訪問看護と介護支援専門員の関係はビミョ~です(*^▽^*)
はじめに
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今回は、とっても頼りになる訪問看護師さんのお仕事と介護支援専門員さんの関係についての記事です。
訪問看護師さんは女性の方が多いのですけど、最近は男性の方も増えてきています。
男性でも女性でも頼りになる訪問看護師さんの役割とはどんなものか?
そして介護支援専門員との連携とはどんな形なのかをまとめてみました(*^▽^*)
訪問看護師さんのお仕事はどんなでしょう?
介護保険の中のサービスの一つ、訪問看護の看板を掲げる事業所さんです。
ある意味…介護保険の中で最もしんどい事業の種類になりますね。
と、言いますのは訪問看護の事務所への命令系統と言いますか仕事の依頼経路は2つあって、どちらも大切にバランスを取るポジションだからです。
1つは主治医からの指示。
医療的な専門内容が含まれていて、指示を家庭内に浸透する役割を担います。
それから介護支援専門員からケアプランでまとめられた内容にも拘束されるわけです。
でね、介護支援専門員が主治医と面会したり、指示を受ける機会に乏しい、お医者様は苦手~なんてことになると訪問看護師さんは間で利用者さんに対する提供内容でブレてしまうわけです。
もちろん訪問看護の事務所にいるサービス提供責任者がその辺りを把握して調整に乗り出してはくださるのですけどもね。
訪問看護のサービス提供までの流れは、通常は利用者さんや家族さんと契約をして、主治医から指示書を貰い、ケアマネージャーからケアプランと提供表という名のスケジュール表を貰い、日程に沿ってサービスを開始します。
ただ例外がありまして、状態悪化の著しい方や特別な状態にある方というのは主治医指示が先行して通る医療保険への切り替え条件が設定されることもあります。
そう訪問看護師さんは利用者さんの状態と医師の指示により医療保険も介護保険も両方扱うのです。
保険の仕組みや点数が違うので、請求方法を2重に覚えておかなきゃいけないところも大変なところです。
そんな訪問看護師さんの利用者さん宅でのお仕事もいろいろです。
利用者さんがお薬をちゃんと飲めているか、医師の指示通り療養指導を守れているか、といった確認から、病後病弱な方に病状を踏まえてリハビリテーションを計画してみたり。
さらには床ずれや外傷の処置もしますし、在宅で点滴や在宅酸素療法などの補助や指導まで担います。
もちろん状態観察と言って、いろいろな世間話をしながら、生活状況の聞き取りを行い情報収集して、主治医や介護支援専門員に状況を伝える役割も担います。
さて訪問看護と介護支援専門員と主治医…熱い三角関係の行方は?
ちょー大変です。
ですが、とても頼りになることも事実…。
まず、訪問看護さんは主治医に毎月の報告書と次月の計画書を作成して届ける役割もあります。
利用者さんが一か月どうだったとか、書類は概ねが焼き直しコピーですけども、内容はやはりしっかり書いてます。
あ、主治医に送られる書類と介護支援専門員に配るのと分けておられる立派なところもあるかと思いますが、私の経験上は同一の書類が介護支援専門員にも届きます(*^▽^*)
ここで、『えっ?』となって介護支援専門員が情報を知って焦る…ことも稀にあります。
大体は電話くれますけどね。
それだけお互いに忙しくて、軽微と思いこんだり、すっかり忘れていたり…。
私は、よく怒られます(/o\)
医師には怒られたことはないですが、よく看護師さんには怒られる(/o\)
で…必ず負ける(/o\)
と書くと、看護師さんが怖いイメージになってしまうので…弁解しておきますと…。
看護師さんは医師の指示を受けている面と介護支援専門員の指示を受ける面と2面を両立してミックスして仕事に臨みますよね。
そこで、看護師さんの取る道は、確実性重視なのです。
計画的に理想だったり、予測が適切でないものは取捨選択していきます。
簡単に言うと超現実主義というか、数値最善主義ですかね。
数値で表せるものを優先する傾向があります。
介護支援専門員は…けっこう根拠なく利用者さんの希望を鵜呑みにしてケアプラン化してしまいますので…。
ケアプランそのものが理想だったり、実現や現実と乖離した支援ありきのケアプランになりやすいということです。
怒られた内容は様々ですけども…。
例えばお風呂一つでも、利用者さんがAの方法でと言い、訪問看護師さんがCと言い、介護支援専門員がBと折衷案を出してもAとCに乖離があろうとBにならず、C案で押し切ります。
ブレないんですよ、芯が強い。
あ、我儘というわけではないですよ。
結論にフラフラしないということ。
利用者にも介護支援専門員にも妥協しない揺るぎない精神…凄いなぁとよく思います(*^▽^*)
訪問看護師さんの最大の苦痛はこれかもしれないし、私が最も尊敬するところ(*^▽^*)
『自宅で、亡くなりたい』そう思う方は持病を抱えて死期が近付くと訪問看護師さんの来訪を受ける方が多いです。
最後の看取りから洗髪、清拭、着替え、死に化粧まで看護師さんは提供されます。
もちろん24時間、急変時には駆けつける体制を整えてます。
契約加算と言って個別に24時間緊急時相談できるように契約しておくことが必要ですけどもね。
一か月1割負担で500円余です。
契約して何もなくても訪問看護事業所は5,000円の収入になるわけです…。
あ、ブレマシタ…。
ともあれ、人の末期に在宅サービスの中で最も多く関わるのが訪問看護師さんでお医者様が脈を取るのは亡くなってだいぶ経ってからが現状じゃないですかね。
そう、訪問看護師さんは夜中でも主治医と連絡を取り指示が受けられるように携帯電話番号やlineアドレスの交換をして常日頃から備えていることは言うまでもありません。
訪問看護師さんもお仕事を離れると一人の主婦だったり、妻だったり、個人の生活があるわけで、24時間365日体制を保持することはとても超人的なイメージがあり、尊敬できます(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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