特養のショートステイ!緊急受け入れに部屋の空床利用など担当者はきつい?

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はじめに

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特養のショートステイ担当者さんが今回の話題の中心。

ショートステイの忙しいシワ寄せは、現場に直結するところもあるのですが、最前線の担当者さんもとても忙しいものです。

さて忙しいショートステイ担当者さんの日常の業務のご紹介です(*^▽^*)



特養のショートステイ担当は緊急受け入れに苦悩する?

特養は要介護3~5の重度な方が利用される施設です。

急なご家庭のご事情で、短期間、ショートステイになる…そう珍しいことではありません。

受け入れられるのは介護認定を受けている方ですので介護度は関係ありません。

自費も厭わなければどなたでも、ショートステイを利用することができます。

さて、緊急事態にもいろいろとあるのですが、
□ ご家庭の介護者様の急病や諸事情
□ 自然災害を含む家屋事情からの避難目的
などなど、ご家庭によって様々なご事情が発生した際に、担当されているケアマネージャーの方を通じて特養でのショートステイが調整できます。

日頃から重度な病気や障害を抱える高齢者の方が入居されている特養ですから、申し込み者側から見ますと、
□ 特養は重度な方が多いので、一時的な入院が発生して部屋が空いていることが多い
□ 重度な方の対応に日々、慣れているので、受け入れてもらえれば安心感が持てる
□ バタバタな緊急事態の後、重度な方に合わせた緩やかな生活ペースに落ち着ける
といったメリットがあります。

さて、この緊急受け入れ…。

ショートステイ担当者や施設側としては受け入れに吝かではありません。

しかし、多くの課題が発生してしまうのも事実です。

□ どんな利用者さんか…当然、分からない
… ケアマネージャーからの情報が数行の文字だけだったり…。
… 新たに聞き取りしようにもご家族の介護者さんが緊急事態…。
… 介護者さんの要望に応えたものの、復帰後のトラブルの種はないか?
と、後々も含めて、いろいろな課題に発展しがちなんですよね…。

緊急時における最善…。

どのご家庭も慎重に、よくお考え下さいね。

ケアマネ―ジャーさん…ご多忙ではあるでしょうが、日頃の情報収集やアセスメント分析を怠られませぬよう…。

緊急時にはアセスメント分析表をスッと出せるように、知れる情報は常に取り出して活用できるようにご準備ください。

丸1日、そして滞在日数における利用者さんの安心安全と平穏な日常を提供するためには、情報は正確にたくさんあるほど、利用者さんのために還元することが出来ますので(*^▽^*)

特養のショートステイ担当は部屋の空床利用に苦悩する?

さて、苦悩されている担当者さん向けの章です。

ショートステイ担当者が次に意識するのは、
□ 施設内に割り振られたショートステイ専用の部屋の稼働率
□ 施設内で入所されている方の入院状況と施設の稼働率

…そう介護現場から離れて、お金を意識せざるを得ないわけです…経営者が存在しますからね。

…いやいや…経営者が当然、そう仕向けるわけですから、従業員としては仕方がないところです。

場合によっては、
『 〇〇%以下であれば、居宅介護支援事業所や病院の営業回りをするように! 』
『 とっととケアマネ―ジャーの事務所を巡ってこい! 』
という具合に、営業の強要が公然となされる場合もあります。

この辺りは経営者さん次第のところです…。

私から言わせれば、営業が必要な施設には、当然のように未来はないので倒産あるのみ!です。

さて、カツカツに稼ぎたい経営者さんに押し付けられた思惑は別としまして…。

都会の特養では年中満床。

田舎の特養では農繁期に満床で、他はけっこう空床があるのが一般的な様子です。

申し込み者が殺到している良質な施設の場合、空床を活用しても追い付かないような事態もあることでしょう。

申し込みいただいた段階で、
□ ○月△日~〇月□日まで。
□ 介護者様が退院された3日後に、利用者さんにも帰宅いただきます
という具合に開始と終了を明記して受け入れしていきましょう。

入退所日を予め明確にすることで、計画的に部屋の調整や空床利用を行いやすくなります。

次に、介護現場との疎通を、なるべく丁寧に行うようにしましょう。

というのはですね、利用者さんと部屋のマッチングだけして、介護を現場に丸投げ…意外と多いものです。

ですが、施設内で、その利用者さんに最も精通して対応せねばならないのは他ならぬショートステイ担当者さん。

言葉と書面で申し送り…ここで留まってはいけません。

必要な場面、課題となる場面で、介護現場のサポートに入るようにしてみましょう。

お食事、看護面、排泄、保清…在宅での流儀の折衷、個別ケアを介護現場に円滑に浸透させることが大切です。

施設ケアだけを全面に押し出しましても、日は過ぎていくだけで、もちろんショートステイは終了しますが…。

きっと居心地悪く、2度目のショートステイには決してつながりません。

2度目は再びの単なる断続的な緊急ショートステイになってしまうかもしれません。

ショートステイ担当者は、ご家庭と介護現場をつなぐ架け橋だということを常に意識して対応しましょう(*^▽^*)

特養のショートステイ担当は結局きついお仕事?

緊急時のバタバタ!

介護現場に入る!

朝夕の送迎時間にご家庭におられないことが多いご家族様に、どんどん自分の時間が無くなっていく…。

お仕事だから仕方がないところですが…。

けっこう残業代がつかないモグリの介護企業も多いものです。

支払うと、経営者が自分の取り分をかなり経費に乗せているので、倒産してしまいかねませんからね。

実地指導や労働基準監督署なんて、形しか見れませんから…。

ショートステイ担当者の心情。

そこに仕事と高齢者さんがあるならば!

滅私奉公の世界かもしれませんね…。

ショートステイ担当者は、地域に向けた施設の顔であり、施設の代表でもあり、現場から頼られる花形の存在の1つであると言えるでしょう。

ですが、1人の人間が出来るお仕事量には限界が当然あります。

ただ、継続こそ力なり、とよく言われますように、慣れてきますと初心者の3倍は確実に働けます。

コツや予測が出来ることに工夫を盛り込めると、知っていることで手早く、本当に手が早く動かせるという経験から体の扱い方にも違いが生じてくるでしょう。

介護の仕事は年々、単価は下がる、一方で経年するほど上がる人件費で、意図的に人材循環を図る悪質な企業が増えているのが実態です。

ですが、あなたの代わりに入る新人さんは、要領の良い方でも、3年はあなたにけっして追い付けないでしょう。

きついと感じたら、施設内のケアマネージャーをフル活用したり、生活相談員と連携したり、介護現場を束ねる主任さんを頼るなど、チームワークで乗り越えるようにしましょう。

ショートステイ担当者さん。

リラックス、リラクゼーションをまじえながら、根気よく頑張ってくださいね(*^▽^*)

まとめ

ショートステイ担当者さんを苦しめることの1つに、記録と書類もあります。

高齢者さん1人辺りけっこう膨大な量になります。

□ ケアマネ―ジャーさんが提供してくださる書類の数倍になっちゃいます。
□ 24時間、日数分の安心安全と平穏を担保する大切な企画書…。
□ 退所時にご家庭に状況をお伝えする報告書…。
□ お薬や病状まとめ…。
□ お怪我をされた場合の経過記録と対処記録…。
□ 行事やレクリエーションの評価記録…。
□ 持参された荷物に持ち帰る荷物リスト…。

これを
□ ご本人様向け
□ ご家族様向け
□ ケアマネージャー向け
□ サービス提供チーム向け
□ 主治医向け
この5パターンで思考して、用意できれば完璧でしょう。

ほら、書類だけでも大変と思えば…きついショートステイ担当者さん。

花形・中心・スターという言葉が当てはまるでしょう?(*^▽^*)

管理人
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