リハビリの訓練や練習には違いや種類がありますがご存じですか?
はじめに
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さて、リハビリテーションはリハビリと短縮して呼ばれますが、意味はご存じですか?
簡単に言いますと、ご病気や障害で失われたものを取り戻すこととその過程です。
今日はリハビリテーションと言ってもいろいろな職種の人が関わっています。
この辺りのまとめ記事をご用意しました。
適切なパートナーに出会い、リハビリが加速していただけると幸いです(*^▽^*)
リハビリ訓練の練習のあり方とは?
自宅で生活されているか、病院におられるのか、リハビリを受ける患者さんがどこで受けられるかがまず重要なポイントになります。
介護保険と医療保険を使ってリハビリを受けられる場所からご説明しますね。
自宅の場合、
□ 訪問リハビリテーション
□ 通所リハビリテーション
□ 短期入所療養介護
□ 通院リハビリテーション ( 医療保険 )
□ 訪問看護ステーション ( 介護保険も医療保険もご利用者の病状により使い分ける )
いずれの場合にも主治医による指示書が必要です。
指示書により各事業所に所属するリハビリ担当者がリハビリテーション計画を作成します。
病院に入院しておられる場合、入院中の主治医が指示書を作成して院内のリハビリ担当者に計画作成を依頼します。
さて、リハビリを実際に担当する専門職なのですが、
□ 理学療法士 … 関節と筋肉の活用に関するプロです。
□ 作業療法士 … 何かしらの連動した動きを回復するプロです。
□ 言語聴覚士 … 発語、聴覚、嚥下能力の回復を目指すプロです。
□ 看護師 … 医師の手足として活動し、病気に関する観察と対応に優れつつ持久力回復を図るプロです。
…の4つの職種が担当します。
リハビリの出来る場所と担当できる専門職はこれでご理解いただけましたね?
さてさて、どうせリハビリを頑張るなら、誰しもが最短で楽に効率よく達成したい!そう思いますよね。
もちろん、私の福祉キャリア上、それで達成できた方はゼロなわけですが…。
努力なきところに成功なし…と言えます。
でね、リハビリの説明でご理解いただけたと思いますが、4つの職種、全部の支援を受けるには、全部に医師が関わります。
最も効率的なリハビリを目指すのであれば、医師との折衝は外せません。
そして自宅でリハビリを受ける場合、大事な点があります。
じつは、通院リハビリテーションと他の介護保険サービスの併用は出来ません。
医療保険でリハビリを受けて、介護保険でもリハビリを受けるという二重利用は禁止という決まりがあります。
どのリハビリを受けるかの判断も主治医にあると言えます。
ただ、患者さんが通院リハビリテーションを拒否したなどの安直な理由でも介護保険に回る場合があります。
しかし、医師が通院リハビリテーションでの効果が高いと勧められたならば、乗るようにしましょう。
だって通院の方が、リハビリの機器もあればお薬もありつつ、診察まで出来ますからね。
どうしても他のサービスは人力の技術のみになってしまうので同じ時間であれば効果が低くなる可能性があるのです。
リハビリ訓練の質の違いはどうなんだろう?
先にいろいろな種類のサービス事業所や所属する職種を挙げました。
いずれも医師が指導の下でリハビリが提供されます。
極論を言えば、どこも似たり寄ったりです。
だって指示書発行元の医師は主治医ですから、どの人にも同じ指示が到達しますでしょ?
出来上がるサービス提供計画書も似た物が完成して当然とも言えます。
ただ、あなたと専門職間の意思疎通は人付き合いですので、そこから質を他の専門職と比較しますと違うと感じることになるかもしれません。
例えば、右半身マヒの患者さんがリハビリを始めたとします。
Aという理学療法士は右肩の緊張緩和から取り組むかもしれません。
Bという理学療法士は右膝関節のケアから取り組むかもしれません。
Cという理学療法士は準備運動後の歩行訓練から取り組むかもしれません。
取り組み方が違いますよね?
これが看護師さんになりますと、体温、血圧、酸素濃度を計測して、準備運動からストレッチを挟みつつという計画になるかもしれませんね。
いずれの道にしましても、右半身マヒの患者さんの体のリハビリになっていますし、順番は異なりますが1年程度の期間を通してみれば似たような結果を得られることになるのではないかと思います。
お金をもらってサービス提供しますし、雇われてますからね。
働きをしっかり頑張りますって…どのお仕事も…。
言い換えると道は違えど、あなたのためにサービス提供をして健康を目指していただくスタンスは共通するわけです。
…雑談ばかりで先が見えない、何もしないようなタイプは主治医に告げて変更を依頼しましょう。
リハビリテーションの種類の中で手厚い順は?
1 病院の入院
2 通院リハビリテーション
3 訪問リハビリテーション
4 訪問看護ステーション
5 通所リハビリテーション
6 短期入所療養介護
現在のところ、私の中での尺度でいきますと、1が最も手厚く6が一番軽いという評価です。
順位付けの根拠ですけどね、
1 病院の入院や通院は計画から実践がやはり早いです。リハビリは1日も早く頑張るが鉄則です。
2 次に訪問系が来ますが、訪問以外の時間をリハビリ活用できること!このメリットが大きいです。
3 通所、ショートステイは1日に8時間、宿泊だと日数分、リハビリ以外の無駄な時間を消費します。
という判断基準から。
通所リハビリテーションや短期入所療養を選択したとして、病院並みにリハビリがあるということは、まずありません。
それどころかリハビリがない日も存在するでしょう…必ず。
ですから、リハビリを目的に積極的に展開して回復を獲得するには1~6の順位付けになります(*^▽^*)
まとめ
リハビリは一生懸命に頑張り過ぎてもダメなこともあります。
使い過ぎた筋肉は筋肉痛を起こすからですね。
鍛えまくると同時にリラックスにも注意して、疲れを翌日に残さない工夫も大事です。
またカロリーを考え栄養バランスをとって食べるのもリハビリの1つ。
再発したら元も子もないですからね。
汗をかいたら、風邪をひかないように着替えをこまめにしたり、鏡を見ながら、丁寧に専門家がいないところでも安全に反復訓練することも大切です。
あ、最後に、専門家に頼りまくったら、リハビリ成功!…これは絶対にない。
あくまでもあなた自身の努力が大部分で成功につながる!
日々のリハビリ、頑張ってくださいね(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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