7月のダイエットは追い込むな~ストレッチと献立の置き換えで夏の体を好調に整える1ヶ月~
目次
はじめに…7月の体作りは「減らす」より「整える」と軽くなる
7月のダイエットは、やる気だけで走り抜けようとすると、途中で夏の暑さに肩をたたかれます。「ちょっと待ちなさい、汗は気合いで止まりませんよ」と言われた気がして、思わずタオルを握りしめる季節です。
5月、6月と体を動かしてきた人ほど、7月はさらに頑張りたくなります。けれど、梅雨の湿気、急な暑さ、寝苦しい夜、冷たい飲み物の誘惑。体の中では、なかなか忙しい会議が開かれています。議長は胃腸、副議長は睡眠、書記は筋肉。会議録はたぶん汗で滲んでいます。いや、何の話でしょうか。
7月の体作りで大切なのは、無理に削ることではありません。歩ける日は歩き、雨の日は休み、ストレッチで体をほぐし、献立は「少ないのに満足できる形」へ少しずつ置き換えていくことです。暴飲暴食を避けながら、無病息災の夏を目指すくらいの気持ちが、結果として長続きします。
ダイエットは我慢の勝負ではなく、毎日の選び方をご機嫌に変えていく暮らしの工夫です。7月は、体重計の数字だけを睨むより、朝の足取り、食後の軽さ、夜の眠りやすさに目を向けたい月です。
夏の入口で体を壊してしまっては、折角の努力も少しもったいないもの。焦らず、怠けず、ほどよく笑いながら、心身一如で整えていきましょう。
[広告]第1章…雨の日は休み上手に晴れの日は歩き上手に
7月の空は、なかなか気まぐれです。朝は青空だったのに、昼には雲が広がり、夕方にはザーッと雨。洗濯物も人間も「聞いてないよ」と言いたくなる日があります。そんな季節に、毎日きっちり外を歩こうとすると、体より先に心が擦り減ってしまいます。
ダイエットというと、どうしても「休んだら負け」と思いがちです。けれど、雨の日に無理をして歩けば、足元は滑りやすく、服は重くなり、帰宅後には冷えまでついてくることがあります。これでは一石二鳥どころか、一歩進んで水たまりに片足突っ込む展開です。自分で言っておいて切ないですが、梅雨時にはよくある話です。
晴れた日は、外の空気を味方にして歩く日です。腕を軽く振り、背筋を伸ばし、足裏で地面を押すように進みます。歩数や距離を目安にするのは良いのですが、呼吸が乱れ過ぎるほど急ぐ必要はありません。ウォーキング(歩く運動)は、長く続けることで血流(血の巡り)や体力作りに繋がります。7月の歩き方は、根性で距離を増やすより、明日も歩ける余力を残すことが大切です。
雨の日は、体を休ませる日ではなく、体を整える日と考えると気持ちが軽くなります。足首を回す、脹脛をゆっくり伸ばす、肩を大きく回す。派手さはありませんが、こうした小さな動きが晴れた日の歩きやすさを支えてくれます。正に質実剛健、見た目は地味でも中身は頼れる働き者です。
7月前半は、梅雨の湿気と暑さの入口が重なる時期です。やる気満々で外へ出ても、体が重く感じる日があります。そんな時は、昨日の自分と今日の自分を比べ過ぎないこと。睡眠不足、食事の量、室温、汗のかき方。体調は毎日少しずつ違います。体は機械ではありません。たまに機嫌を損ねます。しかも、結構、正直です。
歩く日は歩く。休む日は整える。この切り替えが出来る人ほど、夏の体作りは長続きします。急がば回れ。7月のダイエットは、正にこの言葉が似合います。無理に遠くへ行くより、転ばず、冷えず、疲れを溜めず、また次の日に動ける体を残す方が、結果として前へ進めます。
晴れ間が出たら、少し外へ。雨音が近づいたら、室内でゆっくり。そんなふうに天気と喧嘩しない暮らし方が、体にも心にもやさしい7月の歩き方です。
第2章…ストレッチは頭から足先までの小さな体内点検
雨の日や暑さがきつい日は、外で歩く代わりに、家の中で体をゆっくり点検する時間に変えたいものです。体は毎日使っているのに、意外と見落とされがちです。肩は上がるか、首は回るか、腰は重くないか、足首は固まっていないか。まるで家の中の電球を順番に確認するように、頭から足先まで、1つずつ灯りをともす感覚です。
ストレッチ(筋肉や関節をゆっくり伸ばす運動)は、ダイエットの脇役に見えます。けれど、体が固いまま歩いたり運動したりすると、動きが小さくなり、疲れも溜まりやすくなります。準備体操を飛ばして本番へ向かうのは、炊飯器のスイッチを押さずに「ご飯まだかな」と待つようなものです。いや、それはただのうっかりです。お腹が悲しみます。
首をゆっくり傾ける。肩を大きく回す。背中を丸めて伸ばす。股関節(足の付け根の関節)をやわらかく動かす。脹脛を伸ばし、足首を回す。1つずつ動かしていくと、「あれ、ここ固いな」と気づく場所が出てきます。その気づきこそ、体からの小さな手紙です。開封せずに放置すると、あとで封筒が山になります。机の上の書類みたいに。ありますよね、そういう山。
ストレッチは、痩せるためだけでなく、明日も気持ちよく動ける体を育てる時間です。無理に伸ばし過ぎず、息を止めず、痛みの手前でやめる。これだけで体へのやさしさが変わります。痛いほど効く、という思い込みは少し横に置きましょう。体は体育会系の鬼監督ではありません。静かに扱うほど、しぶしぶではなく、すっと応えてくれます。
鏡の前で行うのも良い方法です。姿勢の傾き、肩の高さ、腰の位置が見えやすくなります。自分の姿を見ると、思ったより猫背で「誰ですか、この疲れた人は?」と言いたくなる日もあります。もちろん本人です。逃げ場なしです。ただ、そこで落ち込む必要はありません。気づいた日が、改善の始まりです。日進月歩で、体は少しずつ変わっていきます。
眠る前には、激しく動くより、呼吸をゆっくり整えるストレッチが向いています。自律神経(体の働きを自動で整える仕組み)が落ち着きやすくなり、寝つきの助けになります。冷房で冷えた足先や、日中に強張った肩をやさしく緩めるだけでも、布団に入った時の安心感が違います。夏の夜は寝苦しさとの小さな戦いですが、せめて体の内側とは仲良くしておきたいところです。
7月のストレッチは、特別な技を増やすより、毎日同じ順番で体を見ていく方が続きます。頭、首、肩、背中、腰、股関節、膝、足首、足裏。順番が決まると、迷わず始められます。継続は力なり……と言いたいところですが、ことわざ枠はもう使い過ぎ注意なので、心の中で小声にしておきます。小声でも、体にはちゃんと届きます。
頑張る日の体も、休む日の体も、自分の大切な相棒です。7月は、汗をかくことだけが努力ではありません。ゆっくり伸ばして、ほぐして、眠りへ繋げる。その静かな積み重ねが、夏の体をしなやかに支えてくれます。
[広告]第3章…夏の献立は量より満足感で整える
7月の食卓は、なかなか誘惑が多い季節です。冷たい麺、アイス、よく冷えた飲み物、ついでに冷蔵庫を開けた時のひんやり感まで美味しそうに感じます。いや、冷蔵庫の空気は食べ物ではありません。分かっていても、あの涼しさに少し救われる日があります。
ダイエット中の食事というと、量を減らすことばかり考えがちです。けれど、夏に極端な少食へ寄せ過ぎると、暑さに負けやすくなります。体を動かすためのエネルギーも、肌や筋肉を守る材料も、毎日の食事から入ってきます。栄養(体を動かし、整えるための成分)が足りないまま歩き続けるのは、ガソリン少なめの車で山道へ向かうようなものです。途中で「いや、無理です」と車も人も言いたくなります。
7月の献立は、腹八分目を目指しながら、満足感をどう育てるかが大切です。ご飯を少し軽めにするなら、野菜の香りや汁物の温かさを足す。揚げ物を控えるなら、焼く、蒸す、煮る調理で味に変化をつける。冷たいものばかりに寄り過ぎた日は、温かい味噌汁やスープで胃腸(食べ物を消化し、栄養を吸収するところ)をホッとさせる。食卓全体で考えると、我慢の色が少し薄まります。
夏の献立は、食べる量を責めるより、食べた後に体が軽く感じる組み合わせを探す方が続きます。完熟のトマト、香りの良いきゅうり、焼いたなす、とうもろこし、枝豆、白身魚、鶏肉、豆腐。夏の台所には、体を重くし過ぎず、満足感を支えてくれる味方がたくさん並びます。正に一汁三菜、主食と汁物とおかずの調和が整うと、少なめでも「ちゃんと食べた」という安心感が残ります。
食事時間も、地味に大切です。急いで食べると、胃袋より先に箸がゴールしてしまいます。よく噛むことは、咀嚼(食べ物を細かく噛みくだくこと)を増やし、満腹感にも繋がります。忙しい日ほど、ひと口ごとに箸を置くくらいでちょうど良いかもしれません。もちろん、毎回お上品に出来るとは限りません。お腹が空いている日は、箸が忍者みたいに動きます。速い。止まらない。そこで一度、お茶をひと口です。
甘いものを完全に遠ざけるより、食べる場面を選ぶ方が現実的です。汗をかいた後、夕食後、寝る直前。どの時間に食べるかで、体の受け止め方は変わります。血糖値(血液中の糖の量)が急に上がりやすい食べ方を避けるためにも、空腹の勢いだけで甘いものへ突撃しない工夫がほしいところです。甘い誘惑に真正面から挑むと、たいてい冷凍庫側が勝ちます。手強い相手です。
7月の食事は、暑さを敵にせず、台所を味方につける感覚で整えていきましょう。体を細く見せるだけではなく、歩ける体、眠れる体、朝に起きやすい体を育てる。そのための献立なら、ダイエットは少し明るい日課に変わります。
第4章…置き換え術は我慢大会ではなく楽しい選び直し
7月のダイエットで躓きやすいのは、「食べない」「飲まない」「楽しみも減らす」と、生活全体を細くし過ぎることです。体重より先に気持ちが萎んでしまうと、台所に立つのも面倒になります。冷蔵庫の前で腕を組み、「さて、私は何と戦っているのでしょう」と自問する夜もあります。相手はたぶん、昨日買ったプリンです。
置き換え術は、好きなものを全部やめる方法ではありません。いつもの食べ方を少し軽く、少し満足しやすく、少し体にやさしい形へ選び直す工夫です。冷たいジュースを麦茶や炭酸水に変える。大盛りの麺を普通盛りにして、野菜やたんぱく質(筋肉や肌の材料になる栄養)を足す。夜の揚げ物を焼き魚や蒸し鶏にする。小さな変更でも、毎日続けば千差万別の変化が出てきます。
置き換えは、我慢を増やす作業ではなく、体が喜ぶ選択肢を増やす遊びです。白いご飯を少し減らした日は、具だくさんの味噌汁を添える。アイスを食べたい日は、小さめを選んで、温かいお茶で締める。おやつを果物やヨーグルトに変える日があっても良いですし、どうしても甘いものを食べたい日があっても、量と時間を選べば暮らしは乱れにくくなります。完全無欠を目指すと疲れます。人間ですもの。たまには冷凍庫の前で心が揺れます。
献立の置き換えで大事なのは、「見た目の寂しさ」を作らないことです。皿の数が減り、色も少なく、味も薄いと、食べ終わった後に心が「もう少し何かください」と言い出します。そこで、トマトの赤、枝豆の緑、卵の黄色、焼きなすのツヤ、薬味の香りを少し足します。量を増やさなくても、目と鼻が満足すると、食卓はグッと明るくなります。色彩豊かな食卓は、気持ちまで助けてくれます。
飲み物も、夏の置き換えでは大きな役割を持ちます。冷た過ぎるものばかりでは、胃腸が疲れやすくなります。氷たっぷりの飲み物を毎回にせず、常温の水や温かいお茶を挟むだけでも、体の内側は落ち着きます。冷房のきいた部屋で氷入りの飲み物を片手にしていると、体の中だけ冬支度になることがあります。外は真夏、内側はこたつ待ち。なかなかの季節感迷子です。
運動も同じです。長く歩けない日は、短い散歩に置き換える。外に出にくい日は、室内で足踏みやラジオ体操風の軽い動きに変える。疲れが残る日は、ストレッチ中心にする。全力疾走の日ばかりでは、夏の体はもちません。臨機応変に変えられる人ほど、ダイエットは暮らしの中に自然と馴染んでいきます。
7月は、夏本番へ向かう調整の月です。食べるもの、飲むもの、動き方、休み方を少しずつ置き換えながら、自分の体に合う形を見つけていきましょう。大きく変えようとしなくても大丈夫です。今日の1杯、今日の1皿、今日のひと伸ばし。その小さな選び直しが、明日の軽さに繋がっていきます。
[広告]まとめ…食べて動いて眠る夏は体も心も少し誇らしい
7月のダイエットは、暑さの中で自分を追い込むより、夏に負けない暮らし方へ整えていく時間です。晴れた日は気持ちよく歩き、雨の日は体をほぐし、食卓では量だけでなく満足感を大切にする。そんな小さな積み重ねが、ジワジワと体の軽さに繋がっていきます。
体重計の数字は、確かに気になります。朝、そっと乗って、数字を見て、何故か息を止める。止めても数字は変わらないのに、つい止めます。あれは全国共通の静かな儀式かもしれません。けれど、本当に見たいのは数字だけではありません。階段を上がった時の息切れ、朝の目覚め、食後の重さ、夜の眠り。体は毎日のあちこちで、ちゃんと返事をしてくれています。
7月の体作りは、無理を増やすより、続けられる気持ち良さを増やす方が遠くまで進めます。1日1日の選び方を少し変えるだけで、生活の景色は変わります。冷たいものばかりの日には温かい汁物を添える。歩けない日はストレッチで整える。食べ過ぎそうな日は、よく噛んで、ゆっくり味わう。これなら完璧主義にならずに、心機一転、明日の自分へ繋げられます。
ダイエットは、我慢の顔をした修行でなくても大丈夫です。お気に入りの皿に夏野菜を盛るだけで、食卓は少し華やぎます。寝る前に肩を回すだけで、体は少しほどけます。近所を歩いて風に当たるだけで、気分まで軽くなる日があります。地味なことほど、続いた時に頼もしい味方になります。
7月は、夏本番へ向かう助走の月です。急ぎ過ぎず、諦め過ぎず、食べて、動いて、眠って、笑う。無病息災を願うように、自分の体を毎日を丁寧に扱っていけば、夏は少しやさしくなります。体も心も、完璧でなくて良いのです。今日より少し軽い明日が来たら、それだけで立派な前進です。
[ 広告 ]今日も閲覧ありがとうございましたm(__)m
[ 応援リンク ]
ブログランキング2つに参加しています。応援クリックをお待ちしております。
[ ゲーム ] 作者のitch.io(作品一覧)
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。