介護支援専門員実務研修受講試験の合格への私の実体験

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はじめに

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介護支援専門員とは別名、ケアマネージャーと呼ばれる介護保険を扱うキーマンとなる資格の一つです。

表面上は花形ですが…本当は、お医者様が中心の制度なんですけれども…。

介護保険のチームケアでは必須とも言うべき存在の職種です。

まずは介護支援専門員実務研修受講試験に合格せねばお仕事ができません。

ここでは、合格するにはどうしたら良いのか、私の実体験をまとめてみました。

ただし受験地は働いている事業所の住所地か、ご自身の住まいする住所地の都道府県でしか受験することができないのでご注意くださいね(*^▽^*)



介護支援実務研修受講試験の願書の配布と出願手続き

願書の配布期日に受け取り、提出の期限までに必要書類を添えて記入して提出しないと受験できません。

1日でも日程が過ぎると当然、試験そのものが受験できません。

例年5月末から6月中旬(県により異なります)に願書を各市町村の窓口で受け取ることができますので、お忘れなく市町村窓口に行くようにしてくださいね。

大勢の方が受験されますが、合格率は20%程度です。

人口に比例して受験者数も多ければ、合格する人数も多くなります。

2018年改訂により受験資格そのものが厳しい基準になっていますので、基準に該当するかのチェックも必要です。

介護支援専門員に求められるテストの内容は?

保健、医療、福祉にまたがる広い領域です。

テストの問題数は少ないですが、1問の中で2つ3つの組み合わせを5択から選ぶとか、間違っているものを5択から2つ選ぶなど、注意力が必要な点も特色に挙げられます。

たった60問で合否が別れる試験です。

もちろん合格には7~8割の正当率が必要ですから、42問から48問、それも分野別にゼロ点があっても合格しないと言われています。

あなたは介護支援専門員実務研修受講試験に向けてどんな勉強をしますか?

過去問ですかね?

参考書ですかね?

通信教育ですかね?

いろんな方法が思い浮かびますよね。

では私の場合のオリジナルを一つ。

インターネットで介護支援専門員の勉強サイトからダウンロードしてきたり、コピーして、Wordに落として余白をとことん狭くしてフォントも小さめにして、圧縮したオリジナル参考書を2冊以上、作りました(*^▽^*)

1冊の分厚い300~500ページくらいのあれこれ注釈付き参考書です。

それを繰り返して読む。

とにかく寝ながらでも3回程度、読みました。

作るだけでも頭に入りますし、読んで修正すると大方、頭に入るものです。

これで1ヶ月程度で大枠は頭に入ります。

次に蛍光ペンを1色用意して重要な部分と思われる単語と説明文に形容詞を除いて最低限意味が分かる範囲でマーカーを入れる。

そうです。

このマーカー部のみを抽出して、他を削ぎ落したものを再びWordで編集して1冊を作るのです。

最終的な暗記帳の完成というわけです。試験日当日までに後半の1冊は削減されてA4サイズで1枚以下に作り直してました(*^▽^*)

…という勉強で臨んだ1回目…見事に不合格

結論的に書きますと、2回目で私は合格したのですが…。

2回目は1回目と同様に継続しながら、2回目の工夫としては介護保険のパンフレットを住んでいる市町村でもらいまして…。

パンフレットの分析をしました。

あと厚生労働省と県、市町村のホームページで介護支援専門員に関する記述は読み漁りました。

これで合格したのですが…。

介護支援専門員合格への道の発想まとめ…私の私見ですよ。

介護支援専門員試験で何を求められているのか?

幅広い知識だけではないのです。

基礎資格をもって臨む試験で、介護支援専門員と言う資格を取ると、合格した次の年度からは仕事が出来てしまうのです。

その仕事で支障が出ないように基礎知識を持つことが大切とも言えます。

私の場合は、そこでパンフレットや国、県、市の考えを読み解く作業を2年目はしてみたということです。

それから余談ですが…。

後々、思うこととしまして…。

マイナンバー制度や住民基本台帳、いろんなところで行政は住民の情報を持っています。

あなたが相談援助職に向かない経歴があれば、隠しても…まず合格しないでしょう。

年々、この辺りのチェックは遡り、精査されて厳しくなるのではないかと思います。

と、言いますのは介護支援専門員による不正、不祥事がニュースでも後を絶たないですよね。

詐欺師が増えていると言いますか…。

昔は殺人犯が多かったのですが…。

もちろん訪問介護員も同様な不祥事は上がってますよ。

お医者様や看護師さんでもありますが、極端に介護系職種の不祥事が目立ちますよね。

高潔な倫理観、意思の強さと努力が求められているわけです。

年々、テストで入り口が厳しくなる傾向にあるのは、それだけ高度で高潔な人材が求められている証拠です。

私の私見としては…いつかきっと面接まで、踏み込んでやるのではないかなぁと思います。

合格認定する知事は数年で変わってしまうもので、責任の所在は不明確になりやすいのですが…。

制度は続き、合格させた責任を都道府県は負いながら、都度、忘れつつ新たな合格者を出しているわけです。

合格後も研修が…とてもたくさんあるのはそのためです。

地域の活性化だけではなくて、国、都道府県、市町村の思いまで視野に入れて試験に臨んでみると、問題の傾向が一つ、確実に見えてくるのではないでしょうか?

誰が、どのように、どうして介護保険というシステムを作ったのか、どう運用するように求めているのかを思案することが合格に向けた1点の重要なキーになると私は確信しております(*^▽^*)

後書き

介護支援専門員試験…。

皆さんはどうか分かりませんが、私は生活苦、困窮の脱却に向けて受験しました(/o\)

本音を書けば、困窮とは…けっこう、浅はかな動機なんですけれども…。

その間違いに気づくのは合格後、実務研修を受講して、現場に就職してすぐ分かることです。

お医者様や看護師さんは治療のその時だけの専門職です。

だって患者さんたくさんで個別に一人ずつ生活を見て回るなんでこと、難しいですもの。

介護支援専門員が40人担当することを限界値として定められているのは見方を変えれば40人しか見ることができない。

そう40人を担当すると業務の限界、アップアップする量の仕事となるわけですが、40人は年間に様々な理由で入れ替わりますので年間100人くらいと出会うことになるかもしれません。

そのアップアップの状態の中で気づくことでしょう。

人は人の数だけ個性と生活があるということ。

個性を尊重して生活を支える仕事の大変さ。

机上の空論では成り立たない利用者さんたちの生活の重みの数々。

最初は誰しも自分を基準にしてしか判断できず、知らないことは想像すらできないのです。

ともあれ、夢と現実を抱えて試験に挑戦される皆様の合格、心よりお祈り申し上げます(*^▽^*)

管理人
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