世の中はブロックで出来ていた?~赤い糸より強い“ご縁”の組み立て方~
目次
はじめに…赤い糸は絡まってブロックは外せる(たぶん)
世の中はご縁で出来ている。こう言うと、急に空がピンク色になって、どこかから赤い糸がひゅるる…と飛んできそうですが、現実はもっと生活感があります。糸というより、レシート、回覧板、病院の診察券、家の鍵、子どもの名札、そして「いつものあの人の声」。そういう“日常の小さな部品”が、気づけば自分の人生を支えている感じです。
昔は「運命の赤い糸」なんて妄想して、メルヘンに転げ回っていた時期もありました。若い頃は特に、糸の先に王子様がいる前提で話が進みがちです。でも大人になると、糸の先にいるのは王子様ではなく、自治会の班長さんだったり、子どもの忘れ物を拾ってくれた近所の人だったり、スーパーで袋を二重にしてくれる店員さんだったりします。王子様はどこに行ったんだ、という話は置いておきましょう。たぶん道に迷っています。
そこで今回は、とある有名なゲームのキャッチフレーズをお借りして、「世の中はブロックで出来ていた」という比喩で“ご縁”を見つめ直してみます。ブロックって、ただ積むだけじゃなくて、外して組み替えて、また違う形にできるでしょう?しかも、下に置くパーツと上に置くパーツで、全体の見え方がガラッと変わる。これが、人と人の繋がりにも意外とよく似ています。
ここ「福彩心」では、読んだ後に少し心が軽くなること、今日の暮らしがちょっとだけ優しく回り出すこと、そんな文章を目指しています。大きな奇跡は起こせなくても、「あ、あの人に一言ありがとう言っておこうかな」くらいの小さな変化なら、割りと現実を動かします。ご縁は、派手なドラマより、静かな日常で強いんです。
では、ブロック箱を開けるみたいに、あなたの周りの縁を1つずつ眺めてみましょう。最初はバラバラに見えるかもしれません。でも最後には、「あれ?これ、ちゃんと自分の世界を支えてるじゃん」と気づくはずです。たぶん。きっと。是非、お願いだから気づいてください(急に弱気)。
[広告]第1章…『世の中はブロックで出来ていた』って何のこと?~ご縁を積む発想~
「世の中はブロックで出来ていた」と聞くと、あの“四角い世界”を思い出す方も多いかもしれません。小さなパーツをカチッと積み上げて、家を作ったり、街を作ったり、時には謎の巨大ニワトリを作ってしまったり。あの遊びの魅力って、正解が1つじゃないところにありますよね。人によって作り方も、完成形も、こだわりも違う。つまり、「同じ材料でも、世界は人それぞれ」ってことです。
そして不思議なことに、この感覚が“ご縁”にもよく似ています。ご縁って、目には見えません。手で持てません。棚に飾れません。なのに、人生の土台になっている。しかも、積み上げ方によって日々の景色が変わる。だから私は、ご縁を語る時に「ブロック」という比喩がしっくり来るんです。
ご縁を赤い糸で語ると、どうしても「最初から決まっている運命」「切れたら終わり」という雰囲気が出ます。ドラマとしては最高なんですが、現実はもう少し生活寄りです。糸は絡むし、ほつれるし、洗濯したら行方不明になります。でもブロックは違います。外れたら付け直せるし、並べ替えられるし、時には「これ別の場所に使ったら化けるな?」という発見もある。ご縁も同じで、“関係そのもの”が運命で固定されているというより、“関わり方”を工夫することで姿が変わることが多いんです。
ここでいう「縁」とは、人と人の繋がりだけに限りません。場所との縁、時代との縁、仕事との縁、趣味との縁、学びとの縁。さらには「たまたま今日、あの道を通った」という出来事まで含めて良い。人生って、意外と“偶然の小さな積み木”で組み上がっているんですよね。大事件より、小事件の方が数が多いので、結果として土台になりやすい。
例えば、あなたが今日ここまで生きてきた背景には、目立たないけど確実に支えてくれたブロックが必ずあります。家族、友人、職場、近所の人。先生、同僚、配達員さん。病院の受付の人。いつも同じ時間に犬を散歩している人。名前も知らないけど、毎朝すれ違うだけで「今日も社会が動いてるな」と感じさせてくれる人。こういう存在って、普段は“空気”なんです。でも、いなくなった瞬間に「え、床が抜けた?」ってくらい影響が出ることもあります。
ご縁は「集める」より「気づく」から始まる
ご縁を大切にする、というと「人脈を増やそう!」みたいな筋トレ感が出てしまいがちです。もちろん出会いは大事ですが、まずは増やす前に“気づく”のが先だと思います。すでに手元にあるブロックを見ないまま、外へ探しに行くと、だいたい足元がガタつきます。ブロック遊びでも、まず床に散らばったパーツを整理してから組みますよね。いきなり「城作るぞ!」と叫ぶと、踏みます。痛いです。これ、人生でもよく起きます。
「積む」って実は“感謝の記録”に近い
ご縁を積むというのは、相手をコレクションすることではありません。相手を操作することでもありません。もっと素朴に言うと、「ありがたいな」と思ったことを忘れずにいること、そして時々ちゃんと返すこと。挨拶、礼、労い、気遣い。言葉にする。態度にする。たったそれだけで、ブロックは外れにくくなる。逆に、雑に扱うとポロッと落ちる。これもブロックそっくりです。
この章ではまず、「ブロックの世界=正解が1つじゃない」「積み上げ方で景色が変わる」という感覚を、ご縁の話に持ち込んでみました。次の章では、もう少し踏み込んで、「じゃあ外れた縁はどうなるの?」「切れたら終わり?」という、ちょっと現実的で、ちょっとドキッとする話に行きましょう。安心してください。怖がらせるだけで終わらせません。ちゃんと笑いも持っていきます。
第2章…ブロックは外れるし縁も切れる~でも“付け直し方”で未来が変わる~
ご縁って、いい話だけで出来ているわけじゃありません。むしろ現実は「え、今そこで外れる!?」みたいなタイミングが平気で起こります。ブロック遊びでも、渾身の塔が完成した瞬間に、机の角に肘が当たってガシャーン。あの悲鳴にも似た「はあぁぁ…」は、人間関係でも割と聞こえます。音は出ないけど心の中で鳴り響くやつです。
縁には“結ばれる面”と同じくらい、“ほどける面”がある。そこを知っておくと、必要以上に落ち込まなくなります。切れた縁を「自分の価値が無い証拠」みたいに受け取る人がいますが、だいたいはそんな大事件じゃありません。生活のリズムが変わった、距離ができた、忙しくなった、話す機会が減った、誤解が積もった。そういう小さな積み木が静かに積もって、ある日、カチッと外れる。人の心って、毎日ちょっとずつ動いているからこそ、外れ方も地味に起こるんです。
外れた縁は「終わり」ではなく「状態変化」
ここで大事なのは、縁が外れた瞬間に「もう終わりだ」と決めつけないことです。ブロックって外れても、壊れたわけじゃない。形が変わっただけ。ご縁も同じで、“昔の距離感”が終わっただけで、“存在そのもの”が消えたわけじゃない場合が多いです。
例えば、学生の頃の友だち。毎日会っていた頃は、もう家族みたいだったのに、大人になったら年に1回会えたら奇跡、みたいになることもあります。でもそれは「縁が切れた」ではなく「縁の形が変わった」。会えない代わりに、会った時に一瞬で昔に戻れる。あれ、ブロックでいうと“普段は箱にしまってあるけど、出したら一発で合うパーツ”です。優秀。
付け直しが難しい縁は意外と簡単な縁
縁の“付け直し”にも種類があります。捻じれたブロックは、無理に押し込むと余計に外れやすくなる。人間関係も同じで、急に距離を詰めて修復しようとすると、相手がびっくりして後退りすることがあります。大人って、びっくりすると後退りする生き物なんです。猫と一緒です。
逆に、少し間が空いても、何食わぬ顔で付け直せる縁もあります。「久しぶりー!生きてた?」の一言で、カチッと戻る。そういう縁は、元々の接触面が広いんですよね。信頼の面積が大きい。長い時間を掛けて作った土台があるから、多少外れても、また合う。
そしてこの違いを決めるのは、結局のところ“普段の積み方”です。日常でどれだけ丁寧に積んでいたか。優しい言葉を掛けたか。相手の話を聞けたか。小さな約束を守れたか。ありがとうを言ったか。こういう地味な行動が、縁の耐久力になります。ブロックも雑に押し込むより、角度を見て丁寧に合わせた方が強いですからね。
縁を“ほどよく”大切にするコツ
縁を大切にするって、毎日全力で頑張ることじゃありません。全力って、だいたい続かない。続かないと自己嫌悪の塔が建つ。あれはあれで立派ですが、出来れば建てたくない。
だから“ほど良く”で良いんです。例えば、相手を思い出した時に一言メッセージを送る。会った時にきちんと目を見る。相手の変化に気づいたら、軽く触れる。「髪型変えた?」でも良いし、「最近忙しそうだね」でもいい。そういう小さな接触が、ブロックの接点を増やします。
ここで重要なのは「相手を変えようとしない」ことです。縁を大切にする、が「相手を自分の理想に合わせる」になった瞬間、ブロックは割れます。心のブロックは割れやすい。硬そうに見えて、割りと繊細です。
切れる縁があるから残る縁が強くなる
少し寂しいことを言いますが、縁って、全部が同じ強さで続くわけではありません。続かない縁がある。それは自然です。むしろ、全部を同じ温度で保とうとすると、自分の心が先に電池切れになります。
だから、「今の自分に合う形に変わっていく」くらいの気持ちでいると、縁の変化を受け止めやすくなります。ブロック遊びでも、子どもの頃はロボットばかり作っていたのに、大人になったら家を作りたくなる。好みが変わるのは当たり前。人生のステージが変われば、縁の配置も変わって良いんです。
この章では、「縁は切れることがある。でも終わりとは限らない」「付け直しには、急がない方が良い時もある」という話をしました。次の第3章では、もっと身近な例で、縁というブロックを1個ずつ見ていきます。歌、家族、通りすがりの人、日常の全部が“縁の部品”だと分かってくると、世界の見え方がちょっと面白くなりますよ。
第3章…ブロック1個ずつを観察してみよう~歌、家族、レジのおばちゃんまで全部ご縁~
さて、ここからは「縁というブロック」を、虫眼鏡で1個ずつ見ていきましょう。ブロック箱をひっくり返すと、いろんな色と形が出てきますよね。四角もあれば、薄い板もある。透明パーツもあるし、変な斜めのやつもある。あれと同じで、ご縁も「大きくて目立つもの」だけじゃなく、「小さいけど無いと困るもの」が混ざっているんです。
音楽という縁~知らない誰かの声が今日の自分を立たせる~
まず分かりやすいのが、歌や音楽。歌って不思議で、顔も名前も知らない人の声に、こっちの心が救われることがあります。落ち込んでいる時、たまたま流れてきた曲で涙が出たり、逆に元気が湧いてきたり。これって立派な“縁”です。
しかも音楽は、いろんな場所で形を変えて働きます。同じ曲でも、ある人にとっては「通勤の背中押し」で、別の人にとっては「失恋の供養」で、また別の人にとっては「試合前の気合いスイッチ」になる。野球選手の登場曲なんて、本人の心のブロックをカチッと固定する魔法みたいなものです。聞く側は「おっ、来た来た!」とテンションが上がり、本人は「よし、やるぞ」と背筋が伸びる。つまり曲1曲で、観客と選手の縁が発生している。音楽って、見えないのに接点が強い透明ブロックなんですよね。
家族という縁~強いけど近いからこそ雑になりやすい~
次は家族。家族はもう、ブロックで言えば“土台”です。父、母、兄弟、子ども、祖父母。形は人それぞれでも、「そこに居る」というだけで人生の重心が決まる存在です。
ただし家族の縁は、近過ぎて雑に扱いやすい。ブロック遊びでも、土台って目立たないから、つい「まあいいや」で済ませがち。でも土台がズレると、上の飾りが全部崩れます。家庭も同じで、「言わなくても分かるだろう」「今さら照れくさい」が積もると、ちょっとずつ接点が減っていきます。
だから家族ほど、敢えて言葉にするのが効きます。ありがとう、ごめんね、お疲れ様。言った方が早い。言わないと、相手の頭の中で勝手にストーリーが作られます。人は暇になると、だいたい自分に不利な脚本を書く傾向があるんです。悲しいことに。
ご近所という縁~名前を知らなくても町は回る~
そして侮れないのが、近所や地域の縁。例えば、朝いつも同じ時間にすれ違う犬の散歩の人。名前は知らない。でも会釈すると、何故か気持ちが整う。これはもう、ほぼ儀式です。
町内会の回覧板だって、面倒に見えて実は「この地域に人が居る」という証明書みたいなものです。回覧板が回るということは、誰かが受け取り、誰かが次へ渡し、誰かがそれを待っている。目立たないけど、これで“町のブロック”が外れ難くなっています。
お店の人という縁~レジのひと言が今日の気分を決める~
もっと身近にいきます。スーパーのレジの店員さん。ここ、縁が発生しやすいスポットです。あなたが疲れている時に「寒いですねぇ」と言われたら、それだけで心がフッと緩むことがあります。逆に無言でピッピッとされると、こちらも無言で帰る。でも、だからこそ“ひと言”の力が大きい。
面白いのは、こういう縁が深まると世界が広がることです。例えば雑談が切っ掛けで、その店員さんが育児中のママだと分かり、ちょっとした知恵を教えてもらう。あるいは「実はこの地域の見守り隊もやっててね」と聞いて、子どもの登下校が安心になる。さらに話がつながって「うちの旦那、消防団なのよ」となれば、いざという時の安心感まで手に入る。え、スーパーって防災拠点でしたっけ?と思うくらい、縁は連鎖します。
こういう話をすると、「そんな都合よくいく?」と思うかもしれません。でもポイントは、都合よくしようと狙うことではなく、“縁は連鎖し得る”と知っておくことです。知っていると、日常の接点の扱いが少し丁寧になります。丁寧になると、縁が外れ難くなる。すると、偶然が起きやすくなる。これ、割りと現実的な流れです。
1個も縁が無い人は存在しない
最後に、強めに言います。縁がゼロの人はいません。どんなに一人で生きているつもりでも、電気、水道、道路、ゴミ収集、物流、誰かの仕事の上に立って暮らしています。つまり「自覚がない縁」は、むしろ大量にある。縁って、“感じる前に先に支えている”ことが多いんです。
この章で言いたかったのは、「ご縁は特別なものだけじゃない」ということです。歌も、家族も、町も、レジも、すれ違いも、全部がブロック。気づけば、あなたの世界はもう十分に組み上がっています。
次の第4章では、そのブロックをどう組み替えると“自分にとっての良縁”が育つのか、そして「相手を選別する」ではなく「接し方を工夫する」という方向で、現実的に話を進めます。ブロックは増やすより、置き方で輝きますからね。
第4章…見栄えは並べ方で決まる~良縁は“相手を変える”より“置き方を変える”~
ここまでで分かったのは、ご縁は「増やす」より「気づく」ことから始まり、外れても終わりとは限らず、日常のあちこちに静かに転がっている…という事実でした。では最後に、一番現実的で、一番効き目が出やすい話をしましょう。
良縁って、「良い人を集める」ことだと思われがちなんですが、実はそこじゃないことが多いんです。ブロック遊びでも、同じパーツを持っていても、置き方1つで作品の印象が変わりますよね。透明ブロックを下に置くと、上が映えて見える。地味な色のブロックでも、角に置いたら締まって見える。つまり、パーツの価値は“配置”で化ける。ご縁もだいたいこれです。
良縁作りは「相手の取捨選択」ではなく「接し方の微調整」
誤解されやすいので、先に言い切ります。良縁作りは「この人は必要、あの人は不要」という仕分け大会ではありません。そんなことを始めると、心が先に疲れますし、何故か最後に自分が仕分けられます。世の中、ブーメラン性能が高いんです。
じゃあ何をするのかというと、「自分の接し方を少しだけ変える」。これだけです。大改造じゃなくて、微調整。ここがコツです。
例えば、いつも無言で通り過ぎていた相手に、会釈を足してみる。会釈に、一言だけ足してみる。「おはようございます」「寒いですね」。これだけで、ブロックの接点が増えます。接点が増えると、外れ難くなる。外れ難いと、安心が生まれる。安心が生まれると、余裕が出る。余裕が出ると、また丁寧にできる。良縁って、だいたいこの循環で育ちます。
「ありがとう」は最強の連結パーツ(でも雑に使うと外れる)
ブロックの接続って、カチッとハマる瞬間が気持ち良いですよね。人の心でそれに近いのが、「ありがとう」です。これは本当に強い。ただし、雑に使うと途端に外れます。投げるように言うと効き目が薄いし、形だけだと相手も分かります。
だから、ちょっとだけ具体的にするのがコツです。「助かりました」「その一言が嬉しかったです」「気づいてくれてありがとう」。具体性は、接点の面積を増やします。面積が増えると、強度が上がる。ブロック理論、ここでも健在です。
立場が変わると縁の“見え方”が変わる
仕事や役割が変わると、ご縁の並びがガラッと変わります。目の前の相手と深く向き合う立場から、もう少し広い人たちへ向けて言葉を届ける立場へ。これは「縁のブロックを捨てた」じゃなくて、「置き場所を変えた」なんですよね。
置き場所を変えると、同じブロックでも光り方が変わります。今まで“裏方”だった縁が、実は土台だったと気づいたり、逆に“主役級”だと思っていた縁が、少し距離を置いた方が長持ちすると分かったり。こういう再配置は、大人の人生では自然なことです。
良縁は「自分だけが良い」では長続きしない
ここはちょっと真面目にいきます。良縁って、自分だけが得をする形だと長続きしません。相手の中で「ん?」が積もると、ブロックは静かに外れます。逆に、相手にも小さな良さが返っている縁は強い。大袈裟な見返りじゃなくて良いんです。笑顔、気遣い、安心感、労い。そういう“軽い良さ”が循環している縁が、一番丈夫です。
だから、良縁を増やしたい時ほど、相手を大きく変えようとしないで、自分の接し方をほんの少し整える。すると、不思議なくらい周りの反応が変わってきます。世界が急に優しく見える日が増える。これ、気のせいじゃなくて、あなたが接点を増やした結果なんです。
この章のまとめとしては、こうです。良縁は“人選”というより“配置と接し方”。ブロックは増やすより、並べ方で輝く。あなたの周りの縁も、ほんの少し置き直すだけで、ちゃんと光り始めます。
[広告]まとめ…見えないけど効く~ご縁を大切にする人ほど毎日がじわっと強い~
私たちは、ものすごい数のご縁の上で生きています。でも正直、毎日それを意識して暮らしている人はほとんどいません。朝はバタバタ、昼は用事、夜はヘトヘト。気づけば「今日も終わったなぁ」で布団に吸い込まれる。そりゃそうです。ご縁を意識しながら歯を磨いたら、たぶん泡が増えます。生活って忙しい。
だから今回の話は、難しい修行の話ではありません。「ご縁を大切にしよう」と言っても、完璧にやる必要はないし、やろうとしても続きません。赤い糸みたいに神秘的に考えるより、ブロックみたいに現実的に考える方が、ずっと扱いやすいんです。ブロックは、外れても付け直せるし、並べ方で光り方が変わります。ご縁も同じで、切れたように見えても“形が変わっただけ”のことも多いし、同じ相手でも接し方1つで関係の温度が変わることがあります。
そして、ここが一番大事なところです。良縁は「特別な出会い」だけで出来ているんじゃありません。家族、友人、職場、近所、いつものお店、すれ違う人、たまたま耳にした歌。そういう日常の小さな接点が、気づかないうちにあなたの土台を支えています。縁がゼロの人はいません。むしろ、気づいていない縁の方が大量にある。だからこそ「増やさなきゃ」と焦るより、「もう持ってる縁を丁寧に扱う」方が、現実はちゃんと変わっていきます。
具体的な必勝法みたいなものが無いのは、ご縁が“人それぞれの尊厳”に触れるテーマだからです。心の世界には、ひとつの正解がありません。見えないし、聞こえないし、重さも測れない。でも、だからこそ人生を左右する力がある。見えないものを大切にできる人ほど、困った時に支えが残りやすいし、嬉しい時に喜びが広がりやすい。ジワッと強くなるんです。
最後に、今日から出来ることを、1つだけ置いて終わります。ブロックを1個、そっと置き直すように、誰かに小さく丁寧に接してみてください。会釈でも良いし、一言でも良いし、「ありがとう」を少し具体的にしても良い。派手じゃないけど、その1個が意外と土台になります。
ご縁は、人生の裏方に見えて、実は主役級です。あなたの世界は、もう十分に組み上がっています。後は、少しだけ丁寧に、少しだけ楽しく。ブロック箱を片付けるみたいに、日常の縁を大切にしていきましょう。
今日も閲覧ありがとうございましたm(__)m
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