高齢者レクリエーション11月!七五三の記憶を辿り壁画を作ろう!
はじめに
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高齢者さんのレクリエーション11月のご提案です。
高齢者施設でも病院でも出来る壁画制作!
11月15日の七五三と結びつけて発想してみませんか?
誰しも幼き頃の体験があるというもの。
昔を懐かしみながら作ってみる壁画には、
制作そのものにきっと熱が入ります。
今日は壁画制作の効果を二重三重に昇華すべく、
ご提案する記事を用意しました。
高齢者のレクリエーションで七五三の記憶を辿ってもらおう!
はぃ…七五三のレクリエーションへの組み込み…第2弾ですね。
第1弾は↓でした。
第2弾となる今回は、壁画制作です。
どこの施設や病院さまでも力作が揃っています。
七五三は3歳、5歳、7歳のお子さんとご両親、祖父母の行事。
介護を受ける年齢になりますと神社に行こうにも、行くに行けず…。
どうしても参加できなくなってくる寂しさを抱えてしまうものです。
誰もが辿る道ですけども、誰もが諦める必要なく親しめるものでもあると思うんです。
子どもの成長を見てホッコリする気持ち。
孫、曾孫の健やかな成長を願う…。
きっと介護を受ける高齢者さんも、生まれてからずっと味わってきたことでしょう。
その辺りの記憶を辿って思い出していただくことは、心の安寧にとても大事なことです。
そこでレクリエーションで時節に合わせて想起してもらうことで、
より詳しく鮮明に思い出すことが出来るようになります。
高齢者のレクリエーション七五三で壁画制作をどうやる?
高齢者さんに記憶を辿ってもらい、思い出してもらって、印象を残す!
壁画は、この『 印象を残す 』 という部分へ
日常的にさり気なく働きかけを行うツールになります。
壁画制作のコツはいくつかありますが、
□ 卵の殻色づけすることでを使って立体感を出す。
□ 千切り絵にすることで立体感を出す。
□ 油絵にする。
□ 水彩画にする。
□ 水墨画にする。
このような一般的な制作過程と共に、
□ レイアウト
□ 題材
□ 色彩
これをどのように配置して組み合わせるかで、出来栄えがぐっと変わりますよね。
七五三の壁画制作を昇華させよう!
さて効果を見据えて、結果を残してこそのレクリエーション!
まずは、11月初頭に各高齢者さんのご家庭に依頼して、
子どもの頃のお写真を持参いただきましょう。
お題は七五三で!
写真を回し見して、高齢者さん全員で昔を懐かしんでみましょう。
地方から嫁がれたり、転居してこられた方もおられると思いますが、地元の方もおられます。
ここで壁画制作の1つのヒントを見つけましょう。
注目するのは写真に写り込んだ背景です。
あ、映っている七五三の主役の子どもたち、
かつての高齢者さん方の姿形もきちんと褒めておかねばなりません。
以後のやる気の有無につながってしまいます。
写真の背景に写り込むものは、そのまま壁画制作の背景に移動させるようにします。
10人の高齢者さんに10人、神社の鳥居があれば鳥居を入れます。
千歳飴があれば千歳飴。
神社のご神木があればご神木を…。
こうしてパーツを1つずつ丁寧に決めていくことが、コツの1つです。
次に場所が特定できるような場合、現物を撮影して今昔を比較材料にします。
今と昔の混合ミックスで壁画作りを行うわけです。
ただ現代風にするほどリアルチックになりますが、
回想趣旨から脱線するリスクがあるので注意が必要です。
メインとなる子どもは男の子が3歳と5歳。
女の子は3歳と7歳を意識して描きます。
全部で4つのイメージを入れても良いですが、
壁画の設計に支障がある場合は、7歳女の子、5歳男の子、3歳女の子で揃えると良いでしょう。
…この辺り調べてみますと、
構図には、いろんな写真を見てみますと男の子を中央に挟む3人が圧倒的に多い絵柄でした。
と、いろいろな工夫を込めて壁画制作を頑張りましょう。
出来上がったら、写真に収めてデジタルでパソコンに保存。
来年の11月のカレンダーの絵柄にしても良いですし、
ラミネートしておいて11月の思い出として各ご家庭へ配布しても良いでしょう。
また年間を通じて発行されているであろう
広報誌12月号にも先月の振り返りとして掲載できます。
どの形にしましても、結果であり、成果として残せます。
で、施設内のどこかに掲示します。
おすすめは玄関です。
1日に2回、必ず通りますから。
また来訪者さん方も必ず2回通って目に入れて下さいます。
そしてです、レクリエーションの成果検証を次の壁画制作に移行する直前に、
振り返りとして全員からコメントをもらい集計するようにしましょう。
これは半月なり、一ヶ月なり掲示をして回想を進めた結果の記録です。
もしかしたら、
『 昔、あの神社の鳥居の裾にタイムカプセルを仕込んで… 』
『 七五三の後は近所の〇〇定食でトンカツ食べて美味しかったんだ… 』
などなど時間と共に思い出される新たな記憶があるかもしれません。
もちろん、利用者さんがご家庭でいろんな話題をしていただき、
心和やかに過ごしていただけたら、大成功です。
まとめ
はぃ…意地でも七五三で第2弾。
福彩心では〇歳児から高齢者まで幅広く記事を掲載してますでしょう?
これには、意図があるんです。
もちろん、どれ1つ無駄はなくて、生きる価値に+アルファを目的とした記事です。
意外なところに、意外な価値があるものなんです。
七五三に高齢者を組み合わせる効果は無限です。
もしかしたら、高齢者さんの頃は、千歳飴をご家庭で手作りされたかもしれません。
貸衣装屋さんがなくて、ご近所のお金持ちにお借りして近隣の友好関係が深かったのかもしれません。
つまり、生きるということは全人的な輪のバランスに立っているということなのです。
そこに高齢者だけ、子どもだけという特化も特性上は必要ですが、
育ちや生きるという観点からは意味が薄く…
単純に調べて知るという程度の価値しかありません。
…小難しい御託を並べてしまいました。
誠にありがとうございました。
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