紫蘇の世界へようこそ!赤と青で楽しむ日本の香りと知恵

目次
はじめに…6月14日は紫蘇の日!知ってるようで知らない紫蘇の魅力をひもとこう
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6月14日――その日を知っている人は、なかなかのしそ通かもしれません。
なんとこの日は「赤紫蘇の日」!そう、あの爽やかでちょっとクセになる香り、見た目は地味だけど、料理の名脇役としてはもちろん、ときに主役をも張る、あの紫蘇さんの記念日なのです。
実はこの紫蘇、日本人にとってはかなり付き合いの長い植物でして、なんと**縄文時代の土器に紫蘇の痕跡があるかも?**という説まであります。
そうなると、もはや親戚みたいなものですね。
「おばあちゃんちの庭にいつの間にか生えてる選手権」でも堂々の優勝候補。
あのしっとりとした紫の葉も、爽やかな緑の葉も、じつは同じ“しそ一族”だったりするのです。
でも、ここで一つ疑問が浮かびますよね。
赤いしそと青いしそ、見た目も味も違うけど、いったいどこまで違うのか?
そもそも、梅干しが健康にいいって言われるのは、梅だけの力なのか?
赤しそのサポートがあってこそ?
そして、紫蘇を使ったレクリエーションって…なにそれ美味しいの?
そんな疑問にこたえるべく、今回は「赤紫蘇の日」を祝って、紫蘇の魅力をぐいぐい深掘りしていきます!
しそジュース片手に、紫蘇を愛でて、紫蘇に笑って、そしてちょっぴり注意点にも目を向けて――紫蘇という小さな葉っぱに、日本の知恵と季節の香りをぎゅっと詰め込んで、お届けします。
それでは、香りの扉を開いて、いざしその世界へレッツゴー!🩷
第1章…なぜ6月14日が“赤紫蘇の日”?赤と青の違いや歴史まで解説
6月といえば、梅雨。
そして梅雨といえば、梅干しの仕込み。
そしてその梅干しを、あの鮮やかな赤色に染めてくれる名バイプレイヤー――それが赤紫蘇。
だからこそ6月14日は「赤紫蘇の日」。
この時期はちょうど赤紫蘇の収穫シーズンでもあり、まさに旬真っ盛り。
ついでに言うと、梅干しづくりに手を出そうとして「あ、赤紫蘇買い忘れた!」とスーパーに走る主婦が最も多い日…かもしれない。
いや、これは勝手な想像ですけど。
さて、この紫蘇。
そもそも何者なのかというと、れっきとしたシソ科の植物。
実は「しそ」とひとことで言っても、主に「青じそ(緑の葉)」と「赤じそ(赤~紫の葉)」の2種類がありまして、見た目だけでなく役割も違えば香りも違えば、ついでに栄養も違うという、個性の強い兄弟です。
青じそは、お刺身の横でさりげなく寄り添い、そうめんや冷奴の上でも颯爽と香りを放ち、サラダに天ぷらに大活躍の万能派。
まさに“食べてよし、飾ってよし”の頼れる存在です。
ビタミンAやβ―カロテンが豊富で、まさに緑のヒーロー。
一方の赤じそは、色の魔術師。
あの梅干しの赤、しそジュースのピンク、ふりかけのゆかり色。
ぜんぶ赤じその仕業です。
色素成分であるアントシアニンは抗酸化作用に優れていて、目や血管、そして美容にも嬉しい働きをしてくれる。
香りは青じそほどパンチはないけれど、奥ゆかしい風味とやさしさで、まさに“染めて染められ、じっくり効かすタイプ”とでも言いましょうか。
そして忘れてはならないのが、紫蘇の歴史。
実は紫蘇、めちゃくちゃ昔から人々のそばにいました。
なんと、奈良時代にはすでに薬用植物として記録されており、それ以前の縄文時代の遺跡からも“しそっぽい”植物の痕跡が見つかっているというのだから驚きです。
もしかしたら、縄文人も「うーん、この香りたまらん」とか言いながらモグモグしていたかもしれません🩷。
ロマンです。
そんな紫蘇の奥深さ、今日だけでもちょっと知ってもらえたら嬉しい限り。
見た目は小さいけれど、日本の食文化と健康を陰から支える、実に頼もしい存在なのです。
これを機に「紫蘇か、なんか地味だな…」なんて思っていた人も、今日からはスーパーで紫蘇を見かけたらちょっと手を合わせて拝んでしまう…かもしれませんね。
第2章…紫蘇尽くし料理大会!ごはんにもデザートにも意外な使い道が
紫蘇っていうのは、たとえるなら料理界のスパイダーマン。
普段はおとなしく脇役のふりをしてるのに、いざとなったら華麗に舞って主役の座をかっさらっていく…そんな香りと存在感の持ち主です。
さあ今回は、そんな紫蘇をとことん使い倒す「紫蘇尽くし料理大会」、開幕です!
まずは青じそ部門。
こっちはもう、大葉って呼ばれるだけあって、刺身の下に敷かれたお皿のような顔をしてるのに、実はこっちが本体じゃないかと思うほどの香り攻撃。
あれを刻んで冷ややっこにのせてごらんなさい。
もう、お豆腐が急に料亭の味になるんです。
餃子の具に混ぜれば、口に入れた瞬間に「ん!これはっ…和風…なのにジューシー!」って思わずテレビの食レポみたいになりますし、天ぷらにすればサクサクで香りがふわっと舞い、梅肉と合わせれば最強のさっぱりドレッシングに。
パスタだってサラダだって、青じそが入ればちょっと大人の階段上っちゃう感じ。
一方で、赤じそ部門の活躍も見逃せません。
見た目は地味ですが、ジュースになったら一変、目の覚めるようなピンク色!
炭酸で割れば爽やかさ爆発、夏の午後にぴったりな一杯が完成します。
これを透明なグラスに入れて、氷をカランと鳴らしながら飲むと、気分はもう高原のカフェ。
しかもその色は、クエン酸との反応で変わるという理科の実験つき。
美味しいだけでなく、学びもあるんだから優秀ですよね。
さらに赤しそは、ふりかけの“ゆかりさん”にもなって、ご飯のお供としても大活躍。
酸味と香りが絶妙にマッチして、白ご飯が止まらなくなること間違いなし。
それに、ちょっと変わり種としては、紫蘇とチーズの春巻きとか、しそジェノベーゼ風パスタとかもおすすめです。
和の食材が洋風にもアレンジできちゃうなんて、紫蘇って本当に国境を越えた香草ですね。
あ、そうそう、赤しその名酒「鍛高譚」もお忘れなく。
お酒好きにはたまらない、あのやさしい香りとすっきりとした飲み口。
これぞ紫蘇の大人な一面。
夕暮れの一杯にそっと寄り添う、しっとりとした魅力です。
というわけで、紫蘇料理の幅広さに驚いていただけましたでしょうか?🩷
薬味として生まれたこの葉っぱが、こんなにも料理に変化を与え、食卓を豊かに彩ってくれるなんて…ちょっと感動モノですよね。
次章では、そんな万能の紫蘇にも「ちょっと待った!」があるという話に進みます。
どれだけ好きでも、やっぱり“過ぎたるはなお及ばざるがごとし”。
紫蘇にもあるんです、取りすぎの落とし穴…!
第3章…好きでも取りすぎ注意!紫蘇のメリットとデメリット
紫蘇が体にいい――そんな話を聞いて、「じゃあもう、紫蘇だけ食べて生きていこう!」と決意したことのある方、正直に手を挙げてください。
…はい、私です。
だってあんなに香りがよくて、料理に入れると美味しくなって、健康にも美容にもいいなんて聞いたら、そりゃあもう「紫蘇の民」になりますって。
でもですね、ここでひとつ、大切なことを言わせてください。
紫蘇は、たしかにすごい。
でも、すごすぎるがゆえに、ちょっとした落とし穴もあるんです。
たとえば、青じそに含まれている“ぺリルアルデヒド”という成分。
これがあの清涼感のある香りの正体なんですが、実は刺激が強い側面もあるんです。
普通の食事で数枚つまんで食べる分には問題ないんですが、たとえば毎日青じそ30枚をサラダに刻んで食べてたら、胃腸がびっくりして、「お、お腹がしそまみれで落ち着かない…」なんてことになるかも。
いや、笑いごとじゃなくて本当に。
そして赤じそ。
こちらはアントシアニンというポリフェノールが豊富で、抗酸化作用も高く、目や血管にいい!なんて持てはやされてますが、含まれる“シュウ酸”という成分がちょっとクセモノ。
体の中に蓄積されると、腎臓の中で石になってしまうことがある…そう、あの痛い痛い結石の原因のひとつなんですね。
これはもう、ジュース1杯2杯で即アウト、という話ではありませんが、「しそジュースが美味しくて毎日飲んでたら、人生2回の破砕術を体験しました」なんて、シャレにならないエピソードも、きっとどこかにあるはず。
え?それ、まさか…あなた…?
もちろん、どれも「ほどほどに」楽しめば問題ありません。
紫蘇の香りは食欲を増し、胃腸の働きを助け、ビタミン類も豊富で、まさに健康の味方。
ただし、どんなに良いものでも、偏って摂りすぎると逆効果になる。
それが人間の体の、ちょっとした意地っ張りなところなんです。
なので、青じそは1日数枚、赤しそジュースは1~2杯くらいにとどめておくと安心です。
何ごともバランスが大事。
紫蘇の香りにうっとりしても、ついでに現実にも目を向けて、体と仲良く付き合っていきましょう🩷。
さてさて、紫蘇の深い話を一通り堪能したところで――
次はちょっとユニークな切り口でお送りします。
そう、「高齢者レクリエーション」に紫蘇が登場!?という、まさかの展開へ…!
第4章…五感で味わう!紫蘇でひと味違うレクリエーションの提案
紫蘇と聞いて、「レクリエーション!」と即答できる人がいたら、それはもはや紫蘇界の仙人でしょう。
でも、実はこの紫蘇、香り・色・味・感触、どれをとっても五感を刺激する、レクリエーションにぴったりの素材なんです。
ちょっと想像してみてください。
あの独特の香りをふわっとかいだ瞬間、「あっ…懐かしい…梅干し漬けてた頃を思い出すわ…」なんて、思わず遠い日の思い出がよみがえってきたりする。
そう、紫蘇は記憶を呼び起こすスイッチでもあるのです。
では、どんなことができるかというと、まずは「香りレク」。
目隠しして、青じそと赤じそ、さらに大葉やバジルなどを嗅ぎ比べる。
これが案外盛り上がるんです。
「これは…青じそ!いや、バジルか?えーっ、わからん!」なんて笑いながら、鼻から始まる小さな冒険。
それから「しそジュースづくり」も外せません。
赤しそを煮出して、クエン酸を入れると、あら不思議!暗い赤色が透き通るようなピンクに変身。
これはもはや魔法。
お年寄りもスタッフも、ついつい「うわ〜きれい!」と声が漏れ、写真タイムが始まります。
作って楽しい、飲んでさっぱり、しかも夏バテ予防にぴったりなんですから、これはもう一石三鳥。
さらに、葉っぱを使ったクラフトも面白い。
青じその葉でスタンプ遊び。
赤じその葉を押し花にして、しおり作り。
何枚か並べて「しそ模様のうちわ」なんてのも風流ですね。
香りつきのうちわ…おしゃれすぎます。
レクリエーションって、ただ手を動かすだけじゃなく、思い出や感覚、そして心を動かすことが大切。
紫蘇はそのどれにも応えてくれる、優秀な自然の先生です。
しかも、お年寄りの多くは「若いころ、梅干しは家で漬けてたよ」と懐かしそうに語ってくれることが多いので、そこから会話がどんどん広がる。
そこに紫蘇があるだけで、時間がゆったりと、やさしく流れていくような、そんな不思議な空間ができるんです。
紫蘇をきっかけに、五感が動き、記憶が動き、人の心がぽっと温かくなる。
なんてすごい葉っぱなんでしょう。
え?まだただの薬味だと思ってました?
いえいえ、これは立派な人生の演出家です。
拍手を送りたいくらいです。
さあ、ここまで紫蘇と共に旅をしてきた皆さん。
いよいよ最後のまとめに向かいますよ。
しそジュース片手に、どうぞご一緒に🩷
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まとめ…紫蘇は日本の宝物!上手に取り入れて美味しく健やかに
さあ、赤紫蘇の日をきっかけに、紫蘇の魅力をあれこれ語ってまいりましたが、気がつけばあなたの心にも、そよそよと紫蘇の香りが吹いているのではないでしょうか?
ほんの小さな葉っぱに、こんなにも多くの物語や栄養、そして笑顔を詰め込んでくるなんて…紫蘇、あなたって本当に出来すぎ葉っぱ!
思えば、私たちはいつも何気なく紫蘇を手に取り、何気なく料理に加え、何気なくその香りを楽しんでいたのかもしれません。
でも、ちょっと立ち止まってみると、その一枚に込められた自然の恵み、日本の知恵、そして季節の気配が、ふわっと浮かび上がってくるのです。
なんだか、ちょっとした俳句でも詠みたくなりますよね。
「紫蘇一葉 昔語りに 香り添え」…とか?
そして何より大切なのは、「良いものほど、ほどほどに」。
どれほど健康によくても、摂りすぎれば体がびっくりしてしまいます。
紫蘇を愛するすべての人へ、心の中でそっと“ありがとう”と“ちょっとだけね”を添えておくのが、美味しく賢く付き合うコツです。
赤じそも、青じそも、それぞれが個性豊かな日本の宝物。
料理に、季節に、会話に、そしてレクリエーションに――紫蘇がひとつ加わるだけで、暮らしがふんわりと彩られていく。
そんな魔法を、これからも大切にしていきたいものです🩷。
では皆さま、次に紫蘇を手にしたときは、どうぞ一呼吸おいて、心の中でこうつぶやいてみてください。
「今日もいい香り。…さて、ほどほどにしておこうっと」
それが紫蘇と仲良く暮らす、いちばん素敵な魔法の言葉かもしれません。
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