親子関係を解消や抹消したい思いから修復したいという思いまでいろいろあるものです
はじめに
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とある社会で成功した人の親が生活保護を受給する…。
これも1つの親子関係のあり方だろう…。
お金を焦点に見れば親不孝な子どもになるけれども、子には子の事情があるのである。
今日は親子関係って、いろいろと見てきたけど、じつに不思議ですよね。
誰もがオンリーワンの親子であり、共通点や類似点は見出せるのに、有り様は千差万別で感情の幅は嫌いから大好きまであるものです。
この幅はどうして生じるのだろう?
はぃ…筆者の考察記事です(*^▽^*)
親子関係を解消や抹消したい思い
嫌い、深く親子で憎み合う…。
じつは介護現場で巡り合い、目立つケースはこの手のタイプになる。
年老いたから、介護が必要になったから嫌われるというわけではない。
もっと長期的なスパンで、子どもに嫌われる素地や原因があって、ここぞという機会で発揮して表面化するのである。
介護放棄など虐待と言われるケースの多くに、若い頃の本人の理不尽さの跳ね返りであるケースがよく伺われることがある。
子育ての段階で理不尽な教育をすると老いて我が身に降りかかる構図。
いわゆる復讐心が芽生えてしまったり、当然の報いとして、子どもに良心の呵責や戸惑いのブレーキが甘くなってしまう。
親が子を大事にする、子が親を想う…つながりがとても希薄になってしまう親子関係だろう。
もはや他人よりも体が近い分、嫌悪感は増す一方かもしれない。
早期に別の道を模索するべきだろう…。
適度な距離感が新たな思考や学びを創出する可能性もゼロではない。
親子関係を修復したい思い
人は生まれて、誰かを愛し育てる。
生きる過程で必ず自分を大事にしてくれる身近な他人と出会う。
自らの親子関係が破綻していた場合に、反面教師的に修復が頭をよぎるタイプの人がいる。
ただ修復は相手が同じ方向に考えて成立するものであって、こじれた期間と等しいほどに時間がかかる場合があることを念頭に踏み切る必要がある。
だって、頑張って、努力したのに相手に一方的に蹴られてしまっては修復どころか、さらなる崩壊の序曲になってしまうからだ。
こうした負の連鎖を断つことと忍耐強く一歩ずつ修復する気構えがなければ、まず成功することはありえない。
親子関係に求められるものはいろいろある
よく目に見えるお金が取り上げられる。
金の切れ目が縁の切れ目とも言う。
その1つを救う手段が生活保護だろうか。
現在の高齢者の年金は多い人もいるが、少ない人が圧倒的に多いかもしれない。
介護現場で働いていると生活保護の受給者さんに出会うことは珍しいことではない。
年金が2万円程度~7万円…この層の高齢者は、とても多い。
施設では9万円台~入所が出来る。
しかし、生活保護の方はサービス費の保険部分は公費である。
もちろん食事代も補填される。
実質、施設に空床があれば入居は、費用面では確実にクリアされるわけである。
病院での入院も同様の扱いである。
でも…ちょっと問題があるのです。
生活保護であっても、公費なので費用面で問題がないとしても入院や入居には身元引受人と身元保証人が求められるんですよね。
お子さん、兄弟、いとこなど幅広く声が順次、かけられていく。
本人が原因となる悪い人生を歩んでいる場合、なかなか見つからない。
生活保護のケースワーカーや介護保険の担当ケアマネージャー、成年後見人制度の後見人がこの保証人を兼ねることは出来ない決まりだ…。
身元引受人と身元保証人の選定…親子関係が崩れていると決定にとても難儀することになる。
親子関係を大事にしたい時
親しき仲にも礼儀あり…。
誕生したその日から亡くなる最後の日まで大切にせねばならないことです。
大事に思いやり育てること、お付き合いを重ねることで良質な親子関係が育まれる。
長い歳月でもって醸成されるので、極端なブレ幅がなければ歪みもそれほど大きなものにはならないだろう。
歪みを感じたら、すぐに自らを律する厳格さも時に大切な要素だろう。
まとめ
昭和初期の頃の文献で…。
とある嫁の手記をどっかで読んだことがある。
あばら家住まいで寒風が入り込む。
工場で得たお金は全て姑が懐に入れてしまう。
小さい我が子に肌着を1着買ったところ、翌日には無くなった。
姑が嫁いだ娘の子に贈ってしまうのである。
そんな姑の所業に夫は文句も言わずに従ってしまう。
涙が出ない日はない…。
…というような内容だったと思う。
現代の高齢者の理解を深めるために昔の時事問題や文献を読んでいて見つけた記事だった。
家長制度、年功序列、嫁姑問題…いろいろとあったでしょうが、現代は少し自由な生活になったとも言えるかもしれませんね。
親も子も努力と行動で分けることが可能になりましたもの…。
でも逆に希薄な関係に思えてしまうのも寂しさを感じてしまいますけどね。
いろいろな親子関係があるもんだなぁという記事でした(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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