天の川プロジェクト発動!?施設から始める心つなぐ七夕飾り大作戦!

[ 7月の記事 ]

はじめに…願いを乗せて風に揺れる短冊は施設の未来も照らすかも

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五色の短冊~♪軒端に揺れて~♪

この歌がふと浮かぶ季節が、またやってきました。

そう、年に一度の願いごとタイム「七夕」でございます。

このご時世、空を見上げることも忘れそうになるほど忙しかったり、うっかり曇天続きで星を見逃したり…。

でもだからこそ、願いごとをこめて、何かをつくる時間がとても尊くて、まるで心の洗濯のように感じられるんですよね。

ところで、特別なことをしなくても、特別な気持ちは作れると思いませんか?

たとえば、折り紙1枚でも、短冊ひとつでも、人が手を動かして誰かと笑いながら何かを仕上げる――そんな風景こそが、心に残る“イベント”なのです。

今年の七夕、ちょっとばかり空に近づけるように、施設の中でできる“ささやかな奇跡🩷”をひとつ起こしてみませんか?

子どもも大人も、高齢者さんも職員さんも、誰かの願いに乗っかって、誰かのために動いてみる。

織姫と彦星が出会うより前に、地上でもう、出会いは起きてるのかもしれませんよ――。

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第1章…コーヒー片手に紙とにらめっこ~あれもこれも毎年恒例の飾りたち~


6月の終わり頃になると、施設の中にひっそりと“折り紙祭”の気配が漂いはじめます。

誰に言われたわけでもなく、テーブルに折り紙が並び、どこからともなく「これ、去年よりキレイに折れてるかしら?」なんてつぶやきが聞こえてきたりして――まさに、静かなるスタートダッシュです。

「今年は立体に挑戦してみようかしら!」なんて張り切る方もいれば、「いやいや、私は地味に輪っかで十分」なんて、毎年同じ飾りに愛着を持つ職人タイプの方も。

完成する作品たちは、まさに千差万別、個性炸裂。

天の川、吹き流し、織姫と彦星、それに加えてなぜか出現するナスの牛とキュウリの馬。

七夕なのに、そこはかとなくお盆の気配が混ざってくるのは、もはや風物詩。

「え?これはそうめん…ですか?」と聞かれて、「そうよ、だって夏だもの!」と胸を張るおばあちゃんの姿もまた、名物行事の一部です。

材料も自由自在で、折り紙に始まり、布に和紙、牛乳パックにプリンカップ、しまいにはストローやビニールテープまで出動。

もはや何でもあり、創作の自由度は無限大。

カオスと芸術は紙一重――その絶妙な境界線で今年も飾りが増えていくのです。

それらの作品が、笑い声とおしゃべりとともにテーブルに広がっていくさまは、まるでお茶会のようで、時々「え、これって工作だったよね?」と目的を見失いそうになる瞬間も。

けれどそれでいいんです。

作ることより、誰かと一緒に笑えることの方が大事ですから。

そうして毎年、少しずつ形も完成度も違う“オリジナル七夕ワールド”が完成する。

決して市販のキラキラには負けない、手づくりのぬくもりと笑いと謎が混ざった、唯一無二の飾りたち。

さて、今年はどんな珍作品が生まれるのでしょうか――お楽しみは、これからです🩷。

第2章…「一致団結!」の掛け声とともに子どもも高齢者も巻き込んで夢の共演へ


さて、今年はどうしましょう――例年どおり、こじんまりと折り紙サロンでの七夕も素敵ですが、どうせならもっとスケールを上げてみるのも、楽しいじゃないですか。

施設の中って、実はたくさんの人が関わっているんです。

調理のプロがいて、介護のプロがいて、事務のプロもいる。

そして、ご家族もまた、愛のプロフェッショナルたち。

でもね、普段はそれぞれの担当が違うから、なかなか一緒に何かを作る機会ってないんです。

だったらここで、みんなで「願いごとつくり職人」になってみるのはどうでしょう。

子どもたちにも「うちのおじいちゃんに渡してね」とお手紙代わりに飾りを作ってもらい、ご近所の方には「もしよかったら、1つ星を折ってください」なんて声かけて。

本気でやろうと思えば、100人、200人、いや、施設の規模によっては1000人以上から想いのこもった飾りを集めることができるかもしれません。

これ、天の川じゃなくて、もはや“銀河”です。

集まった飾りは、ちょっと晴れ間を見つけて天日干し

ビニールテープの星がゆらゆら揺れるその様子すら、なんだかもう愛しい風景。

そして、飾りを繋ぐ係の皆さんは、ちょっとした手芸クラブの気分で、長い長い飾りを縫い合わせていきます。

そしていよいよ当日。

笹の葉に願いと努力の結晶がズラリと揺れるその光景は、もう立派なアート作品。

施設の玄関が一夜限りの“天の川ギャラリー”に早変わりです。

カメラを向けると、いつものおばあちゃんがちょっと照れながら「それ、私が作ったのよ」と小声でアピール。

まるでスターのような一瞬です。

お祭りは飾って終わりじゃありません。

次の日、庭に祭壇を組んで、地域の神主様にお願いしてお焚き上げ。

燃え上がる飾りたちに「がんばったわねえ…」と、思わず拍手が起きる。

そして空に舞う煙を見て、「あら、あのあたりに私の短冊飛んでったかも」と言う声がまた、笑いを誘います。

最後は写真を数枚プリントして、飾りをくださった方々へお届け🩷。

添える言葉はひとことだけでいいんです。

「ありがとう。また来年、もっと大きな天の川を。」

さあ、今年も願いは空に届くでしょうか?

いえ、もうこの段階で、誰かの願いはきっと叶い始めているのです。

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第3章…もはや芸術!くす玉からナスの牛までアイデアの洪水が止まらない


「ねぇ、天の川って野菜で表せると思わない?」

そんな唐突な発言から始まるのが、うちの施設の七夕前夜祭。

今年も例の如く、千羽鶴ならぬ“万羽”鶴に挑戦する話が持ち上がり、続いて出てくるのが「吹き流しを十連結して天井から床までいけるかチャレンジ」。

さらには、「笹の代わりに園庭の柿の木に吊るしたらどうなる?」という斜め上の提案。

どれも却下されることなく、なぜか「おもしろそうねぇ」で採用されていくから恐ろしい。

いや、愉快。

「このナス、牛にしたいんだけど…割り箸どこ?」という声が飛び、「私はトマトの星を切り抜くわ!」と鼻息荒く向かうその姿は、もはや料理番組ではなく“工芸ショー”。

だってここは、表現と遊び心の自由市場。

星型スイカ、そうめん流しのミニチュア、くす玉の中から願いごとの紙ふぶきが舞い上がるしかけまで登場して、「どこで覚えたのその技…?」と職員がざわつく始末。

もちろん、王道の飾りたちも健在です。

織姫と彦星はもはや常連のトップスター。

ちょうちんに天の川、輪っかつなぎにジャバラ折り。

あちこちにキラキラが揺れて、目がチカチカするのもまた、幸せな“七夕酔い”。

中でも今年の目玉は、模造紙10枚つなげた特大の立体天の川アート。

「アートってより…これはもう壁」なんてボソッと呟いた事務員さん、気づけば筆を取って背景の星を描き加え、参加者に。

いつのまにか、創作の渦に巻き込まれているあたりが、まさにこの行事の魔法です。

そして最後は、「この作品、お焚き上げで全部燃えます」と聞いて、思わず全員が目を見開く。

「え、これも?あれも?」という声に、「そう、それも。あれも。まとめて天に届けます!」と職員がドヤ顔。

儚さの中に美しさがある。

燃えた後に残るのは、煙と、思い出と、「来年はもっとすごいの作ろうね」っていう、どこかくすぐったい約束。

こうして、施設は1日だけ、芸術と笑いと想像力が交差する不思議な銀河になるのです🩷。

あ、ちなみに「桃太郎が流れてくる天の川」案は、現在冷凍みかんとともに検討中です。

第4章…お焚き上げの煙に願いを託して…天に昇れ私たちの想いよ


すべての飾りがそろい、笹は揺れ、玄関はきらきらとまばゆい星の通り道。

そんな七夕の夜が明けた翌朝、施設の庭では、もうひとつの物語が静かに始まります――そう、それはお焚き上げ。

「よし、今年も燃やしましょう!」と気合を入れるのは、毎年恒例、火の番長の用務員さん。

今年も白い手袋と安全ゴーグルという、地味にガチな装備で登場します。

ご近所の神主さんにもお願いして、庭の一角にミニ祭壇を設置。

飾りたちが丁寧に並べられ、あんなに賑やかだった織姫も彦星も、今はしっとりと次の旅支度をしています。

火が灯されると、ゆらゆらと立ち上がる煙に、思わず手を合わせる人もちらほら。

「私の願い、今年は届くかな?」

「いや、煙の流れ見たらね、あれは“恋愛運上昇”の形だわ」

「…それ、どこ情報?」

と、神妙と冗談が入り混じるのも、うちの施設ならではの“空気感”。

煙が真っ直ぐ昇れば“叶う”、くるくる回れば“再挑戦”、途中で消えたら「おかわり必要」――などという、完全オリジナルの煙占いが始まり、神主さんも苦笑い。

やがて飾りたちは静かに灰となり、風にさらさらと舞っていきます。

その姿を見て「願いって、形じゃなくて気持ちだったんだね」と誰かがぽつり。

うん、それ、たぶん今年の名言。

そして最後は、飾りのスナップとお焚き上げの一枚をセットにして、ご協力いただいた方々にお届け。

封筒を開いた瞬間、「あら、これ私が作った星じゃない?」と家族の間に笑顔が広がって、ほんの少しだけ、遠くにいる誰かの心があたたかくなる――それが、私たちの願いのもう一つのかたちかもしれません。

七夕は、ただの行事じゃないんです。

それは、誰かのために時間を使い、想いを込めて手を動かし、そして最後に「ありがとう」と伝えるための、小さな奇跡のリレー🩷。

そして、煙とともに空へ舞い上がるその気持ちは、たとえ星にならずとも、ちゃんと誰かの心に届いている――そんな気がしてなりません。

第5章…見せる伝えるつながる!飾りの先に生まれる“家族の会話”という贈り物


さて、すべてが終わったかのように見える七夕のあと。

実はここからが、もうひとつの物語のはじまりなんです。

施設からお届けするのは、星空よりもまばゆい数々の写真。

飾りたちが揺れるあの廊下、ちょっと誇らしげなご利用者様の笑顔、そして舞い上がる煙を見送る横顔――それをアルバムのように綴って、ささやかな「七夕便」としてご家族へポストイン。

封を開けた瞬間、「あっ、これ…うちのおばあちゃん?かわいく撮れてる〜!」と、思わず笑みがこぼれる。

「この星、私が送った折り紙じゃない?」と、子どもが自分の作った飾りを見つけてはしゃぐ。

「へぇ、今年はスイカ型の天の川が流れたんだって」

「それもう、天の川じゃなくて“夏野菜銀河”じゃない?」

そんな会話が生まれるのは、単なる飾りじゃなく、そこに誰かの気持ちが詰まっているからこそ。

飾ったその瞬間に役目を終えるのではなく、写真になり、記憶になり、ふとした時に思い出話になる。

それが、手づくり行事のすごいところです。

中には、はじめて家族写真以外の“施設での姿”を見たというご家族もいて、「あら、ちゃんと楽しそうにしてるんですね」「心配して損したかも…」なんて嬉しい勘違いも。

理事長や施設長のご挨拶が収録されたDVDを観ながら、家族で「今年もがんばってるなぁ」としみじみ。

中には、うっかり涙ぐんで「来年は一緒に短冊書きたいな」と言う方も。

七夕飾りとは、実は“家族の会話”という見えない贈り物を届けていたのかもしれません。

願いごとは一瞬の夢。

でもその夢が、写真になり、声になり、つながる手紙になっていく🩷。

ひとつの星が、ふたつの心を結ぶ。

そういう魔法は、空の上より、案外この地上にこそあるのかもしれませんね。


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まとめ…短冊にこめた想いはDVDになって家族へ~まごころって伝えようと思えば届くもの~


七夕が終わると、風鈴の音がいつのまにか聞こえてきて、「ああ、夏が本格的にやってくるなぁ」と感じるようになります。

でもね、不思議なことに、天の川に揺れていた短冊のことや、くす玉に詰め込まれていた願いごと、空へ舞い上がった煙の流れなんかが、なぜか心のどこかで、ふわりと残っているんです。

まるで、ひとつの夢を見ていたかのように。

施設という場所には、毎日がルーティンになりがちな空気もあるけれど、そこにちょっとした“非日常”が入り込むと、風が変わるんです。

会話が生まれて、笑顔が増えて、「あら、あの人ってこんな顔もするのね」なんて新しい発見があって🩷。

行事って、それだけでもう価値がある。

誰かと一緒に作って、笑って、飾って、燃やして、また笑って。

それが全部セットになって、まるごと心に残る。

そして今年は、その思い出をちょっとした編集マジックでDVDにして、お届けしてみるのもまた一興。

もちろん、理事長と施設長のご挨拶つき。

たとえ声が少し上ずっていようと、言い間違いがあろうと、そのひとことひとことに“伝えたい”という想いがこもっていれば、それで十分。

むしろ、その温かさが画面越しにじんわりと伝わるのです。

行事の盛り上がりって、目に見える飾りや規模だけじゃなくて、そのあとの“余韻”にも宿っていると思うんです。

「楽しかったね」「またやりたいね」「あの星、かわいかったね」

そんな何気ないひとことが、きっと一番の贈り物。

七夕という一夜の夢を、ここまで育ててきたみなさんに、心から拍手を。

さぁ、来年の星に向けて、また一歩――いや、一折り、ですね。

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