特養の入居には特例や優先に例外といったいろんな条件があるのをご存じですか?

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はじめに

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今回は特養の入所申し込みをして入居するまでのルートの話題です。

え?こんな方法が?

そんなの知ってるよ…。

いろいろとご感想があるかと思いますが、まとめてみました。

是非にも入居されたい!そんなあなたにおすすめのまとめです(*^▽^*)



特養の入居までの道程は?

特別養護老人ホーム…通称特養と呼ばれる施設に入居するには、
□ 介護保険料を納める40歳以上で特定疾患に罹患された方
□ 65歳以上は要介護の認定を受けている方
最低限の条件は、じつはこれだけなのです。

え?待機者がたくさんいるし、それだけだと狭き門がさらに狭くなる…。

そう思っちゃいますよね。

特別養護老人ホームが常に満床になる人気の理由は、
□ 介護保険サービス費が定められた負担割合になるので、1割~3割と低コスト化すること。
□ 国の設計に基づいて一定の基準で元から建設されるので大きな差が無く仕組みが安定していること。
そう、働く人数の目安から賃金、監査体制まで整っていることと、支払いが少なくて済むことと合わせて、安心感があるわけです。

さて、入居までの流れですが、
□ 施設見学
□ 入居申込書の提出
□ 順番待ち
□ 順番到来でのご意向の確認
□ 契約日の調整
□ 契約
□ 入居
という流れです。

あちこちの生活相談員さんに尋ねてみたところ…。

入居者数が100名規模の施設で、だいたい同数から1.5倍程度の待機者さんがおられます。

しかしですね、じつはスムーズに順番到来で入居される方は1割程度なのだとか…。

いざ入居のお声掛けをすると、
□ もう少し家で過ごしたい!
□ もう少し頑張るから!
□ 既に他の施設に入居しているから…。
□ 病状が重くて病院に入院が必要だから…。
このようなご事情を抱える高齢者さんも少なくないようです。

人生の転換点ですから、いざ入居が現実になりますと一考されるご家庭も多いのでしょう。

さらに介護度が高い方の体調の変遷もありますから、特養が合致する施設とは限らなくなるわけですね。

ということでですね、100名のリストのうち10人程度しか入居意思が伴わない。

すぐに入居できる体制にないことになってしまいますよね。

でも、特別養護老人ホーム、入居者様が高齢でお亡くなりになられるなどしますが、常に満床。

高齢でも長生きをされる方が増えているからでしょうか?

医療設備のない設計の特養ですから、手術も出来ませんし、やはり大病などお亡くなりになるリスクは避けられませんよね。

じつは、このオーソドックスな流れで入居される方は一部ということになるかもしれません。

特養の入居にも特例や優先や例外といった条件があるのです

特養の入居の流れで、『 特例 』『 優先 』『 例外 』という言葉を耳にされたことがありますか?

これが入居における流れを加速する道です。

通常の申し込み者の順位よりも早く、入居する可能性が高いです。

もちろん、適用するには特殊な条件がいろいろとあります。

□ 高齢者さんが在宅サービスを利用しても生活が出来ない困難性を抱えていること
 □ 具体例1 ] 重度な認知症を抱え、日常生活が困難になっている。
 □ 具体例2 ] 知的障害・精神障害を抱え、日常生活が困難になっている。
 □ 具体例3 ] ご家族による深刻な虐待が疑われるなど保護が必要な事態になっている。
 □ 具体例4 ] 家族が病弱であったり、地域の支援体制が弱い場合など。

共通して在宅生活の継続が難しい場合に適用されます。

特養施設だけの判断ではなくて、
□ まずは担当介護支援専門員が書類を作成
□ 入所申し込み書の提出
□ 市町村と協議

この過程を経て承認された方は別リストで優先入居者リストに並びます。

もちろん、優先入居者の中でも、また順位付けがあるのですが、一般リストよりも早く入居する可能性が高くなります。

だって保護する理由が多いので、高齢者さんの人命に関わるからですね。

この適用は要介護状態であれば可能ということ。

基本的には要介護3~5の方が通常申し込みですが、例外として要介護1や2の軽度な方も先の条件により、申し込み出来て、入居できる可能性があります。

この辺りはご担当の介護支援専門員に該当するかどうかをお尋ねください。

あるいは市町村の介護保険の係で相談できます。

特養の入居の条件を満たせない時には?

特養の入居の条件を満たせない場合には、満たせない理由によって施設選びが出来ます。

生活費が苦しい場合で要支援や要介護でも軽度な場合は、
□ 生活保護
□ 軽費老人ホーム ( 市町村や県単位で整備されています )
生活費が苦しい場合で要介護状態の場合、
□ 生活保護
□ 高齢者賃貸住宅
この辺りが主な施設になります。

他にも、抱えておられる症状によっては、
□ グループホーム ( 認知症対応共同生活介護 )
□ 小規模多機能事業所
所得面で一定の余裕がある方の場合で介護認定の程度が低い場合などは、
□ ケアハウスなどの有料老人ホーム ( 所得により料金が変動する )
なども対象となります。

今回のタイトルにあります特養の場合は、
□ 要介護3~5
□ 心身の状態が重度な障害や疾患を抱えている。
□ ただし、医療ニーズが低く病状は安定的であること
これが条件になります。

病状が不安定な場合は、病院の療養型医療施設が対象先になります。

施設によって対象とする人が異なるところが、探す人から見るとどこへ行けば助かるのか分かりにくいですよね。

この辺りの適切さは担当されている介護支援専門員にお尋ねください。

また市町村の窓口でも相談に乗ってくださいます(*^▽^*)

まとめ

特養は重度な心身の障害を抱えられる安定した病状の方が生活される場所です。

また課題を抱えて悩まれている方を例外として保護する機能もあります。

施設の種類はじつに多く、高齢者さんご自身に合った施設を決めるのはなかなか難しいかもしれません。

決めて選んで違えば次…このような発想もありますが、一発で良い場所に落ち着けるに越したことはありません。

是非、市役所、担当介護支援専門員と相談の上、最適な施設を見出だしてくださいね(*^▽^*)

管理人
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