介護者がお薬を管理するのは難しい!誤飲なく服用や塗布をチェックするには?
はじめに
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高齢者になりますと様々な病名がついてお薬が処方されます。
それもドッサリと…。
お薬は少量でもいろいろな治療のために効能や副作用がありますよね。
誤って他人が摂取しても問題ですし、ご本人が内服できなくても困る問題が生じてしまいます。
今日は介護を受ける高齢者の利用者にきっちりお薬が使用されるための工夫を思考してみました。
特に在宅介護でケアマネージャーさんが利用者さんのお薬を確認する場合や施設での管理を想定しています(*^▽^*)
介護者がお薬を管理するのは難しい?
お薬手帳…。
確実に処方をしたら、貼るなり記載するなり、医療機関や薬局で義務として法整備が必要です。
そう、処方されても記載がないことが多いんですよね…。
お薬手帳を見ても、詳細が全部が掲載されているかが疑問になってしまいます。
この辺りがあやふやですと、一番確実性を求められるのは、本人や家族がどの医療機関に受診してどんなお薬をもらっているのか、この行動を把握することが、とても大事になります。
ちなみにここを疎かにすると、後に待っているのは薬害です。
お薬は一週間とか二週間とか、決まった日数で処方されますよね。
皮膚薬でも内服薬でも、その通り塗布や内服がされている前提で次のお薬が処方されます。
塗布していない、内服していないと当然、治りが遅く効果が少ないです。
ここで薬が効いていない!となると次は効能の濃いものへ切り替えが進んでしまいます。
強いお薬ほど副作用も大きくなる…。
この悪循環が薬害になってしまうわけです。
ですから、適切にお薬を用いた上で、次の処方があって適切に病状が改善されてという具合に向かう必要がありますよね。
医師に診察してもらった、お薬を処方いただいた…だから治る!
ここでホッと気を緩めてしまってはいけないということです。
完治まで気を引き締めて取り組む油断なき気配りがとても大事な事なのです。
介護者がお薬を管理する場合、誤飲は絶対に避けよう!
他人にお薬の管理を委ねることで万が一の誤飲が起きる恐れがあります。
医師が症状の改善具合をみて、途中でお薬を変更した場合など、古いお薬を合わせて内服してしまうとか、施設などで大人数の薬を管理していて別の方に内服させてしまうなどという事態を誤飲といいます。
仮に血圧が低い方に高血圧のお薬を誤って内服させてしまった場合、血圧は下がるので80/未満になると意識がなくなるリスクもあります。
塗布薬でも殺菌性の高いお薬で健常な部位に塗布するとただれの元になってしまうこともあります。
この誤って内服や塗布することは絶対に避けていかねばなりません。
介護者がお薬を管理する場合、服用や塗布薬はこうしてチェックする!
現在、一般的に行われているお薬の管理方法は、
1 お薬手帳
2 お薬カレンダー
3 お薬箱 ( 一週間分のお薬をセットする箱など )
4 一包化
この辺りです。
もちろん、有意義ですし有効的ですので是非、ご自身に合う活用法を実践してみてくださいね。
いずれも薬局で、いろんなタイプが揃えてありますので、お好みでご購入されると良いでしょう。
次に福彩心オリジナルのおすすめ方法です。
1 ハンコスタンプ
2 履歴表
3 日々のチェックリスト
1のハンコスタンプはマークでも数字でも良いと思うのです。
自分の薬であることの自分だけが分かるマークを1つ1つの一包化されたお薬にマークします。
日付も書かれていなければ一緒に書き入れていきましょう。
お薬カレンダーにセットする時に薬の日付やマークと合わせてチェックしながらセットします。
2の履歴表。
これは自分が内服してきた薬の一覧表です。
日付と薬の名前を抜き出した一覧表を作ります。
手間ですけど、これがあると救急車で運ばれた時の迅速な処置につながりますし、医療機関での診察が短縮化されるメリットがあります。
何よりリストにないお薬が処方された時に、お薬の重要性にいち早く気づけるメリットもありますよね。
病名と共に一覧にしておくと便利です。
3の日々のチェックリストは、飲んだ飲んでないの日々のチェックですね。
1日1枚のA4用紙でチェックして、コメントを書いて綴りますと立派な日記にもなりますので一石二鳥です。
先述の一般的な4つの方法とご提案の3つを合わせて7つの項目を徹底されますと、誤飲が防げて病状も診察した医師の思いに沿って回復することになるでしょう。
結果として徹底した分、病気が早く治りますので医療費は、結果として削減に繋がることになるでしょう?
まとめ
お薬は他人が管理することはとても難しい。
自己管理の徹底がとても大事です。
自分で管理が出来なくなった時、この管理を施設なりに委ねるわけですが、どうしても7つの項目全部となるとパソコンスキルも必要ですし、書類管理も必要で…大勢ですし…と難易度が上がってしまうんですよね。
概ねではミスはないのですが、ミスがどうしても…という施設様、管理は紙とエクセルの1つのファイルで出来てしまいます。
是非、命に関わる課題ですので徹底した複数チェックを煮詰めてみましょう(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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