ケアマネ―ジャーはクリスマスも仕事で忙しい!休む?休めない!!!

[ ☆ 12月 December ☆彡 ]

はじめに

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ケアマネ―ジャーさんも就労先から解放されたら、家庭の主婦であり、夫だったり、個人のポジションがあるわけで…。

学生諸君は冬休み突入ですかね。

ご飯どうしましょう?

世はクリスマス…。

利用者さん宅へ向かう移動の車のカーラジオもクリスマス色に染まる。

世間様のクリスマスの盛り上がりの舞台裏で、クリスマスは毎年、お仕事の真っ只中…。

クリスマスバーゲン?

歳末バーゲン?

何?美味しいものですか?

そんなケアマネージャーさんのクリスマスの心情の本音はどんなもの?

その辺りをご紹介しますね(*^▽^*)



ケアマネージャーさんのクリスマス頃のお仕事は忙しい?

年末って…現役だった頃は、超が付くほど忙しかったのを覚えている…。

有給休暇も公休も残っているが、休める状況ではとてもなかったですね。

ケアマネ―ジャーは施設に所属する組と利用者さんの自宅を回る組みの2種類が存在します。

私は後者のポジション…。

担当する利用者さん40人分の一ヶ月単位での具体的なサービス提供スケジュールを相談して決め、生活に支障のある部位に介護の手が届くように計画をうまく作らねばなりません。

クリスマスの時期は利用者さんの1月のスケジュールはこれで大丈夫か?

不足や支障が出ないか、利用者さんと確認して回るのが仕事ですね。

ですけどね…。

この部分は12月初頭からやってる行為…。

利用者さんには少し先を考えてもらい、スケジュールを前倒しで確定していきます。

なぜって?
クリスマス頃に1月を計画的に漏れなく完璧を目指すとそうなるんです。

一口に40人と言っても、いろいろな方がおられます。

ご家族様がおられるご家庭は、やはりスムーズに話がまとまります。

お一人暮らしの方や様々な課題を抱えて日々を過ごされている方ほど、調整が難航します。

もちろん、難航するポイントも、経験を積むとおよそ分かるようになるものですが…。

例を挙げますとね…。

ケアマネージャーがクリスマス頃に多忙になる理由

1年末年始の調整が大変…

デイサービスは30日か31日、中には大晦日まで稼働してくださり、お正月元旦から3日まで休業されるところが多い。

ショートステイなど宿泊サービスでも送迎が絡む事業はこの同じくらいを休業する。

また訪問介護や訪問看護など、自宅へ訪問するタイプのサービスは、より顕著な場合が多い。

12月29日~1月3日まで休むこともある。

⇒3度のお食事やおむつ交換・お風呂などの機会が減少しないか…対策せねばなりませんね。

医療機関の窓口、通常の外来を閉めてしまう…。

薬局もそれに併せて…。

⇒次の受診まで利用者さんのお薬があるか確認するのも大事なお仕事の1つです。

あ、市町村窓口や社会福祉協議会も同じでしたね。

12月28日締め。1月4日営業。

⇒いろいろな手続きは、事前にきっちり見落とさずに行いましょう!

あちこちが、こうして休むわけで、間に利用者さんに支障が出ないかを確認して、対策を取る受け皿であるケアマネージャーは、歪みを受けて多忙になる構図なんですね。

あ、各事業所さんの名誉のために…。

人員不足により、サービスが提供できないと断ることは法的に認められている部分です。

少なくなった人員で、どことも多忙な状況ですよね…。

医療機関も入院患者さんのケアに、救急搬送患者の受け入れは年末年始も続きますからね…。

市役所も夜勤者や詰所に待機者も残して、いざという災害の緊急時は、誰もが走る体制を維持してますもんね。

年末年始の体調不良の方の手当…

事業所さんにどうしても人を手配してもらわねばならないタイプの事案も年末に出てしまうこともあります。

ご病気やインフルエンザなどで体調不良に陥った場合…。

急病で手当が必要であれば、救急車で病院に向かっていただきますけど、クリスマス頃の場合は…、
『 自宅に帰っちゃう 』
…無理してでも、帰るという向きがあるんですよね…。

退院自体は喜ばしいんですけど…、
『 確実に生活がしんどいのでは? 』
治りきってませんやん?
…という方でも、話が出来ると強硬に自宅に帰ってきてしまうわけです。

お正月を意識してですよね…。

もちろん、医師が退院許可を出して、家に帰した以上は、後の生活が成り立つようにサポートを組むのはケアマネージャーのお仕事ですけど…。

単なる一過性で済むようなものではなくて、以前と状態が全く異なるような場合は…、私は半泣きで仕事してますね…。

鬼のような難ケースの登場…

じつは…。

世の中の人には、いろいろな方がいます。

先述してきたように年末って、あと少し頑張れば予定通りに仕事がクリア!

そう思いながら頑張ってますやん?

年末の際の本当に際…。

『 1ヶ月もお風呂に入れてなくて 』
『 ご飯も2日、食べてなくて…動けなくて… 』

そんなSOSが入る…。
新規の患者さんです。

年末でお正月を意識し始めて、こんな状態で歳は越せないという思いと、何とかせねばという意欲に火が付いた方々…の登場が毎年、数人あります。

放置?

いやいや無理でしょう。

先述したネタでも、生命に関わりますやん?

行ってみたら、大丈夫だったってこともありますけどね。

ケアマネージャーさんもクリスマスのお仕事は忙しいけど休む

そんなこんなの予測をして、スケジュールを組んで行動しつつ、新規の依頼で崩されつつ…。

クリスマスを1日お休みに…。

そう思っていても前日には
『 やっぱり明日、仕事するわ… 』
例年、こんな判断になりがちですかね。

24時間365日、手元に置くことが法的に決められるケアマネージャーのお仕事。

たった40人の顧客を担当するとはいえ、他人のお世話はとても難しい。

でね、ケアマネージャーをしていて思うのは…
『 際限がない 』
です。

ストレスも溜まりますけど、担当している40人の利用者さんの生活を支えるお仕事は、同僚に委ねることもできず、自分が担当して切り盛りせねばなりません。

結局は、責任感と義務感がないと、このお仕事は出来ないわけで…。

結局はお仕事に傾注してしまう…。

ケアマネージャーさんはクリスマスは結局休めない…

先述してきたように、介護という側面、お仕事の中核部分でとても多忙な年末になりますよね。

結局、通常業務の範囲で多忙になるわけなんですが、数年、このお仕事をしていると気づく点がいろいろと…。

その内の1つが、最低限度保障とは何ぞ?

『 その人らしい暮らし方とは?単なる言い訳文句? 』というところです。

忙しく働いている姿を見て、利用者さんは頼むに頼みにくくなったりもします。

最低限度保障をケアマネージャーが斟酌してはいけませんが、この尺度は利用者さんそれぞれの中に存在すべきものだと思います。

ここ、難しいところですよね。

ケアマネ―ジャーが最低限度保障を決めると、3食、体重の著しい低下を招かずに食べること。

週2回の最低限度のお風呂。

おむつ交換の頻度…。

という具合に、凡そ一般家庭では最低限度以下じゃない?って発想が集まってしまうでしょ?

こんな法的な部分、利用者さんの全部に近い人は知りません。

クリスマスに利用者さんが考えるのは間違いなく、
『 あと一週間でお正月 』
『 新年は良い歳でありますように 』
この2点が中心である。

本当はとても大事にせねばならない庶民の感覚

先の2点を、大事なので以下で深掘りしておきますね。

ケアマネ―ジャーさんが仕事を法的に捉える視点は報酬上、とても大事なことですけども…。

自分の尺度や自分が思う尺度ではなくて、利用者個々人が持つ1人1人の尺度と向き合うこと。

この視点を忘れてはいけません。

そこを踏まえて先の2つのセリフを深掘りしますと…。

あと一週間でお正月

『 この苦痛だった一年ともあと一週間 』
『 お正月が来るのにお正月飾りもおせち料理も…大掃除も出来なくなった 』
そんな感慨が根底にあるかもしれません。

お正月を迎える準備が出来ているのか?

飾りやお料理もそうですが、お風呂、新年の初風呂が4日以降…。

自分の生活に置き換えてみてくださいね。

きっとゾッとしますし、一般の方が想像できないような苦痛の1つに違いありません。

新年は良い歳でありますように

『 この苦痛から解放されてお迎えがきますように 』

…老人性うつ病と片付けられてしまうかもしれない文言ですけども…。

新年の歳神様を迎え、そうお願いするのは何も不思議な事ではありません。

昔から、『 かさこ地蔵 』 などの童話でも導入部分で、お正月をどう迎えるか悩む老夫婦の話題として語り継がれているところです。

ケアマネ―ジャーは多忙で話もじっくりできない。

お風呂は4日まで入れない。

他にも誰も来てくれない。

テレビを見ても華やかなクリスマスとお正月…それに比べて自分の生活は…。

そんな負の連鎖思考…特別ではないですよね。

気軽に目にするテレビは、だんだんとそれ一色をリピートしますもの。

テレビの周囲に映る殺風景な自宅の空間には変化が何もない…。

気が滅入ってしまうのも、仕方のない状況と環境がそこにあるかもしれませんね。

ケアマネ―ジャーさんはそれを見て、どうアクションを起こしますか?

まとめ

ケアマネージャーをしていますと、年末に特別なお休みを取るどころか、直前の土曜日や日曜日、祝日もお仕事に集中せねばならないくらい多忙かもしれませんね。

もちろん、恋人や家族も大事にするんですけどね。

現役時代、年末には毎年、感慨深く追われるように、お仕事をしていた気がします。

もちろんおせち料理の宅配を頼む…鏡餅程度のスーパーで揃う飾りは、ヘルパーさんにお願いするという対処程度はしていました。

大掃除については、シルバー人材センターさんなどに依頼すれば可能ですが、利用者さんの懐次第という課題もあります。

介護保険で1時間200円で済む料金が1000円になると困るというご判断ですね。

でも、気分を刷新して新年を迎えるという意義は、とてつもなく大きなものがあると思います。

再三、おすすめはするんですけど、うんと全員がうなずくわけではありません。

もちろん頷かせるだけの時間をかける間も限られてしまうのですが…。

そして見て見ぬ振りに繋がって負の連鎖が切れなくなる…。

悪循環に陥る前に、前向きに生涯が終わるまでポジティブに前進して欲しいと思うんですけどね。

クリスマスに湿っぽい記事になっちゃいましたね(*^▽^*)

管理人
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