介護支援専門員がしてしまうイレギュラーな手順はじつはたくさんあるんですけど…。
はじめに
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介護支援専門員の手続きと言いますのは、認定の申請に始まって、利用者さんがサービスを利用する間もそうですし、いろんなことで手順が一応は決まっています。
決まった手順に沿いたいわけですけども、結果として順序を違えて運用することってありますよね?
え?
ない~?
私だけ?
ぐ…じゃカミングアウトするわよ…(/o\)
介護支援専門員がしてしまうイレギュラーな手順はじつはたくさんあるものです。
まず利用者さんから依頼の電話を受けるでしょ?
そこで悩み事や困っている事、いわゆるニーズを聞くわけです。
『 要支援1なんですけど、〇〇事業所のサービスを利用したいんですが~ 』
『 はぃはぃ、大丈夫ですよ~ 』
…これはアウトです。
単なるマッチングだけですよね。
アウトな点は利用者さんの電話であって実状を目視で訪問して確認していないこと。
実際に家で会ってみると全く〇〇事業所を使う必要性もないかもしれません。
さらにです、〇〇事業所の都合も聞いていないですもの。
もしかしたら、親戚かなんかで癒着事件かもしれませんしね。
第3にサービスの利用までにはいろんな書類手続きやケアプラン作成、担当者会議というプロセスがあっての利用です。
この手続きをスッ飛ばして良いのは利用者さんに生命の危機があるとか、迅速に応じる必要な理由がある場合だけです(*^▽^*)
あと私の経験からいきますと、基幹病院のお医者さんが絡むと手順を飛ばすこともあります。
書類を清拭ルートで出してすぐに帰ってくるのは町医者さんに多く、基幹病院だと二週間待ちなんてざらですから…。
とはいえ、お医者様の指示を待たずに導入する場合は石橋を叩いた理由付けありきで、他の関連する事業所さん、例えば訪問看護や訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションといった医療要素のある事業所さんも巻き込んで納得で開始しちゃうこともあります。
このような場合、利用者さんの病状や生命に影響するので、書類が遅くても理由の適切性が他の専門職により担保されているので『あり』だと思うんですよね。
他にもイレギュラーな場面はたくさんあるものです。
市町村がバイブルとして使う 『 介護保険の手引き 』 という分厚い本ですけど、これを遵守していれば大きなトラブルはないです。
けども頭に全部は現職と言えど無理ですわ。
凡その感覚で理解して運用してますけど、『 暗唱してみなさい! 』とか『 〇〇ページのこれについて説明せよ 』なんて言われたら、きっと誰もできません(/o\)
厚みが7cmくらいある辞書ですから…。
さてイレギュラーですけども、バイブル、王道からどうズレている?ということを定期的に学び直ししないとズレすら見出せないこともあります。
サービスチーム内の他の提供責任者に指摘を受けて八ッと気が付く場合もありますけどね…。
特に訪問看護については医療知識が深く関わりますので、医療保険とか周辺の制度についても介護保険に関連することは覗いておかねばならないです。
難病指定の取り扱いなんて、病気がコロコロと入れ替えたり、適応基準が変化することもありますので…。
それに市町村の障害者手帳に関することや市町村独自サービスについても毎年、頭の切り替えが必要です。
そこに3年に1度と言いますが毎年、微修正されてるような介護保険そのものの変更点の把握…うっかり、つい…なんてことがあっても、それなりに何とか運用できたり、修正や訂正できてしまうような世界でもあるわけですけども…。
え?修正やら訂正は私だけ?…かもしれませんね、はぃ(/o\)
さて、イレギュラーは許されるものと許されないものがあるというか本当はダメです(/o\)
定期的に実地指導という指導が各事業所さんに向けて、市や県の担当者さんにより実施されますよね。
今の実地指導は書類を追うだけなのでいつ作った書類なのか?なんてことは御咎めがありませんけども、日付けと内容は網羅されていきますよね。
昔々なのですけども…出勤簿と照らし合わせて『この日、休みやけど何で書類あるん?』とツッコミと減算を受けたことがある(/o\)
…フッ昔のことさ(*^▽^*)
初めての頃は厳しいと思った実地指導ですけど、今では楽勝(*^▽^*)減算を受けることはまずないくらいに書類は徹底して作り込むことができるようになりました(*^▽^*)
…ここに来て、私は気が付いた。
実地指導は市と県以外に広域連合という関西地区…みだいな規模もあるらしい。
けどそこは私には未知の世界。
最もしんどいと思った実地指導に基準を合わせて整備すると楽勝に書類は忘れられますよ(*^▽^*)
最後に
最後は実地指導の話題になっちゃいましたけど…。
実地指導はまだ進化余地があります。
例えばケース単位で見ていきますよね?
これ横に数点並べて見ると『同じ文言』『同じパターン』『似た表現』というものが浮き彫りにできます。
いわゆるコピペ発見の世界です。
各人の会社内のパソコンを精査することもあるかもしれません。
保険者はお金を出した以上、辻褄がどうなっているのか、把握する義務があるからです。
問題がない…次は問題の潜んでいそうなところを重点的に…となるのは自明の理です。
何事も記録や書面でしか見えませんから。費用が生じる根拠は丁寧に分かりやすく、自分の言葉でオリジナルに書くことが重要です。
コピペや他の事務員さんが書く、上司が検閲しているなんてことが発覚すると大問題になる可能性がありますので注意が必要です。
だって、介護支援専門員のお仕事ですからね。
イレギュラーについても、根拠と対応経緯がきちんと説明できて、必然性があれば了承を得られますけど、基幹病院などとても時間がかかる場合などは市町村へ事前に声かけしておいて、万が一のリスク回避を図ることも大切です(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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