介護施設での救急を乗り越える7つの心得~救命も気配りもぜんぶプロ!~

[ 9月の記事 ]

はじめに…まさかはある日突然やってくる~だから私たちはいつも“ちょっと先”を見ている~

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ある日、いつも通りの午前中。

「さて、お茶でもいれようかしら」なんて思っていた矢先に鳴り響く呼び出しベル。

「〇〇さんが急に苦しそうで…!」と駆け込んでくる職員さんの顔は、すでに緊迫そのもの。

そう、介護施設では“まさか”が朝ドラよりも先に始まることがあるんです。

しかもその“まさか”は、決して誰かひとりの責任ではなく、チーム全体の連携と覚悟が試される舞台。

しかも、その舞台は照明も衣装もなく、スポットライト代わりに点灯するのは緊急コールと警告音。

セリフもリハーサルもなく、その時その場で即興演技――それが介護施設における“救急搬送”です。

でもご安心を。

場数を踏んだ介護職員は、静かに燃える“心のプロフェッショナル🩷”。

普段はゆるく微笑み、利用者さんの雑談に付き合いつつも、その内ポケットにはいつでも出せる“もしもノート”がしっかり入っているんです。

この記事では、そんな頼れる現場の知恵袋たちが、いかにして「まさか」に対応しているのかを、ちょっぴり笑いあり、でも中身は濃厚に!お届けします。

施設職員さんはもちろん、ご家族や未来の介護職さん、そして“なんとなく読んでるあなた”にも、「なるほど…こういうことがあるのか」と感じてもらえたら、それが何よりのご褒美です。

では、はじまりはじまり。

今日もどこかで、静かにドラマが始まっているかもしれません――。

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第1章…その時は突然に!“救急スイッチ”が入る瞬間と動ける準備


それは、ほんの数分前まで平和そのものだった施設の朝。

テレビからは「今日のラッキー星座はうお座!」なんてゆるい占いが流れ、利用者さんはのんびりお茶タイム。

職員も「今日はなんとなく平和そうだなぁ~」と内心ほっこり。

そんな空気を切り裂くように、「〇〇さんが倒れました!」の叫びが廊下に響いた瞬間――スイッチオン!

ここから先はまさに“無言の阿吽(あうん)”。

誰が指示を出すわけでもないのに、職員の目つきは戦闘モード。

一人はナースコール、一人はバイタルチェック、一人は現場を駆け抜けて「ちょ、誰か看護師呼んでー!」

まるで時代劇のような緊迫感ですが、衣装がエプロンなあたりが少しだけ笑えます。

しかし実際、この“初動”こそが運命の分かれ道。

倒れた原因が持病の悪化なのか、脱水なのか、ただの寝起きボケなのか――そんなのその場じゃ分かりません。

だけど、日々のちょっとした「変だな?」の観察メモがここで活きてくるんです。

「あれ?〇〇さん、昨日からお茶残してたよね」とか「最近、座るときに顔がゆがんでた気が…」とか、それってまさに“未来予知メモ”。

メモった職員、今日の主役です。

そして施設という場所は、病院と違って“準備しないと何も始まらない”のが現実。

血圧計のバッテリーが切れてたら?

体温計が迷子だったら?

酸素飽和度の測定器が「あれ、どこ?」だったら?

一気に全員の焦りゲージがMAXに。

まさに“道具もチームの一員”と心得るべし。

この章で伝えたいこと、それは「何も起きていない時こそ、いちばん大事」。

ふだんの雑談の中にある変化、記録用紙の行間に潜む“なんか違う”のサイン、

そして備品がいつも決まった場所にあること。

その全部が、いざという時の“救急スイッチ”をなめらかに押すための潤滑油なんです🩷。

…あれ、なんだか名言ぽくなってきましたが、言いたいのはこうです。

ドタバタ劇の脚本家は、いつも“昨日のあなた”です。

だから、準備しすぎて損することは一つもないのです。

ドラマは、備えあるところにしか名場面が生まれませんからね。

第2章…判断のカギは“目”と“記録”と“想像力”です


介護施設というのは、ある意味「日常のプロ集団」です。

その人の“いつも”を知っているからこそ、“ちょっと違う”に気づけるのが強みなんです。

たとえば、いつもなら笑いながらお茶をすする〇〇さんが、今日は無言でぼーっとしていた…。

そういうの、医療の教科書には書いてません。

けれど、それこそが現場の金メダル級ヒントだったりするんです。

では、どんな時に「これはもう救急搬送じゃないとムリ…!」と判断するのか?

正直なところ、決まったマニュアルなんてありません。

人それぞれの持病や性格、今日の天気や気圧、そしてお昼ご飯のメニューだって影響するかもしれない。

そう考えると、必要なのは“感性”と“経験”と“記録”の合わせ技なんです。

たとえば、「あれ、意識が変…?」と思った時、その人がふだんからぼんやりマイペースなのか、急に様子が変わったのか、その違いを見極められるのは、昨日までの記録と関わりの積み重ね。

ふだんから「今日の〇〇さん、紅茶より緑茶派になった」なんてメモしておくことが、意外にも“命の差し入れ”になるかもしれないんです。

でもって、現場のスタッフにとって最大の武器は「記録力」。

なにが起きたのか、いつからだったのか、誰が最初に気づいたのか、どんな対応をしたのか…。

この辺を“ざっくり”書いてると、後から「えっと~…なんでしたっけ?」となって大慌て。

だからこそ、未来の自分が「ナイス!」って叫ぶくらい、丁寧でやさしい記録を残しておくのが理想です。

そして、救急搬送の判断において、もう一つ大切なのが“想像力”。

「このまま施設で様子を見ていても、本当に安全?」

「今ここで搬送したら、ご本人にとってメリットは?」

冷静に、でも大胆に、そして愛を込めて想像するんです。

決断はいつも、ほんの数分のうちに訪れます。けれど、その決断は、その人の人生に直結する。

だからこそ、チームでの共有と信頼がものすごく大事なんです。

ちなみに救急搬送に付き添うスタッフが「えっ…オレ行くの!?」と固まっている間に、同僚がスッと書類一式をかばんに詰めていたりすると、泣きそうなくらい感動します。

そういう“チームの呼吸”って、どんな研修よりも現場で育まれる宝物ですよね。

というわけで、判断のキホンは、“目で見る、記録に残す、そして想像する🩷”。

見たもの、感じたこと、思ったこと――すべてが未来の判断力につながる大切な素材。

介護の現場には、“静かなヒーロー”がたくさんいます。

あなたの一歩が、その人の命を守る第一歩になるかもしれませんよ。

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第3章…この“帰り道”には涙とメモとちょっとだけのため息が詰まってる


救急車が施設の前に横付けされて、慌ただしい時間が過ぎ去った後――。

ちょっと静かになったフロアに、ぽつんと取り残された職員と利用者さんたち。

「〇〇さん、大丈夫かなあ…」と、どこか不安げな顔でつぶやく声に、誰もがうなずきたくなる。

でも、実はここからが“帰り道”のスタートなんです。

この“帰り”という言葉、じつは意味が2つあります。

ひとつは、ご本人の物理的な帰宅ルート。入院するのか、帰苑するのか、それとも……。

もうひとつは、現場に戻ってくる“情報の帰り道”です。

これがないと、搬送した出来事がただの“イベント”で終わってしまう。

大事なのは、そこから何を持ち帰れるか。

たとえば、採血の結果はどうだったのか。医師の見立てはどうだったのか。

診察中に言われたひとことが、今後の介護方針に直結するかもしれない。

でもって、「ん?それメモしてないの?」なんて言われた日には、帰ってから魂が1グラムくらい抜けます。

だから添乗スタッフは、気配り・目配り・耳配りのフルコンボで挑まなければならない。

これはもう、秘伝の“救急添乗奥義”と言っても過言ではありません。

しかも帰ってくるのは情報だけじゃない。時に、心のモヤモヤも一緒についてくることがあります。

「救急隊にあんなこと言われた…」「先生の対応、ちょっと冷たかった…」

そんなつぶやきが、休憩室の自販機の前でポツリとこぼれる夜もあるでしょう。

でもね、それを一人で抱えずに、チームで共有するのが“プロ”なんです。

失敗も、誤解も、感情も。全部が次へのヒントになる。

それが、もうひとつの“おみやげ”です。

救急搬送って、行ったきりじゃない。

帰ってこそ完結。そして、その“帰り”が、チーム全体の経験値になる。

ちょっと疲れても、持ち帰ったデータが誰かの命を救う未来につながっていたら、その搬送は、単なるトラブルではなく“最高のレッスン”になるのです。

そうそう、忘れちゃいけないのが、置いてきた洗濯物の存在や、取り残された夕飯の献立。

「あっ、〇〇さんのご飯、どうします?」なんて、現場は現場でバタバタ継続中。

誰かがフォローしてくれているありがたみも、またしみじみと噛みしめながら、添乗職員は帰りの車内で、そっとため息をつくのでした🩷。

今日もひとつ、物語が終わり、そしてまた次の一日が始まります――。

でもその「帰り道」は、きっと誰かにとって、未来を変える大切な一歩だったんです。

第4章…その舞台裏にドラマあり!“あの一報”のあと施設内はまるで作戦本部


ピンポーンと鳴ったナースコール。

慌てて駆けつけると、〇〇さんの様子がいつもと違う…。

緊急対応だ!となったその瞬間、介護施設はまるで秘密基地。

しかも、アニメの司令室みたいにハイテクな設備が揃っているわけじゃなく、ホワイトボードと連絡ノートと、ちょっとくたびれた共用携帯が武器というリアルな戦場です。

この“あの一報”のあとに始まるのが、まさに“秒で動く段取り劇場”。

まず、救急車を呼ぶかどうかの判断が下されると、館内に風が吹き始めます。

「〇〇さん、お薬手帳どこだっけ!?」「診察券…あっ、前のバッグの中!」

そして誰かが言います。

「ご家族に電話しとく?」

…このひと言でさらに場の空気は加速。

その瞬間、職員たちは“走れるだけ走る忍者”と化します。

実はこの段取り、やることがてんこ盛りです。

付き添う人の準備、施設に残るメンバーの調整、ご家族への連絡、書類の用意、鍵の受け渡し、トイレに行くヒマもない。

まるで大晦日のおせち作りを3分で終わらせるようなもの。

でも、なぜか不思議とできちゃうのが現場の底力というものです。

ちなみにこの時、「誰が救急車に同乗するか」は、時としてジャンケンよりも微妙な駆け引きが生まれます。

「え、私ですか!?昨日も行ったんですけど…」と一歩下がる人。

「じゃあ私が…」とサッと動く人。

「運転だけ行こうか?」と名乗り出る男前なスタッフ。

その全員が、ただ一つの想いで動いています。

――そう、“無事に戻ってきてほしい”。

そんな中、資料の準備が甘かったとか、アセスメントのコピーが片面だったとか、細かなトラブルは意外と起きます。

でも、「次から気をつければいいさ」と、誰も責めたりしないのが現場の美しさ。

それよりも「今、この人を助ける」が何よりも優先なんです🩷。

そうそう、忘れちゃいけないのが、留守中の施設。

「救急車行ったけど、今このフロア人手が…!」という場面では、近くのユニットから助っ人が走ってきてくれることも。

その瞬間、「ありがとう!」「任せて、あとよろしく!」という言葉が交わされ、

まるでスポーツのバトンパスみたいに気持ちが通い合うのです。

つまり、救急搬送というのは「連携の総力戦」。

ひとりじゃ何もできない。でも、誰かがひとつ動けば、全体がなめらかに動く。

まるでパズルがぴったりとはまっていくような感覚。

それは、たぶんどのチーム医療よりもあたたかくて、泥くさくて、でも確実に命を守るプロの仕事です。

そして、出動する車の後ろ姿を見送る時――

残された仲間たちは、ただひとこと思うんです。

「みんな、頼んだぞ。無事に帰ってこいよ」ってね。

第5章…その一枚にドラマが詰まってる!記録は“ただの紙”じゃありません


救急搬送と聞くと、どうしても“バタバタ”とか“ドキドキ”なイメージが先に浮かびますが、その裏側には、ひっそりと大量の“紙仕事”があるんです。

そう、あのファイル。

あのプリント。

あの「んーと…これって今日の分!?」とにらめっこする資料の山。

実はこれ、ひとつひとつがその人の命を語る“証言者”なんです。

添乗職員がまず握るのは、施設で書かれたアセスメントやバイタルの記録。

ここに「朝はごはん完食」と書いてあれば、医師も「お、じゃあ急変はここ数時間以内か」と想像できる。

「昨日から少し元気がない様子」なんてコメントひとつで、救急隊員の目つきが変わることもある。

つまり、あの記録用紙は、ただの紙じゃない。

“時空を超えて語る代理人”なんです。

ところが、そんな神聖な記録も、時に現場ではバタバタと忘れられがち。

「あれ、〇〇さんの薬歴ファイルがない!?」「コピーしてなかったー!」

「えっ、本人の診察券、どのカバン!?」と、もう人間パズル大会。

このあたりは、まさに“救急搬送あるある選手権”上位常連。

だけど、そんな中でも慌てず動けるのが、ベテランの底力というもの。

そして、もう一つ大切なのが“伝える力”。

救急車の中で救急隊員に、病院の診察室で医師に、「ご本人はふだんこういう方で…」と丁寧に伝えることが、実はめちゃくちゃ重要なんです。

なぜなら、病院の先生は初対面。利用者さんの“日常”を知らない。

どこまで歩けるのか、ご飯はひとりで食べているのか、認知の状態はどうか――。

この“日常スペック”を伝えることこそが、病院との“信頼回線”を繋ぐ鍵になるんです。

ちなみに、たまに起きるのが「なんでこれ搬送したの?」とチクリと刺さるひと言。

そんな時も、データと記録があれば胸を張って「これこれこういう経緯で」と説明できる。

紙は時に、あなたの盾になってくれます。

逆に、うまく伝わらないと「あーあ、またか」なんてレッテルを貼られてしまうことも…。

だから添乗員は、情報の翻訳家でもあるのです。

それでも、すべてが完璧にはいかない日もあります。

記録が一部抜けていたり、メモの字が自分でも読めなかったり(笑)。

だけど、そこに誠意と敬意があれば、相手もきっと分かってくれる。

医療も介護も、結局は“人と人”。

大切なのは、正確さと同じくらい、思いやり🩷。

というわけで、地味だけど奥深い“記録と伝達”。

この力があるからこそ、救急搬送はただの「緊急対応」じゃなく、その人の人生に寄り添った“支援の一部”になるのです。

さぁ、今日も資料の山と格闘するあなたに、心から拍手を。

その一枚一枚が、きっと誰かの安心に繋がっているんです

第6章…その一言が刺さるんだよ!でも負けないのが現場魂ってやつです


救急搬送って、現場としてはもう全力です。

手も足も頭もフル回転、しかも時間との闘い。

「お願い、救急隊来るまで持ちこたえて…」と心の中で祈りながら、慌ただしく動き、書類を抱え、心拍を測り、ご家族に電話。

まさに、介護施設の“フルオーケストラ”状態。

そんな熱演のラスト、救急車で到着した先で――その一言が、くるんです。

「これ、本当に救急で来る必要ありましたか?」

………はい、出ました。

心がシンとなるやつ。

たしかに、結果的には大きな病気ではなかったかもしれません。

でも、あの瞬間の“何か違う”を見逃さなかったから、ここに来られたんです。

あの時の判断がなかったら、もし何かあったら…。

そんな“もしも”を抱えて生きるのが介護職というお仕事。

「これくらいなら、家で様子見でよかったのに」

「また施設の人が慌てたんでしょ?」

「医者がいないからって、何でもかんでも救急に頼るのは…」

なんて言葉が飛び出す場面もあります。

でもそれ、ちょっと待ってください。

施設って、そもそも“病院”じゃないんです。

スキャンや採血、X線もなければ、先生が24時間常駐してるわけでもない。

その上で、「何かおかしい」「変わった様子がある」と判断するって、それってむしろ“凄腕の観察眼”だと思いませんか?

そして、そんな時でも、職員は引き下がりません。

「〇〇さん、普段はこうなんです」「これは昨日から続いていて…」と、冷静に伝えるその姿勢。

その背景には、“ご本人の代弁者”としての強い思いがあります。

だって、その利用者さんは、自分の症状を説明できないかもしれない。

だからこそ、私たちが言葉になって伝えるしかないんです。

もちろん、ちょっと足りなかった資料、伝え方のタイミング、準備不足――

あとから「あーやっちゃった」と思うこともあるでしょう。

でもそれは、誰しもが通る道。

一度やらかした人ほど、次からは鬼のように段取りが早くなる。

そして、“経験”という名の装備を身に着けた職員は、もう怖いものなしです。

理不尽な言葉には、ムッとすることもあるでしょう。

でも、そんな時はひと呼吸。

「あー、またレベルが1上がったな」と思って、ひとつ深くうなずいて、次の現場へ向かいましょう🩷。

そうやって介護職は、“優しさ”という鋼をまとって強くなるんです。

だから、今日もどこかで誰かが、心の中でそっと唱えています。

「〇〇さんのためなら、もう一度だって救急車を呼ぶよ」ってね。

それが、プロってもんです。

第7章…今日のドタバタは明日の安心になる“経験値”ってそういうこと


救急車が施設を出発してから戻るまで。

そこには利用者さんの命を守る戦いがあり、チームの機転があり、そして職員一人ひとりのドラマがあります。

でもそのドラマ、終わったら“はい、おしまい”ではありません。

むしろ、本番はここから。

その日の出来事を、どれだけ“明日につなげるか”――ここが大切なんです。

帰ってきた添乗職員が言います。「今日の救急外来、混んでて大変だった~」

「でもね、〇〇先生が〇〇さんの呼吸の変化にすぐ気づいてくれてさ…」

その一言に耳を傾けるチームの仲間たち。

「じゃあ次はこのパターンも想定しなきゃね」なんて声が広がる瞬間、それはもう、“経験が知恵になる魔法”がかかっているのです。

もちろん、すべてがスムーズだったわけじゃない。

提出すべき書類をコピーし忘れてたり、利用者さんの靴を履き間違えてたり、ちょっとした“うっかりエピソード”もセットで戻ってきます。

でも、それでいいんです。

反省も笑いに変えて、記録に残して、次に備える。

そうやって介護現場は、少しずつ“無敵”に近づいていくのです。

それに気づくと、救急搬送って実は“成長の扉”でもあることが分かってきます。

あのときは慌てたけど、今ならもっと落ち着いてできる。

初めて一人で通報した時は手が震えたけど、今は冷静に症状を伝えられる。

それってつまり、誰かの命を守る力が、確実にあなたの中に積み重なっている証拠なんです。

そして、そんな現場の経験をチームでシェアすればするほど、介護施設全体の“対応力”がレベルアップしていきます。

新人さんも、ベテランさんも、事務さんも、みんなで「次にこうしよう」と言える環境って、実はめちゃくちゃすごいことなんです。

会議でもないのに、自然と生まれる“学びの輪”。

そこに、“いい施設”のヒントがたっぷり詰まってるんですよね。

だからこそ、今日の救急搬送も、決して“ただの事件”ではありません。

そこには、気づきがあり、反省があり、誰かへの感謝があり、そして何より――“次はもっと良くしたい”という小さな誓いがあるんです🩷。

どんなにベテランでも、経験ゼロからスタートしてます。

誰だって最初は、「え、救急車…どうしよう!」とドギマギするんです。

でも、それを乗り越えてきたあなたが、今ここにいる。

それだけで、もう立派なプロです。

明日、また誰かが「救急車です!」と叫ぶかもしれません。

でもその時、今日の経験があなたの背中をポンと押してくれるはず。

「大丈夫、前よりちょっとできる自分がいる」――そんな気持ちで、また現場に立てたなら、それがきっと、いちばん強い味方になるんです


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まとめ…救急搬送は、職員の底力が光る“静かなヒーロータイム”です


さて、ここまでの物語、いかがでしたか?

救急搬送――それは、ド派手なヒーローショーじゃありません。

でも、地味で、静かで、でも確かに“命を守る物語”がそこにはあるんです。

利用者さんの“ちょっとした違和感”に気づく目。

いつもと違う声のトーン、歩き方、手の震え――それらを“見逃さない力”。

そして「もしかして」を「今すぐ」に変える勇気。

そこに、救急搬送のすべてが詰まっていると言っても、言いすぎじゃないんです。

もちろん、現場ではいろんなことが起こります。

資料を忘れた、伝え方を間違えた、帰ってきたら靴が片方だけだった…。

そんな“笑い話”が後を絶たないのも、この仕事の味わい深いところ。

でもね、それも全部ひっくるめて、“プロの現場”なんです。

「また救急か~」なんてため息つきつつも、いざコールが鳴ればスッと動けるその背中。

誰に言われるでもなく、自然に動き出すその連携。

その姿を見て、誰かが「あの人たち、すごいな」って思ってくれる。

それが、たぶん一番のご褒美です。

施設での救急搬送は、いつだって予告なし。

でも、今日もどこかで誰かが、懸命に走っています。

書類をまとめ、通報し、利用者さんの手を握り、そして戻ってきたらまた仕事の続きをこなす――。

まるで映画の主人公みたいな日々を、淡々と、でも誇らしくこなすあなた。

だからこそ、今日の一歩も、明日の準備も、全部が“その時”を支える大切な力になります。

そう、救急搬送はチームの“底力テスト”なんです。

静かに燃えるヒーロータイムは、きっとまたやってくる。

でもその時、あなたなら、きっとこう言えるはず。

「大丈夫。いつも通りにやるだけです🩷」――ってね。

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  • コメント ( 2 )

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  1. なかじま

    はじめまして。
    ご質問があります。

    ①救急搬送された後の入居者さんの入院率はどれくらいなのでしょうか?

    ②救急搬送され、異常がなかった場合は施設の職員さんが迎えに行っているのでしょうか?

    ③人手不足が深刻化する介護業界ですが、入退院などは介護タクシーなどが使われているのでしょうか?

    • niiro makoto

      質問ありがとうございます。
      123のいずれも、施設様の体制によるところだと思います。
      1は、入居者様の個々人の抱えておられるご病気次第です。
      2は、入居者様の状態によりご家族様が施設に送られる場合もあるかと思われます。
      ただ、職員さんによるお迎えの方が、医療機関と施設の接点が得られる機会です。
      今後の施設生活での注意点などを専門的に聞けるので、問い合わせなどの二度手間が省けるのでベストではあります。
      3は、介護タクシーは退院時は、自費扱いになります。
      人手不足等の理由により活用されるケースはあるかと思われます。
      昨今、退院時における看護サマリーや診療情報提供書などの書面や施設での受け入れ準備などのあり方、コロナ禍での施設間交流の難しさもあるなどしますので介護タクシーが活用される場面もあるかもしれません。
      個人的には2と同様に退院直前のご様子を見て、医療機関にいる時点で生の引継ぎをして施設にお戻りいただくことが最も手厚い結果に結び付くのではないかと思います。

      ご回答としてはケースバイケース…と、中途半端感があり申し訳ございません。

      また気になることがあれば、お気軽にコメントくださいね(*^-^*)