老後のごはんってさみしい?むしろ奥深い!祖父母から学ぶ“未来のわたし”のヒント

目次
はじめに…ろうごの日にちょっと立ち止まって“おじいちゃんとおばあちゃんのごはん”をのぞいてみよう
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6月5日は「ろうごの日」。
でも、20代のあなたにとって“老後”なんて、どこか異世界の話みたいに思えるかもしれない。
明日の予定すら怪しいのに、60歳超えた自分なんて想像つかないよ…って?
わかります、ええ、とってもよくわかります。
でもちょっとだけ、目の前のスマホを置いて、近くにいる「未来の自分」を見つめてみませんか?
…そう、それが、おじいちゃんとおばあちゃん。
彼らは「老後のプロフェッショナル」。
この世でいちばん身近な“未来体験VR”と言ってもいい存在です。
そんな祖父母の毎日を、そっとのぞいてみると見えてくるのが「老後のごはん」。
あれ、意外と楽しそう?🩷
一人なのに手間をかけてる?
でもたまに、おせんべい1枚で済ませてたり?
この振れ幅、まるでジェットコースター。
いや、これは「孤食グルメ」という名のスリル満点な人生アドベンチャーかもしれない。
「老後のごはん」なんて、まだ先の話だと思ってた。
けれど、よくよく聞いてみるとそこには、健康を気遣う知恵も、時間とお金をやりくりするリアルも、そして何より、静かで豊かな「生きる力」が詰まっている。
さあ、今日だけは“老後”という言葉に笑って向き合ってみよう。
あなたの未来のごはんが、きっともっとおいしく、あたたかくなるように。
第1章…“老後のごはん”って何?孤食の達人?それとも創作グルメの魔術師?
ある日、実家に顔を出すと、台所の隅でおばあちゃんが、まるで職人のような表情でこんにゃくを炒めていた。
味付けは、しょうゆと砂糖と……なんか、ちょっとだけ謎の粉。
聞けば「あんた、これが決め手なのよ」と、得意げな顔をして見せる。
料理番組でも紹介されてなければ、スーパーでも見かけたことのない、手作りの“だしミックス”らしい。
袋に「だし」とだけ書いてある。
シンプルすぎて逆に怖い。
冷蔵庫をのぞくと、整然と並ぶタッパーたち。
煮物、漬物、おかずになりそうでならなそうな副菜たち。
どれも少しずつ、だけど確かに“ちゃんとしてる”。
ごはんって、毎日が勝負なんだなぁと、なぜか感動してしまった。
こちらは冷凍うどんのローテーションで乗り切っているというのに。
おじいちゃんはというと、ちゃぶ台の前で新聞を広げながら、渋い顔でインスタント味噌汁をすする。
だが、さりげなく横に並ぶのは、自作のぬか漬け。
ナスの紫がやけに輝いている。
まるで「老後のグルメ、なめんなよ」とでも言いたげな風格。
しかも漬け方にちょっとした哲学があるらしい。
ぬか床は育てるもの、って、まるでペットのように愛でていた。
そうかと思えば、時折訪れる「気まぐれ創作デー」。
この日はスパゲッティの上に、和風の煮魚が大胆に乗っていた。
もはや料理というより、文化の衝突。
でも、妙に美味しかったのが悔しい。
「老後のごはんって、つまらなそう」なんて勝手に思っていたけれど、実際はそんなことなかった。
むしろ、そこには工夫と知恵と自由が詰まっていた。
一人でも、楽しく。
手間をかけても、惜しまない。
でも、面倒な日はちゃんとサボる。
なんだか“生き方”そのものが、ごはんに表れているようだった。
コンビニ弁当もウーバーイーツも便利だけど、祖父母のごはん🍚は、なんだかちょっと、深い。
孤食でも孤独じゃない。
静かな台所の奥で、何かが煮えている音が、心の奥をあったかくしてくれた。
第2章…冷蔵庫の中から見えた未来の自分のサバイバル術
祖父母の家にある冷蔵庫は、まるで宝箱🎁だ。
開けた瞬間、冷気とともに“生活の知恵”がふわっと飛び出してくる。
まず目に飛び込んできたのは、見慣れぬ名前の調味料。
何に使うのか聞くと、「あれはね、だしを取ったあとの昆布で作った自家製のふりかけ」とのこと。
そういう再利用って、エコとかサステナブルっていうより、もはや人生の節約マスター認定レベルでは…?
奥の方には、小分けにされた冷凍ストックがきっちり詰められていた。
カレー、シチュー、炊き込みご飯、全部が一人分サイズで保存されている。
おばあちゃん曰く、「毎日ゼロから頑張るなんてムリよ、冷凍は私の相棒!」と豪快に笑う。
そう言えば、学生の頃に作り置きを試みたものの、途中で味に飽きて全部冷凍庫の化石と化した苦い思い出がよみがえった。
あのときのお好み焼き、今でもあるんじゃないかと冷や汗が出る。
おじいちゃんはというと、「これ便利だぞ」と引き出しの奥から何かを取り出してきた。
見ると、なんとも渋い“温泉卵メーカー”。
自分で買ったらしい。
「これで毎朝、黄身トロトロのやつを食べるんだ」とドヤ顔を決めてくるのだが、実は使うのは週に一回程度らしい。
なんとも愛おしいルーティン。
使わないけど、持ってるだけで生活がちょっと誇らしくなる。
わかる、その気持ち。
驚いたのは、電気ポットとレンジと、謎のミニホットプレートの組み合わせで、意外と何でもこなしてしまうという事実。
聞けば、「大がかりな調理器具は手間がかかる。でも、小さい道具ならひとり分にちょうどいい」とのこと。
なるほど、効率と満足度のバランスが取れた生活設計って、こういうところに現れるんだなぁと感心してしまう。
ついつい私たちは、「最新の家電」「映えるレシピ」「低糖質」「高たんぱく」なんてキーワードに飛びつきがち。
でも、冷蔵庫の奥から出てきたあの小さなジップ袋や、ちょっと傾いた保存容器たちは、静かにこう語っているようだった。
「長く暮らすってことは、使いこなすってことよ」
未来の自分が、どんなふうに毎日を乗りこなしているのか。
そのヒントは、きっと身近な冷蔵庫の中に、そっと隠されているのかもしれない。
第3章…あなたの“老後のごはん”は誰が作る?
「ねぇ、おばあちゃん。将来、ひとりでごはん作るのって、大変?」と何気なく聞いてみたら、しばらく沈黙があって、そのあと「そりゃ大変よ~」と笑っていた。
なんだろう、その“笑い”の中には、人生のありとあらゆる大変が、ペースト状にして全部詰め込まれている気がした。
ちょっと飲み込みにくいけど、じわっと沁みる感じ。
でも、どうやら大変なのは“料理”じゃなくて“心のタイミング”らしい。
食べる気が起きない日もあるし、誰かと食べたい日もある。
だけど、自分だけしかいない日もある。
そういう日のごはんは、味より気持ちが決め手。
食べるって行為は、お腹じゃなくて、心の空腹に気づいてこそなんだって、やっと分かってきた気がする。
おじいちゃんは「わしの老後のごはん? わしじゃ」と、まるで将軍のような顔で宣言していたけど、あとからこっそり、おばあちゃんが冷凍うどんをこしらえている姿を見てしまった。
どうやら将軍の城には、裏方の努力が詰まっているらしい。
けれど、それでも“自分のごはんは自分でなんとかする”っていう気概が、あの人たちにはちゃんとある。
「💡自炊ってコスパどうなんだろう」って、つい検索してしまう今の自分だけど、祖父母を見ていると、お金の問題だけじゃない気がしてくる。
だって、冷蔵庫の中に眠る小さな野菜たちが、ちゃんと調理されて、お皿に乗って、そして「あ~美味しい」っていう一言になるまでには、思いやりや根気、そしてちょっぴりの遊び心が必要なんだ。
自分の未来、ごはんは誰が作ってくれるだろう?
外食アプリ? ロボット? それとも、未来の自分?
そう思って冷蔵庫の前でぼんやりしていたら、おばあちゃんが「あんた、もし一人になっても、ごはんはちゃんと食べなさいね」と言ってきた。
その言葉が、まるで小さな魔法のようだった。
ちゃんと食べる。
ちゃんと生きる。
たとえひとりでも。
祖父母の背中は、どこかちょっとさみしくて、だけどやっぱり強かった。
その姿が、いつかの自分に重なるような気がして、ほんの少しだけ、ごはんの未来がこわくなくなった。
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まとめ…祖父母の食卓は未来へのタイムマシンだった!
「老後のごはん」って、もっと寂しいイメージだった。
だけど実際は、ちょっと不器用で、ちょっと笑えて、でも確かにあったかい。
祖父母の台所には、特別な調味料はない。けれど、どんなレストランでも出せないような“味”があった。
それは、毎日のごはんを積み重ねてきた人だけが出せる“人生のだし”なのかもしれない。
ふだんの食卓には、Instagram映えするようなキラキラ感はないけれど、今日の元気をつくるものが、ちゃんと乗っていた。
昨日の疲れを癒やす何かも、そっと添えてあった。
これってすごくない?
魔法かもしれない。
いや、魔法じゃないか。
時間の積み重ね、つまり…老後のリアルなパワーか。
そんな祖父母を見て、「自分もこんなふうになれるかな」って少し考えてみる。
面倒くさがりの自分が、ごはんを作ってる未来が思い浮かばない?
大丈夫、私もそうだった。
でも、「食べる」って、生きることとすごく似てる。たとえ誰かと一緒じゃなくても、自分のためにごはんを作ることって、未来の自分にエールを送ることかもしれない。
6月5日、「ろうごの日」。
ちょっと立ち止まって、祖父母のごはんをのぞいてみよう。
それは、遠い未来のことじゃなくて、今ここにある、あたたかい時間。
老後のごはん。
それは、ただの食事じゃない。
生きる工夫であり、笑いであり、ちょっぴりの寂しさと、たくさんの優しさ。
そして何より、それは“あなたの未来”へと続いている。
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