を踏んでいきます。こうやって見ると、大雪は突然やってくるのではなく、冬がゆっくりと音量を上げていく過程で次の冬至(12月22日頃)が冬の真ん中。中間地点の手前のところにあると分かります。

この頃の空は、晴れている日でもどこか乾いた明るさになります。朝は霜が見えやすく、日が傾くのもとても早くなります。外に出ると、同じ町でも夏とは音の聞こえ方が違って、車の走る音や足音が少しだけくっきりして聞こえるようになるはずです。これは空気が冷たくて澄んでいるからで、昔の人たちはこうした小さな変化を毎日の暮らしの中で感じ取り、暦の言葉に重ねていきました。今の私たちも、通勤や買い物の途中に「今日は高い山のほうが白かったな」「川の水面が冷たそうだったな」と気付くだけで、昔の感覚に少し近づけます。

「大雪」は、年末に向かって気忙しくなる時期とも重なります。12月は行事の準備や挨拶回りなどが重なって、心も体もバタバタしがちです。でも暦の上でわざわざ名前を付けているということは、「忙しくなる前に、冬の入口を味わっておきなさい」という合図でもあります。外の寒さをきちんと感じておくと、家の中の温かさが一層ありがたくなりますし、食べる物も「体を温める物」「日もちする物」を選びやすくなります。そうやって暮らしを冬仕様に切り替えると、後からくる年末年始の冷え込みにも落ち着いて対応できます。

また、この時期に季節の言葉を口にしておくことにはもう1つ大切な意味があります。日本の冬は、年によって寒さの来るタイミングがずれることがよくあります。そんな時でも「暦では今は大雪だから、これからもっと冷える」「今日はまだ雪がなくても、山は白くなっているかも」と考えられると、気候の変動に振り回されにくくなります。季節の名前を知っているだけで、1日1日の天気を「おかしいな」で終わらせず、「きっとこの後こうなる」という予測に変えられるのです。

この第1章では、大雪を「寒くなる」という1点だけで捉えず、「暮らしを冬に合わせるスイッチ」として考えてみました。次の章では、この時期をさらに3つに分けて教えてくれる七十二候を見ていきます。鳥や水や動物の変化が分かると、同じ12月でももっと表情のある季節に見えてきますよ。


第2章…七十二候でみる雪と水と生き物のリズム~閉じる冬と動き続ける自然~

「大雪」のころは、二十四節気をさらに細かく三つに分けた七十二候がとても味わい深くなります。だいたい12月7日頃から始まり、12月21日頃の冬至の直前までを3つの場面として見せてくれるのですが、そのどれもが「冬が塞がっていく感じ」と「生き物はちゃんと冬の形に入る」という二本立てになっています。寒くなってくると、どうしても「皆じっとしている」と思いがちですが、七十二候を読むと実はそうではなくて、寒さに合わせて動くもの、蓄えるもの、深く籠るものがきちんと順番にいて、自然は静かながらも忙しいことが分かります。

閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)

最初の候は「閉塞成冬(へいそくしてふゆとなる)」です。空や大地が塞がるように見えて、全てが冬の姿になる、という意味です。北の方では雲が低くなり、山の色が一気に冬色に変わります。南の地域でも、風の届き方が変わって「外で長くは立っていられないな」と感じる日が増えます。ここで注目するのは、昔の人が「冬になる」というよりも「冬に塞がる」と表現したところです。これは、秋まで開いていた自然の入口が、ピタリと閉じていく様子を見ていたからでしょう。現代の私たちなら、この頃に窓の隙間風を塞ぐ、コートや手袋を出す、照明を1段温かい色に変える、といった家の中の「塞ぐ仕事」を重ねると、季節と気持ちが揃いやすくなります。

熊蟄穴(くまあなにこもる)

次の候は「熊蟄穴(くまあなにこもる)」です。読み方は少し難しいですが、要は熊が冬籠りに入る頃、ということです。大きな動物が動きを止めるというのは季節のスイッチとしてとても分かりやすく、昔の人が暦に書きたくなったのも納得です。ここで伝えたいのは「動かないこと=サボること」ではなく、「春にもう一度動き出すために、今は静かにする」という冬の考え方です。私たちの暮らしでも、この時期にあえて予定を詰め過ぎないで、来年の計画や年末の支度を紙に書いておく、道具を手入れしておく、読みたかった本を1冊決める、といった「静かな支度」を入れておくと、暦の動きと合います。体を休ませるのも立派な季節仕事なのだと覚えておきたいところです。

鱖魚群(さけのうおむらがる)

最後の候は「鱖魚群(さけのうおむらがる)」です。川を登る魚が群れをなして動く頃、という意味です。周りの木々はすっかり冬に向かっているのに、水の中では命のバトンを繋ぐための動きが続いている――その対比がとても美しく、冬の厳しさの中にある力強さを教えてくれます。雪や霜ばかりに目を向けていると見逃してしまう場面ですが、七十二候は「寒い時期でもこうして命は巡っているよ」とそっと示してくれるのです。私たちが出来ることとしては、この頃に魚の温かい料理を食卓に出す、川や湖の写真を飾る、水辺の風景を撮っておく、といった形で「冬の水の表情」を生活に入れると良いでしょう。外は冷たくても、水はきちんと動いている。そんな視点が一つ加わると、12月の景色がグッと豊かになります。

七十二候を暮らしに重ねると何がいいのか

このように、同じ「大雪」の間でも、空が閉じる場面、動物がこもる場面、水の中で命が巡る場面と、表情がかなり違います。これを知っておくと、天気が荒れた日にも「今日は閉塞成冬っぽいな」と受け止められますし、部屋で作業している日には「今頃、熊が寝床に落ち着いた頃かな」と想像できて、季節に置いて行かれません。また、記事や手紙やSNSで季節を伝える時も、「今日は大雪の2つめの頃で、動物が冬籠りに入る時期ですね」と一言添えるだけで、読み手にやさしい温度が伝わります。こうした細やかな言い回しは、12月という賑やかな月の中で、静かな話題としてとても喜ばれます。

次の第3章では、今見てきた「空」「いきもの」「水」の動きを、冬の楽しみや食べ物、飾り付けにどう繋げるかをお話しします。寒さを味方に出来ると、外に出る日も、家に籠る日も、どちらも楽しくなりますよ。


第3章…この時期ならではの楽しみごと~食べる・飾る・温まる・写真に残す~

「大雪」の頃は、外が冷たくなる分だけ、家や室内での楽しみがくっきりしてきます。寒さがはっきりした季節は、ただ耐えるだけの時期ではなくて、「今だからこそおいしい」「今だからこそこう見える」という魅力がたくさん隠れている時期です。ここでは、食べること、飾ること、体をあたためること、そして写真や文章で残しておくことを中心に、この季節ならではの過ごし方をひと通りまとめておきます。

体の中から冬に寄り添うご飯

大雪の頃は、外気が急に下がるので、体の中を温める食材を意識してみると暮らしやすくなります。根菜類をコトコト煮たもの、冬に脂がのる魚を使った汁物、味噌や生姜を効かせた鍋物など、ゆっくり火を入れる料理は、それだけで「冬を迎える準備ができたな」という安心感をくれます。12月は忙しくなりがちですが、1日でもいいので「今日は冬の鍋の日」と決めて、野菜やきのこを多めにしておくと、残りは翌日のおじややうどんに回せて実用面でも助かります。雪国の食べ方を参考にして、保存の効く漬物や干し大根を添えると、食卓の色が冬らしく引き締まります。

冬の光を迎える飾りと色遣い

この時期の光は、夏と違って斜めに入ってきます。だから、玄関やリビングの一角に、白・淡い金・赤みのある茶色など、光をやさしく拾う色を置いておくと、午後の短い日差しでもふんわりとした表情が出ます。雪のモチーフや、もみの枝、ヒバ、松ぼっくりのような素材を1つ足すだけで「12月の部屋」に変わります。大事なのは、あまりに煌びやかな年末仕様にし過ぎないことです。大雪は、年の瀬の賑やかさに入る少し手前なので、落ち着いたトーンでまとめておくと、その後に飾るものが引き立ちます。介護や子どもの場から離れた今回は、大人が自分のために飾る、という意識でいいでしょう。窓辺に小さなガラスや淡色の布を垂らして、外の冷たい景色を室内で受け止める感じにすると、写真に撮った時も綺麗です。

温まる所作をわざと増やす

12月は「寒いから何もしない」よりも、「寒いからこそゆっくり動く」に変えておくと、気持ちが前向きになります。例えば、湯たんぽを使う日を決めておく、いつもより1回多くお茶をいれる、夜にハンドクリームで手を温める、入浴の前にバスタオルを温めておく――こうした小さな所作は、冬が本気を出しはじめる頃にこそ効きます。外から帰ってきて手足が冷えているときは、お湯でさっと洗ったあとに柑橘の皮を入れた足湯にしてみると、冬の香りも一緒に楽しめます。大掛かりな準備はいりませんが、「今日は大雪らしいことをしたな」と自分で思える行動を1つ足すだけで、季節に追いつけます。

冬の景色を「今のうち」に撮っておく

大雪の頃の外は、木の葉が落ちて見通しが良くなり、空の青さが冴えやすくなります。雪がなくても、冬らしい写真が撮りやすい時期です。特に午前中の光は、建物の影がはっきりして、空気の冷たさが写真にも写り込みます。公園の池、川べりの葦、畑の霜、山のうっすら白い稜線――どれも「12月の顔」なので、スマートフォンでもいいので撮っておくと、年末に振り返る素材になります。室内でも、湯気の立つ料理、ストーブの前で乾かしている手袋、窓ガラスの曇りなど、冬の生活感が見えるものを1枚撮っておくと、後から文章を書く時に季節感を添えやすくなります。この「今のうち」が大事で、冬至を過ぎると行事の色が濃くなって、日常の冬景色が撮りにくくなるのです。

行事に飲み込まれないための「ゆるい楽しみ」

12月はどうしてもクリスマスや年末準備の話題に引っぱられますが、「大雪」の記事としては、そこへ行く前の緩い楽しみを紹介しておくと喜ばれます。例えば、冬の果物をつかった簡単なデザートを午後のおやつにする、夜に窓を開けてひと息だけ冷たい空気を吸ってから寝る、ニットやマフラーを今年らしい色で揃えて写真に撮る、といった、すぐ出来るものです。家族がいる場合は、ベランダのプランターに冬の葉ものを植えて「外は冷たいのにここは元気」という様子を観察するのも、この時期らしい過ごし方です。忙しさ一色にならず、「季節を味わう日」を作っておけると、12月の書きものや発信にも柔らかさが出ます。

ここまでが、「大雪だからこそ楽しめること」の大まかな形です。次の第4章では、こうして整えた気配を、年の瀬に向けてどう心の方にも馴染ませていくかをお話しします。冬が深まっても気持ちは固くならずにいられるように、言葉と手仕事を少し足していきましょう。


第4章…年の瀬へ向かう心の整え方~語り合い・贈り物・小さな手仕事で冬を味わう~

大雪の頃は、外の景色がしんと静まっていくのと同時に、人の予定だけがどんどん増えていく少し不思議な時期です。12月の後半にいきなり走り出すのではなく、この辺りで一端手をとめて「今年の冬はどんな風に過ごそうか」「誰に温かい言葉を届けようか」と考えておくと、年末になっても気持ちが乱れません。ここでは、家にいる人どうしで楽しめること、遠くの人に季節を届けること、自分の心を冬仕様にすることを、ゆっくりめに書いておきます。

冬の挨拶を言葉にしておく

大雪を過ぎると、年賀状や冬の挨拶、歳暮の段取りなど、あれこれ「言葉を交わす」用事が増えてきます。ここで役に立つのが、二十四節気や七十二候の言葉です。「今日は大雪の頃で、外は寒いですがお変わりありませんか」「熊が冬支度をする頃になりましたね」と一言添えるだけで、文章に季節の深みが出ます。相手が年配の方でも若い方でも、暦を意識した一文はやわらかく読んでもらえますし、「12月なのに落ち着いているな」という印象も与えられます。日記やブログでも同じで、ただ「寒いですね」だけで終わらせず、「大雪に入ったので家の中を温かくしました」「水の風景が冬らしくなってきました」と書いておくと、同じ地域に暮らす人たちにも今の季節が伝わります。

小さな贈り物で「冬を分ける」

この時期に渡すものは、高価なものよりも「体を温める」「香りで寛げる」といった実用寄りの方が喜ばれます。例えば、柚子やみかんを使った入浴用の袋、生姜と蜂蜜をあわせたホットドリンクの素、温かい色のハンカチや靴下などです。12月7日頃の「今日は大雪だから」と理由をつけて渡すと、相手も「暦を見てくれているんだな」と感じてくれます。家族の中でも、朝一番に温かいお茶を用意しておく、外から帰った人に毛布を渡す、といったささやかな気遣いを積み重ねると、家全体が冬のやさしい温度になります。こうした小さな贈り物は、年末の慌ただしさの中で忘れやすいので、この段階でやっておくのが丁度良いのです。

手仕事で「待つ時間」を作る

大雪の頃の夜は長いので、テレビやスマートフォンをぼんやり見るだけで終わらせず、手を動かす時間に変えてしまうと気持ちが落ち着きます。毛糸でポットカバーを編む、古い布で鍋掴みを作る、冬のカードを何枚か先に書いておく、干し柿や大根を吊るす――どれも特別な道具はいりませんが、やっている間は心が外の寒さから離れ、ゆっくりと「この冬」を味わえます。七十二候に合わせて、例えば「熊が籠る頃だから今日は保存食の日にしよう」とテーマを決めると、子どもや家族も巻き込みやすくなります。できあがったものを写真に撮っておけば、来年の同じ時期に「今年もこの季節になった」と思い出すことができます。

忙しさとの境目をはっきり作る

12月は、月の前半と後半で生活のリズムががらりと変わります。前半は冬を味わう時間、後半は行事に向かう時間、と自分の中で線を引いておくと、どちらも中途半端になりません。大雪を境に、カレンダーに「冬の日」「支度の日」と書き分けておくのもおすすめです。家の中でも、早めにストーブやヒーターの周りを整えておく、来客用の器を出しておく、ブランケットを人数分、揃えておくといった「迎える準備」をここで済ませておくと、後半の忙しい週でも慌てずに済みます。外が寒くて暗くても、家の中の段取りができていると、それだけで心が温かくなります。

この第4章では、自然の変化だけでなく「人の気持ちがどう冬に寄り添うか」を書いてみました。次のまとめでは、ここまで見てきた「大雪」という節目を、次の節気や来年の同じ時期にも使えるように整理しておきます。静かな季節を言葉にしておくと、どんな年でも冬がやさしく感じられますよ。

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まとめ…深く静かな季節を言葉にしておく~次の節気が来ても残る冬の楽しみ~

大雪の頃を丁寧に見ていくと、冬というのは「ある日どさっと来る」ものではなく、空が塞がり、動物が籠り、水が冷たくなり…という風に、少しずつ扉を閉めていく時間なのだと分かります。二十四節気で「大雪」と名付けておけば、実際の天気が雪でなくても「今はそういう段階だ」と受け止められて、気候のズレに振り回されにくくなります。暦を知っているというのは、天気予報とは別に、自分の中にもう1つ季節の時計を持っている、ということなのかもしれません。

今回ご紹介したように、七十二候を一緒に見ると、この時期の世界は決して止まっていません。空は閉じても、川の中では魚が動き、山では動物が冬籠りの仕度をし、人は家の中を温める。外は静かでも中身はちゃんと動いている――この二層構造が12月前半の面白さです。そして、この動きを生活に引き寄せる一番の方法は、「大雪だから今日は温かいものにしよう」「大雪に入ったから飾りを冬色にしておこう」と言葉にしてしまうことです。声に出すと、家族にも伝わりますし、日記や記事、SNSにもそのまま使えます。

12月は何かと慌ただしいので、「行事の手前で一度深呼吸すること」は意外と役にも立ちます。冬の食べもの、冬のしつらえ、冬の写真、冬の挨拶――どれも難しいことは書かなくてよくて、「今窓の外がこうだから」「暦ではこうだから」という身近なところから書き出すと、季節の記事に温度が宿ります。特に大雪は、行事色が強くなり過ぎる前の静かなタイミングなので、落ち着いた冬の話題を置いておくには最適です。

この先は冬至、そして年末へと一気に進みます。けれど、今日この日を「大雪の頃」として記しておけば、来年の12月にもまた同じように思い出せます。1年に1度だけの静かな冬の入口を、どうぞそれぞれの地域の空気で楽しんでくださいね。

⭐ 今日も閲覧ありがとうございましたm(__)m 💖


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