介護支援専門員が利用者さんの認定調査に立ち会うということは?

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[ 自力で自立する姿勢も極めて欲しいよね(*^▽^*) ]

はじめに

介護支援専門員を長年しておりますと、利用者さんの要介護認定の更新手続きで認定調査に立ち会いして欲しいと利用者さんから依頼されることがあります…。

え?全部に立ち会っているの?

私はなるべく立ち合いはしないように心掛けているんですけども…稀に強く希望されることがあります。

今日は利用者さんの認定調査に担当する介護支援専門員は立ち会うべきかどうかについて記事にしてみました(*^▽^*)

そもそも認定調査とは?

介護保険を利用する利用者さんは介護保険を利用するために、最初はもちろんですが、その後も被保険者証に記載されている有効期限が切れる60日前から手続きに入り、定期的に更新手続きを受けて有効期間と認定区分の見直し手続きを受けなければなりません。

介護保険を受ける人が増えてきて事務手続きが煩雑化したこともあって近年では状態が安定的な方の有効期間は2年あるなど、市町村が参加している広域連合などで取り決めによって認定期間が決められています。

認定調査で見る不透明性の根拠

小心な利用者さんは、認定調査に臨んで『調査員さんがちゃんと記録してくれるかしら?』と思うでしょ?

この『 ちゃんと 』自体がまずもってありえませんから。

…と、身も蓋もないことを書いては語弊がありますよね。

利用者さんが、まず自分を適切に表現できなければ、調査員が記録することも、まず曖昧になるということです。

あるいは同居して利用者さんの状況を良く知るご家族さんが立ち会い、代弁することも有効でしょう。

そして記録をする調査員はと言いますと、これもマニュアル通りであって、適当に自己解釈して記載するのが関の山です。

認定調査には利用者さんに関するいろんな項目の聞き取りがありますけど、『出来る、一部介助を受け、手伝ってもらう、出来ない』の概ね3分割で聞き取りされますよね、『出来たり出来なかったりする』とか『出来ていない』という中途半端で項目にない事柄については、近い項目を選択して選択理由を特記事項といって文章で筆記します。

この筆記能力、利用者さんはいろんな言葉で説明してくれるはずですが、調査員のイメージと文章力に左右されて文言が変遷しまうところもポイントです。

口語と活字ではニュアンスが変わってしまうものですよね。

介護支援専門員は利用者さんの認定調査にどれくらい影響力があるか?

そんな認定調査の場に介護支援専門員が立ち会うことで利用者さんの認定結果に影響があるのか?

認定調査の結果に影響できるかと言われれば影響力は全くないです。

調査そのものに、筋を通す意見を言うことは可能です。…という程度です。

担当の介護支援専門員は常日頃、利用者さんからアセスメントといって認定調査の簡易版の形で聞き取りをして分析する手順を行っています。

認定調査の時間とアセスメントでの聞き取りの時間、どちらが長いですか?

毎月、どれだけの時間、来訪してくれていますか?

介護支援専門員は利用者さんのことをどれだけ知っているのでしょう?

問題はそこだと思うんですよね…。

利用者さんの生活の中の問題となっている中核ニーズについては掘り下げて調査や分析もしているものの、トータル的に利用者さんの全てを理解できているとは言えないということです。

介護支援専門員は認定調査の項目や判定プロセスを知ってはいても、関与は普通、出来ないものです。

むしろ、中途半端な立ち合いは介護支援専門員として虚偽を疑われる素にもなるので、注意が必要です。

適切な認定調査のプロセスに向けて介護支援専門員が助言できること

まず利用者さんに適切な認定結果を得てもらうために助言できること。

認定調査と主治医とのやり取りが認定結果を断定すること。

具体的な生活の場面で、どのように、どのくらい手助けを得ているのか?

この手間や方法、頻度について適切に伝えること。

具体的に例を書きますと、お風呂であれば、頭を含まない洗身状況が問われますが、週3回入浴して、配偶者に頭から足先まで全て洗身してもらっていると、調査員に告げたとします。

調査員は週3回入浴。

配偶者が全介助で洗身と記載やチェックを行います。

揺るがぬ事実で、適切に伝わりますよね。

具体的な頻度、回数、かかる時間を、誰にどのようにしてもらっているのかを伝えることが認定調査で最も大切なのです(*^▽^*)

最後に

介護支援専門員は介護保険証の更新プロセスの認定調査に関与すべきじゃないと思います。

そりゃ、制度を理解している介護支援専門員が助言して調査がスムーズになったとしてもですよ?

認定調査…誰から聞き取りしたのか、記載されるのをご存じですか?

個人名は出ませんけど、審査会やら、保険者である市町村では、立ち会うだけで誰が立ち会ったか、一目瞭然です。

そうした類似事例が積もると実地指導ですかね、きっと。

この辺りは裏付けできないところですけども…。

さて、逆に調査員、楽をした分、記録が疎かになって中途半端な実状しか記録できない…なんてことになったらお仕事が中途半端になってしまいますよね。

いろんな無駄話の中にも、調査のヒントが隠されているものですもの。

と、いうわけで、私は利用者さんの保険証の更新手続き代行はしますけど、調査そのものは利用者さんファイト―と応援して、立ち会わないことにしてます。

立ち会ってもほとんど喋らないです…(*^▽^*)

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