介護現場の課題とは?崩壊を防ぐのは職種の壁と報酬意識を除くこと!

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はじめに

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コロナウイルス感染症の影響から見えたもの。

介護現場や医療現場の崩壊…なんて言葉も飛び交いました。

そこに見える課題はじつにたくさんでしたね。

介護現場の課題は多職種に分かれ過ぎたことと介護保険による単価の明確化…さらには福祉意識のない経営者の観点でしょう。

ちょっと現場を良くしたい!

そんな方におすすめの本記事です(*^▽^*)



介護現場の抱える課題とは?崩壊しないために大切なこと

介護現場…まず課題は何でしょう?

録音盗聴で暴かれる実態も多くありますよね。

その根底には、福祉・倫理観の欠如が挙げられます。

コロナウイルス感染症の影響で面会が中止になった医療現場や介護現場。

報道される様子では綺麗に整頓もされて、凛々しく働く現場の人々が映し出されていますが、本当でしょうか?

撮影があるから…と、頑張って片付けられたのでは?

そう勘繰ってしまうのには…じつは根拠がある。

コロナウイルス感染症の騒ぎがあってから、医療機関の病棟を、私が直接に訪ねた回数は月平均10回。

閉鎖病棟内部の様子も見た。

いわゆる体験談があるから。

地方の病院から個人の町医者さんまで見学して回ったのである。

あ…むやみやたらではないですよ…自身の止むに止まれぬ病気のせいだったり、仕事で、あるいは仕事のついでに観察したまでで…。

コロナウイルス感染症が流行して自粛…とは言っても他のご病気でどうしても入院患者さんが登場するので、付き添いや入退院の支援をしていたわけです。

受診や入退院の患者さんはどんな状況下でも登場しますし、限られた人員でサポートするので、支援回数は年中あるものなのです。

コロナウイルス感染症下では、皆が過敏になりますので、軽症者でも受診や入院になってしまう…なんてこともありましたけどね…。

さて、実地に見て思ったのは、
□ ストレッチャーなどが無造作に通路に置かれたまま…。
□ ベッドに紙シートが引かれ、汚染が著しい。
□ 車椅子に食べこぼしが多くある。
□ 床が汚れている。
□ 退院のお迎えに行ったのに、その高齢者さんの整容がまーーーーったくゼロでボロボロ。

という具合に、じつに燦燦たる様子を見てきた…。

他人の眼が入らないということは、怠惰を引き起こすものだと思った。

で、職員さん相手に、雑談リサーチも展開してみたわけですが、
□ 子どもを養育するパートさんが一斉休業。
□ コロナと聞いて、業者さんが撤収。
□ 微熱など疑わしき軽症者でも休む。
□ たまった有給休暇を何かと理由をつけて、たくさん取る
□ 単純に人がいないのだ…。
□ コロナの検査?政令指定都市の一部にしか検査機器は無いからしていない。検体を送るから判別に時間がかかる。
という声が聞かれる。

6月になって、働く人も戻っているが、少しマシになった程度だという。

医療や介護の現場は日々、持続しているが、感染対策を継続したままに苦しいままなのである。

介護現場を崩壊させないために取り除く職種の壁!

まぁ、子どもにコロナウイルス感染症をうつしたくないと子育て家庭のパートさんが思う…というよりは学校が休業になったので育児が大変ということだろう。

業者さんの半分は病院や施設側による制限で、半分は万一の罹患などリスク回避の縮小だろう。

逼塞した感のある病院や施設で働くことは、とても息苦しく、体力精神力共に消耗する。

罹患もしやすくなって仕方がない。

軽度なうちの隔離は重要である。

それにかこつけて、普段、取得が難しい休暇をとって滋養を育む…これも間違いではない。

結果、人が霧散していくことになり、一部の人に負担がかかることになる。

団体で働くのに、押し付ければ大丈夫…という身勝手だらけの結果かもしれません。

さて、介護現場を崩壊させないために、採る方法の話題でした。

1つは団結力の強化!

施設や病院では多くの人が働いています。
□ 事務員さん・経営者さん
□ 理学療法士さん・作業療法士さん・言語聴覚士さん
□ 医師・薬剤師さん・栄養士さん・看護師さん・レントゲン技師さん
□ 介護士さん・看護助手さん・助産師さん
じつに、たくさんおられます。

全員が団結すると介護現場の崩壊は、まず起こりません。

もちろん、団結の大局的なあり方が重要です。

専門職は専門技能を持って専念していますが、いずれも80%に業務を低下させてみましょう。

だって専門職、基本的にそれ以外をやらないですから…。

横や後輩に少し目を向けて動く必要ありです。

脳筋…行動伴わず…では、社会人として本末転倒ですからね…。

中核は、何と言っても幅広く底支えする介護士さんです。

他の職種で20%の労力をもって、介護士さんのお仕事のサポートを行うようにしましょう。

サポートですから介護士さんの指示に沿いながら、頑張るのです。

で、実践してみた専門職の皆様、介護士さんが一番、トータルで体力を使うのが分かりますよね?

幅広い知識と重労働…持久力に判断力などなど、バランス良く発揮することが介護士さんに求められるからに他なりません。

次に多職種が混ざってきた介護士さん側。

持ち前の観察眼を活かして、専門職の行う介護の細部を見ていきましょう。

目線、手の添え方、声掛けの言葉と語調、対面の角度。

専門職の培ったテクニカルは、自然体として端々に必ず発揮されます。

きっと日常的に当たり前であった介護が、細部で大きな変化を遂げることになります。

こうして病院や施設で、役割分担の枷を外す、20%の業務共有を効率化することで、新たな団結を築き、介護現場の崩壊を防ぐどころか、飛躍にもつなげられることになります。

介護現場を崩壊させないために取り除く報酬意識!

ところで、話題を刷新しますが…。

ケアマネ―ジャーと在宅の高齢者さんの間では、特にお金の話が飛び交います。

こうして日々を過ごすと〇〇を達成できる未来がありますよ…と…。

そのためには1回〇〇円で1ヶ月に〇〇〇円のサービス提供に対する負担金が必要です。

在宅介護を担当するケアマネージャーさんには毎月、こうして説明する法的な義務がある。

計画通りにサービスを受け、効果を検証して支払いが出来ているかを点検せねばなりません。

いわゆるモニタリングというやつです。

さて、在宅介護の世界を例にしましたが、デイサービス内、特養などの施設内、病院でも同じです。

基本となるサービス料金に付属して排泄加算、経口維持加算、看取り介護加算などなどオプショナルで加算のメニューがあるんですよね。

利用者さんの状態に合わせてオプショナルとして設定されます。

ですから、同じ施設で同じサービスを受けていても、支払額に差が出ます。

保険を用いると10分の1なので分かりにくくなるだけのことです。

ただ…悪徳な営利企業は、全利用者に最大限の支払いを求めていきますので、利用者さん同士で横のつながりでもって比較すると一目瞭然かもしれません。

…と、この辺りは一般市民には難しいので行政が行う実地指導や監査のみが分かる境地かもしれません。

しかし…この手の話が出ないのは…意外と不思議でもあります。

とはいえ、何でもお金…報酬と対価…。

福祉人としては、とても我慢がならないところです。

こうすれば〇〇円!それが常に頭をよぎるのが、いちいち煩わしい。

高齢者さんが持てる能力の範囲で、笑顔で心穏やかに過ごせる日々を提供するのが施設や働く人々の、じつに多くを占める願いなのです。

笑顔や満足度の尺度は人それぞれで測れない。

測れないからこそ、価値があるというもの。

そして経営者さん…。

働く人々を大事に思うなら、お金の勘定は経営陣にのみ絞ること。

現場に報酬意識をもたらしては、医療と介護の真なる姿は衰退しかありません。

と、私は思うのですが…皆様、どう思われます?(*^▽^*)

まとめ

経営者が悪いと、常にお給料の話と稼ぐ報酬の話題が繰り返される。

本当は、1人1人が全力で団結して、質の高い良いサービスを展開することが大切である。

介護保険や医療保険の単価コードはそれだけに視点が絞られてしまい、数値化できないものを切り捨ててしまう傾向をもたらしてしまう。

どれだけ笑って過ごしたか?数値化できるのは、せいぜい回数と声の声量くらいだろう。

絵に見える撮影、メディアが語れれば最強ではあろうが、いかんせん、真実は作られているとも言えるかもしれません。

…さて、本当の社会福祉とは?

お金?報酬?

対象となる高齢者さん1人1人の幸福追求にある!ここが原点である必要があるのだろうなと思います。

医療機関であれば、患者の病が治癒に向かい完治させることでしょうか。

いずれにしても、対価は二の次の現場であることは、とても重要な要素です。

頑張った結果、報酬対価が伴った…そこが重要です(*^▽^*)

管理人
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