ゴールデンウィーク?勤務ですけど何か?~妄想旅行と爆笑レクで乗り切る現場の黄金週間~

目次
はじめに…テレビの中は大移動!こっちは大奮闘!
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ゴールデンウィーク。
テレビをつければ、朝から晩までレジャーの話題で満開です。
空港でインタビューを受ける人、渋滞に巻き込まれた人、笑顔のキャンプ家族、豪華な朝食バイキング。
あらゆる角度から、日本中が「楽しそうでいいですねぇ~」という空気で包まれます。
しかし、画面のこちら側。
朝の送迎表を手にして、今日も一日、介護現場でスタートダッシュ。
「いや~休み?なにそれ美味しいの?」と、もはや名言級のセリフが飛び出します。
でも、ここでひとつ考えてみました。
この時期、私たち介護職員はどこにも出かけられない…いや、出かけないのです。
なぜなら、現場がもう“旅の目的地”だから。
出勤するたびに「いらっしゃ~い!」って迎えられ、利用者さんと一緒にご飯を食べ、お風呂も入り、寝る前には「また明日ね」と手を振られる 🩷。
…これ、家族旅行じゃなくて、ほぼファミリーじゃん!?
というわけで今回は、そんな“現場ゴールデンウィーク”をポジティブに転換して、笑って吹き飛ばそうという試みでございます。
ニュースを斜めに見ながら、ちょっと妄想もしつつ、現実を全力で楽しむ介護職員たちの物語――さあ、爆笑いしながらいってみようじゃありませんか!
第1章…妄想だけは世界一周!現場職員の脳内トラベル事情
ゴールデンウィーク初日。
朝のニュースでは空港の大混雑が映し出され、アナウンサーが「皆さん、素敵な旅を!」なんて爽やかに送り出している。
こっちは白衣に腕まくり、送迎表を握りしめて「さぁ今日もよろしくお願いしまーす!」と発進だ。
どこ行くの?って、ええ。
デイサービス行きです。
直行直帰、バスツアーよりもピタッと時間通り。
けれど、負けてはいられない。
ふとした合間に訪れる数秒の“沈黙タイム”――そう、そこが脳内出発の合図だ。
利用者さんの服を畳みながら、目の前に広がるのは真っ白な砂浜。
「今ね、バリ島に着いたわ」「ちょっと私、フランスのパン屋さんで朝食中なんで」なんて、隣の職員との会話が妙にセレブ。
なんなら脳内ではオーロラ鑑賞ツアー中で、利用者さんの「さむいねぇ~」の一言に「そうそう北極圏ですからね」と勝手にリンクする始末。
こうして日々の業務の合間に、地球の裏側までひとっ飛び。
しかも、渋滞もないし、パスポートもいらない。
飛行機乗り遅れる心配もゼロ。
帰国したら現場が待っているから、時差ボケにもならないという完璧なシステム🩷である。
もちろん、妄想旅から戻ってくるときはいつもちょっと名残惜しい。
でも大丈夫。
次の“脳内トリップ”の目的地はもう決まってる。
「明日はスイスでチーズフォンデュでも食べようかな」と、給湯室でこっそり予定を立てる介護職員たち。
誰がなんと言おうと、私たちのゴールデンウィークは自由自在。
体は施設、心は世界一周。
これこそ現場職員のゴールデンスタイルなのです。
第2章…あの報道は冷静に見たら意外と笑える説~斜め目線のメディアウォッチャー~
朝のニュースでは今日も恒例、空港での“出発インタビュー”。
「はいっ、ハワイ行ってきま~す!」と満面の笑みで手を振るご一家。
背景にチラチラ映るスタッフさんの疲れ顔が、妙に気になってしまうのは職業病なのか。
それとも、目の前でご利用者が寝起きの頭で「どこ行くの?」と問いかけてくる現実とのギャップに笑ってしまうからか。
しかも渋滞特集では、ヘリまで飛ばして高速道路の大混雑を空撮。
上から見下ろすその映像に、「ああ、あの車の中にトイレ行きたい人が絶対いるな」と妙な同情が芽生える。
さらには「あの撮影スタッフさん、今日帰れるのかしら…」と、完全に主役が変わっている。
番組の意図とはだいぶズレているが、もうこちらは斜め45度から全力で応援中である。
そして、時おり挟まるグルメ特集。
「今、大人気の行列グルメはこちら!」
いや、ちょっと待って?
こちら現場、昼食は刻み食とトロミゼリーの献立チェック中なんですけど?
「とろけるチーズ」より「とろみ剤の配合率」に敏感な人間に、その情報はもはや別世界。
でも…それでも…「このとろみプリン、わりと美味しそうじゃん🩷」とか思っちゃうあたり、我ながら適応力の鬼だなと感心すらしてしまう。
そんなわけで、メディアが全力でゴールデンウィークを盛り上げる横で、こちらは冷静に、しかしちょっと斜めに、時に笑いを交えながら日常を見守っている。
画面の中では旅、グルメ、レジャー三昧。
でもこっちはこっちで、“画面の外側のリアル”に全力で立ち向かってるのだ。
だからいいの。
ちょっとくらいズレてても。
笑いながらツッコんでるこっちの方が、案外たくましいのかもしれない。
第3章…利用者さんとのゴールデン対談!どっちが幸せ?この空間こそ極楽かも
「職員さん、今日も来てくれてありがとねぇ」
そう言いながら、手を合わせるご利用者。
いやいやこちらこそですよ、来るたびにお茶が出て、お菓子が出て、笑顔までついてくるなんて、もはや“常連客”扱い。
デイサービスってこんなに居心地よかったっけ?
そんなある日のこと。
テレビでは温泉特集。
画面の中では湯気もうもう、露天風呂でのんびりくつろぐ家族の姿。
それを眺めながら、利用者さんがポツリと一言。
「あそこ、混んでそうやなぁ。私はここでええわ」
……え、マジですか!?
「湯加減ちょうどええし、顔も知っとるし、なんも気を使わんでええやろ。あれは旅行やなくて“戦”や」
いや、達観しすぎてて思わず正座しそうになりました。
「お姉さんはどこか行かんの?」と聞かれて、「ん〜今はデイサービス一択ですね」と答えると、「ほな一緒やな、ここが一番ええやん」とニッコリ。
なんでしょう、この深い安心感…こんな言葉が心のど真ん中にスッと入ってくるなんて、想定外すぎる…。
なんだかんだで、この仕事、思ってた以上に“旅”みたいなものかもしれません。
利用者さんの思い出の話を聞いて、あの頃の東京や、戦後の大阪、昭和の田舎道を旅する気持ちになれる。
一緒に歌えば気持ちは昭和歌謡ショーの客席へワープ、塗り絵をすれば美術館、手浴はまさかのスパリゾート感覚。
行かなくても、ここでいくらでも“行ける”のです。
だから、ふと考えるのです。
ゴールデンウィークって、外にあるものじゃないのかも。
誰かと心がつながって、時間を分け合って、笑い合える場所🩷――
それが“ゴールデン”なんじゃないかと。
利用者さんの手を取りながら、「じゃ、また明日も旅のお供に来ますね」と言ったときの「待ってるで〜」という声。
あれが一番のチケット代。
観光地よりもあたたかく、海外旅行よりも近くにある、最高の極楽がここにあるのです。
第4章…働いてて得することって実は多い!? 無理やりポジティブ変換グランプリレク!
世間様が「ゴールデンウィーク突入~!」と大はしゃぎしているころ、こちら現場は変わらず通常営業。
…でも、ちょっと待って?
働いてるって、損ばっかりじゃないんじゃない?
むしろ得してること、あるんじゃない?
ということで、脳内会議室に集まった介護職員たちによる、無理やりポジティブ変換グランプリがスタートです!
エントリーナンバー1、通勤ラッシュ回避賞!
「この時期、道路が空いてて快適なんだよね〜」と、助手席で鼻歌まじりの送迎車。
一般道もスイスイ、高速もノーストレス。
「みんな渋滞でイライラしてる中、私たちス〜イスイ♪」と、謎の勝利感に包まれる。
続いてエントリーナンバー2、ランチ難民回避賞!
「予約が取れないお店?ええ、平日に行きますから」
現場では持ち寄り弁当や利用者さんのおすそ分けが飛び交い、ふとした拍子に「今日って、文化祭だった?」みたいな雰囲気が発生。
ポテサラひとさじで友情が深まる、そんな昼休憩。
エントリーナンバー3は、感謝され度MAX賞!
世間が休んでる時に働いてると、不思議と「ありがとう」の重みが倍増する。
「今日は休みちゃうん?」「いや、お仕事なんです〜」
「それはそれは…よう来てくれたねぇ」
この一言が、心に沁みる沁みる…。
財布じゃ買えない報酬、ここにあり!
そして番外編、笑いのストック増量賞!
「どうせならレクで“妄想旅行ごっこ”やりましょか」
「私、シンガポールでスパ受けてきた体で喋るわ」
「私は山岳部やからエベレスト登ってくる!」
利用者さんも混ざって、あれよあれよと大喜利合戦。
気づけば笑いすぎて腹筋筋肉痛。
レクリエーションという名のエンタメ大爆発!
…ね?
意外と悪くないでしょ、ゴールデンウィーク勤務。
世間の波には乗れないけど、こっちはこっちでアリなんです。
だって、「なんもない」って言いながら、めちゃくちゃ“ある”のがこの仕事。
ポジティブに変換するのが苦手でも、みんなで笑えばそれが正解🩷。
そして気づくのです、「あ、これって結構、幸せな時間かも」と。
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まとめ…出国しなくても行楽地じゃなくても笑いがこぼれた瞬間にここも立派な“ゴールデン”
結局のところ、ゴールデンウィークって何なんでしょうね。
長期休暇?海外旅行?キャンプ?テーマパーク?
もちろん、どれも素敵。
素敵だけれども、それがすべてではないのです。
私たち介護職員が過ごしているのは、渋滞も入場制限もない、ちょっと特別な“現場行楽”。
行き先はいつも同じ、でも出会う笑顔や、交わす会話は毎日ちょっとずつ違っていて。
利用者さんの「ありがとう」や「来てくれてうれしいわ」の一言に、心がふっと温かくなる。
それって、パンフレットにも載っていない、最高の“旅の思い出”じゃないですか?
出国しなくても、行楽地じゃなくても、笑いがこぼれた瞬間に、ここはもう立派な“ゴールデン”。
バーベキューの煙の代わりに、湯気たつお風呂の見守り。
花火大会の代わりに、レクの紙吹雪。
テーマパークのパレードの代わりに、職員による即興劇。
そう、何もないようで、何もかもある。
ここで過ごす日々が、誰かにとっての“非日常”であり、誰かの“安心”であり、そして“笑顔”の生まれる場所ならば、
それはもう、どこにも負けない特別な時間です。
ニュースの中の世界とは少しズレてるかもしれないけれど、私たちの中では、たしかにキラキラと輝いている。
現場は、今日もゴールデンウィーク。
…いや、むしろ、ここはゴールデン“現場”ウィーク 🩷。
お仕事、おつかれさま。
そして今日も、ありがとう。
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