〈Episode2〉介護の初心者マークの思い出…。〈後編〉

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はじめに

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本記事では、記事とは一線を画しまして…。

私の介護体験で既にオムニバス(omnibus;既に記事として何かしらで活用したもの)を含む中からエピソード(Episode)やエッセー(essay)を多少、ドラマチックにお届けしようというものです。

もちろん、盗作はありません。

実体験に基づく体験談になりますが…記憶が曖昧な面もあるので、結論としては読み物、小説に近い作りになります。

※尚、作中に登場します主人公は私の分身、登場人物や団体は全て架空の設定に変更しておりますこと、ご了承ください。

22年の介護の世界で最も印象に残る利用者さんとの関わりの中から産まれたストーリーの数々…。

今回は、22年前の私。

介護初心者の私の奮闘記を掲載してみます…。



後編です。

駆け出しの当時、私が持っていた免許は…。

車の運転免許証(ペーパードライバー)と社会福祉主事任用資格だけです。

デイケアの一般介護職に求められるベース資格としては当時、これで十分だったのです。

実際には運転免許証だけでも十分かもしれません。

勤務初日の私の課題は、普通の転職と同じく。

先輩方、同僚、利用者様とご家族様に、ご挨拶することと顔と名前を憶えていただくことから始まります。

『おはようございます。新納誠子23歳、独身です。趣味は美味しいものを、たらふく食べることです』

『おぅ…よろしくな。プックククッ、ワッハッハッ』

そんな挨拶と自己紹介を同僚5人を前にして副主任の香坂さんを筆頭に爆笑で迎えていただいたはず…。

そんな記憶が微かに残ってます。

以来、転職の度にある自己紹介で、これでウケを狙うのが定番になったのは後の話…。

文字にすると、いささか迫力に欠けますが胸を張って堂々と言い切るのが最初にして最大のポイントです。

これは私の社会での処世術…。

食いっぱぐれなしの必殺技に…この後も繋がっていくことになったんですから…。

食い意地が張りますが…。

前職の和菓子屋さんでも、たくさんの和菓子に恵まれました…。

そして、この業界では…。

クッキー、飴、ガム、チョコレート、たまに洋菓子のケーキ、饅頭と…。

多様なお菓子の山が…。

私のお仕事のデスクから消えることは初日から退職まで一日としてなかったです。

一日中、食べたいときに食べ物を欠かさずにキープできる!

介護とは関係ないところですが、私が転職とする所以の一つがそこにあると言っても過言ではありません。

もちろん、油断して過食しては…体重計を睨み、ダイエットに挑まねばならない…。

しかし、皆がどこで買ってくるのやら、新作のお菓子たちが次々と…。

目新しくてついつい食べてしまう。

いつしか自分で買い物に出掛けてもお菓子コーナーの常連と化してましたね。

それはさておき…初日Episodeです

初日、先輩スタッフと二人一組で車に乗って利用者様の送りの送迎中です。

同乗するスタッフは5年目のベテラン中年の星、副主任の香坂さん。

若い私が同乗するや始まった好奇心旺盛な香坂さんと利用者さんの質問攻めに遇いながらも車は着々と利用者さんを集めて回り、施設に到着。デイルームへと皆様を誘導、ご案内です。

歩ける人にはゆっくり休憩しながら、歩いてもらうことが原則です。

利用者様を手引きして歩く始めての介助体験。

利用者様とリズムや呼吸が合わずに私自身が後ろに一瞬、ひっくり返りそうになった気がします…。

もちろん、一瞬のことですから、私は十分に踏ん張れまるけど…。

利用者様は私の腕から伝わる微妙な振動で、ビクッと利用者様の手に力が入ったのが分かる…。

一瞬ですけども、利用者様は怖かったんじゃないかな…と思った記憶が今でも手に感触とと共に残っています。

じつは介護の初日に残るエピソードは3つあるのです

一つめは、さっきの手引き介助の失敗の感触。

二つめは、排泄介助で匂いを嗅いでしまい、嘔気に襲われて上手く他のスタッフに代わってもらうという失態をしたことです。

後にも先にも排泄介助で嘔気につながったのはこの時だけなんですけど…。

三つめは、帰宅送迎後に社内は介助の香坂さんと二人になってから、スパルタで土地勘なしでペーパードライバーの私は40分もの道程を運転して施設まで帰る…猛特訓を受けたこと。

中央線沿いに走るので助手席の香坂さんは震えるくらい怖かっただろうということとか。

カーブではかなりのオーバーランしたし、急ブレーキもあったし…。

今ではしっかりちゃんとした運転ができていますけどね。という記憶の話。

後書き

介護業界就職初日、3点が印象深く記憶に残っています。

巻き上げちゃいましたがやはりブログに小説を転記してみるのは難しいものがありますね。

だいぶ省略したのですけど…。

読みにくいかも。

ブログが落ち着いたら、エブリスタの小説の方を改稿して再度、閲覧できるようにしてみても良いかもしれませんね。

私の初心者エピソード、現代の皆様と少し差があるかもしれませんが、だいぶ失敗の印象が強く残ってます。

けどスタッフさんたちは大笑いして『そんなもんよ』と、温かくスパルタ教育を継続されましたけどね。

翌日には利用者さんを乗せてましたから…やはりスパルタです…。

今ではあり得ないでしょう?

時代ですかね。

管理人
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