ゴールデンウィークは1人が楽しい!~自由時間を遊び尽くす休日術~
はじめに…予定が空っぽならば連休はむしろ自由席
ゴールデンウィークが近づくと、テレビには旅行、行楽地、家族のお出かけ。周りからも「どこか行くの?」なんて聞かれたりもします。そこで予定表を見てみると、綺麗なくらい真っ白。「……うん、見事だ」と、自分で感心してしまうこともあるでしょう。
けれど、1人で過ごすGWは、寂しい連休とは限りません。待ち合わせ時間もなければ、食べたいものの多数決もありません。朝になって「今日は出かけよう」と決めても良いし、昼になって「やっぱり我が家が最高!」と撤回しても誰にも怒られない。予定変更まで自由自在です。
むしろ普段の生活では、仕事や家事、人付き合いなど、知らないうちに誰かの時間に合わせて動いています。だから数日だけでも、自分の気分を基準に朝から夜まで使える時間はなかなか貴重です。映画を観ても良い。少し凝った料理を作っても良い。近所を歩いて知らない店を見つけても良い。そして昼寝をして夕方になり、「今日、何してたっけ?」となっても、それはそれで休日らしいものです。
予定がないGWは、何もない時間ではなく、自分で好きな色を塗れる余白です。
折角なら「誰かと過ごさなければ」という連休のイメージから少し離れてみましょう。遠出をする日も、部屋からほとんど出ない日も、自分が心地よければ立派な休日です。心機一転、新しいことを始めるのもヨシ、日頃の疲れをほどくのもヨシ。1人だからこそ作れる、気ままでちょっと贅沢な黄金週間が始まります。
[広告]第1章…1人GWは「合わせない贅沢」~気分で予定を変えられる身軽さ~
朝8時。「今日はちょっと遠くまで行ってみよう」と思っていたのに、カーテンを開けた瞬間、「いや、近所で良いな」と気が変わる。さらに朝ご飯を食べ終えた頃には、「近所どころか家でも良くない?」となっている。予定がどんどん縮んでいますが、1人の休日なら誰からも苦情は来ません。むしろ、この気まぐれこそGWを1人で過ごす面白さです。
誰かと出かける日は、楽しい反面、自然と調整が増えていきます。何時に集合するか?、どこへ行くか?、昼ご飯は何にするか?「私は何でも良いよ」と言った人が、何故か3軒続けて首を横に振ることだってあります。何でも良くなかったんかい、と心の中でツッコミながら店探し。これも人と過ごす楽しさですが、1人なら会議そのものが開催されません。
行きたい場所へ向かって、混んでいたら別の場所へ。お腹が空いたら食べて、疲れたら帰る。映画を観るつもりが本屋へ変わっても、温泉へ向かう途中で喫茶店に吸い込まれても構いません。自由自在に動ける上、混雑を見ながら予定を変える臨機応変さも発揮できます。連休の人混みと正面から勝負する必要はないのです。
お金の使い方にも、この身軽さは表れます。連休料金の旅行へ無理に出かけず、近場で楽しんで、少し時期をずらして旅行する選択もできます。反対に、「今日はこれだけは楽しみたい」と決めて、普段より少し良い食事や映画、趣味にお金を使っても良いでしょう。他人との予定調整がない分、自分にとって値打ちのあるところへ時間もお金も向けやすくなります。
そして、1人GWの良さは「好き勝手に遊べる」だけではありません。日頃は後回しになっていた本を読む、部屋を整える、料理に時間をかける、興味のあったことを少し始めてみる。そんな使い方もできます。全部を予定で埋める必要もなく、「午前中だけやって、午後はゴロゴロ」くらいがちょうど良い日もあります。連休まで分刻みの予定表にしたら、それはもう休日なのか仕事なのか分からなくなってきます。
1人の休日で得られる贅沢は、何をするかより「途中で気が変わっても良い」と思える自由なのかもしれません。
朝に決めた予定を夜まで守らなくても良い。楽しかったら続けて、疲れたらやめる。そんな自分本位が誰にも迷惑をかけない数日間は、意外に貴重です。ゴールデンウィークという大きな休日を、自分の調子に合わせて小さく切ったり、大胆に使ったりする。その身軽さを味わえたら、予定表の空白も少し頼もしく見えてきます。
第2章…外へ出る日、こもる日~混雑をかわして自分だけの休日を作る~
ゴールデンウィークの朝、窓の外が気持ちよく晴れていると、「折角だから出かけようかな」と心が動きます。ところが道路情報を見ると渋滞、人気スポットの様子を見ると人、人、人。「皆さん、本当に同じ日に休んでいるんですね」と妙な仲間意識まで芽生えてきます。
そんな日に、1人だからと有名観光地へ突撃する必要はありません。近所の公園まで歩く、普段は通り過ぎていた喫茶店に入る、少し離れた駅で降りて町をブラブラする。それだけでも、いつもの生活圏は意外なほど違って見えます。目的地を豪華にするより、時間をゆったり使う。悠々自適とは、こういう休日にも似合う言葉でしょう。
遠くへ行きたい気持ちがあるなら、人の動く時間を少し外すのも手です。朝早めに出かけて昼過ぎには戻る、人気の場所を外して小さな町や自然のある場所へ向かうなど、混雑そのものを避ければ疲れ方も違います。「急がば回れ」ということわざの通り、連休ほど真正面から人混みに挑まない方が、結果としてたっぷり遊べることがあります。
そして天気が崩れた日や、前日に歩き回って足が「本日は閉店しました」と訴えている日は、堂々と家にこもれば良いのです。観たかった映画やドラマを続けて観るなら、飲み物とお菓子を用意するだけで部屋が小さな映画館になります。途中で寝ても巻き戻せますし、感動的な場面でポテトチップスを盛大にこぼしても観客から冷たい視線は飛んできません。そこまで含めて、自宅上映会の良さです。
少し外の空気が欲しくなったら、お弁当や飲み物を持って近場へ出るのも楽しいものです。立派なキャンプ道具がなくても、公園のベンチでコーヒーを飲んだり、本を数ページ読んだりするだけで日常から少し離れられます。晴耕雨読という言葉がありますが、晴れたら動き、雨なら家で楽しむくらいの柔らかさが、長い休みにはちょうど良いのかもしれません。
反対に、「今日は徹底的に休む」と決める日があっても構いません。昼まで眠って、お風呂にゆっくり入り、少し良いものを食べる。何かを達成しないと休日を無駄にしたような気持ちになることもありますが、普段から忙しく動いている人にとっては、体と頭を休ませること自体が大切な予定になります。
GWを楽しくするコツは、有名な場所へ行くことではなく、その日の自分に合う過ごし方を選べることです。
外へ出れば小さな発見があり、家にいれば時間を気にせず好きなことへ沈み込めます。その2つを行ったり来たり出来るのが、1人の連休の面白さ。明日は遠出、今日は近所、明後日は布団と固い友情を結ぶ。そんな自由な振り幅があれば、予定表に大きなイベントがなくてもGWは十分に賑やかになります。
[広告]第3章…1人時間に小さな挑戦を~趣味・料理・学びで休みを育てる~
連休になると、不思議と「何か始めてみようかな?」という気持ちが顔を出します。普段なら仕事が終わった時点で、「新しい趣味?今日はもうお風呂まで辿り着けば合格です」となりがちですが、翌朝の予定に追われないだけで心には少し余白が生まれます。
そんなGWに似合うのは、人生を変えるほど立派な挑戦ではありません。気になっていた料理を一品作ってみる、絵を描いてみる、植物を育て始める、読みかけの本を開く、動画を見ながら何かを作ってみる。興味の扉をほんの少し開ける程度で十分です。一念発起して道具を全部揃え、初日に燃え尽きる必要はありません。趣味を始めたはずなのに、二日目には収納場所だけが増えていた……という展開は、出来れば避けたいところです。
料理なら、いつもの献立より少しだけ手間のかかるものが向いています。普段なら買って済ませるパンやお菓子を作ってみたり、名前だけ知っていた料理に挑戦したりすると、失敗まで含めて休日の出来事になります。形が少々いびつでも、自分で食べるなら審査員は自分だけ。「味は良い。見た目は……個性的」と採点しておけば丸く収まります。
学びも同じです。資格の勉強のような本格的なものに限らず、気になっていた歴史を調べる、写真の撮り方を覚える、パソコンで新しい操作を試すなど、入口はいくらでもあります。連休中に何かを完成させることより、「これ、思ったより面白いな」と感じられたら十分な収穫でしょう。
そして、新しいことを始める時には試行錯誤がつきものです。やってみたら難しかった、思っていたほど楽しくなかった、三日で飽きた。そんな結果でも失敗とは限りません。自分に合わないものが1つ分かったのですから、それも立派な発見です。反対に、軽い気持ちで触ったものが妙に面白くて、連休が終わってからも続く趣味になることがあります。
GWの小さな挑戦は、何かを身につけるためだけでなく、自分が何を面白がる人なのかを確かめる時間にもなります。
何もしない休日があっても良いし、思いついた日にだけ動いても良い。だからこそ「いつかやってみたい」の中から1つだけ取り出して、少し触ってみるくらいがちょうど良いのです。連休最後の夜、完成品がなくても、「そういえば、あれ面白かったな」と思えるものが1つ増えていたなら、そのGWはなかなか豊かな休日だったと言えるでしょう。
第4章…寂しくなったら少しだけ繋がる~1人と誰かの心地良い距離~
1人で迎えたGW。朝は好きな時間に起き、昼は好きなものを食べ、午後は映画やゲームに没頭する。「いやぁ、誰にも合わせなくて良いって素晴らしい」と満足していたのに、夕方になると急に誰かの声が聞きたくなることがあります。人間というものは自由を喜んだ数時間後に会話を欲しがったりするので、なかなか忙しい生き物です。
そんな時まで「1人を貫かねば」と頑張る必要はありません。友人や家族へ短いメッセージを送る、オンラインゲームで誰かと遊ぶ、興味のある配信や交流の場を覗いてみる。それだけでも部屋の空気は少し変わります。1人で過ごすことと、人との繋がりを持つことは、どちらか片方を選ばなければならない関係ではないのです。
外へ出る気分なら、趣味のイベントや読書会、体験型の催しなどに足を運ぶ方法もあります。「1人参加って浮かないかな」と入口で少々ひるむかもしれませんが、全員が仲良しグループで来ているとは限りません。同じ映画、本、音楽、ゲームなどが好きなら、最初から共通の話題が1つあります。そこから始まる一期一会も、連休らしい小さな出来事になるでしょう。
もちろん、新しい友達を作らなければ成功という話でもありません。イベントへ行って誰とも話さず帰ってきても、「面白かった」で十分です。オンラインの交流でも、見るだけの日があって構いません。人との付き合い方は十人十色ですから、にぎやかな輪の中心に入る人もいれば、少し離れた場所から同じ時間を楽しむ人もいます。
むしろGWだからこそ、自分にとって心地良い人との距離を確かめる機会にも出来ます。朝から晩まで誰かと一緒だと疲れるけれど、夜に少し話すのは楽しい。大人数の集まりは苦手だけれど、趣味が同じ人とは話しやすい。そんな自分なりの加減が分かれば、連休後の人付き合いにも役立ちます。
1人を楽しめることと、誰かを求めることは矛盾せず、その日の心に合わせて行き来して良いのです。
「今日は誰にも会いたくない」と思った日は静かに過ごし、「ちょっと話したいな」と感じたら小さく扉を開けてみる。それくらいの軽さで十分でしょう。1人の時間を守りながら、必要な時だけ誰かと笑う。GWの自由とは、予定を自由に決められることだけでなく、人との距離まで自分で選べることなのかもしれません。
[広告]まとめ…何もしない日も大正解~連休の主役は自分でいい~
ゴールデンウィークが終わる頃、写真フォルダーに旅先の絶景が何十枚も残っている人もいれば、冷蔵庫のプリンが1つ減っただけの人もいるでしょう。どちらも立派な連休です。休日の満足度は、何キロ移動したかでも、何個の予定をこなしたかでも決まりません。
1人なら、朝の気分で予定を変えられます。晴れた日は散歩へ出ても良いし、人混みを見て即座に帰宅しても良い。家で映画を観たり、新しい料理や趣味に挑戦したり、誰かと話したくなったら少しだけ繋がったりする。自由奔放に見えて、実際には自分の疲れや気分をちゃんと見ながら過ごす、とても素直な休日です。
連休という言葉を見ると、「何か特別なことをしなくちゃ」と思いやすいものです。しかし、朝寝坊して遅めの朝ご飯を食べ、昼寝をして、夕方にお風呂へ入り、「今日は本当に何もしなかったなあ」と笑える日も悪くありません。忙しい毎日の途中では、そんな無為自然な時間こそなかなか手に入らないものです。
もちろん、少し元気が余っているなら、興味の向く方へ一歩だけ動いてみても良いでしょう。近所を歩いて知らない店を見つけるだけでも、新しい本を一冊開くだけでも、休日には小さな発見が生まれます。連休を全部予定で埋めず、余白を残して楽しむ春の過ごし方にも通じる考え方です。
GWの正解は、誰かの休日を真似することではなく、休み明けの自分が「まあ、良い休みだった」と思えることです。
予定表が真っ白でも心配はいりません。その空白には、散歩も昼寝も映画も料理も、途中で気が変わる自由まで入ります。最終日の夜に「あれもやれば良かった…」と少しくらい思っても、それも休日らしい余韻でしょう。また次の休みがあります。
1人だから寂しいではなく、1人だから選べる。そんな気持ちで迎えれば、何気ない数日間も自分だけの黄金週間になります。さあ、まずは何をしましょうか?……決まらなければ、ひとまずゆっくりお茶でも飲んでから考えましょう。それも立派な予定です。
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