真面目すぎると燃え尽きる!?ケアマネという職業のリアル三重苦!

[ 四季の記事 ]

はじめに…真面目なだけじゃ続かない理由

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ケアマネージャーというお仕事は、ひとことで言えば「真面目な人が真面目にやると、だんだん苦しくなってくる不思議な職業」です。

え?それって真面目な人を否定してるの?…いえいえ、むしろ真面目な人こそこの仕事に惹かれて、そして見事にハマっていくのです

ハマって抜け出せなくなって、気づいたら天井を見つめて深呼吸している日が増えてきたりして…。

だって、ほら。

誰かの人生の一部に入り込むんですよ。

しかも複数人分。

しかもその“誰か”は、まぁなかなかに個性豊かでしてね。

利用者さんだけじゃなくて、ご家族も、関係機関の人たちも、役所の方も、み~んなが「自分の正義」を持ってこちらに迫ってくるわけです。

こっちは一人なのに、まるで24時間営業の問答無用・苦情即受付センター状態。

どこを向いても「今すぐ!」って言われる。

パソコンの画面だけは静かにフリーズしてるけど、心の中では「うそでしょ?」のループ再生中だったりして…。

もちろん、やりがいはありますよ。

心が通じたときのあの感動、支援がかたちになったときの達成感。

それがあるから続けられる。

でもね、ただひとつ、ケアマネ初心者さんにも声を大にして伝えたい。

**「真面目すぎると、燃えるよ(物理ではないけど、精神的に)🧡」**って。

このお仕事には、ちょっとズルさも、ちょっと笑いも、ちょっと適当さも、大事なんです。

今日はそんな、ケアマネージャーが燃え尽きないためのヒントを、3つの「なるほどなぁ〜」を交えながら、ゆるゆるとお届けしてみますね。

きっと誰かの肩の力が、ふっと抜けることを願って――。

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第1章…「覚えきれない」を乗り越えるには、全部メモ魔か、全部忘れ魔


ケアマネージャーになって最初にぶち当たる壁。

いや、壁っていうか、もう…情報の洪水。

どこから覚えればいいの?って思ってるうちに、次から次へと新しい制度・新しい用語・新しい事業所の顔ぶれがやってくる

スマホの通知でもそんなに来ないわ!ってくらい、毎日情報が降ってくる。

まさに、覚えゲーの世界。

いや、これ、ゲーじゃないから。

仕事だから。

命かかってるから。

たとえば「◯◯事業所の新しい担当者、どんな人だっけ?」っていう質問、3秒以内に答えられますか?

私は無理です。

だって、昨日変わったばかりなんだもん。

ていうか、そもそも前の人の顔も名前もかろうじて一致してたかどうか…。

これが一事業所ならまだしも、地域の事業所が50、関わる人が100。利用者40人×家族2人、さらに医療職、行政職、他職種連携って、足し算したらもう、村ひとつ面倒見てるようなものじゃないかと本気で思う。

それでも最初のうちは「覚えなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」って思って、ノートにメモを取って、Excel表作って、ポストイットでモニタの周りを囲んで…やるんですよ。

真面目な人ほど、やるんです。

でも、それでも追いつかない。

数ヶ月後には「あれ、この人誰だっけ」ってなる。

ポストイットも色あせて、粘着力を失って、机の裏でひっそり暮らしてる。

Excelも更新されないまま、年月だけがシートの中で積もっていく…。

そして気づくんです。

ああ、これは全部覚えるゲームじゃないって。

これは、「忘れることを前提に、どう思い出せる仕組みを作るか」の勝負なんだって。

つまり、ケアマネは記憶力で戦う職業じゃない。

むしろ、忘れ上手になるべき。

必要な時に引き出せるよう、メモと記録と関係性をうまく活用できる人が、生き残る。

それにしてもね、私が一番びっくりしたのは、年々覚える力が落ちることじゃなくて、「あれ?これ去年も言われたのに、今年も初耳のつもりで聞いてる自分」がいること。

もう一度言いますが、これは加齢のせいではなく、情報の波が高すぎるせい。

だから安心してください。

あなたのせいじゃありません。

たぶん。

こうしてケアマネージャーたちは、覚えることを諦めてはいけないけれど、覚えきれないことを責めてもいけない、という微妙なバランスの上を、ふらふらと歩いていくのです🩷。

まるでロープの上を綱渡りしながら、メモ帳と電話とコーヒーを同時に持っているような、そんな妙技で今日もがんばってるんです。

第2章…「命令は三方向」中間管理職の悲哀と笑える話


ケアマネージャーという仕事をしていると、ある日ふと気づく瞬間があります。

「あれ?わたし、何に従って動けばいいんだっけ…?」と。

もうね、四方八方から指示が飛んでくるわけです。

しかも、それぞれが「自分が一番偉い」と思ってるからややこしい

たとえば、まず事務所の上司が言うんです。

「もっと効率よくやって、残業減らしてね」って。

わかりました、なるべく頑張ります。

すると次に、法人の経営陣から「このパンフレット、今週中に各家庭に手渡しで配ってアンケート取ってきて」と指示が出る。

…手渡し?

今週中?

うん、ちょっとタイムスケジュール的に無理ゲーなんですけど。

さらにさらに、主治医が言うんです。

「この利用者さん、明日までにサービス調整して。急いでね」。

で、はいはいと動くと、今度は役所から電話が来る。

「この計画書、ここの言い回し、ちょっと違うから直して再提出してね。

できれば今日中に」。

…えーと、今日中って…今、午後4時すぎてるんですけど、間に合う自信ある人、手を挙げてくださーい。

この瞬間、ケアマネージャーは中間管理職どころか、「四方八方調整型人間プリンター」みたいな存在になっていきます。

プリントアウトする資料はどれも〆切が違って、しかも全部“最優先”というオチ。

わたしの優先順位はどこにあるの?

え?

最下位?

それはそれで合ってるかもしれない。

でも、一番つらいのは、どの指示が“正解”なのか分からないことなんです。

同じ件について、上司Aは「それやって」と言い、上司Bは「やらなくていい」と言う。

市町村は「やるべき」と言い、主治医は「必要ない」と言う。

えぇい、誰の言葉を信じれば!状態。

まさにケアマネ界の桃太郎電鉄。

指示のカードを誰が引いても、方向がバラバラ。

地図はない。

サイコロは見えない。

ゴールも見えない。

でも期限は明日。

そんななかで心を保つには、「ぜんぶやろうとしない」覚悟も大事。

全部の指示にイエスと言ってたら、倒れます。

だって人間ですから。

タイムリープ能力も瞬間移動スキルもないんですから。

で、誰かが怒ってきたら、こう言いましょう。

「申し訳ありません、その指示、他の指示と競合してまして…ただいま調整中でございます」と。

ちょっと敬語っぽく言えば、案外なんとかなる。

不思議な魔法です。敬語って便利🩷。

そんなこんなで、ケアマネージャーは、今日も今日とて、上下左右の指示をかわしながら、スパイダーマンのように組織の間を飛び回っているのでした。

糸じゃなくて、神経をすり減らしながら。

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第3章…「この価値観、無理!」と思ったときにどうするか


ケアマネージャーのお仕事で、もっとも試されるのは、じつは「理解しようとする力」じゃないかと、私は思うんです。

いや、正確に言えば、“理解しようとするフリ”をしながら、“ちょっとだけ心のシャッターを半開きにしておく力”です。

そうでもしないと、毎日ちょっとずつ心が摩耗していきますからね。

たとえば、「こんにちは~、〇〇ケアマネです~」と訪問してみたら、玄関でいきなり怒鳴られる。

内容は「前の担当が最悪だった!アンタも信用してないからな!」という超絶アッパーな歓迎ムード。

こっちは初対面、まだ自己紹介も済んでません。

でもまぁ、受け入れるしかない。

そう、相手がクマでもドラゴンでも、ケアマネはまず受容と共感からスタートなのです。

その後も出てくる出てくる、独自すぎる価値観のオンパレード。

例えば「介護サービスは一切使いたくない、でも毎日風呂とリハビリと買い物は誰かに来てほしい」と言われたり、「訪問看護はOKだけど、看護師は若い女性に限る」とキラーワードが飛び出したり。

「週3で温泉に連れてけ、でも要介護1でいたい」とか、「私の家は風水的にデイサービスは西側の人しか来ちゃダメ」とか、もはや謎解きゲームの世界。

こうなると、自分の感性が音を立てて崩れていくのが分かるんです。

「あれ?わたしって、どういう価値観で生きてたっけ…?」と軽い哲学タイム。

受容と共感を心がけるはずが、気づけば「この人、どうしてこうなったの?」という考察モードに入ってしまう。

もはや文化人類学者。

いや、シャーロック・ケアマネとでも呼んでいただきたい。

もちろん、すべての方がそういうわけではないのです。

でも、ほんの数名でも“相容れぬ感性”のインパクトが強すぎて、全体の空気がぐわんと歪んでしまう。

それでも辞めちゃダメ。

なぜなら、ケアマネは「担当件数の上限がある以上、辞退するのはNG」というルールがあるから。

ええ、つまり、逃げ道はない。

真面目にやるほど、迷路の中に迷い込むというパターン。

そこで必要なのは、あえての“曖昧スルースキル”と“切り替えの早さ”だったりします。

いったん話を受け止めたうえで「それについては、また次回にじっくり考えましょうね」と笑顔で逃げる。

大丈夫、それも一つの支援技術です。

きっときっと、あなたが思っている以上に“上手くやる”ことも大事なのです。

そんなこんなで、ケアマネージャーは日々、異文化交流の旅を続けています。

時に衝突し、時に発見し、そして心の中で「うわぁ…」と思いながら、笑顔で「そうなんですねぇ」と返している――その姿こそ、まさにプロフェッショナル🩷。

そう、笑顔の裏に、ちょっぴり涙と脳内ツッコミを抱えているのが、ケアマネあるあるです。

第4章…バーンアウト防止のためのちょっとズルくて優しい技術


さてさて、ここまででケアマネージャーがどれだけ“情報に溺れ”“指示に振り回され”“感性の違いに脳内エコーを鳴らしながら耐えているか”が伝わったかと思います。

じゃあ、どうやってバーンアウトしないようにするのかって?

それはね……ズバリ、「ちゃんとズボラになること」です。

はい、真面目なあなた、そんな顔しないの。

ここ、大事なんですよ。

真面目にやりすぎると、まっすぐに燃え尽きる。

これ、ケアマネあるあるの法則です。

だからこそ、ちょっと手を抜く練習が必要です。

いや、「手を抜く」って言うと聞こえが悪いから、「余裕を持って構える」とでも言いましょうか。

たとえば、誰かに「今すぐ!」って言われたときに、脳内で一度「それはあなたの今すぐであって、私の今すぐではない」と唱えるだけで、少しだけ気持ちがラクになります。

おまじないみたいなもんです。

それから、“全部ひとりでやらない”っていうのも大事。

誰かに頼る、相談する、投げてみる。

「これ、担当変わってもらえませんか~?」って一度は言ってみる。

言ったところで変わらないかもしれないけど、言うだけでもスカッとします。

そしてたまに、ほんとたま~に、現実が動くこともあるんです。

奇跡って、けっこう日常の隙間にひょっこり現れますからね。

さらにおすすめなのが、“ケアマネ仲間と悪口大会”。

いやいや、誤解しないでくださいよ?

悪意じゃないの、これ、癒しなんです。

「あるあるネタ共有セッション」とでも言いましょうか。

お互いの愚痴を笑い飛ばして、アイス片手に「私たち、よくやってるよね」って褒め合う。

それだけで、心の疲労度が3割減です。

たぶん。

あとね、ちょっとズル賢いくらいが、ちょうどいいんです。

全部をちゃんとやる必要はなくて、「ちゃんと見せる力」があるとすごく得です。

報告書も、会議録も、完璧より“読める程度に整ってる”くらいがちょうどいい。

なぜなら、完璧主義は敵だから。

あなたの敵は、あなた自身の真面目さかもしれません。

そんなわけで、バーンアウトを避けるには、適度にズボラで、ほどほどに器用で、ちょっと図太くなっていくのがポイントなんです。

そして、たまには自分のためにちゃんと休む。

「旅行」「カラオケ」「ひとり焼肉」「推し活」「昼寝」…なんでもいいんです。

リフレッシュこそ、ケアマネの燃料補給。

真面目に休むこと、これ、意外とできない人多いんですけど、めちゃくちゃ大事ですよ!

だからね、「ちゃんと休むこと」にも全力出してください🩷。

仕事は…まぁ、そこそこに。そしたら案外、明日もちょっとだけ笑えるかもしれませんよ。


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まとめ…推しがいるから今日も笑ってケアマネやってます


結局のところ、ケアマネージャーって、真面目で誠実で優しい人が多いんです。

だからこそ、知らないうちに自分の首をきゅーっと絞めてしまうんですよね。

しかも笑顔で。もう、それだけで尊敬に値するレベルのスキル。

でもね、たまには「ええい、知らん!」って放り出す勇気も必要なんです。

それ、逃げじゃなくて、防御です。

自分を守る立派な技。

もちろん、「そんなの無理だよ~」って言いたくなる気持ちも分かります。

だって、休暇だって育児に介護に親の通院に…もう、どこが“休暇”なのか分からないスケジュール帳。

笑えない。

でも笑う。

なぜなら、それでもやってる自分が、ちょっと誇らしいから。

いやほんと、よくやってる。

自分で自分に、金メダルでも授けてあげてください

ストレス発散も「おいそれとできるものじゃないし…」と思っていても、ちょっとでいいんです。

美味しいスイーツひとつでも、猫動画を3本連続で観るだけでも、近所の公園で空を見上げるだけでも。

自分のための“ひと息”が、ちゃんと存在してるってことが大事なんですよね。

仕事は待ってくれないけど、あなたの身体と心は、ちゃんとあなたが守らなきゃ誰も守ってくれないっていう事実。

悲しいけど、これ真実。

でも逆にいえば、“自分を大事にする”って決めた日から、ちょっとだけ世界の色が変わって見えたりするんです。

不思議なことにね。

だから今日も、「あーもう、やってられん!」って日があってもいいし、「この人の感性、火星から来たのかしら…」って思う瞬間があってもいいし、「全部忘れた!」って開き直る夜があってもいい。

それでも、あなたは十分頑張ってるし、誰かにとってすごく大事な存在なんです。

そして何より――美味しいもの食べて、適度に運動して、ちょっと笑って、好きなことをして、時々「自分、最高かも」と思えたら、それが一番のケアマネライフなんじゃないかと思うのです。

明日も、笑顔で誤魔化して、いい感じに手を抜きながら、元気にご安全に。ね?🩷

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