卒業式レクリエーション!やるなら“本気”でドラマチックにいきませんか?

目次
はじめに…
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3月――それは卒業の季節。
保育園に中学校、高校、大学、専門学校…。
高齢者施設でも「卒業」をテーマにしたレクリエーションが、心🩷に残る瞬間を生み出すことが可能です。
しんみりしつつ、ちょっと笑えるような卒業式を、本気でやってみませんか?
スタッフ、利用者さん一体となったレクリエーションはきっと奇跡を産み出すはずです。
「卒業」とは、ちょっと寂しくて、すごく誇らしい。
卒業――その言葉を聞くだけで、ふと目頭が熱くなるのはなぜでしょう。
校門の前に咲き始めた桜。真新しい制服。
やけに大人びた顔つきの友だちと並んで撮った記念写真。
高齢者のみなさんにとっても、卒業の記憶は人生の中にしっかりと刻まれているものです。
ある人は木造の校舎を背景に卒業証書を受け取り、ある人は戦後の混乱を乗り越えてようやく学び舎を後にしたかもしれません。
ランドセルが布だった、給食が脱脂粉乳🥛だった、卒業式のあとのこっそり渡したラブレターが返事なしで終わった…なんてエピソードもあるかもしれません。
涙と笑いがまざった記憶は、年齢を重ねても、思い出せばその場に帰れるほど鮮やかです。
そんな「卒業」を、今ふたたび、レクリエーションのテーマに据えてみようじゃないか――そう思ったんです。
えっ、高齢者施設で卒業?と首をかしげる声が聞こえてきそうですね。
たしかに、卒業といえば若者の特権のように思われがちです。
でもね、人生って、どんな時期にも“節目”があると思うんです。
転院する、在宅に戻る、少しずつ自立に近づく…。
そのひとつひとつを「おめでとう」と送り出してあげたら、きっと誰かの心にずっと残る日になります。
もちろん現実は甘くありません。
いわゆる「介護保険からの卒業」と言えば、喜ばしいばかりではなく、いろんな事情がからみます。
家族と暮らすことになったり、長期の施設入所に切り替わったり、中には「なんかもう飽きたから行かなくていいや」なんて、ちょっとツンとした卒業もある。
でも、そういった事情の先にある「ひと区切り」をちゃんと見届けて、「おめでとう」って伝えたくなるじゃないですか。
たとえ、また数か月後に「ただいまー」って戻ってこられたとしても、それはそれで嬉しいし(笑)。
大切なのは、卒業が「去ること」ではなく「歩き出すこと」だということ。
その門出を、もう一度、本気で演出してみたらどうだろう?
…それがこの章の、そっと灯した問いかけです。
式次第が本気すぎて笑えるくらいが、ちょうどいい。
さて、いざ「卒業式をやりましょう」と提案すると、最初に聞こえてくるのはだいたいこんな声。
「いやいや、うちは介護施設であって学校じゃないのよ」とか、「冗談抜きでそんなこと本当にやるの?」とか。
分かります、分かりますとも。
たしかにパッと聞いただけじゃ、お遊戯会の延長みたいに感じるのも無理はありません。
でも、想像してみてください。
朝、ホワイトボードに「本日は卒業式」と大きく書かれたその日。
スタッフは白衣ではなく、少し改まった装いでピシッと決めて、利用者さんも「今日はなんだか違うね」とソワソワ。
誰かがピアノの音を鳴らしはじめ、そっと扉が開いて、卒業するご本人が一歩ずつ入場してくる。
後ろでは懐かしい「仰げば尊し」や「贈る言葉」が流れ、スタッフのひとりが緊張しながら司会を始める。
もはや演出ではなく、完全に“その気”です。
卒業証書は、もちろん筒に入れて本格仕様。
厚紙を使って、達筆なフォントで「あなたは本日、〇〇デイサービスを卒業されました」なんて書かれていたら、それだけで目頭が熱くなるじゃありませんか。
花束もちゃんと渡します。
しかもちゃんとした花屋さんのラッピングつきで。
手作りのメッセージカードや寄せ書きも添えて、「〇〇さん、ありがとう!また遊びに来てね!」なんて書いてあったら、それだけでもう涙腺が大洪水。
式の途中、スタッフが感極まって声をつまらせるシーンもあるでしょう。
利用者さんが照れ笑いしながら「こんなの恥ずかしいわよ〜」って言っても、目はしっかりうるうるしている。
まさにドラマのワンシーン。
でもこれ、台本も照明もカメラもない、本物の心が動く現場なんです。
もちろん準備は大変です。
証書の印刷、曲の選定、進行表づくり、花の手配、招待状の文面、練習時間の調整……手がかかることは山ほどあります。
でも、だからこそ価値があるんですよね。
忙しい中で心を込めて準備したからこそ、それがそっくりそのまま“感動”として返ってくる。
あ、感動って言っても、号泣じゃなくて、にやっとしながら「いい日だったな」って思えるような、優しい涙が似合う式です。
そして忘れちゃいけないのが“来賓”。
呼んじゃうんです、地元の自治会長さんとか婦人会の役員さんとか、ちょっと名の知れたあの市議会議員さんとか。
式の直前に「スピーチ5分でお願いします」と無茶ぶりして、相手がドギマギしながら話すのも含めて、もうエンターテイメント。
ご家族やお隣さんに出席いただけたら、それはもう地域と高齢者をつなぐ橋渡しの儀式になります。
卒業式の最後には、理事長が登場して、花束と記念品を手渡しながら「この施設から巣立っていくあなたに、感謝を込めて」とか言っちゃったりして。
いやもう、どこの🎬映画?って話です。
おそらくその頃には、見ていたスタッフ全員、なんとも言えない“胸いっぱい”な顔をしていることでしょう。
そう、こんなふうに全力でやってしまうのが、実はいちばん感動を呼ぶんです。
本気でやるからこそ、笑えて泣ける。
そして参加した誰もが「やってよかったね」って口をそろえる。
卒業式って、意外と、そんな魔法を持っているイベントなんです。
スタッフの本気が、思い出の深さを変える。
でもね、ここまで読んで「なるほど、卒業式って素敵!」と膝を打ってくださったとしても、実際に企画しようとすると、どこからともなくそっと近づいてくる声があるんです。
聞こえますか?
ほら、あの囁き――
「でも、卒業されると定員が空くんだよね…」
そう、ここに立ちはだかるのが“施設運営という名の現実”というやつです。
高齢者さんが卒業するたび、ひとり分の収入がぽっかりと空席になります。
「おめでとうございます、そして赤字が始まります!」なんて冗談を言ってる余裕は、正直ない。
施設は慈善事業じゃありませんから、経営は死活問題。
空床が続けば、スタッフのシフトにも影響が出るし、経営陣からは「もっと営業を!稼働率を上げて!」と、どこからかエコーがかかってきます。
でもちょっと待って。
そもそも“卒業”って、そんなにいけないことなんでしょうか?
たとえば、近所のデイサービスに長く通われていたAさんが、元気になって「私はフィットネスジムに通うことにしたの」と言い出す。
スタッフ一同「えっ⁉」と戸惑いながらも、「でも、それってすごいことですよね…」と最後には笑って見送る。
そんな光景、想像しただけで拍手を送りたくなりませんか?
実際、介護保険で通えるデイサービスが、本人にとっての“唯一の居場所”になってしまうこともあります。
毎週決まった曜日に顔を合わせる友人たち。
世間話をして、歌って、お茶を飲んで笑う時間。
それはそれで素晴らしい時間だけれど、「ここにいないと孤独になる」「ここ以外に行く場所がない」となってしまったら、それは果たして幸せな在り方と言えるのでしょうか?
かと言って、民間のジムやカルチャースクールに行ってくださいと言っても、料金は倍以上、設備も人も“優しさ”の配合が少なめ。
まるで砂糖の少ないプリンのように、なんだか物足りない。
だけどそこで、卒業式というワンクッションをしっかり設けて、「あなたは次のステージに進む準備が整いました」と伝えることができたら――
高齢者さん本人も、「私はここで育ててもらって、今、新しい場所に行ける」と胸を張れるようになるかもしれません。
それにね、面白いことに、卒業したはずの方が数ヶ月後にひょっこり戻ってきて、
「あのね、フィットネスジムはね、若い人ばっかりでうるさかったのよ~。それに比べてここは落ち着くの!」って言いながら復学…もとい再入所されることも、あるあるなんです。
でもそれでいいんです。
人生は一本道じゃありません。
何度でも行ったり来たりして、迷って、また帰ってきて、また出ていく。
そのたびに、笑って「おかえり」と言える場所でありたいし、「いってらっしゃい」と拍手を送れる場所でありたい。
卒業式をやるからといって、無理やり背中を押す必要はありません。
ただ、もしどこかに「もう一歩を踏み出したい」と願っている人がいたなら、その人にとっての追い風になれること。
それが、卒業式という小さな演出の大きな力💪なんじゃないでしょうか。
経営の数字と、人生の物語――
このふたつをうまく抱きしめることができたら、
それはきっと、福祉の世界におけるひとつの理想形なのかもしれません。
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「また来てもいいよ」と言える卒業式を。
人は、節目があると、ちょっとだけ強くなれる気がします。
それまでぼんやりしていた日々に、一本の線を引く。
「あの日まではこうだったけど、あの日からちょっと違う私になれたかもしれない」
そう感じられる瞬間が、人生にはたしかにあって――それこそが、卒業式という魔法なんじゃないかと思うのです。
施設での卒業式、それは正直いって“遊び”に見えるかもしれません。
でもその遊び、本気でやればやるほど、ただの遊びじゃなくなる。
大人が本気でふざけるとき、世界はちょっとだけ柔らかくなります。
卒業する利用者さんも、見送るスタッフも、見ていた他の利用者さんも、その空気に巻き込まれて、少しだけ心があたたかくなる。
しかもそれが、「今日は特別な日だったね」というだけで終わらず、じんわりと明日以降のエネルギーになるのです。
次の日、卒業を見送ったばかりの利用者さんが、ふとこんなことを言うかもしれません。
「私も、あんなふうに卒業できたらいいな🍀」
その一言が出た時点で、もう小さな奇跡なんです。
だって、「卒業=お別れ」じゃなく、「卒業=憧れ」になっているんですから。
そうして誰かが“そこを目指したくなる場”になると、不思議と空気が変わっていきます。
機能訓練に取り組む姿勢が変わったり、嚥下体操に思わず力が入ったり、「この歌、卒業式で歌うかも?」なんていう冗談が飛び交ったり。
目指す場所ができると、人は自然と前を向きたくなるんです。
まるで、人生のラストステージに立っているように見える方が、「でも、もう少し先に行ってみようかな」と思える。
卒業式は、そういう希望を育てる、ささやかな舞台なのかもしれません。
ただのレクリエーションだなんて、もったいない。
式が終わって、拍手のなかで退場したあとのあの背中を見て、「ああ、今日この仕事しててよかったな」って思える瞬間。
そんな日が年に一度でもあると、スタッフの心もふっと軽くなるものです。
施設の空気が少しだけ澄んで見えて、誰かの背中が少しだけピンと伸びて見えて、ああ今日も人生っていいな、なんてつぶやいてしまいそうになります。
それにね、卒業式っていうのは、誰かの人生の節目に“立ち会わせてもらう”という、ものすごく尊い瞬間でもあるんです。
これまで積み重ねてきた日々を称え、次に向かう勇気に拍手を送る。
それは、もしかしたら学校よりも、ずっと大人になってからのほうが、必要な儀式なのかもしれません。
だから、やってみてほしいのです。
遠慮なく、本気で、ちょっと笑えて、ちょっと泣けて、帰りの車の中で「なんだったんだろう今日のあの感じ…」とニヤニヤしながら振り返っちゃうような卒業式を。
そうやって、ひとりの旅立ちが、みんなの明日を照らしていくことを、ぜひ体感してほしいのです。
まとめ “真面目にふざける”が、いちばん心に残る
卒業――なんて儚く、なんて力強い言葉でしょう。
気持ちがしんみりして、でもどこかワクワクもして、なんだかソワソワもして…もう心が忙しいったらありません。
でも、だからこそ人はこの一言に惹かれてしまうのかもしれません。
もちろん現実には、卒業は簡単じゃありません。
特に、加齢とともに身体が少しずつ変わっていく中で、「元気になって卒業」なんて理想ばかり語るのは、どこか無責任にも聞こえるかもしれません。
そうです、わかっています。
実際には、卒業したと思ったら数ヶ月後にしれっと“再入学”することもある。
あれ?この前お別れ会で泣いたよね?っていうツッコミが入りそうなくらい、あっさり「ただいま」って戻ってきたりする。
でもね、それでいいんです。
だって人生って、一本道じゃないですから。
行って、戻って、また歩いて、また迷って。
その繰り返しが人間らしさであり、愛おしさであり、そしてレクリエーションの真髄でもあると思うのです。
だからこそ、卒業式を年に一度の“特別な日”としてやってみるのは、すごく、すごく意味があること。
本人にとっては「また頑張ってみようかな」という気持ちが湧いてくるし、他の利用者さんにとっては「私も次は…」という憧れや目標になる。
スタッフにとっても、「私たちの関わりって、こうして誰かの人生の一部になるんだな」と感じられる日になるかもしれません。
それに、やってみると分かるんですが、式が終わった後のあの“ぽわん”とした空気。
拍手が終わって、みんなが笑って、ちょっと涙をぬぐって、お茶を飲みながら「良かったねぇ」って言ってるあの時間。
あれって、なににも代えがたい温もりがあるんですよね。
日常が、ほんの少しだけキラキラして見えるというか、
「ああ、人と人って、いいな」って思える瞬間というか。
ほんの数十分のセレモニーが、それだけの感情を連れてきてくれるって、すごいことだと思いませんか?
…と、ここまで読んで、「やってみたいけど、うちの施設でできるかな」と少し不安になってる方へ。
大丈夫です、最初は小さくても、なんなら“なんちゃって卒業式”でもいいんです。
手作りの卒業証書でも、メッセージカード1枚でも、誰かの「ありがとう」と「おめでとう」がそこにあれば、それはもう立派な卒業式。
肩の力を抜いて、でも心はぐっと込めて、“本気でふざけて、本気で感動する”そんなレクリエーション、始めてみませんか?
さぁ、卒業式のベルが鳴っています。
拍手の準備は、できてますか?
また、次の春に向かって――いってらっしゃい🪄。
そして、いつでもおかえりなさい。
[ ⭐ 今日も閲覧ありがとう 💖 ]
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