節分といえば鬼!角や金棒の姿の由来は何だろう?

[ ☆ 2月 February ☆彡 ]

はじめに

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節分になりますと、お子さんのいるご家庭や施設、神社やお寺では豆まきをしますよね。

豆まきで追われる鬼役に扮して頑張るパパさん。

一般的な絵面です。

現代っ子から見ますと、防犯でカラーボールを投げる…。

強盗や泥棒に向けた構図が浮かんでしまいますよね…。

今日は、鬼とは何ぞ?

その辺りを調べてみました(*^▽^*)



節分といえば鬼ですが豆で追われる由来は?

平安時代に中国から伝わった追儺の儀式に由来すると言われています。

そこから豆をまく風習に結びついたのは室町時代になってからのこと。

厄災を鬼に見立てて、追い払う厄払いの儀式でした。

平安時代の頃に書かれた書物にも、いろいろと鬼らしきものが登場しますが、当初は『 もの 』と表記され、 『隠 ( おぬ ) 』 と混ざり、鬼と呼ばれるようになったと言われます。

出雲風土記、今昔物語や源氏物語などでも登場しますが、鬼は、見えない物、隠れた物、として認識されたようです。

いつしか見えざる者の解釈につながり、人の霊魂とも混ざって登場していきます。

亡くなった人を鬼籍に入ると言ったり、地獄の鬼が登場したり、悪霊怨霊として恐れられる存在になります。

一方で、一寸法師やこぶとりじいさんなど昔話でも多く登場する鬼。

必ずしも悪行や恐怖だけではなくて、救済の手も持つ存在として登場することもあります。

そのため、外国人だったんじゃない?

といった説もあるくらいです。

ですから、当時に海賊をしていて漂流した外国人の方だったのでは?

移住してきたけど、言葉が通じずに排斥された人々だったのでは?

そんな憶測も登場します。

古い時代ですか、排斥から逃れるのに山奥や海辺などに住みつき伝承となったのかもしれません。

鬼といえば角や金棒ですが由来は何?

とはいえ、鬼の持つ角や金棒の意味が分かりませんよね。

人に角が突然生えたり、強靭な金棒を鍛え上げる設備や技術の説明がつきません。

虎のパンツくらいであれば、原産地の中国辺りで入手できたかもしれませんけどね。

金棒は、金工師というお仕事の方々だったのではないかという説があります。

鉱山を開き、鉄を鋳造する技術を持つお仕事の人ですね。

鬼伝説と鉱山が近いとする論文もあると言われています。

このように持ち物であれば、何かしら理由が付きそうですが…。

角はどういった由来なのでしょう?

中国の古くからの占いでは鬼は鬼門から来ると言われています。

鬼門とは丑寅の方角です。

牛と虎ですね。

虎のパンツと牛の角!

この語呂合わせと言いますか、絵合わせの説明も一理あるように思えてきます。

三蔵法師が旅をする西遊記の中でも牛真大王が角をはやしておりますので、中国から伝来した発想という説がしっくりくるかもしれませんね。

鬼の姿の由来は何なのだろう?

元々は見えざる物や怨霊を指す言葉が鬼でした。

ですが、イメージとして近年では『 泣いた赤鬼 』など人間との歩み寄りを求める物語が登場したり、来年の話をすると鬼が笑うなどの柔和な言葉も増えてきている傾向もあります。

しかし、やはり鬼は恐ろしいイメージが一般的でしょう?

中国では戦時中、日本軍のことを日本鬼子と読んだそうです。

鬼の子のようにひどい日本軍と…。

侵略する軍隊といえば、厄災を振り撒き暴力で威圧する存在ですよね。

さて、現代の鬼!

鬼なんて見たことない!!

確かに…。

でも、夜に闇に紛れて厄災を振り撒くものの存在は確実にありますよね。

そう人間ですね。

泥棒や窃盗犯です。

彼らを鬼には出来ませんが、行動は鬼そのものかもしれません。

ちなみに現行犯逮捕の場合も、豆に見立てたあらゆるものが家人により、きっと投げつけられます。

普通に過ごせば人ですが、一度、他人の領域を犯して犯罪に身を染めますと、そこには紛れもない鬼が誕生するのではないでしょうか?(*^▽^*)

まとめ

強盗犯=鬼で締めくくった強引な記事ですけども…。

誰もが見えざるものには恐怖感を抱いてしまいます。

お化けや怨霊、幽霊に、ビクついた心理、不安を感じるのは皆さん、一緒ですよね。

でもこれは多から個を見た心理。

逆に鬼が多に入ったとしましょう。

心理は錯乱に近いものになりますし、自らの生命を守る為にあらゆる防護をするでしょう。

由来の1つの外国人の方だった場合、傷つけられないように虚勢を張って大きく見えるようにしたり、いろいろな工夫をされたのではないかと思います。

また中には世に馴染めずに山に籠った方もあったかもしれませんね。

現代では我が家の我が部屋に籠れば良いですが、昔はドロップアウトした方は山奥まで逃げるのが一般的ですからね。

だって村八分とか隣組とか五人組とか、ある意味、人力監視の時代ですから、よそ者はまず入れなかったでしょう。

単純に入られてしまいましたら、飢饉で苦しい中、年貢を納めるのに、さらに食べられなくて餓死してしまうような時代ですからね。

それでも生かさず殺さずで税を巻き上げたお国の時代です…。

鬼にもやさしい手を差し伸べた絵本作家さんは、とてもやさしい心根の方なんでしょうね(*^▽^*)

管理人
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