介護支援専門員は訪問介護の良し悪しをどこで決める?

はじめに

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訪問介護の事業所さんの数はとても多いです。

介護支援専門員さんが利用者さんに訪問介護の事業所をオススメする時にどんな基準を持っていますか?

ここは私の選択基準をご紹介です(*^▽^*)

難しいですけどね、選んで後悔してもらってもいけませんし、後々、スタートが間違うと介護支援専門員のお仕事も増えるポイントになりますもの…。



介護支援専門員は利用者さんに訪問介護が必要な場合に事業所をどう選んでもらう?

いろんなマッチングポイントがあると思うのですけど、利用者さんに適したサービスが訪問介護一択になる場合はそもそも間違いが潜む可能性があるので注意が必要です。

と…言いますのは訪問介護の機能は3種、生活援助、身体介護、通院乗降介助があります。

いずれも環境を整える、体の動きを補助するという現状補強の観点にあるということです。

ですから、補強はその場限りになりやすく数日、開けると元の木阿弥…。繰り返し継続して同じ支援が必要になるという観点があります。

ですから、近年は訪問介護員と一緒に活動して自立してもらうという観点が協調されていますけども、料理をしてもらい食事を食べる、お風呂に入る介助を受ける、おむつ交換をしてもらう、通院車両に乗り込む手伝いを受ける…必要なことではありますけども自立に向かう、あるいは結びつく要素としては薄い、浅いと言わなくてはなりません。

ですから、一択があり得ないわけです。

組み合わせとしては自立できる活動量を担保していく為のリハビリテーションの観点を併用することが妥当になるわけです。

さて数ある訪問介護の事業所さんのどこを利用者さんが選ぶか、選んでもらう方法ですけども私としてはリストをお見せして選んでもらうことが多いですね。

ExcelやAccessのデータベースで印刷して用意してあります。

電話して、提供時間が合う合わないなどの条件を含めて受け入れていただける事業所さんにお願いしますね。

え?普通?うん、普通ですかね。

提供の手が届かないと利用者さんの課題は一向に改善しませんから、片っ端から電話して受け入れ先の訪問介護事業所を探します。

介護支援専門員から見た訪問介護の良いところと悪いところ?私の基準。

じつは私、業界で20年のキャリアがありますけども、勤務した事業所の数は7つ。

連携した事業所はそりゃもうたくさんあります。

その中で、先のリストを見せてオススメするという形から、訪問介護の数点の事業所を意図的に選別して外すことにしています。

外すポイントはいくつかあるのですけども、利用者さん選択ファーストですから、リスト内には事業所名があります。

公平性は担保しなきゃいけませんからね。

どうしてもオススメしたくない事業所さんは…、時間にルーズ過ぎる事業所さん。

10分程度の前後はよくあることですけども1時間2時間と予定を変える事業所さんは頼まなくなります。

苦情が多く利用者さんから寄せられる事業所さんもしかり。

あと個人的にはマニュアルに固執する傾向の大手企業やISO整備の事業所さんはあまり活用しない傾向にあります。

柔軟性に乏しくなりますし、利用者さんの要望が出た時に適切性をマニュアルや規格で断じる傾向があり、断じるだけでなく、先に連携してつなぎ解消を図るところがどうしても乏しいと言いますか…。

事業所の枠組みで考えるので他事業所に連携を図る構図が欠落しやすいのです。

小規模事業所は規模を大きくしたい熱意もあって、けっこう介護支援専門員へ
『今日はこうだった』『こないだこんな話をした』
など細かく情報が伝わってくるものです。

解決できない、職分から外れるネタもよく提供してくださる傾向にありますし、ご家族さんともよくコミュニケーションを図っています。

システム化されていない分、柔軟な姿勢がよく伺われる気がします。

さて、訪問介護事業所をインターネットで検索していますと、売り文句はとても多様化してきています。

心遣いや気遣いを新しくシステム化して取り込む傾向です。

訪問介護員はアプリを使って事業所に向けて提供の報告をスマートフォンから行う☞受けた事業所はパソコンで編集して予め登録されているご家族さんの携帯電話やパソコンのアドレスへ『今日のご様子』といった具合に報告する…というサービスも見つけました。
もちろん無料オプションです。

報告と言えば…。

月末に介護支援専門員へ実績の報告と共に月間の様子を書面でいただける場合があります。

すべての事業所様ではなくて一部ですけども…。

そしてその一部の方へ。

介護支援専門員はいただいた書類を保管しております。

保管しやすいように、お任せしている利用者さんの一覧表形式ではなくお一人につき、1枚でご用意いただけると助かります。

カルテに閉じれないですからね。

そして『月間、こうだった』という報告文だけであるならば中途半端です。

ケアプランに対して月間の取り組みがこうだった。

訪問介護計画の提供がこのように進捗した。

こうした内容を盛り込んでこそ、報告書面が活きることになります。

こうした報告書式もExcelやAccessを一度、作ってしまえば簡単に作成することが可能になりますよ(*^▽^*)

最後に

さて訪問介護事業所の皆様に工夫の一助としてご提案です。

私のキャリア上、そんな事業所さんには会ったことがありません。

介護支援専門員の持つケースの中に専門性の光る訪問介護事業所の様式がキラリ(*^▽^*)

介護支援専門員を実地指導した際に、それを見て目を見張る市町村や県の職員さんたち(*^▽^*)

想像するとニヤリ!

してやったり感満載ですよね(*^▽^*)

色紙を使って印字は黒一色。毎月やってみてはいかがでしょう?

どうせ作るなら、利用者さんには絵付き、カレンダー付きの両面で(*^▽^*)

訪問介護の人気はあるものの、昨今、単価が低くなるのは介護支援専門員のカルテの中だけでも他のサービスと見比べて書類面でも明らかな違いがあります。

文字数も少なく口頭報告に頼りやすいのかもしれません。

頑張りは年々、過激さを増している気もするのですけど…人間、体力には限界があるので頭脳労働の併用をオススメします(*^▽^*)

管理人
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