デイサービスといえば食事?レク?連絡帳?他に工夫はしているところは?
はじめに
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デイサービスとは利用者さんのご自宅にお迎えにいって、日中は施設で介護を受けて、夕方に自宅に送るという介護保険サービスの1つです。
ついでに医師と理学療法士がプラスされるのは、デイケアという別の種類のサービスになります。
いろんなデイサービスの特色がありますが、工夫している点は、
□ お食事?
□ レクリエーション?
□ 連絡帳?
それから…もう1点、工夫すべき点かな?と私の分析から提案の記事です(*^▽^*)
デイサービスの食事の工夫はどうしたら良い?
お食事としては、デイサービスでもいろいろな工夫がされています。
食事代は実費ですからね。
タダ!という奇特な事業所さんから、1000円以上の高額な食事まで、幅広いデイサービスのお食事の世界が広がってきました。
介護の業界でのお食事とは、利用者さんの嚥下の能力に対応して、刻んだ形態からミキサーやゼリー食までありますし、いかに利用者さんにマッチングして摂取していただけるかという工夫も肺炎予防や栄養摂取という観点から、大事なところです。
食事の世界も深いのですけど、施設の看板を背負うことから、
□ 食中毒に配慮する。
□ デイサービスの時間内で摂取せねばならない(持ち帰りダメとかね)
□ デイサービス内で調理するなど、簡単に言えば数日かけて作る料理などは出ない。
といったような課題があると思います。
え?当たり前?
そうですね…そうとも言えます。
けど、デイサービスでも施設でも、目指すは家庭の延長線であるべきだと思うんですよね。
単に一定時間、施設で過ごしてもらって、管理する対象じゃないですからね。
この瞬間的な解釈を取り違えると、介護の根本はダメになるというのが私の持論です。
デイサービスのレクリエーションの工夫はどうしたら良い?
さて、レクリエーションは各施設で奮闘されてますよね。
テーマを決めて、いろいろと実施して、結果を記録して考察文書を残す。
これが大事な流れですけども…。
ズバリ!
介護者によるその場しのぎで終わっているでしょう?っという感想ですね。
連続性、連日性と繋げることが大事であることと一週間や一ヶ月という単位での振り返りを行い、利用者さんに及ぼした効果を検証して分析して記録に残している…。
そんなビジョンを持てていた事業所さんに、私は出会ったことがありません…ね。
デイサービスの連絡帳の工夫はどうしたら良い?
そのためにも連絡帳の工夫が大事。
これって大事な記録でしてね。
お風呂や整容など提供した介護内容を記録して、ご家庭へ伝える公式文書の1つになりますよね。
特にお風呂は入った入らないで請求金額にも繋がりますので、大事です。
他に利用時間帯でもコストが変動しますから、時間枠も大事ですね。
例えば、訪問介護の複写式連絡帳を見たことがありますか?
1時間程度の提供ですけど、すごく細かいチェックリストですよね。
6~8時間のデイサービスですけど、訪問介護の6倍とかの連絡帳が、存在しているかと言うと…。
どこからどう見ても…ちゃっちいですよね。
堂々と提供した記録とスタッフの所見、伝達はご家族に伝わるように残しましょうね。
デイサービスで工夫すべき点とは?
いろいろと工夫点を書いてきたのですが、最後に 『 送迎 』 を挙げたいと思います。
運転手1名。
助手1名。
利用者さん数名。
1台の車両でこの体制が築けていますか?
たまに軽車両でマンツーマンの様子を見たりするので…。
送迎中に、いろんなお話をして盛り上がるのも良いことなのですが…。
事故リスクになりますよね?
万が一の事故時にも、助手が乗車していることで迅速な事故処理にも繋がりますし、事故時のトラブルにも適切な処置が行えるようになりますよね。
さて、そんな送迎なんですけども、助手の方、送迎中にバスガイドさん並みにレクリエーションを提供して評価してみませんか?
お話で盛り上がったとしても、記録にしないのは勿体無い。
意義ある時間を少しでも利用者さんに持っていただく。
送迎車中で、車の運行に影響されない範囲で、意図して話題・テーマを絞り、適切な記録を行うこと。
1ヶ月単位程度で記録の振り返りとまとめ、考察を行うことで公文書の充実を図ることができますよね。
デイサービスの走行日誌って、単なる利用者さん巡りの記録だったり、車の給油や走行距離記録程度なんですよね…。
もちろん備品管理として必要ではあるんですけども、利用者さんと接する時間をより豊かにするためにも、送迎時間中におけるアプローチは充実させてみても損はないと思うんですよね。
まとめ
デイサービスは家庭生活の延長に設定することが大前提です。
ここから外れることは、管理式以外の何物でもないわけで…。
レクリエーションや連絡帳、送迎といろいろなところに工夫すべき点は、たくさんあるものです。
最後にデイサービス前後の送迎におけるご家族との接点。
これを特に大事にしましょう。
家での様子を伺い、デイサービスの利用時間帯に反映する工夫を考える。
デイサービスでの工夫したアプローチを連絡帳と共にニュアンス的な違いを含めてご家庭へ伝達する。
私の中にあるデイサービスイメージを中心に、工夫点を書いてみました。
え?これまでの付き合いの事業所におすすめしたことがあるか?
ないですよ…。
介護支援専門員としてチームケアの輪がありますし…。
指摘しまくって、連携してくれなくなったら廃業ですやん?
でも、どこの事業所も食事、レク、連絡帳、送迎のいずれかで指摘ポイントは見つけられるものですよね…(*^▽^*)
誠にありがとうございました。
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